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コマツ勉強①

残念ながらとくに売りたい銘柄もないし、あまり一度買った銘柄を合理的理由なしで売却するのも好きではないので
コマツは余った生活費から、今の水準から買っていくと思います。

コマツ 2020年1月10日
株価2616円
PER13.7
PBR1.38
配当4.2%

日経平均 2020年1月10日
PER14.4
PBR1.17
配当2.0%

コマツの株価を見たのは1年か、2年ぶりかもしれませんが、このようなバリュエーションで取引されているのをはじめてみました。
コマツの株価は他のエクセレントカンパニーと同じく、とても割高であった記憶しかないためです。
コマツがこのように日経平均と同等のバリュエーションで売られているのはとても珍しいのではないでしょうか。
そしてその日経平均自体が現在バリュエーションとしてそこそこお買い得ですので、よい買い場です。
少し前の2200円をBest、とすれば、Greatと言っていい水準と思います。


まずはコマツのPBRを観察したいと思います。
なぜならコマツは最も典型的な景気循環銘柄だからです。
容易に想像がつくとおもいますが、まず何かを作る工場や設備を作るとき
土地を掘削して平らにして杭打ちをします。
最初は建設機械(ショベル)から工場ははじまるのです。
なので工場をつくろう→発注しよう→まず土地整地からスタート→建機購入
というわけで、建機の業績、株価は景気の先行をみる上で重視されます。
アメリカ人はCATの株価で将来の景気を予測します。
ですので、コマツのPERが低くなる時、利益が出てとても景気が良い可能性があります。
逆に利益がまったく出ていない高PERのとき、不景気で、コマツ株が買いかもしれません。
ですので、コマツがPER13で買えれば、素晴らしいことですが
景気循環銘柄では、信じると痛い目を見るかも、ということです。
対してPBRは簿価の何倍で売られるか、であり、そのような特性がありません。

2368.jpg

コマツの株価は長期で大きく上に振れ、下に振れます。
どのように今が上か、下か、判断できるでしょうか。

2367.jpg

まず目を引くのは、自己資本比率が安定して50%くらいあるところです。
つまりコマツはこの超低金利でも資金調達レバレッジを2倍くらいしかかけていません。
このような自己資本比率50%以下の銘柄はグレアムが推奨したものです。
なぜなら、高金利や不景気で、一気にデレバレッジが進んでも、その被害が小さいからです。
無理して借金で利益を増幅していない、ということです。

そしてBPSの素晴らしいのは、2003年以降完全に美しく増加している点です。
これはCAIの特性とそっくりです。
つまり、簿価を増やし続け、リーマンショックでも簿価を減らさない、という特性があります。
これが20年持ちたくなるエクセレントカンパニーの実力といえます。
ずっとPBR1.38で取引されたら、単純に配当を受け取りながら、どんなリターンが出るか、ということです。

簿価

コマツの株価は、ガタガタと派手に動きます、景気循環銘柄です。
しかし、簿価はどっしりとして、安定して上昇し続けます、コマツのショベルのように、ビクつかず安定した走りです。
そこで面白いのがPBRです。
2000年の0.96が20年の底です。
そしてリーマンショックでは、3.1まで噴き上がってしまっていたPBRが1.1まで暴落しました。
これは株価1/3近いですから、相当な大暴落だったのではないでしょうか。
PBRの長期平均は1.8といったところです。
ところで今のPBRは何でしょうか?1.38です。
これは本当に良い買い物だと思います。
CAIに状況が似ています。
しかしコマツはエクセレントカンパニー、超一流の世界トップ企業です。
PBRは分母が純資産、分子が株価ですから
レバレッジを退いた会社資産に対する価値に対して何倍で取引されているかです。
なので製造工場をもつような産業で底を探るための参照になります。
重厚長大産業の場合、景気の底でPBR0.5とか0.3とか行きかねない会社が多いですが
超一流の会社だから、1.1でリーマンショックも下げ止まったのです。
ところでライバルCATの自己資本比率は17%、PBRは5を超えます。
借金で大量にレバレッジがかかっているということです。
コマツは圧倒的にグレアム好みの堅い経営をしています。

もう一点、簿価で評価すると、20年間で511円→1923円となっています。
これは円建てで年間7%のリターンです。
つまり今後のコマツの未来が、今のようにエクセレントカンパニーのまま成長を続ければ
①年率7%(円)の簿価成長
②平均未満で取引されているPBRが平均値に戻ることの上昇
③年数%(現在4.2%)の配当

①+②+③がトータルリターンになる可能性が高いといえます。
つまり年平均10%台前半の株式リターンがコマツが衰退するまで期待できると思います。

成長は難しいでしょうか?
コマツは高い品質の高級建設機械として世界で評価され
売り上げのほとんどは海外で、中国とアジア周辺国は発展を続け、その次はインド開拓
そのあとはアフリカ開拓が待っています。

もしPERかEPSの長期チャートか表をもっている人がいたらぜひ譲ってください。
ネットで見つからなかったので。

今後勉強したいこと
指標でみるコマツ(グレアム、かぶ1000指標)
コマツのIoTの実力
中国建機の実力
他気づきがあれば
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コメント

https://www.macrotrends.net/stocks/stock-comparison?s=eps-earnings-per-share-diluted&axis=multiple&comp=KMTUY:CAT


macrotrendsでPERとEPSのデータが取得できます。
また、EPSなどをグラフで表示でき、銘柄の比較なども可能です。

Re: タイトルなし

ありがとうございます
良いサイトですね、助かります

> https://www.macrotrends.net/stocks/stock-comparison?s=eps-earnings-per-share-diluted&axis=multiple&comp=KMTUY:CAT
>
>
> macrotrendsでPERとEPSのデータが取得できます。
> また、EPSなどをグラフで表示でき、銘柄の比較なども可能です。

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プロフィール

靴磨きおじさん

Author:靴磨きおじさん
1984年うまれ
2011年に就職して2013年から投資をはじめる

2013年1月〜2020年1月通算成績
総資産額 35,788,437 円
キャッシュ 7,427,184 円 
リスク資産評価額 28,361,253 円
リスク資産元本 20,270,338 円
損益通算(2013年1月~)+8,090,915 円(リスク資産元本に対して+40.0%)

リスク資産運用成績
(2013年~2017年は円建て手数料税金差引後実測値)、2018年~はPORTFOLIO VISUALIZERを使用したドル建て理論値)
2013年 +20.7%
2014年 +25.5%
2015年 +0.2%
2016年 -0.9%
2017年 +15.0%
2018年 -9.7%(S&P500 -4.5%)
2019年 +31.5%(S&P500 +31.3%)

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