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ETFを使ったグローバルマクロ戦略

FCAUについての勉強 2018年6月27日

Mohnish Pabrai's Advice for Value Investors

パブライやガイスピア、そしてその手法を取り入れるブロガーの小塚崇史さんの影響をうけ、FCAU(フィアット)に投資するつもりです。
久しぶりの個別株です。
基本的に売却タイミングは彼らが売った時と同じ、いわゆるぱくり投資をするつもりです。

今回は今年の6月27日に、FCAUや相場観についてパブライが多くを語ったインタビューがあるので
自分的なポイントをまとめておこうと思いました。

・バリュー投資のアプローチには大きく2要素しかないし普遍的だ。
ひとつは市場が悲観と楽観のどちらかにあるかで、悲観的なら多くの魚がいる。
もう一つは、世界のある地域が悲観的であったり、楽観的であるときだ。
米国でミスプライスが見つからない。
しかし日本や韓国のような市場がマイナス~横ばいが長いマーケットは、みんながタオルを投げ込んだ状況であり、投資家が踏み込むべきタイミングだ。
トップダウンアプローチをしたことはないが、現在PFの米国への投資が0だ。(パブライはボトムアップ型でマクロ分析をしない)
ファンドの歴史19年の中ではじめてだ。
米国で投資対象が見つからない。
インドのような市場ではボトムアップで間違った値付けが見つかる。

・パブライはバフェットの熱狂的なフォロワーであり、以前はキャッシュポジション替わりにバークシャー株をもっていた。
しかし今はもうそれをやめた。
バークシャー株もある程度市場と連動するため、市場の調整の時、ある程度一緒に下がってしまう。
すると、せっかくの買い場でよい投資チャンスを逃してしまうので、今は現金は現金のままもっている。

・ダンドーフレームワークの根本は
大きく勝ち、もし負けても小さく、勝ちが負けの予想幅を圧倒する時にかけること。
唯一かわったのは、以前はより定量的に分析をしたが、今では質的な分析をする。
とくに素晴らしい経営者がいるなら、平凡なビジネスからですら、信じられないリターンを出せる。

・PFの集中について。
パブライは自分のように集中するマネージャーはほとんどいないと考える。
上位2~3銘柄で50パーセント近くをしめ、上位6銘柄で75%になる。

・ポートフォリオに対して行動的であることは、良いことより悪いことのほうが多い。
最も最高のファンドとは、最も売買の少ないファンドだ。

・テクノロジー(オンラインサーチツール)によってパブライの投資手法はかわっていない。
SumZeroという投資家グループの誰かが自分の調べたい企業についてレポートを書いたか、検索するときだけ使う。
ほかのパブライの投資活動は企業の公開した投資情報から判断しており、テクノロジーツールは使わない。

・現在最大のポジションはFCAUで30%だ

※注:大まかにいうとファンド規模800万(8億)ドル
FCAU269万ドル
RACE47万ドル
もしかしたら残りは全部キャッシュ?(パブライのファンドは株式現物オンリーのタイプ)
Mohnish Pabrai - Pabrai Investments

6年間保有し、リターンは+600~700%だった。
よい結果になった。
フィアットの面白いところは、将来のキャッシュフローとEPSの予測を投資家に開示するところだ。
2014年、フィアットは2018年の予測EPSは5ドルだといった。
当時株価は5ドルだったので、4年後に対して、PER1で株価が根付いているという予測だった。
一般的に、PERが1の会社に投資すればうまくいくだろう。
効率的マーケットでは会社が数年後にAをするとガイダンスすると一般的にはその通りになる。
実際にFCAUの投資家はRACEのスピンオフで巨大な利益を得た。

フィアットはほんの数週間前に(インタビューは2018年6月27日でフィアットの株価は19~19.3ドル程度)
2022年の予測を公表しました。
そこから計算されるPERは2倍です。
パブライは2022年のFCAUのPERが2になるとは思わない、ということは株価は上がるということだ。
FCA Capital Markets Day 2018/6/1
2018 – 2022 Business Plan Financial Overview
2018 – 2022 Business Plan Financial OverviewのリンクにEPS予測推移あり。
2022年EP(5.9€~7.3€ = 6.9ドル~8.5ドル)

・フィアット以外で注目できる投資先について。
インド(パブライの故郷)にとてもフォーカスしていて、インドには好機が転がっている。
米国のように市場が発展していないので、非効率的なミスプライスが転がっている。
(パブライは、米国は高IQと巨大資本のたくさんの目玉によって、もう昔のようにミスプライスが起きないのではないかと考える)
Rain Industriestypeという会社にインドでは最大のポジションを持っている。
(上記サイトでは記載なし)
かつて2015年のフィアットと同じ状況であり、2019年利益にたいしてPER1で取引されている。
PER1の株を買えば、株価は6倍にも7倍にもなる。
目の前の滑走路に向かって走っている状態だ。
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  2. | コメント:0
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