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ETFを使った株式投資

靴磨きおじさんの国別保有比率は一般的なPFと極端に違う

よんでいるかたはご存知の通り靴磨きおじさんのPFは一般的な国際分散PFと国別の比率が極端に違います。
一般的な比率であるVTと、靴磨きおじさんPFの違いをグラフで張り付けてみます。

無題4


無題3

VTのPFは半分を超える米国がリターンを決めます。
また3%しか入っていない中国や、全体で10%未満の新興国はほぼリターンに寄与しません。
ほぼ0~1%のロシアやインドが上がっても下がっても、ほとんどリターンには関係ありません。
半分以上を米国、リターンの残りを別の先進国(EAFE)が決めるように組まれています。

対して靴磨きおじさんのPFは、各16~17%入っている、ロシア、中国、米国の3か国がリターンを決めます。
また、それ以外では、20%入っているその他先進国より、30%入っているその他新興国がリターンを決めます。
とくにロシア、中国という、本来の浮動株調整後時価総額比率においてはほぼリターンに寄与しない国がリターンを決めています。また米国の影響が小さいです。
とくに中国が為替、株ともに下がり続ける現在ではアンダーパフォームしやすい構成かもしれません。

なぜこのような構成になるのかといえば
主にCAPEとPBRを基準に保有バランスが決定されているためです。
米国のCAPEは30.8
VTのCAPEは21.8
靴磨きおじさんPFのCAPEは16.8となっています。
なるべく国を分散しながら(1国比率を下げながら)CAPEを15以下目指して低く構成する、という基準で見ると
なぜこのようなPFになっているのかわかりやすいかもしれません。
ロシアがバリュエーションでよいからといって、引き上げすぎないように気を付けているということです。
低CAPE国のリターンは5~10年程度で計測すると、高CAPE国をアウトパフォームしやすい傾向があります。
もちろん未来は誰にもわかりません。

また長期のその国のCAPE中央値は平均回帰の面から重要かもしれません。
通貨が不安定で極端に債券金利が高い(通貨が弱い)国でないか、経常黒字国か、等々といったこともチェックしますがここでは割愛。
それはまたの機会に。
現在WTI原油が75ドルまで上げましたが、本来逆相関がセオリーのドルが一緒に上がっているという面白い状況です。
そのため海外かつ原油国のロシアの株価は綱引きしています。
長期平均程度のバリュエーションだと思います。
ドルと原油の、どちらかの矛盾が解消されるかもしれません。
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