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ETFを使ったグローバルマクロ戦略

新興国株式をPERではなくCAPEで見るとリーマンショックで別の風景が見える③ ~未来の見える水晶を使って米国・先進国・新興国の今後10年リターンを予言する~

新興国株式をPERではなくCAPEで見るとリーマンショックで別の風景が見える①

新興国株式をPERではなくCAPEで見るとリーマンショックで別の風景が見える②

1990年以降の傾向から現在CAPE15の新興国の今後10年リターンが実質8%、9%になる可能性が高いという記事を書きました。
ほかの国はどうでしょうか。
高卒非正規さんの使ったサイトから、現在の各地域CAPEを確認します。

CAPE ratio
米国大型 30.8(中央値16.2)
新興国 14.6(中央値16.0)
EAFE 17.7(中央値25.1) ※米とカナダを除く先進国指数です
ヨーロッパ先進国 16.4(中央値17.3)

EAFAが現在CAPE26.9で、比率も高い日本にひっぱられて高い数字になるかと思ったら
意外とフェアバリュー付近ですね・・・

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さて、現在CAPEから今後の10年間リターンをいつも使う表から確認してみると。
米国は-0.4~3.8%の間
ヨーロッパ、環太平洋先進諸国のCAPE16~18あたりでのリターンはだいたい6~8%にあつまっています。


予言
今後10年間のインフレ調整後年率リターン
米国株式 0~4%
EAFA 6~8% ※日本は4%前後
新興国8~9%

もちろんここから上に振れたり下に触れたりします
米国のリターンが15%で新興国が0%かもしれません。
しかしこの数字を再頻出の中央値として、確率として上下に分布してリターンが出現するという話です。
グランサムの言葉を借りれば「われわれは確率に投資している」ということです。


ところで以前書いた
株式益回り-各国債券利回り
からバリュエーションを見ると新興国はリスクプレミアムが不十分ではないかという問題ですが
山崎元先生のリスクプレミアム算出式を使ってもう一度検討しなおしたいと思います。
(高卒非正規さんが似たような内容のをすでに書いているので気になる人は読んでね)
上の式ではEPSの伸び率を無視しているのですが
山崎先生の考えではEPS伸び率はGDPの名目増加率で代入がほぼ可能という考えです。
これは前にGMOのページを読んでるときに、GMOも同じことを書いていたのを見た記憶があるんですよね。
なのでわりと知られた算出法なのかも。
追って別記事で書きます・・・
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