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ETFを使ったグローバルマクロ戦略

バックミラーから後方を見ればERUS太郎のポートフォリオのクソさは際立つ

レバレッジをかけたETFはそれなりに危険だと思う。
しかし一言だけ言ってあとは検討を祈ることにした。
レバレッジをかけて投資をしてもいいが全額失っても良い資金のみでするべきだろう
あとは言うことはない、さながらバフェット太郎氏のように Good Luck ! である。


さて話はかわって、最近ではバックテストデータがはやっているようだ。
自分自身についていうと、バックミラーは全く信じないのでチャートがどうとかいわれても綾波レイみたいに「そう・・・(無関心)」
とか言って終わるくらいである。

今のところバックミラーにうつったことで自分が信じていることといえば2点のみ
①とくに収益率に対する株価を中心としたバリュエーションは今後のリターンを予測する能力を持つ(これは合理的だ)
②株式はその標準偏差を正当化できるだけリターンに対する値段が低く設定されるので他の資産よりリターンが高くなる

なんと今となってはほかのことはほとんど信じていない。
小型株効果もセクターリターンも、まぐれかもしれないし、そうじゃないかもしれない程度の距離感である。
そんなひねくれもののERUS太郎のポートフォリオ、実際バックミラーで走った軌跡をみたらどうなっているのか。
おもしろいものを見せよう。

1.jpg

黄色の素晴らしい成績のポートフォリオ。
こいつはなんだろうか?
こいつはバフェットの推奨するポートフォリオ、つまりS&P500だ。
素人が投資する中では最高の選択肢といわれている。
(しかしそれもここ数年の成績がいいからだ。あとで証拠をみせよう)
次に青いちょっと残念なやつ。
あーあ、S&P500にしておけばよかったものを・・・とみる人が感じるポートフォリオ。
これはERUS太郎の現在のポートフォリオだ。
すなわち株式をロシア20:米国20:新興国40:先進国20と保有したときのリターンである。
新興国のせいで大きく成績を下げている。
最後の赤でひかれた屑みたいな線。
これはなんだろうか。
これはロシアETFである。
過去10年でみると現在のERUS太郎のポートフォリオのうち、新興国が足をひっぱり、そのなかでもロシアが
最悪の成績を残して成績を落としたことがわかる。
つまりERUS太郎は、過去10年とくに成績の悪かった新興国をとくに多くもち、ことさらその中で最悪のロシアを最も大きくポジション取りし、最も成績の良かった米国をほかの人々とくらべて大きくアンダーウェイトしていることがわかる。
なぜそんなことをするのか。

ここで少し視野を広げてみよう。
残念ながらロシアのETFはできて10年である。
過去10年間で年率-6%という素晴らしい成績を出したのはわかるが、ロシアは今までこのありさまがずっと続いてきて、未来もそうなのか。
確認手段はあるだろうか。
実はロシアは1995年からドル建ての株式インデックス指数がある。
RTSインデックスだ。
こいつは1995年の9月の価格を100ドルとして現在価格を算出するインデックスだ。
現在約1150ドルの値がついている。
ん?1150ドル?22年で11倍以上だ。
ロシアは暴落のイメージしかなかったが、思ったよりよくないか?
計算してみよう。
なんと・・・ロシアのこの22年+3か月の株式リターンはドル建て年率11%+配当である。
おそらく13~14%だ。
これはもちろんS&P500のドル建て7%+配当(620ドル→2670ドル)よりはるかに良いし、世界主要国でも最高レベルのリターンだ。
しかしみなさんはこう言うだろう。
バックミラーなんてみても過去の成績は未来を保証する根拠になどならないと。
その通り。
それが自分の言いたかったことだ。

ではなにを参考にすればいいのか・・・
バックミラーはみないといったが、少しだけ参考にしている点がある。
つまり、近年世界的な株価の回復の中で、企業利益は十分上昇しているのに株価の回復が不十分なチャートである場合
PERが世界平均と比べて下方に剥離している可能性があるということだ。
これこそがERUS太郎が新興国をオーバーウェイトし、その中でもとくにロシアを大きく持つ理由である。
しかし新興国はとくに1国あたりのリスク(標準偏差)が極端に大きくなるため
1年1回程度のリバランス(上がった分を売り、下がった分を買い足す)そして、国の分散が大事だと考えている。

最後に、逆張りが大好きなジム・ロジャーズが11月末になぜロシアをオーバーウェイトしているか、書いた文章を紹介しよう。
The Reason Why I'm Investing in Russia

In my experience I have learned that if you find something that's hated, that has a lot of value and things are getting better you probably will do fine and that's why I'm investing in Russia. (Market Vector Russia ETF Trust (RSX), iShares MSCI Emerging Markets Index ETF (EEM))
わたしが経験によって学んだことだ。何かがとても嫌われているとき、それは大きな価値をもち、それの状況はどんどんよくなり、あなたの投資はたぶん成功する。だからロシアに投資している。

推奨は資産規模の大きいRSXだそうだ。
ERUS太郎は名前の通り、より嫌われたエネルギーセクターの比重が高くクソみたいな値段がつけられたERUSを好んでいる。(しかし夏に買ってからすでに20%あがった)
様々な人が言葉を変えていっているが、結局発想は一緒で、オーソドックスだし共通しているように見える。
何かが嫌われたとき(ロジャーズ)、ほかの人が逃げたとき(バフェット)、価格があがらないとき(ダリオ)、悲観されて誰も買わないとき(テンプルトン)、それを買うにはとても良い時期だ。
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