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ETFを使った株式投資

バフェット太郎氏の投資の妥当性と彼がブロガーの大部分に長期成績で勝つのではないかと思う理由

実はバフェット太郎氏の投資法は悪くない。
最近バフェット太郎氏の投資法が揶揄されていることを見ることが多くなった。
人気者の宿命だろうか。
突っ込みどころは主に、市場へのアンダーパフォームや大型高配当銘柄への是非というものだ。
自分は何かが悪く言われるとそっち側につきたくなる。
そこで今回バフェット太郎氏の投資法の良い点をいくつか羅列しよう。
(文章が長くなってしまうのでなるべく簡素に書きたいけど・・・長くなりそう・・・)


まず彼は売却しない。
その時点で投資ブロガーの9割に勝っている。
まず客観的に考えて少なくとも9割以上のブロガーに長期で市場平均をアウトパフォームするほどの銘柄・ETF選定能力はないだろう。
(もちろんぼくもない)
ほとんどの人が長期で税金や売買手数料を考慮しなければ市場平均前後に収まると思われる。
みんながドングリの背比べと考えると売却が少ない順に成績は良くなるだろう。
自分自身のリターンを市場平均から劣後させている要因をいろいろ観察してみると、ぼくの場合も完全に原因は売却だ。
その点で彼は売却しない精神力を持っているので圧倒的に強い。
彼が真価を問われるのは次の暴落時期だがそこで入金ペースを維持できれば勝利するだろう。


次に先日ブログでも触れていたが等価荷重を使用しているのが強い。
等価加重はグリーンブラッドの分析によると長期で2%程度市場をアウトパフォームするとされている。
なぜなら値下がりしたものを自動的に買い足すので定量的なバリュー戦略になるためだ。
(構造はドルコスト平均法に似てますね)
ただ新興国等価荷重ETFが新興国時価総額荷重ETFに劣後しているデータから確証のあるものではないが・・・
しかし10銘柄程度の等価荷重は1銘柄が奈落の底まで落ち続けたときにそのナンピンとともに沈んでいくリスクをもっている。
そこで1銘柄への投入上限をサーキットブレーカーとして設けたほうがいいかもしれない。


次に彼の増配銘柄戦略だが、現在これらは市場平均より弱い。
もちろん一般人は市場平均より短期で強い銘柄に飛びつくのでみんながFAANGとやらに飛び乗って彼を馬鹿にするだろう。
しかしリターン差が開くほどバリュエーション差も開き、低PERを維持する増配銘柄はお買い得になっていく。
つまり彼は今、刻一刻と安くなっていく銘柄に資金を毎月投入し続けている。
つまりぼくはそもそも安い国をあさるタイプなので戦略が違うが
米国株内で見れば彼のほうがバーゲンハントを実施しているようにみえる
次々と人が離れる銘柄群に積立を続ける彼は長期で報われるかもしれない。
少なくともPERが長期平均の16を切ってもこれらの銘柄に積み立て続ければ長期ではよい結果になるだろう。
一点気になるのはその銘柄数だ。
10銘柄は少ない。
少ない銘柄数はリターン爆発銘柄を取りこぼす可能性があり、今年のS&P500のFAANGやダウのボーイングのように
非常に一部の爆発銘柄がその年の指数の大部分を稼ぐことでインデックスは構成されるため
彼のリターンはリターンの平均値ではなく中央値に近づきすぎる恐れがある。
これはなんの話かというと、あるところに10人の集団がいて、9人は年収200万円で、1人だけ年収2200万円だ。
この集団は平均年収400万円だが年収中央値は200万円になる。
ぶっちゃけ少数銘柄を保有した場合、リターンにもこれと同じことがおきると研究でわかっており
この2200万円のサラリーマンを確実に取り込む銘柄数でないと指数に劣後する可能性が高い。
ではどのくらいの銘柄がよいかというと、歴史的にダウがS&P500と似たり寄ったりなことから30銘柄くらいはあったほうがいいと思う。


またこのような上昇局面でグロースに資金を投入せず、アンダーパフォームするバリュー銘柄に資金を置く彼は愚かだという意見も読んだことがある。
個人的にはそうは思わない。
なぜならバリュエーションが高値にあるときは来る下落・調整で下に引っ張られないようにベータが1より小さい銘柄のほうが良いだろうし、バリュエーションが低値にあるときは上昇で平均より大きくあげるためにベータの高い景気に連動する銘柄が良いと考えるからだ。
とすると彼の銘柄選択も合理的に見える。
はやく熱狂する人々の群れから離脱しただけという話だ。


最後に彼のその狂気じみた一貫性を強さにあげたい。
他人の言うことを聞かず、主張はまったくぶれずに一貫し、ほかの投資法を愚かだと考え
まったく手法を変えない頑固者。
もしこんな人物がいたら投資家としては最高だ。
最悪なのは人の言うことを聞き入れて右へ左へふらふら銘柄を変えたり売却したり
モメンタムだバリューだチャートだと目移りするものだ。
自分自身、つきつめると
・資金のなるべく多くを株式で保有する
・売却を極限まで減らして経費率を下げる
・地域分散はするがPERとCAPEとPBRの安いものから優先で買っていく
ここをいかに突き詰めるかだと思うし投資をはじめた5年前からあまり方針が変わっていない。
自分の場合、結局さまざまな本を読んで様々な理屈を見ても単純に安いものを買ってホールドしていればよいだろうという根本の単純な戦略は変わらない。
どのくらい頑固になれるかが投資家の強さだと思う。
(ちなみに僕や彼の話をするわけじゃないけど性格の良さと投資家の適正は全く比例しません)
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