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ETFを使ったグローバルマクロ戦略

ERUSの保有割合をノーセルリバランスで少しだけ減らしたい VPLを買い増すなら日本のCAPEが気になる ETFの割安判断におすすめのサイト紹介

ERUS太郎なのにERUSの保有割合を下げることにしました。
それだと何太郎やねんという感じですが・・・

具体的にはロシア株式の比率を今のETF内での20%→15%程度に下げようと考えています。
ただ時間をかけて、ほかのクラスの買い増しで減らします。
5%分増やすのを新興国(VWO)にするか、アジア太平洋(VPL)にするかは考え中・・・
分散してアンダーウェイトして持ちつつも、なるべく割高に感じる米国とヨーロッパ(VOO・IJR・VGK)をアンダーウェイトしたいので
買うならVWOかVPLですが・・・

VPLと日本のバリュエーションに思うこと
VPLに関してはメインをしめる日本株式のPEとPBが十分に低いにもかかわらずCAPEが27とべらぼうに高い点を
どう見るかで非常に迷いますね。
つまり過去10年の日本企業の利益がクソだった(今はとてもいい)ということなのですが
CAPEというのは過去10年を使うことで景気循環の影響をなくした今のPEを見るという考えの数字ですから
CAPEが指し示す日本は「今は利益がとても高くPEが下がっているが景気の悪い時期も含めると現在割高である」
という数字になるかと思います。
日本がもし今後も今のような企業利益を継続できるなら、今はPE15以下なので十分リーズナブル、となるし・・・
判断が難しい。
またVPLはほかの主要国がオーストラリアと韓国ですが
オーストラリアは歴史的なアベレージのバリュエーション近辺(ほんの少しだけ高い)、韓国は安い。
なのでVPL自体はCAPEが高くなる以外は、PEもPBもリーズナブルな値を付けています。
VPLの日本比率が60%なのですが、せめてこれを40%以下程度まで落としてくれれば
分散の意味からも買いやすいのに・・・という悩ましいところ。

ロシアの保有割合と標準偏差に思うこと
もともとロシアを当てているサテライト戦略の部分は最大でETF全体の20%、と決めていました。
この20%は一国の地政学リスクや価格変動リスクを受け入れすぎない、また経費率を上げすぎないのが目的です。
そしてロシア以外に良いと思える基準のもの(CAPEとPEが7.5未満でPB1未満というERUS太郎特有の基〇外ライン)ですが
今はロシア以外で見つからないので、ロシアを20%の上限いっぱいまで買い足しました。

はなしそれますがETFのバリュエーション判断でおすすめはここです。
PEでみたお買い得ランキング
もちろんERUSも3位にランクイン。
そして各銘柄はこれを見ます。
YcahrtのERUSのページ
このURLのティッカー(今はERUSになってます)を自分の見たいティッカーに変えると見れます。
僕がみるのは現在のPEとPB、予測PE、ROA(ROEより好き)くらいですね。
ROAが適切な高さで将来PEとPBが激安ならピンときます。訳ありワゴンセール品です。

さて話を戻します。
いざその比率で持ってみると、ロシアはそれをするにはちょっと価格変動が大きすぎるかな・・・
としっくりこなかったので、ゆっくりほかの資産の買い増しで、ロシアを15%くらいまで下げることにしました。
自分にとってはロシアの価格変動は、ETF全体の15%、資産全体の10%くらいの保有が、気にせず保有できる(体感の)量に感じるという話です。

ロシアの価格変動リスクとはこれです。

RTS指数

みての通りロシアは3年間で500ドル→2500ドルと5倍になったり、それが1年間で2500ドル→500ドルと1/5になったり
主要国の中でもっとも標準偏差が大きい動きをする株価指数と言われています。
理由は国そのものの信用のなさと完全にエネルギーに依存した産業構造からです。
それはもちろん知ってて投資していますが、実際自分で持ってみて、もう少し少な目の比率のほうがしっくりくるなと思ったので少し減らすことにしました。
こういった指数を持つときは、少なすぎず、多すぎず、絶妙なペースでのリバランスが大事になるかと思います。
大きく値上がりしたところで利確して、大きく下がったところで買い増すことが大事ですが
リバランスをハイペースにしすぎると無限ナンピンで資金が延々と溶けることになりますね。
ロシアの上がり下がりのテンポが1年~3年くらいに見えますから、1年程度が適切ではないでしょうか。
ナンピンで延々と資金が溶けるのに恐怖を感じるなら3年1度程度のセルリバランスが良いでしょう。(もちろんこの場合は高値利確・安値買い増しの効果は1年1回より大きく下がります)


いずれにせよとくに価格変動リスク(標準偏差)の大きい指数を持つときほど、1つの指数を大きく持ちすぎず分散すること、リバランスを(頻繁にしすぎずに)定期で行うのがポイントになるかと思います。
たとえぼくのように新興国に大きなポジションを持っていても、十分に国を分散していれば
新興国60:先進国40というポートフォリオでも標準偏差は22程度なのです。
(意外と先進国100%の標準偏差19と大差なしと思いませんか?)
標準偏差22ですと
2σ(期待リターンに対して円で44%の下落)が起こる確率が下振れ側に2.3%
3σ(期待リターンに対して円で66%の下落)が起こる確率が下振れ側に0.13%
わずかこれだけです。
計算上はねw
意外と知れてると思いませんか?
自分自身は数年〜10年単位では2σを、死ぬまでに1回くらいは3σを食らうんじゃないかな程度にみてます。
こういったときに、いくらロシアがお買い得で好きといっても
ロシアは標準偏差で40だか50だか知りませんがとんでもなく高いでしょうから
一定以上は持たないようにして株式全体の標準偏差を上げすぎないように(なるべく20付近まで下げられるように)と考えてます。


※シーゲル二郎さん
記事での紹介ありがとうございました。
こんなに人からこのブログプッシュされたのはじめてです。
しかしこれからもブログ村の米国株ランキング100位くらいに定住することでしょう。
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コメント

こんばんは。
最近ブログ拝見して面白く読ませていただいます。

アジア太平洋を検討されてるとのことでしたので、株式は初心者でひよっこですが、国際政治情勢の観点から少し考えるところがありましたので意見を失礼します。

というのも北朝鮮を引き金に紛争に発展する可能性が否定できない状況だと思いますので、韓国は避けた方が良いような気がしています。もし平和裏に南北統合されるようなことがあれば別かもしれませんが…。
有事の際に東南アジアの経済はどうなるのか?日本が当事国になった場合は?大戦の可能性もある?と、もちろん可能性の低いたらればの話ですがなにせ隣国が弾薬庫のため、そこになけなしの資産を投じることにはリスクを感じています。

一方でプーチン大統領にとってはロシアの悲願たる経済復興こそが国家の安全保障になる1番の眼目ですし、それに協力できる数少ない国日本のトップが安倍総理の今こそ日露が協力した未来を開ける可能性があること、米トランプ大統領が親露かつナショナリストと、プーチンのロシアにとり奇跡的な好環境のように思えます。政治的に下げられた原油価格も底の可能性もあります。
こちらのブログを拝見するまでロシアに投資する概念自体がなかったのですが、改めて考えるとロシアに掛ける価値はあるのではないかと感じていますので、ポートフォリオに5%~15%ほど入れようか思案中です。

  1. 2017/11/29(水) 20:24:18 |
  2. URL |
  3. 猫父 #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

猫父さん

大変興味深いコメントをありがとうございます。
長らく返信せずすみません、考えさせられるコメントなのでどう返信しようか迷っていました。
おそらく猫父さんにとっても興味深い(一般的意見と違う)返信になると思いますので記事のほうみてください。

> こんばんは。
> 最近ブログ拝見して面白く読ませていただいます。
>
> アジア太平洋を検討されてるとのことでしたので、株式は初心者でひよっこですが、国際政治情勢の観点から少し考えるところがありましたので意見を失礼します。
>
> というのも北朝鮮を引き金に紛争に発展する可能性が否定できない状況だと思いますので、韓国は避けた方が良いような気がしています。もし平和裏に南北統合されるようなことがあれば別かもしれませんが…。
> 有事の際に東南アジアの経済はどうなるのか?日本が当事国になった場合は?大戦の可能性もある?と、もちろん可能性の低いたらればの話ですがなにせ隣国が弾薬庫のため、そこになけなしの資産を投じることにはリスクを感じています。
>
> 一方でプーチン大統領にとってはロシアの悲願たる経済復興こそが国家の安全保障になる1番の眼目ですし、それに協力できる数少ない国日本のトップが安倍総理の今こそ日露が協力した未来を開ける可能性があること、米トランプ大統領が親露かつナショナリストと、プーチンのロシアにとり奇跡的な好環境のように思えます。政治的に下げられた原油価格も底の可能性もあります。
> こちらのブログを拝見するまでロシアに投資する概念自体がなかったのですが、改めて考えるとロシアに掛ける価値はあるのではないかと感じていますので、ポートフォリオに5%~15%ほど入れようか思案中です。
  1. 2017/12/04(月) 02:13:24 |
  2. URL |
  3. iシェアーズMSCIロシア・キャップトETF太郎 #-
  4. [ 編集 ]

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