iシェアーズMSCIロシア・キャップトETF太郎のETF投資

過去9年間の地域別PERの推移から割安割高の傾向が見えないだろうか 自分でグラフを作ってみた!

株式投資は趣味として好きです。
いろいろ学んだり、実践したりできて、面白いです。
また、これが仮にゲームでも面白いでしょうが、自分のお金が増えたり減ったりすることでより面白さが増しています。
そこが自分と、完全に資産形成目的でやっていて、このゲームそのものには興味を持たない人の差かと思います。

わたしのインデックスには、地域別のPERが毎月更新されます。
その地域の分け方というのが、ちょうどバンガードの地域別ETFの分け方と共通です。
(カナダが抜けてしまうとか、韓国をどこに入れるか、とか細かい違いはあるかもしれませんが)
わたしのインデックスの地域と、対応するバンガードETFは以下のようになります。
アジア・パシフィック→VPL
ヨーロッパ→VGK
北米→VTI(ただしカナダが抜ける)
新興国→VWO

というわけで、2009年後半からPERのデータがあるので
2009年~2017年の9年間の各地域のPERを3ヶ月ごとにグラフにプロットしてみました。
こういうのメチャクチャ好きです。
楽しいです。

G1.jpg


まず緑が世界平均です。
2011年頃に14くらいから現在の20までぐぐぐーーーーっと上がっているのがわかります。
世界平均を超えたところを伸びていく赤がアメリカです。高い!
世界平均とほぼおなじあがりかたをしている灰色がヨーロッパです。
そして常に平均より下にいる青が新興国です。
とはいえ12程度だったPERは15前後まであがってきました。すでに新興国も並のバリュエーションです
そして最後に、おもしろい推移をしている黄色が、アジアパシフィック先進国です。
2010年代中盤までは世界より割高だったPERが、下がり続けて、今は新興国と同じ15まで落ちてきました。
もしかしたらアジアパシフィックはお買い得かもしれません
ただアジアパシフィックの指数は60%が日本なので注意が必要です。
また、CAPEで見ると日本のPEはかなり高値になるので、そのあたりも含めて要注意かもしれません。
ぼくは日本を60%含んでいるとどうしてもPER15くらいじゃオーバーウェイトは怖い!
とはいえ中立ポジションとみてVPLも保有しています。

グラフからわかるのは、米国がとくに高いとはいえ、世界中高い!ヨーロッパも十分高い!
新興国もすでに割安と言える水準からは脱しました。こわいけどバイアンドホールドだから株式を買う。そんな状況です。
仮にPERが世界的に15程度を適正水準とすると、25%程度のディスカウントが必要ですね。



つぎに、ピクテの資料をみて得たアイディアです。
彼らは「相対的割安度」をよくグラフでみています。
株式はぜんぶ高いけど、相対的にはどこが安いのか!
ピクテから学んだことを自分なりにグラフで表してみました。
対象地域PER/同時期の世界平均PER
これでプロットすることで、同時期の他の地域に対して安いか高いか、を可視化してみました!

G2.jpg

真ん中のまっすぐのびてる緑の1の線が世界平均になります。
世界平均=1ですね。
他の地域の色もさっきのグラフと一緒です。
アメリカは過去9年間、安定して世界より高い!期待が高く、また毎年株価が上昇しているのですごいスピードで企業の利益が増加しているということです。
ヨーロッパはもともと平均より低くPERが付けられていたのに、この9年間で世界平均PER程度まで値上がりしたのがわかりますね。
そしてここでもアジアパシフィックは元々世界平均より高いPERで評価されてたのが、どんどん割安になっているのがわかります!
グラフ通りならいまのアジアパシフィック先進国はお買い得ですが、30年間にわたる日本の株価停滞と少子高齢化をどうみるか。
このあたりがポイントになるかと思います。
新興国は世界平均に対する割安度はずっと一定のままであることがわかります。
つまり世界的な株高にぴったり添って新興国も上昇したということであり
PER上は先進国に対する相対的な割安度はずっと変化なしですね。
つまり相対的には変わらずお買い得です。


こういう手作りグラフみたいな記事は一番おもしろいです。
やっぱり自分の場合は投資が趣味なんだな~と思います。
相対的割安度でみる手法をピクテが多用するので、とても勉強になりました。
自分でも取り入れていきたいですね。
スポンサーサイト
  1. 株式投資に関する疑問
  2. | コメント:2
<<投資手法の難易度とリターンのあいだに相関関係はない | ホーム | なぜインフレ調整後の株式リターンとPE ratioは等しくなるのだろうか>>

コメント

相対的にはずっと新興国が割安なんですね。
あとギリシャ危機、イギリスEU離脱の時がヨーロッパの買い時だったと。
アジアは2014年の中国ので下がってますね。
とても参考になりました。この図は重宝させていただきます。
  1. 2017/09/25(月) 21:51:23 |
  2. URL |
  3. ともちー #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

やはりこういったグラフを見ることで見えてくるものや傾向が感じ取れることがありますね。
本当は最低20年、できれば30年分あれば、もっと非常に面白いものになったと思ったのですが、残念です。
参考にしていただきとてもうれしいです。
Youtubeの日本のピクテの動画ではこういった国間の分析を(もっと多量のデータで、専門家が、より詳しく理論的かつわかりやすく)する非常に優れた動画が多々あるので本当におすすめです。


> 相対的にはずっと新興国が割安なんですね。
> あとギリシャ危機、イギリスEU離脱の時がヨーロッパの買い時だったと。
> アジアは2014年の中国ので下がってますね。
> とても参考になりました。この図は重宝させていただきます。
  1. 2017/09/26(火) 10:46:44 |
  2. URL |
  3. 靴磨きおじさん #-
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する