iシェアーズMSCIロシア・キャップトETF太郎のETF投資

世界で最もリスクの高い株式市場とは?(WSJ ロシア株投資について)

自分の投資根拠の一つである最重要記事で、そのうち消されてしまうかもしれないので今のうちにメモで残しておきたく・・・
※この記事の著作権はWSJおよびJOE LIGHT氏でありわたしはこの記事を自らの営利目的には使いません

世界で最もリスクの高い株式市場とは?

By JOE LIGHT
2014 年 3 月 24 日 18:27 JST

一国の株式市場がこれほど下がることはめったにない。しかし、より妙味を求める投資家は丈夫な胃が必要だ。

 ロシアの代表的な株価指数であるRTSは年初から21%安となっている。ウクライナでの危機の高まりが西側諸国からの制裁や武力衝突につながるとの懸念から売られている。

 投資家の多くは様子見姿勢を崩し、ロシアから資金を引き揚げている。マサチューセッツ州ケンブリッジに拠点を置く調査会社EPFRグローバルによると、今年に入ってロシア株にほぼ特化した上場投資信託(ETF)や投資信託からは6億ドル(約610億円)以上が流出した。

 様子見を続ける余裕のある投資家は、地政学上の動きを受けて大幅に割安な水準で取引されているロシアをはじめとする国々の株式への投資で高収益を上げることができるかもしれない。

 多くの投資家は主要指標として、株価をインフレ調整後の10年平均利益で割った数値を使っている。この指標には、利益の測定期間を長くすることで景気循環が利益に及ぼす影響を排除するという狙いがある。

カンブリア・インベストメント・マネジメント(CIM)によると、この手法による2月末時点のロシアの株価収益率(PER)は6.5倍。これに対して米国のPERは25倍だ。

 CIMは1980年から各年の年末に44カ国の長期的PERを測定しているが、市場別・年度別の累計800件のデータの中でPERが7倍を割ったことは28回しかない。

しかし、そのようにPERが低いときに行った投資は十分な収益を上げている。CIMによると、PERが7倍を割り込んだ翌年には、その国の株式市場の平均収益率は31%となり、その後5年間の年間収益率は21%となっている。

 例えば、アイルランド株の13年年初時点のPERは5倍だった。iシェアーズMSCIアイルランド・キャップトETF  の昨年の収益率(配当を含む)は46%に上昇した。

もちろん警戒すべき重要な点も幾つかある。割安だった国の株価が回復せずにさらに下がることもある。例えば、13年1月末時点のロシア株のPERは7.5倍だった。

 2月末時点でPERが7倍を割り込んでいた国はロシアとギリシャ(4.3倍)だけだった。ハンガリーは7.9倍、オーストリアは8.8倍だった。(ウクライナのPERは調査対象外)

 地政学上の危機に直面する国の株価がそのまま回復しないことも時折ある。1917年にロシア革命が起きて以降、同国には70年以上、株式市場が存在しなかった。中国でも共産党が1949年に勝利した後に、民間の資産は没収された。

多くの投資顧問会社は現在でも汚職や、資本規制によって投資収益を帳消しにされるのではないかとの懸念から、ロシア株への投資を全面的に控えている。

 ロシアやギリシャの株式に特化したファンドのコストは比較的高い。年間経費率はマーケット・ベクターズ・ロシアETFが0.62%、iシェアーズMSCIロシア・キャップトETFも0.62%、グローバルX FTSEギリシャ20ETFは0.65%。モーニングスターによると、世界の株式に投資するETFの平均経費率は約0.58%だ。

 それほど高いリスクを取れない投資家には、分散型の新興国ETFに投資するという道もある。ポートフォリオの約6%をロシア株に投資するバンガードFTSEエマージング・マーケッツETF  の経費率は0.15%だ。
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