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ETFを使った株式投資

2018年9月 投資方針

運用ルールの文が長くなってしまっていたので大幅に簡略化しました
うまくいったと思います

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長期投資方針

①高リスク資産では株式に投資し、米国/先進国/新興国の低コスト指数商品に分散して買い持ちする

②CAPE、PBR、企業利益成長率といった指標で地域を重み付けする

③目標とする重み付けと大きくずれた場合、毎年12月に売却によりリバランスする

④買付は年4回(3月6月9月12月)とし、株価を日常見ないよう努力すること

⑤特定の個別株や特定国株への投機的パクリ投資をする場合はリスク資産の10%~20%とし期間を決める

⑥低リスク資産の投資先は日本円および日本国債、もしくは分散対象としてゴールド・先進国政府債・インフレ連動債とする

⑦低リスク資産へは就業期間で生活費2年分以上、リタイア後で生活費7年分以上を割り当てる

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短期投資方針

・高リスク資産の50%~60%を新興国株へ投資する(GMOのパクり)

・米国株への積立を十分バリュエーションが下がるまで止める

・FCAU
高リスク資産の10%~20%
投資期間2018年8月~2023年前半
目標株価2023年前半40ドル(2022年EPS予想5.9€~7.3€ = 6.9ドル~8.5ドルより)
売却判断パブライ・スピアの売却
パクリ元↓
パブライのFCAU投資判断

・ERUS
高リスク資産の10%~20%
投資期間2017年8月~2022年8月
目標株価:新興国株式指数のバリュエーションへの接近
却判断2022年8月 or GMOやピクテのロシア株式への弱気転換 or バリュエーションの上昇
パクリ元↓
2018年4月GMOがSberbankとGazbromをオーバーウェイト
CAPE7未満の国は5年平均年率リターン21%
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  1. 投資指針
  2. | コメント:4

2018年9月ポートフォリオ

持株会をうって、VEAと新興国株を買って、積立NISAも買って、という整理が完了したので久しぶりにPFを載せます。
ガイ・スピアの書籍で生かしたいことから、今後はPFの整理・チェック・買付を年4回にしようと思っています。
なるべく少ない回数にしたいですが、もしかしたら年1回or2回程度でも、各株価をきれいに拾えるかもしれません。
要調査と思ってます。
というわけで、今回調べたら、次のPF整理・買付は12月中盤~後半と思います。
そのときまでに就職して職があれば一番いいですね。(入金できるので)


投資歴は2013年1月にはじめたので5年と9か月です。

総資産額 33,037,683円
キャッシュ 4,580,307円
リスク資産評価額(IDECO・積立NISAを含む) 28,457,376円
リスク資産元本 23,184,276円
損益通算(2013年1月~) +5,273,100円(リスク資産元本に対して+22.7%)
ただしこの通算損益は証券口座の入金額と現在評価額から割り出しており
各種支払い済み税金、支払済手数料、キャッシュバックキャンペーンなど全て盛り込んだ通算損益です


一番いいとき(2月?)に円建て通算損益が̟+650万円~700万円でしたので最高値からは下がっています。
とはいえ新興国株式の急落のわりにあまり変わってません。

リスク資産PFの現状(目標値) IDECO以外
FCAU 15.4%(10%~15%)
ERUS 15.0%(10%~15%)
VWO・Slim新興国 44.7%(40%~45%)
VEA 7.4%(10%)
IJR 9.1%(7.5%)
VOO 8.6%(7.5%)

引き続き、新興国株の比率を60%以下に保ち、先進国株ではVEAを買い増ししていきます。
  1. ポートフォリオ
  2. | コメント:4

あのシェリル・ノームとランカ・リーがついに米国株参戦を表明


じゃーんじゃーんじゃーんじゃんじゃーん・・・
じゃーんじゃーんじゃーんじゃんじゃーん・・・・・・



株を売買(まわ)せ New York Stock Exchange(せかいのまんなか)で
Tweet(くしゃみ)すれば どこかの新興国で通貨が乱舞

君が守る売買ルールデタラメ
恥ずかしいNarrative Economics(ものがたり) 
舐め腐っても株式は強い

(相場で)生き残りたい
(相場で)生き残りたい
(相場で)まだ生きてたくなる
ブログの導き(かいあおり)で 
いま、変な株掴んだ

(相場で)生き残りたい
(相場で)途方にくれて
資金溶けてゆく
本気のナンピン見せつけるまで
わたし株やめない

モメンタムはやがてインフレへ向かうだろう
高金利 この地球(ほし)のマーケットを襲う
含み損を飲んだ口座がつらい
根拠なき物語(Narrative Economics)暴騰する市場の死まで

(相場で)生き残りたい
(相場で)生き残りたい
(相場で)まだ生きてたくなる
ブログの導き(かいあおり)でいま、変な株掴んだ

(相場で)生き残りたい
(相場で)途方にくれて
資金溶けてゆく
本気のナンピン見せつけるまで
わたし株やめない


損しに株買うの?(煽り)
損しにここにいる?(煽り)



狂気の相場 祈り捧ぐよ
株を愛してる
ツイッターの導き(かいあおり)で

(相場で)生き残りたい
(相場で)まだ生きてたい
株を愛してる
本気の退場見せつけるまで
わたし株やめない

参考動画
  1. クソ記事
  2. | コメント:0

無職が考える再就職のための企業の点数付け

無職暇です
暇ですね
ついに仕事に行かなくなって120日程度が経過しましたが
海外旅行、日本南端までの旅、ロードバイクと、毎日のアマゾンプライムや読書
やりたいほうだいやってましたが飽きてきました
そろそろなんかしないと暇で暇で
消耗しまくる社畜もう無理って思ってたのに止まったら止まったで死ぬ回遊魚なのかもしれない

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そこで再就職に興味が出てきました
そろそろまじめに就職考えます

前の職の失敗から、2本の軸の点数付けを意識していきます。
①年収
②労働内容

このふたつです。
前の職業は
①年収100点
②内容0点~20点
という状態で働いていたのです。
しかしこれでは持続不可能と気づきました。
そこで無職中に
①年収0~20
②労働内容80点
というのを考えてみました。
よくバフェットやジムロジャーズなんかが、収入よりとにかく好きを仕事にするように、と書いています。

ところが、自分の人生の中で、すでに投資は労働と同じくらい重要でやりがいの大きい目標になっています。
つまり、年収満足度を0に近づけるのは、2個のやりがいのうち
1個の入金力を落として、投資の満足度(資産規模が大きいほど良い)を大きく下げます。
なので、年収も最低限はキープしなくてはいけないと気づきました。
そこで、①と②の両方で、60点(最低合格点)以上の仕事をみつけたい、と思いました。

①年収(60点以上)
60点 年収500万円

100点 年収1000万円以上

年収500万円
(手取り400万円)なら、年に150万年か200万円を投資に充てることができます。
これが自分の投資に入金して満足できる最低限のラインです。
ところが以前のように1000万以上をもらって、②を下げるのはいいことではないと気づいたのです。

②労働内容
②-①労働時間・休日
60点 21時までに終わる 土曜出勤程度
100点 定時~19時終わり 土日祝日休み

②-②勤務地・雇用
?点 第一希望 日系海外赴任・長期出張
?点 第二希望 外資系日本支店
?点 第三希望 日系日本勤務

②-③業務内容
60点 前職と他業界・受注側じゃない・興味のもてる仕事
100点 興味のある仕事・顧客側

②-④他
企業規模 大手のほうがいいが中小可(グローバルニッチトップが魅力か)
業務内容 マルチタスクよりひとつのことに集中できるような仕事


ほかにもあるか考え中です
こういうのでリストをつくり、自分の適性を考えながら面接受けるつもりです
考えるより慣れろで、さっそくぼちぼち面接受けるのも手かも
  1. 投資雑談
  2. | コメント:2

持株会を売却した310万円で、新興国株とEAFE株を一括購入しました

久しぶりに株式購入しました。
ご存知の通り最近ずっと無職をエンジョイ中なので入金がなく、株式を買えないのですが・・・
(日本を旅したり、海外旅行したり、ロードバイク買って乗って怪我したり、好き放題やってます)
310万円というのは前の会社の持株会の解約です。
やっと解約出来て現金になりました。
110万円の投資で310万円になって帰ってきたのでトリプルバガーなんですよね。
もっとほしいよねこういう幸運。

それでこのお金なのですが、株式にリレーしました。
新興国株式→株式全体の60%に設定している上限に到達するまでめいっぱい買付。
先進国株式→米国は買わないでEAFE株を買う
ロシア株式とフィアット株→すでに自分の考える上限いっぱいまで持ってるので買わない

というわけで
40万円 Slim新興国株式
60万円 VWO(40ドル代後半)
210万円 VEA(42ドル代後半)
昨日買えました。
本当は一昨日、米国と中国が貿易に関するすり合わせ再開のニュース流れたので
そのときすぐ買いたかったのですが、マネックスでドル転に1晩かかったもので、2~3%取得単価あがっちゃいましたね。
残念。

今は株式の値段をみるのは4半期に1回ずつ、新規買い付け時というのを強く意識するようになったので
9月後半に1回PFをチェックして、その次に株価をみるのは12月中盤、つぎの買付のときですね。
できれば12月中盤には次の仕事みつかってるといいよね。

さて、まだVWOもVEAも下がり続けるかもしれません。
貿易戦争っていつまでやるのかな、中間選挙までかな、来年もかな、底で拾いたいな、と考えることもあります。
ただ、最近ちょうどバフェットのインタビューを読みました。
バフェットが、AAPLや米国株を底で拾えるとは思ってない。
明日や来年の株価はわからない。
ただ企業の内在価値自体は毎年毎日増幅しているんだから
底はわからないけど今またAAPLを買い足した、みたいなことを言っていました。
VWOやVEAはEPSに対して妥当な株価がついているので、明日や来年さがるかもしれませんが買っておこうと思った次第です。
  1. 投資雑談
  2. | コメント:0

レバレッジをかけない理由②「レバレッジをかけた分だけアメリカの政策金利に近いコストを払っている」って?

前回記事が当ブログにとっては驚きの33拍手
(拍手はいつもは0~5です)でしたので本当に驚きました。
興味がある題材だったのかも。

さて、コメント欄にとても大事な質問がきていたので
(コメントも当ブログでは珍しいです)返事を書いておきます。
勉強熱心なレバレッジETF運用家の間では既知の内容ですが、とても大事な話です。

レバレッジETFがRokohouseさんを震源に、短期投機家のあいだではなく長期投資家の間で話題になり始めた頃
同時に多くの人が重要な疑問について心配し始めました。
レバレッジ分の借り入れコストはどうなっているのかということです。
それ以前は個人投資家の長期資産運用界隈ではレバレッジ=ダメだったので
みんな運用の専門家ではないし、レバレッジETFの内部構造を詳しく調べていなかったのです。
そこで実際の商品の中身を見たり色々と情報が整いつつあったのですが
とくにカーネルさんというブロガーが借入コストについて非常に値動きが近くなる近似式を特定して
レバレッジETFの動きの中身(具)が判明してきました。
超長期のレバレッジファンドのリターンを見る

(レバレッジファンドの1日の価格変動) = (インデックス(配当込み)の価格変動) × 3 −(支払う金利)×2

これはとても大事な式です。
もしレバレッジETFを運用したいなら、かならず理解するべき式だと思います。

(インデックス(配当込み)の価格変動) →これがたとえばS&P500のブル3倍だとしたら、VOOの配当込みリターンに当たるようなものです。

(支払う金利)×2→こっちがとても大事です。おそらくFF金利(米国政策金利)とか、米国の超短期債に近いような数字です。
どのように3倍のレバレッジをかけているかというと、S&P500の先物を買っているのです。
先物を買うというのは、ある期間において、(配当込みトータルリターン)-(借金の金利)をある期間終了時に受け取るという取引です。
するとどっかの会社さんが実際に借金してS&P500を買ってきて、ある期間運用し、最後に期間終了したら借金金利を引いて、先物購入者に返却するので、つじつまがあいますね?
ですので3倍のレバレッジがかかっているということは、ある人がSPXLをxドル買ったら、先物を毎日2x~3xドル買ってるのです。
先物についてわかったでしょうか。
わからなかったら本やネットで勉強してください。

さて、レバが3倍かかっているということは、先物の払うべき金利(おそらくFF金利と近い数字)で購入額xドルに対し
2x~3x払っていることは構造からおそらく確かと思われますが、それを、過去のレバETFのチャートと
金利の変動から特定したのがカーネルさんなのです。
カーネルさんが色々と調べたら3か月債の2倍程度の金利分、成績が純粋な日足3倍より下振れしていたのです。
これはとても意義あるデータで、レバレッジETFを使う個人投資家はカーネルさんに感謝しなくてはいけません。

さて、そうなるとみてわかるように、米国政策金利・債券金利の利上げ局面で何が起こるかわかると思います。
今のように金利があがり続けるとリターンが下がるのです。
だから勉強熱心なレバレッジETF愛好家はみんな金利とETFの関係を気にしていたのです。
界隈のレバレッジETFの一番人気商品であるTMFとSPXLはリーマン後2008年からの低金利、かつ利下げ局面しか経験していないのです。
金利が上がったらどうなるか、というのが最大の論点になりました。
それをカーネルさんの特定した近似式で2008年以前の1950年からのリターンとしてしめしたのがこのグラフなのです。
(カーネルさんすみません勝手に借ります)

levFundReturn.jpeg

対数グラフなのにもかかわらずド派手な動きをする3倍ブル米国株式にも目を見張りますが
(下落は90%を超えて、ほとんど評価額が0に近づくほど暴落します)
もっと注目すべきなのは長期債券のブル3倍です。

Longterm bond

1950年から大きく上昇した米国債券金利は1980年代にトップをむかえ、そのあと長期的に下落したことが知られています。
(だからこそカーネルさんも1950年からの動きをシミュレーションしたわけですが)
すると金利が上がっている時期は債券ブル3倍が恐ろしいペースで棄損していくことがわかったのです。
毎年入金したら、毎年暴落するような、壊滅的な棄損です。
なぜそうなるか。
20年超え米国債券ETFのTLTの詳細を見ると、デュレーションが17.48%とあります。
これは、金利が1年で1%あがると、TLTは17.48%下がりますよという意味です。
すると、もし
FRBが毎年、1%とか0.5%とかほいほい金利をあげていったらどうなるでしょうか?
金利が1%あがるたびに、TLTは17.5%下がるのです。
そして、TMFはその毎日の値動きの3倍のペースで下がるのです。
そして最後に、その値動きに、超短期金利x2相当のリターンが差し引かれるのです。
この恐るべき棄損が、金利上昇局面でTMFにかかる負荷です。

なるべくかみ砕いて、金利上昇局面で3倍レバレッジETFに起こることを、???という人向けに書きました。
でもレバレッジETFに投資しない自分ですらこのくらいは認識しています。
レバレッジというのは大きな勝負です。
勝つときも負けるときも地味な結果には終わらない可能性が高い。
知らないあの人に薦められたからやってみた、で勉強不足が手を出して良い領域ではない、というのが自分の考えです。
やるなら徹底的に調べつくしてから、自信をもって臨むべきかと思います。
  1. 投資雑談
  2. | コメント:0

レバレッジをかけない理由①

米国株式の一人勝ちが長引いていく過程で、主にブル型のETFを使って米国株式のインデックスにレバレッジをかけることが
ブログやSNSで大ブームです。
米株界隈でも、資産全体に疑似的に3倍レバレッジをかける個人投資家も現れはじめました。
上がり続ける相場の中ではレバレッジをかけるほど得をするように見えます。
おそらく上昇相場の終盤、市場が陶酔に包まれているとき特有の現象でしょうが・・・
何度か書きましたが、なぜ自分がレバレッジをかけないか、整理してもう一度書いておきます。


一度レバレッジ型ETFに挑戦したこともある
2か月間か、3か月間か、資産の10%程度に、レバレッジETFを組み込んだ低ボラティリティ戦略を試したことがあります。
その時は野生の勘で馴染まないと思い、すぐにやめました(ちょっと利益が出ました)が
最近はより考えがクリアになったので書き出してみたくなりました。
たしか当時考えた点はこうです。
・レバレッジETFの中身がブラックボックスに感じて何が起きているか怖かった
・リスクを冒してまでリターンを追求する必要性を感じなかった
・そんなに優れているのに自分の尊敬する投資家でこれを推奨する人間がいない点に違和感を感じた
問題を、信用取引、借金によるレバレッジと、レバレッジ型ETFによるレバレッジにわけて書き出します。

①信用取引・借金によるレバレッジ
まず第一に、仕組み上、資産がマイナスにふれる構成で資産を運用する必然性はなんでしょうか。
たとえば株式100%でのリターンが5%だとして
資産がマイナスになって人生が破綻するリスクをかかえてまでリターンを10%にしたい理由はないんでしょうか。
個人的にはここで話が終わります。が、もう少し話をします。

シーゲルは最大で1.39倍までレバレッジを許容
シーゲルは著書の中で、30年運用で、最大限リスクをとりたい投資家の場合、1.39倍まで株式にレバレッジをかけられると示しています。
1.39倍レバレッジをかけると、暴落が70%を超えると借金を負うか、ロスカットするか知りませんが
いずれにせよ資金がなくなり破綻します。
70%の暴落は想定していないということです。
(多くの国が80%以上株式暴落を経験し、米国自身も1929年にしていますが)
いずれにせよこの本ではどの程度のコストで借入できたらが明記されてないですが・・・
まず、そのようなリスクを負ってまでリターンを1.39倍にしたい理由はなんでしょうか。

バフェットは調達コスト0で1.5~1.6倍レバレッジをかけているとされるが個人投資家は真似できない
バフェットはレバレッジを1.5~1.6倍かけた運用をしていたとされ
それをもって個人投資家にもそれが適しているという意見もみますが個人的には賛同できません。
まず第一にバフェットの運用にかけるレバレッジのための資金調達です。
これはフロートといって、彼の子会社の自動車保険会社の保険料です。
ようは保険料を徴収してから、自動車事故などで支払い発生するまでにタイムラグがあるので
そのしばらく行く場所なく浮いている資金を運用しているだけです。
借入コストがありません。
ずっと先に利子なしで身内に支払う、いうなればお母さん銀行から借りたお金なのです。
そんなものは自動車保険会社を経営していなければ手に入りません。
第二に我々はバフェットではない。
オックスフォードの経済学部を首席で卒業した著名投資家のガイ・スピアは著書の中でバフェットに初めて会った時のことを
信じられない頭脳だと思った、まるで脳の階層が5にも6にも分かれていて同時に動いてるみたいだった
自分もオックスフォードの首席なので彼のような投資家になりたいと思っていたが思い上がりだった、と回想しています。
スピアはその年にイギリスの大学を卒業した人間の中で経済に関してピカイチの頭脳をもった天才でしたが
バフェットは70兆人の中でもっとも資産運用がうまい超人類的な頭脳を持つ一人なのです。
バフェットが1.6倍レバレッジをかけて数十年間、破産したことがないからといって
自分も同じようにできるというのは完全な思い上がりです。
100mを9.6秒で走れないことはストップウォッチ1つで気付くのでボルトと自分の差は容易にわかりますが
バフェットと同じような銘柄選定や年20%のリターンを出せるかどうかはストップウォッチ1つではわからないので
多くの人がオーバーコンフィデンスに陥ります。


②ブル型ETFを使ったレバレッジ
こちらが多くの人間が今はまっているタイプのレバレッジのかけかたです。
以前自分がためしたのがこちらです。
3倍のブルであれば指数の日足3倍がかかります。
こちらは指数が1日に33%暴落しなければ資産額はマイナスに到達しないし ※1日にそんなに落ちることはないかと思います
(仕組みは知りませんが)それ以上落ちても評価額はマイナスにならないみたいですので
借入をしてのレバレッジよりはるかにマシです。
以前やめるときに、何が起きているかわからないブラックボックスを運用することに恐怖を感じたとブログに書いた気がしますが
最近になって勉強して、(ブログでも触れましたが)日足3倍のレバレッジのかけ方がなんとなくわかりました。
それによるとレバレッジをかけた分だけ、指数の動きを3倍に増幅するために先物を毎日買って、売っているこのことのようです。
これについては多くのレバレッジETFを実際に運用している人がブログなどで検討しているので
そっちを見てください、というところですが、はやい話がレバレッジをかけた分だけ米国の政策金利に近い利息を毎日払うようです。
つまりこの世にはやはりフリーランチはなかった、という・・・

・ブル型ETFのレバレッジは金利を支払うコストを背負っている
・債券との逆相関をそこまで絶対的な事実と思っていない
・自分の尊敬する投資家達がこの手法を推奨するのは見たことがない
・そこまでの条件を押しのけてリターンを底上げする必要性を感じない

これらのことを考慮すると自分にはレバレッジをかけた運用は不要だという結論は、引き続き変わりません。


※なんと拍手が11件もありました。おどろきました。ありがとうございます。
  1. 投資雑談
  2. | コメント:2

読書感想文 ガイ・スピアの『勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語』

ガイ・スピアのこの本は、具体的な投資手法の本ではないと以前から聞いていたので
いままでスルーしていました。
しかし尊敬するブロガーの小塚さんに薦められ、自分の人生にとって良い影響があるのではないかと考えるに至り読んでみました。
結果として、自分はこの本に大きな影響を受けそうです。
それは投資手法ではなく、もっと生き方とか、働き方とか、ものの考え方とか、そういった話です。
とても深く共感しました。
(スピアが自分と同じ障害をもっていることも影響していると思いますが)
このような本は特別なので、ほかの人が読んだとき、自分と同じように強く影響されるとは思いません。
大切なのは自分にとってはどうか、かと思います。
自分が生き方についていままで強く影響を受けたと考えるのは宮崎駿なのですが
(それは人間のとらえ方や自然のとらえ方、生死間という類のはなしです)
仕事や生活、投資面では、自分にとって、スピアのこの本が、メンターとなる大きな意味をもつと感じました。

内容はスピアが挫折したこと、失敗したこと、どう考えて生きるべきかです。
とても真摯で謙虚に書いていたのに好感を持ちました。
靴磨きおじさんは読むのがとても遅い人間なのですが、めずらしく夢中になって、1日と少しで読み終わってしまいました。
線を引いてメモした部分が多大な量になってしまったので、自分では人生で何度も読み返すでしょうが
ここにもそのうちの一部を書いておきたいと思います。
7割自分のためのメモです。

・57ページ
セコイアファンドを500ドル買った時、目的はもうけることではなく年次総会に参加し
尊敬に値する人とかかわることで人生が良くなると考えていたから。
そんけいする会社のある世界に身を置くことが違いを生む。

・74ページ
たとえば、あきれるほど過大評価されたハイテク株で友人が大儲けしたが、
バブル崩壊直前に売り抜けたとする。
このようなとき私たちは自分の中で膨らんだ感情を認識することが重要だ。
それがわたしたちの判断をゆがめ、合理的な判断を下す能力を混乱させる元凶だからだ。


・115ページ
バフェットに受けたアドバイス
「正しいことをしようとしても、それが慣習的でないと、みんなが必ず止めようとするんですよ」
外なるスコアカードではなく内なるスコアカードに常に従って生きることの大切さについて。

・118ページ
バフェットがパブライとスピアにレバレッジのリスクを冒す必要はないというエピソードを話した後に言った言葉
「君たちのパフォーマンスが、平均をほんのわずかでも上回っていて
収入の支出を上回っていれば、いずれかならず金持ちになります。忍耐さえあればね。」

このときパブライ達もすでに金融業界で名前が有名になりはじめていた時期で
バフェットとのランチを65万ドルで落札するクラスの富豪であるので
金持ち、の意味も、かなりの金持ちを意味すると思われる。
なので、1億や2億を目指すなら、毎月貯蓄を投資し、平均の成績を取れば容易、という話にも。

・132ページ~136ページ
2008年危機に関して多くの参考になる内容が書かれている。
家族のお金の約半分が消えた(株式の現物ロングしかせず、また債券もなかったようだ)

私は長期投資家として、当時も今もマーケットのタイミングを狙わないことにしている。
タイミングを計るのは不可能なことだし、少なくともわたしには無理だと思っている。
それから私は保険をかけないことにしている。(空売りやプット)
それをすればファンドのボラティリティを下げることはでっきいるが、長期的なリターン率も下がってしまうからだ。


借金をしない、車もリースしない、ローンも組まない、家は賃貸住宅
同様に投資でも冷静な判断力を損なうので借金はしない。

危機が最高潮に達し、生涯のたくわえの半分近くが消えてしまったとき
父はわたしに少し解約すべきかと聞いた。
私は、株を売るには最悪のタイミングであり、ここで現金を引き出すならば掘っ建て小屋に住んだほうがマシだと答えた。


・150ページ
ROIやPERを投資の本で学ぶのもいいが、投資家の最大の弱点は脳であり
行動経済学や神経経済学が重要であるという話。

・152ページ
38歳の時、ADDと診断され、生活でそれから様々な工夫をしている話。
おそらく薬物療法はせずに自分の症状とつきあっているようです。
大きな時計を置く、机の整頓、物の置き場を決める、などの基本的な対策。
また仕事で精神を乱されない環境作り、情報端末を不用意にみないことにとても苦心している。

(脳の合理的な決定を邪魔する要素について)ほんとうは不要なリスクをとらずに
妥当な複利の力で資金を増やすことを静かに集中すべきなのに
極端な富が近くにあるとホームラン狙いの投資に手が出したくなるかもしれない。


・159ページ
スピアとパブライがかなり真剣に通勤時間について議論したことがあるらしいですw
10分~20分が理想とのとこ
生活の質を向上させる近さでありながら、仕事とプライベートを区別できる遠さ
メンターの言葉なので従いたい

・160ページ
趣味、とくにスポーツについて
もし事務所に閉じこもって株の分析だけをしていたら、判断やリターンの悪化ばかりか
健康、家族との生活すら悪化する。

・161ページ
スピアも、パブライも、バフェットも昼寝する
頭がすっきりするし自分をリセットできる

・166ページ
2008年、マーケット崩壊のときわざと何日間もブルームバーグの電源を切った
最近でも何週間もブルームバーグ端末をみないことがある

・190ページ
多くの投資家が毎日毎分株価をみるが、バフェットもいうように
5年もつつもりで買うなら、1年間みなくて良い
スピアがもし投資家への報告義務がなく自己資金のみ運用するなら4半期に1回か、1年に1回しか株価は見ないシステムを作る

・191ページ
毎日株価をみると下がる日の日数はかなり多いが
1年に1回しか株価をみないとほとんどの年はあがっている
人間は損失には利益の2倍の苦痛を伴うことから
苦痛により誤った売却をすることを減らすために株価を見る回数を減らすという考え方

・206ページ
マーケットの価格変動を見たくないので前日に注文しておいて
マーケットの取引時間中には売買しない
個人投資家なら、たとえば、予約注文とか、マーケット開いた瞬間に注文するようにするとかいいかも

・207ページ
買った株は半値になっても、冷静な判断で売買するために2年間は売らない
逆に買うときは半値になっても欲しい銘柄、耐えられる量だけ買う

・209ページ
コミットメントの一貫性の原則の弊害をさけるため、今のポジションについてコメントしない。
※しかし自分個人の考えとしては、あえてコミットメントすることで不要な売買を減らしたり
自分の考えを整理できるメリットも感じています。
コミットメントしつつ、誤りがあったら、すばやく前言撤回し間違いを認める身軽さが必要かもしれません。
たとえばロシア株は悪い投資先と、勉強をすすめるうちにある日気づいたfら
いうことかわるのはダサいとか言ってないでとっとと売れという話です。

・218~220ページ
チェックリストについて、70項目くらいらしい。
「割安か」「ROEは高いか」というようなリストは間違っている。
パイロットのリストに「行き先は南か」とは書いていない。
具体的な失敗に基づいて、自分が見落とした経験のリスト

・228ページ
タッパーウェアについて
実は高ROA低PER戦略でリストにタッパーウェアが当時ひっかかった
スピアもROEの高さと心理トリックをついた販売法に驚いている。
しかし、90年代末に、スーパーに安いタッパーが並んでいたとき
50ドルでタッパーを買うほど製品は魅力的だったか?
すごく当たり前のところでスピアも失敗していた。

・237ページ
食品会社の投資
経営者にほれ込んで、当たり前のPERとPCFRというチェック項目の割高さに目をつむった。
しかし熟練したバリュー投資家なら、60~70%の値段なら買っただろう。
知識がない分、安全域が間違っていても良いリターンを生む。

・245~246ページ
パブライが自分の親しい人に、してあげられることはないか、という基準で生きている点への感銘
バフェットが愛され、愛して与えられる人生でなければ、最悪であると考えていること。
生き方について。
ともしれば自己啓発みたいに聞こえるが、そうではないと共感しました。
どちらかというとスピア本人は利己主義者で、だからこそバフェットやパブライにメンターとして強くひかれています。
詳しくは気になったら読んでみて。

・267ページ
幼少期や親の生活が自分の投資戦略に影響する話。
スピアも幼少期の経験などからレバレッジをかけない、とてもよくわかる。(自分も一緒なので)
なおスピアは人生で3回だけ空売りしたが、怖かったとのこと。


株価を年に1回しか見ないというのはもしかしたら難しいかもしれない
というのも、4半期に1回程度買付したいので
そのときにもっている個別株のどれかが安くなっていないか
新興国が安くなっていないか、米国が安くなっていないか、知りたくなるからです。
しかし、各個別株の状況と、あとはわたしのPERや、世界のCAPEを見るサイトでざっと確認して
さっと買い付けるくらいでいいかもしれません。
もう一つ、本当に大きな暴落がきたら、SNSやブログはあえてやらずに、淡々と安くていいものを買い付けたほうがいいと思った。
ブログには、1月に1回くらい、毎月買い付けてます、と報告するくらいでいいでしょう。
退場したと思われたら癪なのでw

本当にいい本でした。
これからも何度も読み直したいし多くの推薦図書も読んでいきたい。
  1. 読書感想文
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新興国株式の成績が悪化しているが・・・

最近は新興国株式が冴えないこと、またこの不調が長期化するかもしれないことから、個人投資家のあいだでは
新興国株式をオーバーウェイトするなんてとてもとても・・・という空気が広がってきています。
新興国通貨の下落は、経常収支の悪い国のインフレに伴うものから
関係あるとはいいがたいファンダメンタルが強固な新興国諸国へもContagionしはじめており
これは、人間心理による売りです。
つまり、ファンダメンタルの面から観察すれば、そのような国々への判断は、買いやすい状況と思います。

そのことをバフェット太郎さんが指摘していました。
新興国株クラスタは今こそ新興国株を買い増せ!

新興国資産についていろいろな意見を読むようになったので
自分自身をチェックする、という意味で方針を再確認しておこうと思います。

新興国のCAPEは現在サイトより13~16であり、PBRは1.6~1.8です。
これは新興国自身の過去平均と比べて標準程度、もしくはわずかに割安となっています。
実質GDP成長率は2018年、2019年予測ともに十分高く、EPSも併せて成長すると思われます。
また、景気局面としては後退前の終盤であるとされますが、株式の下落が2019年か、2022年か、だれも知りません。
そして相対的には、米国株式より非常に安く、EAFEより多少は安い状況です。
状況をトータルでみると、新興国株式は非常に大きなバリューハントのチャンスとは言えないが
節度を守ってオーバーウェイトするべきだと考える

以前からの方針と変わりません。
そこで、5年~10年の株式リターンを基準にする自分では以下の方針を引き続き守ります。


①新興国株式には引き続きリスク資産の50%~60%を投入する
先進国株式を40%以上組み込むことで、新興国のみの大きい下落相場に対する影響を限定する。

②生活防衛資金まで投資に投入しない。
現在は無職なので、無理をして(生活費に手を付けて)まで新興国株式の割安買いに固執しない。
1年前の取得単価に戻っただけであり、そこまでは安くない。

③投機的判断のFCAUとERUSはそれぞれリスク資産の10%~15%の資金投入に抑える。
米国には現在のバリュエーションでは新規積立はしない。
  1. 投資雑談
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