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ETFを使った株式投資

新興国株急落でどのくらい資産が溶けたか、また投資に対する姿勢を改めたい

もう3週間くらい旅をしています。
旅したら自分が見つかったとか新しい啓示が、みたいなのは残念ながらないですが
ある程度頭を整理できたこともあるので記念に書いておこう。
それから、2月から新興国株が急落してますが、靴磨きおじさんがどれくらいヤラれているのか
知りたい人もいると思うので書いておきます。

①新興国急落で溶かしたお金

PFの整理用に算出したところトータル損益が+460万円まで、最大値だった1月の+700万円から240万円は溶けました。
さようならお金さん。
まだ新興国が落ち続けるかもしれません。
そういえばこれから持株会の清算をしますが、利益が200万円くらい乗ってるので
税金支払いでさらにトータル損益が-40万円です。
実際のトータル損益は+420万円まで減ります。
どんどん利益が溶けていく・・・
2年前~1年前に投資信託からETFに資金移動した時も税金を40万円くらい払った気があります。
つまり80万円は国にもっていかれました。
こまかい利益確定を合わせると100万円くらいすでに持ってかれてる気がします。
資産運用の敵は税金ですね。馬鹿馬鹿しいペースでひかれています・・・
ちなみに資産額は3170万円でした。
これから無職をまだまだ楽しみ、海外も行き、持株会の税金も払うので新興国下落と一緒にさらに資金が減っていきそうです。

②目標とするPF

現在の目標とするPFについて。
現金は480万円くらいよけて、これを7月1日から月20万円ペースで使っていきます。
2年無職ができます。
もし月の消費が余ったら投資にまわすかもね。
目標PFは現金を別として
10% コモディティETF
12% ロシア株ETF
38% 新興国株ETF
15% ヨーロッパ株ETF
10% 環太平洋株ETF
15% 米国株ETF
といままでと変わりません。
一応自分なりの考えがあって、新興国と、一緒に動きやすいコモディティを合計60%に抑えています。
新興国・コモディティ固有のリスクで先進国地域が微動だにせずに株価が半減した時にも資産は70%キープできる、という自分なりのバランス感覚です。
なので先進国株を40%維持しています。
もし先進国と新興国が一緒に落ちた場合は関係ないです。
米国の積み立ては止めており(むしろある程度利益確定したので)今後も米国は減り続け、ヨーロッパと環太平洋の比率が上がっていくはずです。

ロシアをだいたい12%というのは、だいたい株式100%PFにとって、国を8分割程度にすると、為替リスクの高い国の固有リスクがほぼ相殺されるという萩野社長の教えを守っています。
本当はロシア株を20%にしても良いくらい好きですが、標準偏差が50くらいある国なので一極集中リスクを下げています。

コモディティはなんとなく10%ですが、もしかしたらこの投資は失敗だったかもしれません。
というのも本来自分のPFは年1回くらい状態をチェックすればいいように作っていましたが
コモディティのみ売却タイミングのために値動きと金利の確認、市場のチャートの確認をしています。
本来の自分のやりかたとあわない買い物だったかもしれない。
けどどうせ買ったのでこれから来る売却タイミングまでは持ってます。

③昨年市場をアウトパフォームして調子に乗っていた

昨年は新興国株式の伸びがよく、うまく市場を出し抜けました。
なので調子に乗って、やはりバリュエーション通り、米国のリターンが悪くなり新興国がよくなるだろう
と、予言者のように断言していました。
世の中には自分とは逆に張って、逆の考えの人もいます。
そういう人は新興国がアウトパフォームしている間は、なんだあいつと思うわけです。
そして米国がアウトパフォームをはじめると、それみたことかと大声で煽りたくなるに決まっているのです。

つまり投資をしているかぎり、あるポジションや手法をとると、その逆のことをやっている人に
常にお前は間違っていると意見表明している状態になるわけです。
必然的に高配当戦略一辺倒の人は無配当銘柄にベットする人を否定する考え方になっています。
それを面白おかしくプロレス化して人気を誇っているのがバフェット太郎さんなわけです。

とはいえ、投資手法はみんな違ってみんないい、という気もありません。
やはりこの手法はよい、すぐれている、と考えてやっている軸があるからです。
どのように接すれば良いのだろうと考えました。

④これから投資にどう接するか

投資スタイルは変えない
投資スタイルは変えないし、今のPFも気に入っているし、今まで通りの戦略を継続するだけです。
長期では政治動向や金利といったものは無視できる。
バリュエーションを学び、5年や10年の期間でみれば、よいリターンが出せるはずだという根本的思想です。
ただ、接し方と気持ちの持ち方については、改善の余地があると思っています。

わざわざ他の手法を否定してディスらないように気を付ける
自分は低CAPEが良いと思う。
レバレッジをかけない、ショートしないのがいいと思う。
これを表明すると、必然的に逆の戦略をよくないと思っていることの表明になりますが
だからと言っていちいち文字にして、高PERはダメだと思うそういう戦略は長期ではうまくいかない
というようなことを意見表明しないようにします。
理由はネットバトルが不毛で無意味だと感じるからです。
たんに、いろいろな考えがあるが、自分は低CAPEの買い持ちがうまくいくと思っている。
これだけでいいはずです。
また、血気盛んな人々のネットバトルも見て見ぬふりをして距離を置けたらと思います。
投資ブログ界隈はこれが好きな人がとても多い。
「お前たちはまた新たな敵を見つけて闘うがいい。俺たちはもう飽きたんだ。」
この言葉がすべてです。
不毛なことをしたくない。
争いの中に飛び込みたくない、意味がないという精神状態はもしかしたらこの旅の影響が少しあるかも。

日々の株価チェックを減らしていきたい
投資についてネットに書く前は、PF自体のチェックは年に数回でした。
チャイナショックのときも落ち着いてナンピンしました。
もし、自分のような戦略をとっていたら毎日の口座の評価額とどう接するべきだろう。
・今のバリュエーションはお買い得なので、買って5~10年まてばリターンが平均をアウトパフォームする可能性が高い。
・今のバリュエーションは高いので、ポジションを落として、また数年後に安くなったら積み立てたい。
・長期的には金利や政治的動向よりも株価に対する利益額がリターンを決める傾向が高い。
このように考えている人間が、毎日、短期的売買を好む人々と一緒に踊る意味はあるでしょうか。
むしろ投資戦略に対して、悪い行動といえる。
見るタイミングは、特定地域が大きく下がる時期さえ見逃さなければいいので、数か月に1回程度でも十分なはず。
また、あそこがあがったよ、さがったよと外野に言われても、無視すればいいはずです。


最近はこんなことを考えていました。
投資に対する態度、距離感の話ですかね。
戦略自体は、考え方が変わっていないのでいつも同じです。
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  1. 投資雑談
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新興国株式をPERではなくCAPEで見るとリーマンショックで別の風景が見える③ ~未来の見える水晶を使って米国・先進国・新興国の今後10年リターンを予言する~

新興国株式をPERではなくCAPEで見るとリーマンショックで別の風景が見える①

新興国株式をPERではなくCAPEで見るとリーマンショックで別の風景が見える②

1990年以降の傾向から現在CAPE15の新興国の今後10年リターンが実質8%、9%になる可能性が高いという記事を書きました。
ほかの国はどうでしょうか。
高卒非正規さんの使ったサイトから、現在の各地域CAPEを確認します。

CAPE ratio
米国大型 30.8(中央値16.2)
新興国 14.6(中央値16.0)
EAFE 17.7(中央値25.1) ※米とカナダを除く先進国指数です
ヨーロッパ先進国 16.4(中央値17.3)

EAFAが現在CAPE26.9で、比率も高い日本にひっぱられて高い数字になるかと思ったら
意外とフェアバリュー付近ですね・・・

706785-15150859824691522_origin.png

さて、現在CAPEから今後の10年間リターンをいつも使う表から確認してみると。
米国は-0.4~3.8%の間
ヨーロッパ、環太平洋先進諸国のCAPE16~18あたりでのリターンはだいたい6~8%にあつまっています。


予言
今後10年間のインフレ調整後年率リターン
米国株式 0~4%
EAFA 6~8% ※日本は4%前後
新興国8~9%

もちろんここから上に振れたり下に触れたりします
米国のリターンが15%で新興国が0%かもしれません。
しかしこの数字を再頻出の中央値として、確率として上下に分布してリターンが出現するという話です。
グランサムの言葉を借りれば「われわれは確率に投資している」ということです。


ところで以前書いた
株式益回り-各国債券利回り
からバリュエーションを見ると新興国はリスクプレミアムが不十分ではないかという問題ですが
山崎元先生のリスクプレミアム算出式を使ってもう一度検討しなおしたいと思います。
(高卒非正規さんが似たような内容のをすでに書いているので気になる人は読んでね)
上の式ではEPSの伸び率を無視しているのですが
山崎先生の考えではEPS伸び率はGDPの名目増加率で代入がほぼ可能という考えです。
これは前にGMOのページを読んでるときに、GMOも同じことを書いていたのを見た記憶があるんですよね。
なのでわりと知られた算出法なのかも。
追って別記事で書きます・・・
  1. グローバルマクロ戦略に使える指標等参照ページ
  2. | コメント:0

新興国株式をPERではなくCAPEで見るとリーマンショックで別の風景が見える②

新興国株式をPERではなくCAPEで見るとリーマンショックで別の風景が見える①

続きだよ。
さて、CAPEで新興国株式のリーマン時の暴落が予測できたという話をしました。

EM_Risk_is_in_the_Price_-_Equities.jpg

2011年頃からこの図のように米国のCAPEと新興国のCAPEの差に剥離がはじまりました。
二つを重ねると剥離で三角形ができています。
新興国CAPEが下がるとその後のリターンはどうなるのかは、かなりわかりやすい傾向があります。

Chart1.jpg

これが新興国のCAPEとそこから10年間のリターンのグラフです。
完全にぴったり逆に動いているように見ませんか?
ではリターンを上下さかさまにしたグラフを見てみよう。
もっと決定的に傾向がわかります。

Heartland-Advisors-International-Value-Investing-Portfolio-Manager-Perspective-CAPE-Chart.jpg

つまり新興国に関してはCAPEがその後10年の実質リターンを見る占い師の水晶玉のごとく機能してきたということです。
今の新興国のCAPEはあ約15、米国のCAPEは約30ですね。
もし1990年以降と同じことが起これば、グラフの通り、新興国のCAPEが15なら
今後10年の平均の年率実質リターンは8~9%になるということになります。
では米国やほかの先進国はどうなるか。
次回がラストです。
  1. グローバルマクロ戦略に使える指標等参照ページ
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バリュー投資家ジェレミーグランサム先生は投資方針を変えず

バリュー投資家ジェレミーグランサム先生は投資方針を変えないようです。
師の一人と勝手に思っており、靴磨きおじさんも方針は変えず。
しかし大切なのはポジションをまねることではなく考え方を身に着けることかも。

ジェレミー・グランサム:貿易戦争と最後のひと上げ

Grantham: U.S. Stocks Pricey but Could Avoid Major Decline
Grantham: Emerging Markets Equities 'Priced not too Badly'
Mean Reversion Has Slowed Down, not Vanished
Oil's Response to Climate Change Bad for Investors


Grantham: Well, from GMO's point of view, our first choice is a melt-up, jump out, and have it meltdown rapidly, and jump back in. Our second choice is the bump-along because we are out of the U.S. equities, we're overweighted emerging and EAFE. There's nothing in my five-year forecast that says S&P down 20 to prevent emerging being up 20.
It's easily cheap enough to have that sort of divergence with room to spare and maybe ether up 5. That is a dismal market for a pension fund, but it's not a dismal market for GMO's relative performance.

『ひとつの可能性として、今後米国が急騰して、そこでGMOは売り抜ける、そして暴落したときに買い拾う。
もうひとつのやり方は、もし米国が急騰せずにレンジ相場になった場合、GMOはすでに米株を手放してEAFEと新興国をオーバーウェイトしているのでそのままホールドする。
米株が20%下がり、新興国が20%あがるシナリオは(バリュエーション上は)不思議なことではない。
(時価総額でホールドする)基金のような機関投資家には悪い状況だがGMOにとっては難しいマーケットではない。

Jeremy Grantham: I made it clear, by the way, in January that I was not suggesting that an individual undertake this. It's too hairy. I recommended that an individual just be more cautious. It takes a lot of confidence to move money around. You have to have pretty good data to make it worthwhile. I think we do. That's why I tend to use probabilities. We're never dealing with certainties. Once you start thinking in certainties, you have real trouble. When the facts move against me, I moved down from 50% probable to 35, which is my official forecast. If we keep on fighting trade wars with Canada and the EU, and so on, it will go to 30, and then eventually 25 and fade away.

(※この前半部分で言っていることが重要に思う。レイ・ダリオも似たことを言ってました。)
上記の戦略について、1月にわたしはこういうやり方を個人投資家にすすめなかった。
これは難しすぎる。
個人投資家はもっと慎重にやらなくてはならない。
わたし達(大手機関投資家)はタイミング売買に自信がある。
大量のデータがいる。GMOにはもちろんできる。
だから私たちは確率を使って投資をする。
私たちは絶対に『確実に起こる』というストーリーでは投資していない。
『確実に起こる』という考え方を投資に取り入れると本当の失敗に見舞われるだろう。
(以下略)

Ptak: Suppose I'm an advisor or I'm an individual investor. Let's say I have a seven-year time horizon, we'll just pick a number arbitrarily, and I'm trying to think about how to purchase a portfolio.

7年保有する個人投資家という過程で推奨する戦略を教えてください。

Grantham: I fall back on a different paper I wrote, which is there are times when you simply have to be brave, and do things that don't come easily. All asset classes pretty much are overpriced badly except emerging, which is priced not too badly, and particularly at the value end of emerging. It's priced fine, so take as big a position as you dare in emerging. Avoid the U.S. as much as you dare. Don't have much duration in the bond market, and you at least might muddle through quite well. This is not a period that you're likely to make a lot of money, but let's face it, the market has just tripled. You can't follow markets, the triple with markets, the triple. It doesn't happen, but at least by avoiding the U.S. that's tripled, and emphasizing the emerging markets which has lagged far behind, you might be able to muddle through OK.

新興国以外はすべて高い、新興国は悪くはない。
勇敢になれるだけの大きいポジションを新興国にかけることだ。
そして可能な限り米国を避ける。
デュレーションの長い債券を持たないこと。
大きく稼げる時期ではないが受け入れること。
米株マーケットを追ってはならない。
これは3倍になった。
3倍になったマーケットを追ってはいけない。
大きく出遅れた新興国マーケットに大きくポジションをとったほうがいい。

That's still a dismal return for the S&P, it's about 2 1/2% real for 20 years, which is nothing to wish for. Even in a world that is different, that stays higher priced, that has higher profit margins, and mean reverts more slowly, you still get some pretty ugly returns.

(意訳まちがってるかもしれないけど)
今後20年でS&P500のリターンが実質2.5%になると踏んでいる。
もし別のシナリオで、株価が高いまま(PERが高いまま)、かつ利益率が高く、平均回帰がゆっくり進む場合であっても、リターンはひどいことになりそうだ。




というわけで、7年や10年といったタームでストロングホールドする投資家
それも個別銘柄のアウトパフォームではなく、世界の中でどの国の株式がまともなリターンを出すかということに
興味がある人には参考になる記事ではないでしょうか。
自分はいつもグランサムの言うことは注意深くチェックしています。
  1. グローバルマクロ戦略に影響する投資家の発言・ポジション
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世界各国の時系列CAPEレシオが見られるサイト by 高卒非正規さん

いつも勉強に使っているサイトの高卒非正規さんがちょっと前にすごく便利なサイトを見つけて紹介しています。
格国バリュエーションに興味があるような人は高卒非正規さんのサイトはチェックしてると思いますが・・・

世界各国の時系列CAPEレシオが見られるサイト

もともといつもStarcapitalの表を使っていて、ここが更新されなくなったら・・・
と思っていたもので、一発で解決したので大感謝ですね。
今記事の目的はただ一つ、万が一高卒非正規さんの該当ページが消えてしまった時用の自分のメモです。
ほかの目的はないのであしからず。

自分は基本的に各国の現在CAPEを調べるのに使用します。
それプラスCAPEの長期中央値くらい。
大枠では新興国・米国・ヨーロッパ先進国・環太平洋の4地域バリュエーションを見るのが目的になります。
環太平洋としての数字はないですが、どうせ大まかに言って
EAFE=VGK x 60% + VPL x 40%と言って過言でないのでざっくり出せますね。

CAPE Ratio Time Series

CAPE Ratio
現在値と中央値が出るのでほとんどの目的はここで達せられる

他いろいろリンク先に使い方の解説がありますが
あんまりコピペしちゃうと申し訳ないので・・・
詳しくはリンク先の高卒非正規さんのページで。
(できればずっと消さないでほしい)
  1. グローバルマクロ戦略に使える指標等参照ページ
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グランサムの運営するGMO 4月急落時にロシア株式オーバーウェイトをやめる気なしと発信

4月のロシア市場下落時にグランサムのGMOがレターを出していたのを偶然読んだら内容が好きだったのでメモしときます。

Russia: A Riddle, Wrapped in a Mystery,

Bob Dylan once sang, “Something is happening here, but you don’t know what it is, do you, Mr.
Jones?” That’s what it kind of feels like today. There’s something going on behind the scenes in
Russia –something we’re not privy to.
On the heels of new U.S. sanctions and a chemical weapon attack in Syria,
the Russian market fell 10% on April 9th,
a much larger reaction than expected.

ボブ・ディランがかつて歌ったように
『ミスタージョーンズ、ここで何かが起こっているけど、おまえにはそれが何かわからないだろう?』
それが今感じていることだ。
裏でロシアに何か起こっているが、知る由はない。
シリアでの攻撃と米国からの経済制裁でロシアマーケットが4月9日に10%下落していたのは
想定より大きいものだった。

というような書き出しで4月に起こったロシア株式急落について触れています。

Given the fact that Mr.Oleg Deripaska (who is closely associated with Mr. Paul Manafort)
and the companies he controlswere the primary targets, one might draw a conclusion
that there’s a political dimension to this.

If the intent was to hurt Russia economically,
sanctioning companies such as Gazprom and Sberbank would have had a much more profound impact.


(この制裁が)Oleg Deripaskaという人物と彼の配下の会社がメインターゲットであったなら
政治戦略的な側面が強かったかもしれない。
もし本気でロシア経済そのものを攻撃するつもりならGazpromやSberbankを獲物にすれば
はるかに大きな実質的経済損失を与えることができた、という話。

Our sources in Moscow suggest a similar view.
The new risk is that the White House is now actively
involved with day-to-day Russian policy and everyone is uncertain as to
what Mr. Trump might tweet tomorrow.
In short, we don’t think the U.S. is exercising the “nuclear option”
of trying to tank the Russian economy.
While it will cause pain in certain areas,
we do not think this action will have a profound impact on the Russian economy.

GMOのモスクワ支部も同じ考えで
どうやら米国にとっては対ロシアで『核のオプション』はなく
部分的な痛みを伴う経済攻撃程度がホワイトハウスのやり方だということ。
そしてそれは経済的には軽微な影響力しかない。

As a result, we are quite comfortable with our overweight in Russian equities
in the GMO Emerging Markets Strategy, as these positions continue to be extremely cheap
in our view.

結果としてロシアマーケットはオーバーウェイトの対象としてものすごくよいもので
GMOはロシアがめちゃくちゃお買い得だと思っている。

Within the Russian market, Gazprom fell 8% while Sberbank fell almost 22%.
As the supplier of 30% of Europe’s natural gas, Gazprom is unlikely
to be sanctioned or suffer significant negative effects.
On the other hand, we believe Sberbank’s dramatic fall reflects the fact that
it is the most foreignowned and most liquid Russian stock
(the GDR trades an average of $100 million daily in London alone)
and was hard hit for liquidity, rather than for fundamental reasons.
Only 3% of Sberbank’s assets were exposed to sanctioned companies.
Furthermore, it is Russia’s largest bank, with 20,000 branches and 65% of the country’s deposits.

Gazpromは8%、Sberbankは22%の下落だ。
Gazpromは欧州の天然ガスの30%を供給する企業なので制裁しようがない(悪影響がでかすぎる)
Sberbankの22%下落はファンダではなく、最も海外で流動性が高いロシア銘柄だからだろう。
またSberbankの資産のうち今回の制裁された企業関係のものはわずか3%であり
(Sberbankは)2万店舗をもち、国の預金の65%を預かる銀行だ。

It trades at 5 times current earnings and 1.3 times book value while earning 23% return on equity.
It is one of the largest positions in our portfolio and we are adding to it.

PERが5、PBRが1.3、ROEが23という水準で取引され
GMOの新興国ファンドの最大保有銘柄の一つであり、さらに買い増し中だ。

We’ve always said that you make more money when things
go from truly awful to merely bad than when they go from good to great.
Russia’s relationship with the world is now approaching truly awful.

我々が繰り返し言ってきたこと。
『よきものが素晴らしいものになったときより、最悪の状況から多少マシになった時が稼ぎ時だ』
ロシアの世界との関係は、最悪の状況といえる。


まさにド直球のグローバル型バリュー投資家、それも古き良きスタイルです。
実はテンプルトン先生が天国からこのレターをネット投稿していましたといっても全く違和感がない。
たしかにGMOとグランサムは天才集団とその偉大なリーダーでしょうし
難しい計算や指標を使いこなしているでしょうが
出した結論と、その根本の理由が自分と同じであることがうれしく思いました。
靴磨きおじさんもロシアが最大の投資先の一つであり
GazpromとSberbankは間違いなく最大の投資先です。
もしロシアのインフレが暴走せず、原油がそれなりの水準を維持すれば
根本的に利益創造力を破壊されていないロシアの株価は長期でよい結果をもたらす可能性が高いと思う。
みんなが米国IT企業に夢中でも、だれもいない荒野を平然と歩くのです。
  1. グローバルマクロ戦略に影響する投資家の発言・ポジション
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占い師ガンドラックはコモディティ高とドル安を予言

Gundlach says 'excellent time' to shift into emerging markets

ガンドラック:金融・財政の自爆作戦

Gundlach, who oversees $120 billion at DoubleLine, said he believes the U.S.
dollar will weaken again because of the “ridiculous” expansion
of federal debt against the backdrop of rising interest rates.
He characterized the explosion of the federal debt
and the Federal Reserve’s interest-rate increase cycle as a “suicide mission.”

ガンドラックの考えでは債務拡大しながら利上げをするアメリカの戦略を
馬鹿なものとこき下ろし、“suicide mission.” と呼んでいます。
これでドル安が起こるとのことです。
(高い金利により米国自身が米国のドル建て債務を払う負担を増やしドル安になるということです)

Gundlach said he expects oil to rise toward $80-$90 a barrel,
and said he would be a buyer of gold and continues to be bullish on commodities.
Overall, Gundlach said, there is “no U.S. recession in the offing,”
but he does see slower global growth.

原油は80~90ドルを目指す。
金も含め、コモディティに引き続き強気。
「リセッションはしない、しかし世界の経済成長は鈍化する」

このような考えとのこと。
記事内での推奨は
ドル建て新興国債、ハイイールド債、コモディティ指数、金です。

自分の興味のあるものや保有銘柄から考えると
ドル安→短期では新興国およびEAFE株式に良い材料
石油・コモディティの上昇→ロシア、新興国株式、コモディティETFに良い
もしこのコモディティ上昇+ドル安シナリオが実現すれば当サイトのPF(コモディティ、ロシア株、新興国株)には
全面的な追い風になる。

もう一つの視点からみると短期的な通貨の優劣や金利を無視し
「すべてはバリュエーションだ」と言い張る考えもある。
それならガンドラックもなにも、関係ないという話に。

どちらの視点からみてもPFの裏付けは変えず。
新興国株式とコモディティに60パーセント、米国には15パーセントといったところか。
もしかしたら1~3年、米国株にたいし不利かもしれませんが
どのくらいのタームで投資をするのか、というだけの話。
  1. グローバルマクロ戦略に影響する投資家の発言・ポジション
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あのチャゲ&アスカが米国株投資への参戦を表明

必ず手に入れたいモノ(リターン)は、職場に知られたくない
百ある甘そうなバブルなら一度は触れてみたいさ
上がった下がったと騒ぎ立てずに、口座を見なければいい


掴んだ銘柄を損切れずに、利益を失くしてないかい
下落されたら買い進め、戦略を失くさぬために
今から一緒に、これから一緒に、ナンピンしようか?


YAH YAH YAH YAH YAH YAH YAH
YAH YAH YAH YAH YAH YAH YAH


いっそ激しく暴落(おち)ればいい
レンジ相場なら、なお痛い
一度落ちた評価額、すぐには戻りはしない
上がった下がったと騒ぎ立てずに、バリューを見ればいい


投資の世界は哀しいかい?
信じる戦略はないかい?
わずかな意欲が沈まぬ限り、配当はいつも再投資
今から銘柄(そいつ)を、これから銘柄(そいつ)を、買い増ししようか?

YAH YAH YAH YAH YAH YAH YAH
YAH YAH YAH YAH YAH YAH YAH

hang in there! 病まない相場で
hang in there! 退場(きえ)ない相場で
  1. クソ記事
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海外赴任時に資産運用を継続する方法の個人的まとめ

自分用のメモですが各社に連絡して海外赴任時の口座の対応を教えてもらいました。
もし海外赴任する人は参考にしてください。

 
楽天 口座自体を閉鎖して解約となる
SBI 特定口座→一般口座に移管する(売却必要なし)
NISA口座内資産も一般口座に移管する(売却必要なし)
非居住者扱いになる(帰国が決定している数年間の赴任の場合)
資産売却・出金操作可能
商品購入不可
確定申告は自分で行う(配当は一般口座でも税引きで入金するので不要のはず SBIの勘違い?)
マネックス 口座休眠手続きを行い、特定口座→一般口座に移管する(売却必要なし)
帰国時に特定口座に資産が戻るが、NISA枠は戻らない
NISA口座内資産も一般口座に移管する(売却必要なし)
非居住者扱いになる(帰国が決定している数年間の赴任の場合)
資産売却・出金操作不可
商品購入不可
配当は一般口座でも税引きで入金するので確定申告不要
対応方法 赴任前資産についてはSBIまたはマネックスに資金移動する
米国株・米国ETFを売却して全資産を国内投資信託にリレーする(配当再投資のため)
新規入金が行えないため、IB証券の口座開設をして赴任期間中の資産運用をする
IB証券を開設する場合は毎年確定申告が必要になる点を注意する


参考になるページ

海外赴任者は日本での資産運用ができない!?非居住者の投資事情について

海外赴任中の資産運用

米国株取引用の口座をIB証券に1本化した話

IB証券のデメリット「確定申告の計算が面倒。入出金が有料」メリット「売買手数料が安い」

海外証券会社を使った場合の確定申告について
  1. 大事なメモ記事
  2. | コメント:2

マークファーバー 6月のレター 長期的には新興国株式に強気だが・・・

この記事一回かいたの記事を保存おしたら消えました。
なんなのかなしい。

マーク・ファーバーが6月1日のレターで新興国株式に触れました。

マーク・ファーバー:分散投資で損失低減を

CAN'T YOU SEE; IT ALL MAKES PERFECT SENSE

The Bank Credit Analyst recently opined: "The two key elements affecting the performance of EM financial markets are the U.S. dollar and commodities prices. The combination of a weak U.S. dollar and higher commodities prices is typically bullish for EM. The opposite also holds true: A strong dollar and lower commodities prices are bearish for EM."

一般的にいって、ドル安、コモディティ高はEMにとってブル要素です。
逆にドル高、コモディティ安はベア要素です。

My more reserved comments about emerging markets may surprise some of my readers. After all, I have argued vocally over the last two years or so to overweight emerging stock markets based on more favorable valuations and better long term growth prospects than in the US. This view was correct over the last two years and is probably still valid in future, but only in the long term. For now, as I shall explain, dollar strength is negative for emerging markets and for European equities. Dollar strength is a symptom of tightening global liquidity and likely slower global growth ahead.

ファーバーは過去2年間、バリュエーションと長期的に経済成長(一般的にいって名目GDP成長率)がよくなる見通しから新興国オーバーウェイトを推奨してきました。
過去2年ただしかったし、長期的には今後も正しい
しかし短期的には今は利上げのせいでドル高になりました。
ドル高はEMマーケットやヨーロッパマーケットの悪材料です。
(流動性の低下と経済成長率の悪化が起こるとのこと)

ではファーバーの推奨はなんでしょう。

In the current environment my priority is to avoid major losses through a broad diversification of assets, a strategy which I explained repeatedly in earlier reports.

幅広い資産に分散して損失を防ぐのが最優先事項とのことです。
ファーバーの推奨と違い、靴磨きおじさんは変わらずEMオーバーウェイトでいきます。
長期的なバイアンドホールド戦略(5年、もしくは10年)でのよいリターンを目指すので
短期的に大きく損失を出す可能性を受け入れるということです。

山崎元さんがよく使う株式の価格を確認する式で

p = E/P + g - i
p 株式リスクプレミアム
E EPS
P 株価
g 利益成長率
i 債券金利

日本株の適正株価水準を考える

というのがあり、山崎さんの考えだと国のバリュエーションではgを名目GDP成長率で代用できます。
(これはGMOも指摘しておりそのうち記事で書きます)
E/Pは株式益まわり。
今回の話だと、E/P(バリュエーション)がよかったのでファーバーは高いpをEM市場がキープしてきたと考えていた。
しかしここにきてドル高からgが低くなりそうだ。
そこでpが悪化し、短期的にはリターンが悪くなりそうだという話でした。
  1. グローバルマクロ戦略に影響する投資家の発言・ポジション
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