靴磨きおじさんの米国ETF投資

株式によるグローバルマクロ戦略の才能と米国個別株の才能

そのうちちゃんと整理して書きたいと思いますが、2016年12月〜2017年8月にかけての米国個別株の成績は手数料と税金を控除せずに-100万円程度だったと思われます。
投入額はたぶん900万円くらいと思いますので、9ヶ月間、悪戦苦闘してリターンは-11%くらいかと思います。
まったくため息がでる結果です。
同期間に大型米国株VOOと小型米国株IJRに投入して寝ていれば、為替で下げたぶんを差し引いても、何%かプラスになったでしょう。
下手の考え休むに似たり、より、なお悪い結果になりました。
個別株をやる前は、この相場状況で負ける投資家ってのはいったいどんなバカなんだ?と疑問に思っていたものです。(実際、インデックスに投資をはじめてから4年間負けたことがなかったのです)
しかし今回のことで、なるほどこんなバカが負けるのかと十分勉強させてもらいました。


さて、ところで、新興国株式ETFのVWO、ロシア株式ETFのERUSは、世界の株式指数の平均(VT)を、5月〜6月の購入以来、強烈にアウトパフォームし続けています。
なぜ5月〜6月に買ったのかといいますと、その時期に、たわらシリーズなどの日本の新興国インデックスファンドから米国ETFの新興国株式クラスにリレーを行い、さらに一定の考えから、株式全体に対する新興国の比率を、40%程度から60%近くまで大幅に引き上げたのです。
3ヶ月間程度で、なんとVWOが10%、ERUSが8%あがりました。
2つ合わせて10000ドル近くのキャピタルゲインを短期間で稼いだため、米国個別株の失敗を穴埋めして追加のお小遣いも、もらったことになります。(これで米国個別株なんてやらずに米国株もインデックスを買っていたら、なんてあまり考えないようにします。。。年初から5月まで新興国株式インデックスで稼いだ分も含むといったい今年はどのくらい新興国株式に資産を増やしてもらえたのかという心境です。)

自分にこんな才能があったとは、びっくりです。
というジョークはおいておいて、なぜ素人のぼくがこういう良いタイミングで安くETFを買えたか。
株式ETFによって、「新興国は株価が割安だ、ロシアは割安で今後数年リターンが良いだろう」というグローバルマクロ型の戦略を取るのは、米国個別株で「FLは安いか、IBMは安いか」という判断をするよりぜんぜんかんたんです。
なぜなら、ダリオのポジションを監視したり、ファイナンシャルポインターやバロンズ拾い読みで、シーゲルやシラー、ガンドラックといったひとびとが、どこの国が安くどこの国が高いか、頻繁に考えを披露するのを注意深く読めばいいだけだからです。
ピクテ動画による萩野社長の見解もとてもおすすめの情報収集先です。
彼らの考えはおおよそいつも共通しています。
もちろん自分で考えるのは大事ですが、自分の考えを裏付けたり、考え方そのものをそういったグローバルマクロ戦略のトップの人や学者の先生方から学ぶ、パクる、コピーするのはいいことです。

ブログ界隈は完全にインデックスの比率をフィックスしたインデックス型と、シーゲル型米国個別株投資戦略が多く、ETFなどを使ったグローバルマクロタイプの株式オーバーウェイト/アンダーウェイト戦略はあまり見ません。
しかし非常に難易度が低く、参考にできるグルの情報が容易に手に入ることから、おすすめ戦略かもしれません。
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  1. 株式投資に関する疑問
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え? WEALTHNAVIがそんなにいいなら無料診断の結果だけ見て真似して積み立てれば手数料タダじゃん...

なんでタダでできることに手数料1%も払うの?
何もわからない人は全自動でやってくれたほうがいいって、何もわからない人はそもそも投資しない方がいいと思うけど。
WELTHNAVIは偶然、結果論として優良なETFで資産組んでくれるけど、それが優良かどうかわからない人は騙されて変なことに巻き込まれるから投資なんてしないほうがいい。
VTIやAGGを、うーんこれは良い商品だなあと判断できる人はこんなの通さないで自分で買えるからやっぱりWELTHNAVIなんて使わないほうがいい。
  1. 株式投資に関する疑問
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レイダリオが今の比率まで新興国株式ポジションを引き上げたのは2016月6月~2016年9月の間

i ビリオネアでみるかぎり、レイダリオは2016年6月に48%だった新興国ETFの比率を9月に今と同じ58%くらいまで引き上げています。
9月の時点の価格がVWOで37ドル。
それがサイトに反映される11月のVWOが36ドル。
対して自分は2016年および2017年4月までは新興国40%の状態を維持して、流れの変化を察して新興国60%近くまで引き上げたのが今年の5月から、買い増し時のVWO取得単価が40ドル程度。
i ビリオネアなど、よく観察しなかったせいで、10%くらい新興国の上昇を逃しました。
しかしまてよ?
昨年後半から今年の4月にかけてはその資産で米国中心に先進国に資金投入して上昇を享受していました。
そう考えるとけして悪くない。
むしろ自分は、米国の上昇がぴたっと止まった5月から新興国に資金を移動して、止まった米国を尻目に新興国は5月~8月で+10%リターンという、まるで天才トレーダーのような動きをしてしまった。
偶然、かつ短期で、本来長期投資家を自称するなら参照にすべきではないスパンの話とはいえ、大変気分の良い流れです。
ガンドラック、シラー、その他大御所がファイナンシャルポインターの記事でバリュエーションを根拠にこぞって米国株から新興国株への資金移動を煽ったのは3月~5月。
今回は素直に従ったものに女神が微笑んだといったところでしょうか。



ところで2018年末からマイナンバー提出できない海外在住者はネット証券口座閉鎖か凍結になりますね。
今までもグレーゾーン扱いでしたがこれからは完全アウトのようです。
なかなかの爆弾だと思いますがまだ話題にはなっていない。
ブログ界隈も一部の人は阿鼻叫喚になるかも。
  1. 株式投資に関する疑問
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インデックスファンドの信託報酬引き下げ競争と繰上げ償還が気になってしまう投資家へ

インデックス投資家は、最近特にコスト引き下げ競争が活発になってしまうため、新しい低コストインデックスが出る度に、全て乗り換えようか、今の銘柄に継続投資しようか、新規積立分だけ新しい銘柄に移そうかと、嬉しい悩みがあると思います。
ぼくも以前同じで、新しい低コストインデックスが出るたびに新規積立先を変えていたので、先進国株式、新興国株式共に、数個ずつファンドを買っていました。
このようなことが続くと問題は2点あります。

問題1 売却費用と実質コストを比較してちゃんと一番安い戦略を取れているか心配
わざわざ毎回計算するのも面倒だし、心配ですね。
でもダントツで本当の心配は 問題2 だと思います。

問題2 繰り上げ償還
なぜ繰り上げ償還が心配かといったら、ものすごい巨大な税金を払うことになるからです。
信託報酬の実質コストが0.1%や0.3%違っても、10年や20年で出る差は微々たるものですね。
実は大した問題じゃないと思います。
しかし、ファンドが不人気で商品がなくなってしまうときに、繰り上げ償還が起こるとその時の利益の20%が強制的にごっそりと持っていかれます。
これは10年や20年積み立てたあとに実行されると、本当に信託報酬なんてどうでもいいような巨大な額を持っていかれます。
たとえばぼくは今年、4年間強つみたてていた新興国と先進国の株式インデックスを1000万円程度ETFにリレーするために解約しましたが、元本800万円で200万円の利益が乗っていたため、40万円もっていかれました!
たった4年の積立で評価額の4%が税金で抜き取られたのですから、積み立ててから10年、20年後に資産のリレーなんてしたら大変な額になります。
じつは昨年後半も1000万円くらいインデックスファンドから米国株口座に資金移動しているので、昨年分と合わせるといったいどれだけ税金払って資産目減りさせてしまったんだと憂鬱になるのですが・・・(知りたくないのであえて額は確認はしない 笑)
このリレーや繰り上げ償還で失うキャピタルゲイン税(値上がり益の20%)は、本来売却しなければそのまま複利で増える雪だるまの芯になる部分です。
ぼくでいうと、今年のリレーで失った税金40万円、それから昨年のリレーで失った??万円、まるまる、年5~7%の複利で増殖させる種をなくしてしまったのです。
そういうわけで、繰り上げ償還の恐ろしさがわかったと思いますが、ここでインデックス投資家に耳寄りの話がありますよ。(詐欺じゃありません)

解決方法 米国ETFを書いたまえ
米国ETFのメリットは3点あります。

1主要クラスは異常に維持コストが安い
2主要製品は巨大な規模で運用されており償還リスクがほぼない
3製品バリエーションがすごいインデックス投資家のディズニーランド夢の国

1についてですが、「関東在住福岡人のまったり投資日記」さんが、昨年末時点での主要クラスのコストをまとめてくださってます。
iShares CoreシリーズのETFコストが引き下げられたタイミングで、バンガードETFとのパフォーマンスの差を確認してみた

この表は便利なのでぼくはたまに見てます。garboflashさんすみませんがすばらしい表をお借りします。
iShares-Vanguard-Cost-161008.png

経費率をインデックスファンドの実質コストとくらべてみましょう。
どのくらい有利か体感できるはずです。
マネックス証券ですと、バンガードの商品はこのリストのほぼ全部、
米国ETFの維持費は、正直、ほぼタダ同然、維持費0の個別株と似たようなものです。
(配当に課せられる30%の配当税のほうが遥かにリターン毀損します)
インデックス投資に関しては、米国人は未来を生きています。
そこは素直に認めて彼らの製品にタダ乗りするのが賢明なところです。
それから購入時は、たとえばマネックス証券なら、1111ドルを購入したときに購入手数料5ドル(購入額の0.45%)で、それ以下の購入額でも一律5ドルなので、最低限1111ドル以上で積立てるのが得策です。
とすると、せめて3ヶ月に1回か、半年に1回くらいは1111ドルを準備できるようにしたほうがいいかと思いますけど、そのくらいなら個人投資家でも無理なくいけますよね?
コストは基本的にバンガードが最強、しかしバンガードが値下げをするとi Sharesは毎回値下げして食いついてくるという構造になっていますので、バンガードか、i Sharesの製品が好みだったらi Sharesか、くらいに考えればいいと思います。

2の償還リスクですが、たとえば有名なS&P500のインデックスSPYは23兆円という意味のわからない資産規模です。
ちなみに靴磨きおじさんの保有しているものでは、新興国株式VWOで5兆円、ヨーロッパ株式VGKで1兆円、パシフィック株式VPLで3000億円、S&P500のVOOで3兆円、米国小型株のIJRで1.7兆円、ロシア株式のERUSで300億円となっています。
ちなみにロシアは大きな規模のETFがよかったらRSXという2000億円規模のETFもあります。
見ての通り、VPLとERUS以外、まるでドラゴンボールの超サイヤ人オールスターのような資産規模インフレ状態とわかります。
ほとんど償還など起こりようがありません。

3つめの製品バリエーションですが、これもすごく良いですね。
もし一括で世界株式に分散投資したかったらVTという製品が経費率0.11%であります。
新興国、米国、その他先進国の3分割で投資したかったら、VWO、VTI、VEAという超低コスト株式ETFがあります。
米国に関しては日本の証券で購入可能な製品だけでも、信じられないくらい大量に細分化されており
たとえば靴磨きおじさんのように、巨大企業+大型株と、小型株+マイクロ株を分けて買いたかったら、S&P500のためにVOO、小型株マイクロ株にIJRという風に超低コスト製品があります。
あなたが、「米国の小型かつ低PER銘柄だけ集めたファーマ・フレンチの研究に沿った超低コストETFがほしい!」と意味のわからないほどマニアックな依頼をしても、VBRというそれ用の製品があります。
米国以外の個別株についても、主要国はiSharesあたりがだいたいの国の株式インデックスETFを出しています。
たとえば靴磨きおじさんのようにロシアが欲しかったらERUSやRSXがあります。
こちらは数百億円~5000億円以下と資産規模が小さいのと、経費率が0.5~0.7%程度と高めですが、ないよりは選択肢があるだけありがたいのです。

日本の有名な世界経済インデックスファンドで資産規模500億円、たわらノーロード先進国株式で資産規模100億円程度ですから、米国ETFがいかに巨大で償還と無縁に運用されているかわかるかと思います。
そもそも米国ETFの各目玉商品は、ブリッジウォーターのレイ・ダリオなど兆円単位の購入をする顧客を世界中に抱えていますので、文字通り桁違いの信頼性、低コスト、流動性、容量が必要なのです。
また、S&P500や新興国株式など、日本のインデックスファンドのうち低コスト製品とされているものには、単にVWOのような低コストETFを買ってきてそれに手数料を乗っけて売っているような製品も多いですから、それなら自分で直接ETFを買い付けてしまったほうがいいかと思います。
  1. 大事なメモ記事
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なぜ個別銘柄投資を諦めたのか言い訳記事② 恐怖を感じないから

言い訳記事①でほとんど理由を言い尽くしました。

つまり、個別株投資はつかれるし、頭を使って混乱するし、リターンがインデックスほど安定しないからアンダーパフォームしている時期に恐怖を感じるし、他のことに身が入らないし、いつも勉強しなければ危険だし・・・と思ってしまうことが撤退した原因です。
つまり自分の精神力が個別株のバリュー投資をするにふさわしいレベルの強さを持ち合わせていなかったということです。
①で書いた以外にも、思いつく細かい理由を書いてみます。

かぎりなく単純化した戦略
もっとも単純な戦略は、株式:債券:現金の比率をFixして、なおかつ株式内の各地域の割合もFixして、毎月定額積立する戦略です。
それはVT:現金=90:10でもいいし、SPY:BND=50:50でもいいし、なんでもいい。
しかしこれは単純ですがおおよそ全ての戦略の最上位付近の優れた位置にあると言われます。
非常に頭の良い、勉強熱心な投資家にとっても、です。
バフェット、グレアム、ボーグル、シーゲル、エリス、ダリオ、エトセトラエトセトラ・・・
投資業界の最高レベルの人たちのうち、非常に多くが、個人投資家に、この戦略を基本にするように薦めています。
個別株への戦略を薦めもしますが、ほとんど(少なくとも90%以上)の個別株投資家はインデックスに長期で売買手数料負け、税金負けをすると言われており、少なくとも90%の投資家にとって(その人がどんなに詳しくて賢くても)インデックスに投資してればもっとよかったのにね・・・という結果になるとされています。
ぼくはわざわざシラーやシーゲル、ダリオ、それに様々な機関投資家のトップやピクテの萩野社長の意見など見るのが好きですから、「今は米国が高く新興国が安い」と言われるとどうしても、自分の選択できるアソビ(オーバーウェイト)が欲しくなります。
またこういった著名な投資家の人々は「GILDはバリュートラップだ」とか個別銘柄についての意見はあまり言いませんが、大枠で、どこの地域が高い、安いといった考えは表明することが多いため、ETFで少し割安な地域をオーバーウェイトするような味付けは容易で安心感があります。
実際、2013年から個別株をはじめる昨年までは、ある程度そういう記事を読んで、やや新興国が割安かと思い新興国:先進国=40:60で投資を継続してきましたが、ほぼ1回も売ったことはありませんし、精神的に安定していました。
少しだけバリューをみて地域ETFをオーバーウェイトするこの戦略は、完全地域FIX型(たとえばVT1本と決めたり、VTI:VEA:VWO=33:33:33と決めてしまう)より主観が入るためもしかしたらアンダーパフォームするかもしれません。
しかしほぼ売却しなければ似たような成績になり、もしその判断が正しければ、今のVWOのオーバーウェイトのように大きく VTを出し抜くチャンスがあります。
実際、新興国(VWO)を大量オーバーウェイトするまでに、レイ・ダリオ、ガンドラック、シラー、シーゲル、ピクテ萩野社長、ジェームズ・モンティエ、ブラック・ロックと、錚々たるメンツの新興国株式オーバーウェイト推奨を記事で読んでいます。
その結果、5月から6月にかけて、新興国を40%から60%に引き上げたら、他の市場が停滞しているあいだに10%もあがってびっくりしました。(とはいえ新興国株は2016年頭の底からずっと止まらず上昇し続けていますが)
こういった人々のポジションや記事を注意深くみていれば、個人投資家にも、投資業界のトップ達がどこを割安とみているか、わりと容易に判断可能かと思います。
この部分のアソビをこれからは投資の楽しみ、醍醐味にしたいと思います。

売買を極限まで減らす
株式インデックスやETFを持つと売買を極限まで減らせます。
頻繁な売却が好きな人間でも、売却は1年か数年に1度、それも少しだけ売ってポートフォリオを整える程度で済みます。
まず根本的にETFは潰れません。
国がなくならないかぎり、銘柄入換は運用先が勝手にやるので、投資家は本当に文字通り、永久ホールドすればいいだけです。
あとは、自分のようにややオーバーウェイト、アンダーウェイトを使う人間でも、ほぼ買いで調整でき、リバランスも少額を1年か数年に1度、するかどうか、ロナルド・リード氏のような運用ができます。
売却リバランスは税金が高額になるので、もしかしたら完全なバイアンドホールドのほうが優れている可能性も全く低くありませんが。
実際自分は、今年はインデックスファンドからETFに大きめの資産移動をしたところ、200万円の含み益を吐き出して税金を40万円も払う羽目になってしまいました。
よく、定年まで積み立てていることを忘れて数十年後にバンガードのインデックスの評価額をみたら目ン玉が飛び出る額に膨れ上がっていたアメリカの老人、とか、ブロガーの母親がよく知らずにリーマンショック時も積み立てていることすら忘れて放置していたインデックスファンドを最近みたら凄まじい金額に、というエピソードをみますが、最強の投資法かもしれません。

債券を無視する
債券と株式の割合については、勉強すれば勉強するほど、頭がいたくなります。
どれも正しい方法に見えるからです。
FEDモデルなど見ていると、株式益回りが米国債券の長期金利にかなり近づいたら債券に資金避難することで、暴落を防げるのではないか?などと考えてしまいます。
そんな中、シーゲルやバフェットの方法論、生活の余裕資金のほぼ全てを株式インデックスに投入しなさい、という意見は、考えを単純化してよい最適解として魅力的です。
60%の資産がいきなり消し飛ぶリスクを負わなくてはいけませんが、それでも長期でのリターンの最大化、そしてまったく債券など難しいことを考える必要がなくなるという点で、この戦略はとても良いものだと思います。

売却手数料と税金を無視する
インデックスは永久ホールドできます。
永久ホールドできるということは、売却しなくていいので、売却に伴う税金や売却手数料と、新規購入の期待リターンを比較して頭を悩ます必要がないということです。
これも非常に好きな点です。
ちなみに・・・レイ・ダリオも、売却時は、売却コストと期待リターンの上昇を天秤にかけろ、と言っています。
たとえば、米国株式の予想PEが20とします。
あなたは10000ドルを米国株式インデックスでもっており、これは元本5000ドルに利益100%が乗っています。
対して新興国株式の予想PEが14とします。
PEやJPモルガンの期待リターン表を参照にして、米国の今後5年のリターンを5%、新興国の今後5年リターンを7%くらいと見ているとしましょう。
今米国インデックスを売れば税金で1000ドル払い、9000ドルで新興国インデックスに乗り換えられます。
5年後、米国株式のまま資産を保管したら12800ドル、新興国に乗り換えていたら12600ドルです。
これだと5年を基準に見る人の場合、乗り換え理由には少し弱いでしょう。
乗り換えコストは確実な支払、期待リターンは不確実な未来ですから、比較的短期で、大幅に優れた結果が期待できるときにだけ、乗り換えるべきかと思います。

心配せずにナンピンができる
個別株のナンピンというのは非常に危険です。
しかし国や地域への下落時のナンピンは、その国が長期でプラスリターンをするかぎり絶対に得をする絶対的な強さを持ちます。
長期で株式インデックスが最高値を更新できない状況というのは、現在日本のような特殊なサンプルです。
その日本ですら、日経平均4万円近くの最高値のときに一括投資せずに、暴落時の1万円以下のときにナンピンすれば利益が出ます。
個別株戦略とは違います。
1国へのナンピンのときの割合にある程度上限をもち、(たとえば日本には最大全体の30%とか)、数か国の暴落した国に分散してナンピンすれば、インデックスへのナンピンは非常に安全性が高く、個別株のような恐怖がありません。
とくに世界経済が同時に暴落したときは、世界中の株式インデックスにナンピンすれば最強の戦略と言えます。
この戦略が失敗する時は、人類の株式による資金調達を使った資本主義そのものがなくなるときでしょう。


もうほとんど言い訳は出尽くしました。
こういったことを考えて、個別株投資を諦めて、慣れ親しんだインデックス投資に戻ってきました。
  1. 投資雑談
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初新興国…ども…

初新興国…ども…

俺みたいなブロガーで資産の半分新興国株式の腐れ野郎、他に、いますかっていねーか、はは

今日の米国株ブロガーの会話
あのS&P500かっこいい とか あの連続増配銘柄ほしい とか
ま、それが普通ですわな

かたや俺はYahoo Financeでリーマン・ショック時72%暴落(JPY)の新興国株式チャートを見て、呟くんすわ
it'a true investor.狂ってる?それ、誉め言葉ね。

好きなスタイル 逆張り
尊敬する人間 レイ・ダリオ(レバレッジはNO)

なんつってる間に米国利上げっすよ(笑) あ~あ、新興国の辛いとこね、これ
  1. 投資雑談
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リーマンショック並に暴落したら自分のポートフォリオがどうなってしまうのか見てるとヤバすぎて笑える

防衛的投資家は株式と逆相関する資産にも十分分散するようにとよく言われます。
たとえば、株式と逆相関する金と日本円現金も十分に資産に盛り込んで
先進国株式:新興国株式:金ETF:日本円現金=25:25:25:25とすれば、あのリーマンショックのときでも下落幅は最大33%くらいで済み、落ち着いて生きていくことが可能かと思います。
参照 myINDEX さん

バフェットは、世界的な危機では株価は高値の半分になると認めつつも、個人投資家が資産の90%をS&P500の積立をすることを推奨しています。
実際自分のポートフォリオだとリーマンショックの高値からどのくらい落ちるのでしょうか。
現在の自分のポートフォリオはおおよそこのようになっています。

20 現金
10 持株会(EWJで代用計算)
42 VWO
07 IJR
07 VOO(SPYで代用計算)
07 VPL(VEAで代用計算)
07 VGK(VEAで代用計算)

高値からの下落率(ドル)をみたところ
VWO 58.6→21.0(64%下落)
SPY 154.7→79.5(49%下落)
IJR 36.3→17.1(53%下落)
VEA 52.4→21.2(59%下落)
EWJ 59.0→29.5(50%下落)

もし株式だけの暴落率を見るとすると(実際は各銘柄の高値と安値の時期は微妙にずれるでしょうが・・・)
結果は驚きの暴落率59%(ドルで!)となりました。
それだけではありません。
VWOが高値を出した2007年10月1日に1ドル115円、底を打った2009年2月1日に1ドル90円を出しています。
それを考慮すると、仮にポートフォリオの株価が高値で10000ドルだったとすると、この時日本円評価額は115万円です。
そして底値の4100ドルのとき、評価額は37万円です。
暴落率は円換算で68%となります。
半分どころではありません。
こんなことになったら失神しますね。
日本円現金20%が入っていますので、暴落率を現金を含めて日本円でみたら54%の下落です。
現金を含めてドルでみたら、日本円現金の価値は26.4%あがっているので42%の下落です。
よってこのような暴落が起こったらぼくの場合は日本円評価額をまったく見ずに
わざわざ現金を含めて、かつ資産をドルで計算して、「なんだ、40%強の暴落なら知れてるじゃん」と現実逃避をする他なさそうです。

金融危機時の日本円での評価額が気になってつらい人は、株式の割合を抑える、その中でも新興国の割合を抑え、十分米国株式インデックスの割合を確保する。
そして資産のうちの多くを、日本円現金もしくは日本債券、それから金ETFに分散する。
こういったことが大事かと思います。
  1. 投資雑談
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なぜ個別銘柄投資を諦めたのか言い訳記事① 全てのバリュエーションとアノマリーを無視したい

なぜ個別銘柄投資を諦めたのか言い訳記事を書こうと思います。
言い訳が10記事くらい続くかもしれないし1記事で飽きてやめるかもしれません。
あしからず。

まず第1回。
すべてのバリュエーションとアノマリーを無視したくなったからです。

ぼくはいまだにバリュー投資を信じています。
効果があると思います。
もしバリュー投資を続ける人がいたら、とてもおすすめのサイトがあります。

Value stock screener overview

このOld school valueというのはクリック一つで自動的に有名なバリュー投資法のスクリーニングをして各方法の銘柄20個が見れるというやばすぎるサイトなのですが、リンク先を見てください。
たとえばグレアムのネットネット株戦略(NNWC)は、このサイトに表示される銘柄を毎年キープするだけで1999年からの18年間で平均リターン14.46%です。
ぼくの好きなグリーンブラッドの魔法の公式も10.82%です。
その他有名な戦略を網羅しています。
ちなみにこの間、S&P500はリターン5.19%、ラッセル2Kで8.25%なので、有名なバリュー投資戦略はほとんどが市場平均に勝っています。
これに意味がないとは思えません。
バリュー投資うをする人はこのサイトをぜひご参照ください。

ではなぜやめたのか。
心配するのに疲れました。
バリュー投資をすると、ひとつひとつの銘柄が20%も30%も一晩であがったりさがったりするのを毎日眺めます。
疲れます。
そして、たとえばグレアムのネットネット株のリンク先リターンをみればわかりますが、数年間、市場があがってる最中に下がったり停滞して負け続け、いきなり数年に1回大爆発して大きなリターンを得るような値動きをするかもしれません。
ぼくははじめる前はそのようなことが平気だと思っていましたが、いざはじめると無理でした。
また、もしかしたらこの戦略はもう知れ渡って効果が消滅してしまったかもしれないと心配になります。
それは市場に負け続ける期間、だれも保証してくれません。
かなり鋼のメンタルが必要です。

インターネットでも本でも、さまざまのバリュー戦略について、効果がある、効果がない、効果があったけど消滅した、人々は延々と議論を続けます。(豊富な情報量の英語サイトを見るようになったのがかえって悲劇のはじまりです)
効果はあるのか、なくなってしまったのか、考えたり心配すること自体が嫌になりました。

高配当戦略
リターンが平均を超過すると言われます。
しかし最近成績が悪い。
また税金考慮すると劣後するかアドバンテージがあるかもわからない。
だったらもう高配当も無配当も全部持っていればいい。

バリュー小型銘柄
フレンチ・ファーマのモデルはノーベル賞レベルの信頼性ある研究だ。
歴史的にも証明されてる。
低PBRで時価総額の小さい銘柄を買えば平均に勝てるとノーベル賞学者が言っているのだ。
しかしもししばらく小型株より大型株のほうがよかったら?
高PBR株のリターンが良い時期が続いたら?
なぜバフェットやレイ・ダリオはVBRを買わずにS&P500を評価するのか?
考える事そのものに疲れた。
もし小型株IJRと大型株VOOを両方買っていれば、大型株が良かろうが、小型株が良かろうが、グロースがよかろうがバリューが良かろうが、その平均を手に入れる。
もう考える必要さえない。

セクター戦略
過去はそうだった。
でも未来は違うかもしれない。
2018年以降はIT銘柄が上がり続ける時代かもしれない、石油は使われなくなるかもしれないし使われ続けてリターンが爆発するかもしれない。
世界中で戦争の世紀になり軍事銘柄ばかりが信じられないリターンを出すかもしれない。
考えることに疲れた。

米国株式か世界分散か
もしかしたら米国がこのままずっと好調かもしれなし、新興国の株価が伸びるかもしれない。
証券会社や有名投資家の割安地域への助言を参考にオーバーウェイトしながら全部の国を買っておけば考える必要なし。

分散数と中央値
銘柄分散が不十分だとシステマチックリスクが消えないだけではない。
実は市場平均は一部の爆発した銘柄にリターンを押し上げられるので、中央値で真ん中の成績の銘柄のリターンは市場平均に負ける。
これはリターンの非対称性のせいだ。
リターンの一番悪いときは-100%だけど、爆発銘柄は何倍にもなる。
なので中央値は平均値に負ける。
ではいったいどれだけ分散すれば平均値を拾えるのか。
考えて心配するのに疲れた。

その他のさまざまなバリュー投資戦略
どれも優れていると思うけど、そのエッジが消滅するのか、しないのか
世間にバレてもう無効なのか、有効なのか、考える事すべて、心配する日々に疲れた。


つまり・・・
自分はバリュエーションとアノマリーを全て無視してその平均を取る。
(考えるのは国と国の間のバリュエーションのみ、それも自分で考えず多くの記事を読んで判断する)
ぜったいに潰れない銘柄(ETF)をただ買って持っている。
すべての地域の株式を買ってどこの国が上がっても下がっても受け入れる。
株式に余裕資金を突っ込むことで債券と比較してどうとか、その他の難しい検討をしなくていい。
ただただ、投資の心配と考えることから開放されたかったということです。
心の平穏のために個別銘柄によるバリュー投資戦略を捨てたのです。

『魔法の公式』戦略は珍しいので、それを面白がって見ていてくれた人、すまんな。
疲れました。
  1. なぜ個別銘柄投資を諦めたのか
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ETFに資産移動後のポートフォリオバランス

米国個別株投資への挑戦に8ヶ月間で敗北し、ETFに資産移動したのですが、現在ポートフォリオがこうなってます。(だいたい)

20% キャッシュ
10% 持株会
42% 新興国株式ETF
14% 米国株式ETF
14% パシフィック・欧州先進国株式ETF

さらにETF内での大まかな内訳はこうなってます。

60% 新興国株式ETF
10% ロシア(ERUS)
50% 新興国全体(VWO)
20% 米国株式ETF
10% 米国大型(VOO)
10% 米国小型(IJR)
20% パシフィック・欧州先進国株式ETF
10% 欧州先進国全体(VGK)
10% パシフィック先進国全体(VPL)

長期的な中立ポジションは個人的な好みで
米国:他先進国:新興国=40:20:40と決めているので(たとえば全ての地域のCAPEがほぼ同じならたぶんこの比率で投資します)
現在新興国オーバーウェイトで60%
米国アンダーウェイト20%
他先進国中立20%
という状態です。
このバランスは主に、PERやCAPE、PBRを調べる以外に、ファイナンシャルポインターを読む(とくにシラー、シーゲル、ガンドラックなどの各国バリュエーション記事)、レイ・ダリオのポジションを確認する、ほかバロンズ拾い読みなどで証券会社のバリュエーション判断記事を読む、それからピクテ動画で現在バリュエーションを確認してトータルで決めています。
証券会社やグローバル・マクロ型の有名投資家は、意外とみんな同意見なので(たとえば今なら新興国割安~普通、欧州普通、米国割高という判断で一緒です)なのでそんなに難しくないです。
4半期ごとくらいにポートフォリオを微調整しますが、売却を伴うリバランスは1年~数年に1回になると思います。

8ヶ月ぶりに純粋なインデックス投資に戻ってきましたが、爽快な気分です。
管理が楽で、値動きが少なくて、一生ホールドしてればよくて、上がっても下がっても「でもどうせ平均とってるだけだし」で諦められる、なんて優れた投資法なんだろうか・・・
維持管理費はタダ同然、一生潰れずに反映し続けるなんていう夢の銘柄です。
とくにシーゲルやバフェットの推奨する株式100%型は良いですね。
債券や他の資産の動きや仕組みすら無視できます。
この方法だと大暴落で資産の60%くらい消滅するという小さな問題点もありますが、情報サイトでも見て各国の株式バリュエーション比較記事だけ読んでればいいだけですから、投資に労力がかからないで頭をほぼからっぽにできるのも好きです。

最近では新興国は5月あたりにインデックスファンドからETFに移動してからすでに利益が10%近くまで出ていて最高です。
(ちなみに今年5月まで一貫して新興国株式に株式全体の40%以上を振っていましたが、今年5月からそれを60%近くまであげて、そのアクションが大成功している状態です)

そのうち8ヶ月間の個別銘柄選定によって米国インデックスを買って寝てるだけの人に負けた額を大まかに計算する負け犬レポートを書くのでお楽しみに。(おそらく30~60万円インデックスに劣後したんじゃないかなと思います)
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山崎元氏の本音の投資教室がレイ・ダリオの『個人投資家向け全天候型ポートフォリオ』をわかりやすく解説!

なんだか単なる記事はっつけ転載になって申し訳ないですが・・・
自分の参照用メモもかねて・・・

第299回 全ての環境で負けないポートフォリオを考える

山崎元氏はとくに『本音の投資教室』が最高のサイトです。
もっとも勉強になるサイトの一つです。
今回レイ・ダリオの全天候型ポートフォリオについて詳しくわかりやすく解説してくださっています。
オリジナルの全天候型ポートフォリオは簡単に調べられますが・・・商売の邪魔をして恩を仇で返す気はないので、気になる人は本を購入してください。

どちらかというと非常に大きな資産をすでに持つ人が自分の資産を守るための構成、もしくはほぼ資産の変動を受け入れられない許容度の性格の人がインフレ負けしないための構成という認識です。
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