靴磨きおじさんの米国株・インデックス投資

靴磨きおじさんの愛する『魔法の公式』戦略、最初の2ヶ月はS&P500に圧勝 その実力は本当なのか

本格的にはじめたのは4月後半からの『魔法の公式』戦略。
『魔法の公式』というと胡散臭いですが、単なる『低PER高ROAスクリーニング戦略』であり
『ダウの犬』の次くらいにかんたんなバリュー投資の実践法です。
詳しくは関連過去記事をお読みください。

さて、4月18日からはじめて2ヶ月以上たったこの戦略ですが、じっさい今のところどうなのでしょうか。
簡易的にS&P500と比較してみます。

※注釈
S&P500とのきちんとした比較測定は
4月18日~6月末にすべての銘柄を均等にもった場合
7月1日~12月末まですべての銘柄を均等にもった場合
1月1日~6月末まですべての銘柄を均等にもった場合
というふうに、今後厳密に、ちゃんと配当込みで出していく予定です。
今回は簡略化した比較ですが、たんなる気休めなので怒らないでください・・・


4月18日~6月23日のS&P500の値動きをVOOで確認してみます。
https://finance.yahoo.com/quote/VOO?p=VOO
213.78USD→223.37USD
なんとプラス4.29%です。
米国株インデックスはバリュー株投資の勉強をはじめると、本当に本当に強い、と驚きます。
たしかにボーグルやバフェットの言うとおり、米国株式インデックスに積立を続けるのはいつでも最も正解に近い、と思わされてしまいます。


ところで靴磨きおじさんが『魔法の公式』戦略銘柄を買ったのは以下の日付です。
INFY(購入日2017/2/9)
IRMD(購入日2017/4/18)
RGR(購入日2017/4/18)
GILD(購入日2017/4/18)
KORS(購入日2017/4/18)
USNA(購入日2017/5/1)
TARO(購入日2017/5/1)
しかし今回は申し訳ないですが、非常にめんどうなので、4/18に買ったVOOとの値上がり益の単純比較をさせてもらいます。
(後日、ちゃんとすべての銘柄を4月18日に買った場合のパフォーマンス差をYahoo financeで調べますのでご勘弁を)

米国株状況

上記7銘柄のパフォーマンスを見てください
INFY 3.60%
IRMD 22.38%
RGR 17.65%
GILD 6.69%
KORS -4.31%
USNA 16.23%
TARO -1.51%
平均 8.68%

なんということでしょう。
非常に好調なS&P500の2倍以上のパフォーマンスです。
1銘柄だけ買ってそれが大化け、というならまぐれですむ話ですが、はたして7個も銘柄を買って、その平均値が市場平均の2倍以上のパフォーマンスを出すのは、投資法が正しいからでしょうか、たんなるまぐれでしょうか。
なんともいえませんが、一つ言えるのは、この投資法が非常にかんたんなことです。
なにしろ低PERで高ROAの銘柄をランキングにして上から投資してるだけなので、ぼくにもあなたにも即日はじめられます。
ダウの犬の次にかんたんな投資法です。

グリーンブラッドは1年間この方法で投資した場合の市場に勝つ確率を75%としており、ほぼ確実に(95%以上の確率で)市場に勝つには、バックテストの結果3~5年のあいだ継続しなくては適正な評価はできない、と言っています。

個人的には、IRMD、RGR、USNAなどといった、聞いたこともない、単に低PER高ROAで選んだだけの中小企業の成績が、世界に名だたる巨大企業銘柄を揃えた他の投資家のパフォーマンスをアウトパフォームする様は、地方弱小高校のバスケ部がいきなり全国で大暴れするがごとく痛快で面白いと感じるので、ひねくれ者の人にはおすすめの投資法かもしれません。
スポンサーサイト
  1. 『魔法の公式』戦略実践成績記録
  2. | コメント:4

仕事がうまくいかないで辛いおもいをするほど絶対アーリーリタイアしたいマンになる

いまは仕事がうまくいっていません。
部署を移動して、業務内容はほぼ一緒なのですが、上司からの評価は、「いいところもわるいところもありつつまあいろいろ頑張ってるよな」から「モチベーション低くミス多くスキルがないサボり癖があるマネージャー任さられるかよこいつに」というような感じに捉えられているのをひしひしと感じています。
ちなみに前の部署と今の部署で極端にやり方を変えたわけじゃありません。
毎日わりと一生懸命やってるつもりですが、なんでこんなことに?と仕事の疲れと共に悲しくなります。

いったい小さな会社という組織の中で、上の人に努力を認められたいと休みも夜も仕事をし、その結果あいつはやる気がなくサボってるんじゃないかなんて言われて、人生はなんなのでしょうか。
さっぱりわかりません。
アイフォンは使わないのですがスティーブジョブズのとても好きな考え方があります。


私が17歳のとき、私は次のような句を読みました。 「もし、あなたが毎日を人生最後の日のように生きるなら、いつかまさしく、その通りになる。」 それはとても私の印象に残りました、それ以来33年間、私は毎朝鏡をのぞき込み、自分に問いかけました。「もし今日が人生最後の日だったら、私は今日しようとしていることをしたいと思うだろうか?」と、そして、答えがNOの日が、何日も続くようなら、私は何かを変える必要があります。

自分はいずれ死ぬのだと考えることは、私が人生において大きな選択をするときに、自分を助けてくれる、今までに出会った最高のツールです。 なぜなら殆ど全てのこと・・・・即ち全ての外部の期待、全てのプライド、恥じをかくことや失敗への全ての恐れなど・・・これらの事は死を前にすれば、なんでもなくなり、本当に重要な事だけが残るからです。 自分はいずれ死ぬのだと思うことは、あなたが失う何かを持っているという思考の罠を避ける最高の方法です。あなたは既に裸であり、自分の心に従わない理由はないのです。


まるっきりぐうの音も出ない正論でその通りにしたいのですが、上記のような状況なので
今日が人生最後の日だったら間違いなくしたくないようなことをして、生きている状況です。
プランは2つあると思っています。

①労働そのものを、本当に自分のやりたいことに昇華させるべく、転職をする。

しかも普通の転職ではありません。
ぼくはそもそも日本の企業の労働文化が好きではないのです。
いろいろな国で出張して働くとき、その現地の技術者たちが羨ましいです。
人の人格を否定するような立ち入り発言をしない、業者や部下を怒鳴りつけない、まともに休暇をとる、アフターファイブを取る、わざわざ時間外の飲み会やゴルフに参加しない。
これらはすべて自分が求めているもので、どこの国に行っても現地社員が羨ましくてなりません。
ですので転職するなら、そもそも日系企業で働くの自体が嫌なのです。
駐在員も現地採用者もいやです。
関係ない国の、外資系企業で、海外で働きたい。
しかしそれをするには英語力も低いし、ツテもない、スキルも微妙。
しかしジョブスの言葉に従うなら自分にはこのコースが正しいということになります。
給料は月に20万円、30万円程度もらえれば、十分です。
バフェットのこの言葉も好きです。


給料が一番多くても、
打率が2割だったら
ふさぎ込んでしまいます。
逆に給料が一番少なくても
4割打てれば、
それこそ大喜びするでしょう。
大事なのは、
自分が好きな事を
とびきり上手にやることです。


いうなれば僕は、一番高い給料を提示されて、毎日打率2割で陰口をたたかれている、そんな心境です。
自分の人生が間違ってるという思いが強く強くあります。
もし毎日仕事がきつく休みがなくても、君のお陰で助かっている、よく頑張っていると思ってもらえ、職場が和気藹々としていればぜんぜん違います。
前の部署はそうだったので好きだったのですが・・・



②苦痛で高待遇の仕事を続けて最低限の金をためてとっととリタイアする


これがもう一つの選択肢です。
①は労働で好きなことを求めて飛び出す方法です。
リスクもかなりあるかと思います。
(いきなり外国に行って専門の技術者として20万円、30万円もらって外資企業で働けるかという話、日系企業への就職なら容易ですが)
対して②は我慢していれば確実に到達します。
また、「やりたいこと」が労働でなくてもよくなります。
最低限の運用成績と、あとは明日死んでも後悔しない、自分のやりたいことを特別うまくやる、ドローンで世界を撮ってまわっても、アフリカで学校を作る手伝いをしても、自由です。
この問題のもっとも大きな問題は、結婚できない、子供をもてないことかと思います。
自分で計算したこの方法に必要なコストは約7600万円程度と出ています。
しかし奥さんも一緒にリタイアする場合は1.7倍の費用がかかり、1億3000万円、さらに子供も最低限好きな大学にいかせてやりたいと思ったら一人養育費3000万円、もし妻1人、子2人で、慎ましやかに、しかし子供を大学に行かせるような状況をリターンしつつ作り出すなら1億9000万円必要です。
7600万円と比べたら、一気に非現実的な数字になります。
とすると、まともに動けるうちにとっととリタイアして自由を手にするには、家族のいない寂しい人生を選ぶという勇気が必要になります。

昔よく聞いた歌でこんな歌詞がありました。

勘違いしないでね、別に悲しくはないのさ。
抱き合わせなんだろう?孤独と自由はいつも


だれにも縛られない人は、だれからも心から愛されず、完全に自由で、孤独になります。



リタイアに必要な7600万円ですが、こう計算しました。
株式:その他(債券や金)の比率を65:35にします。
このポートフォリオの今後15年リターンが4.83%程度とされています。
配当税が年間0.54%、維持手数料が年間0.10%
よってキャピタルゲイン税を考慮しない名目年間リターンが4.20%程度です。
今後15年の日本円のインフレを年1%とします。
また、資産を現金に引き落としたときに、その10%をキャピタルゲイン税として差し引かれるとします。

次に2030年頃の日本の生活費を、いまとほとんど変わっていないと考えて
家賃65000円、その他100000円、国民年金16000円、国民保険2000円
トータルで月183000円、年間220万円とします。

最後にリタイア資産X円が必要とされる式で
X x (0.042-0.010) x 0.9 = 2,200,000
X = 76,400,000円

つまり年金保険支払で年18000円、さらにその他生活費家賃で165000円見込んでのリタイアプランなので
実際はそこまでお金を使う人間じゃないのでかなり安全にリタイアできるかと思います。

ちなみにこの資産を貯めるまでのスピードですが
現在資産2500万円、月の積立額28万円、リターンを上記のリタイア後と同じポートフォリオで持った場合と考慮して
いまから10年、2027年に42歳程度でアーリーリタイアというのはとても現実的です。
(名目資産で上記の7640万円を達成します)
あと10年と考えれば、労働時間も積立量もすでに1/3前後を達成した時期であり、あと10年ならぜんぜんやりたくないことだけど、42歳からの好きなことだけをする人生のために我慢できるかも・・・と考えています。
  1. アーリーリタイア
  2. | コメント:2

株デビューする前に知っておくべき「魔法の公式」の2版原書The Little Book That Still Beats the Marketのまとめ⑥

・我々の初版の発行後に、ウォールストリートで非常に多くの期間が、この魔法の公式が米国外で機能するのかどうかを研究した。
あらゆる外国マーケットでこれが働くことが、彼らの研究で実証された。
しかし我々自身は米国外での魔法の公式のバックテストデータは持っていない。

・過去のさまざまな研究から、我々がPERで判断したディスカウントを、PBRやlow price to salesでスクリーニングしても
世界中のマーケットでこの公式は同じように機能するだろう。

・しかし、非常に確かなことがある。
利益に対して平均以下の取得価格で、資本に対して平均以上の利益率を得ている企業、つまり平均より優れた銘柄を買うこの戦略は
先進国でも、新興国でも、あらゆる国で機能する根本的な仕組みだと考えている。



※靴磨きおじさん注釈
これで2版の追記部分のまとめは終わりです。

追記部分を読む情報価値だけでも、10.48USDの本代くらい
その未曾有のチャンスを考えれば安いもの
10.48USDは非常にリーズナブル 良心的金利でございます(ざわ...ざわ...)

冗談はさておき本はいいものです。
本は出費に対してもっともリーズナブルで得るものの多い文化と、いつも思っています。
とくに投資に関しては、本の出費に対していくらリターンを得たか、数字で比較できます。
ぼくは数十冊、今まで投資の本を読みましたが
仮に50冊の1500円の投資の本を読んだとしても、出費はわずか75000円なのです。
しかしすでに投資で400万円の利益が出ました。
こんなに経済的に費用対効果の大きいものは世の中にはそんなに多くないでしょう。
(僕の考えるに英語と大学受験くらいでしょうか、両方苦手ですが。)
しかもそもそも投資の本自体、面白いので、仮に利益がマイナスでも、やっぱり僕は投資の本を毎週読むでしょう。

さて、魔法の公式戦略ですが、ひとつラッキーなことがあります。
それは、日本人である我々は、魔法の公式で選ばれる有象無象がどのくらいヤバいやつらか、ぜんぜん情報が入って来ない点です。
入ってきたが最後、ぜったい欲しくなくなるはずです。
いま僕は、魔法の公式戦略による銘柄をGILD、KORS、INFY、IRMD、TARO、RGR、USNA、そしてロシアETFのERUSと買い集めましたが、もしも本国、米国の投資家が見たら「ファーwww」と言いたくなるラインナップなのでしょう。
しかし運のいいことに僕は米国の会社なんて大して知らないし、グリーンブラッドの言うことが本当なら、かえって各銘柄の内情を知らないほうがいいということになります。
ちなみに現在成績が非常に良い(2ヶ月で20%ずつ上昇した)RGRとUSNAは、有名ピストルメーカーと米国版アムウェイです。
最悪ですね。
一般米国株投資家の方々が、FANGにするか昔ながらのKOやJNJにするかと迷っているところで、こちらは全く別の惑星で天下一武道会を開催しているような心境です。
  1. 『魔法の公式』戦略研究
  2. | コメント:0

株デビューする前に知っておくべき「魔法の公式」の2版原書The Little Book That Still Beats the Marketのまとめ⑤

二つ目の問題について。
市場に勝つことと、利益を出すことはイコールではない。
市場が40%のマイナスを出した年に、38%のマイナス成績で終わるのもまた、市場を打ち負かしたことになる。
ポートフォリオのうち大きな割合を株式に割り当てるべきだが、それが40%なのか80%なのかは
何年間も株式のパフォーマンスが悪かった場合に、どれくらいの割合保有していれば狼狽しないか、で個々人が決めるしかない。
しかし、株式クラス内の戦略の中では、魔法の公式戦略はベストの選択肢の一つだろう。

・新たに付け足した過去10年間の結果を検証しよう。(2000年~2009年の10年間パフォーマンス)
S&P500は珍しいことにパフォーマンスが悪かった。
年率リターン-0.9%というマイナスリターンに終わった。
しかし市場の時価総額上位1000社(時価総額10億USD以上)から構成した魔法の公式戦略では年率リターン13.5%であった。
しかし問題もあった。
この10年間のうち、なんと34ヶ月間のあいだ、S&P500をアンダーパフォームしたのだ。
さらに他のにも13ヶ月間アンダーパフォームした期間があった。
つまり合計すると実に4年間近く、S&P500をアンダーパフォームしていた。

・そして2007年に関しては、魔法の公式の時価総額50ミリオンUSD以上の銘柄による構成であるall cap戦略にとって残念な年だった。
all capは-8.8%、それに対してS&P500 は+5.5%、時価総額上位1000社による魔法の公式戦略の成績は+7.1%だった。
2007年は小型株とバリュー株にとって酷い年だったのだ。
ラッセルの小型グロース株インデックスが、同小型バリュー株インデックスを16.8%アウトパフォームして
大型株インデックスが小型株インデックスを7.3%アウトパフォームしたことから
我々の魔法の公式のall cap戦略にとっては非常にタフな年になった。


※靴磨きおじさん注釈
上のような数年間の傾向を見ていると、これを無視して10年単位で悪評ある小型株銘柄を持つこの戦略がいかに我慢し難い、精神的な難易度の高い戦略かということがよくわかります。
  1. 『魔法の公式』戦略研究
  2. | コメント:0

株デビューする前に知っておくべき「魔法の公式」の2版原書The Little Book That Still Beats the Marketのまとめ④

・また、魔法の公式戦略は、ときに複数年機能しない。
しかしもし毎年、毎クオーター、毎月、機能してしまったらどうなるだろう?
おおよそ全ての投資家が魔法の公式戦略をフォローすることになる。
すると魔法の公式戦略に選ばれる銘柄の株価は直ちに押し上げられて、戦略が機能をとめてしまう。
あまり凄すぎないことこそ、この公式の非常に凄い点である。

・魔法の公式に従うと、きちんと新聞の経済欄を読む人が絶対に買わないような銘柄を何度も買う羽目になる。
そしてそれらを黙ってホールドして、時として複数年、市場アンダーパフォームするポートフォリオを持ち続けるとこになる。
また、みんながすでにこの本を読んでしまったんじゃないだろうかと心配する。
この戦略を継続することは非常に難しいことがわかるだろう。

  1. 『魔法の公式』戦略研究
  2. | コメント:0

株デビューする前に知っておくべき「魔法の公式」の2版原書The Little Book That Still Beats the Marketのまとめ③

・ところで作者は20~30銘柄の分散を指定しているが、(初版発行後の)この5年間、非常に多くの人から、なぜ最上位層だけを買わないのか、という指摘を受けた。
たとえば、ヘルスケア改革で被害を受ける製薬株だけを除外する、というアイディアもある。
もしくは次のリセッション時に暴落するであろう消費財株だけを取り除くというのはいかがだろう。
あるいは他にも、いろいろな理由で魅力的じゃなく映る会社を取り除くというのはどうだろうか。
とても良いアイディアだ。
しかし問題は、我々が実際どれが良い成績になり、どれが悪い成績になるかしらないことだ。
これは保険会社の仕組みと同じである。
保険会社は誰が病気になるかを知らない。
しかし何%の確率で、いくらコストがかかるか全体としてのアベレージデータを持っている。
我々もどの銘柄がアウトパフォームするのかは知らない。
しかし20~30銘柄を保有することで、これらの購入価格は銘柄群の利益率に対してディスカウントしているのを知っているだけなのである。
またreturn on capitalが銘柄群の平均として非常に高い。
結果として、ポートフォリオ全体として見ると、アベレージを超えるreturn on capitalをアベレージ未満の価格で買っていることになる。


※靴磨きおじさん注釈
まだ魔法の公式戦略でためしに銘柄を買ってみて2ヶ月ですが、この作者の指摘を実感しています。
というのも、PERとROAから米国市場で最も魅力的なのはそのとき、GILDやKORS、TAROでした。
とうぜんそれらが一番いい成績になると思っていました。
しかしこれらは買ったあとに3~6%下げたのです。
そして上記の自信のある銘柄よりPERも割高で、ROAも低く「仕方なく買った」RGRやUSNAが17~20%も急騰しました。
まったく予想がつかないということです。

もう一つ。
本当は作者の指摘通り、どれが高騰するかわからない、ボラティリティを下げたい、なので20銘柄程度組み込みたいです。
ただ、現在魔法の公式戦略に割り当てている資金は700~800万円程度です。
マネックス証券で米国株を買う場合(というか日本で米国株を買う場合)、売買手数料が高いです。
なので10銘柄にして手数料を押し下げようとしています。
本来手数料を考慮しなければ20銘柄欲しいです。
将来的に1銘柄に100万円以上割り当てるようになってきたら、銘柄数を20銘柄まで増やすかもしれません。
(実際10銘柄でどの程度、急騰銘柄をキャッチできるか、ボラティリティが過酷か、この5年程度で実験予定です)
  1. 『魔法の公式』戦略研究
  2. | コメント:0

株デビューする前に知っておくべき「魔法の公式」の2版原書The Little Book That Still Beats the Marketのまとめ②

・魔法の公式には2つの大きな問題がある。
まず、公式はしばしば機能しない。
1年か、2年か、運が悪いと機能しなくなる。
魔法の公式に選ばれたような企業は、新聞を読めばすぐわかるが、ほとんど悪評のある会社である。
ビルの建設ブームは去った、ヘルスケア改革は利益を吹き飛ばす、消費財は限度を超えて使われすぎている・・・
魔法の公式の上位銘柄を保有したくない理由はいつも十分に揃っている。
実際魔法の公式銘柄の50~60%は市場平均を下回る。
しかし、魔法の公式銘柄全体の平均では、良いリターンを出す。
なぜか。
つまりこれらの会社はあまりに悪評が多いため、投資家は必要以上に悲観的に評価しているためだ。
マイナス評価は十分に株価に盛り込まれているため、少しでも最悪のパターンよりマシな経営が行われただけで容易に株価が反発する。
つまり経営状況が悪いと、もともと低価格に、悲観的に据え置かれていたので、「やっぱりな」と思われてあまり下がらないのに、悲観的に思われていたよりも少しでも改善すると、大幅にアウトパフォームを見せるので、良いDealなのである。


※靴磨きおじさん注釈
つまり「魔法の公式」銘柄は、「ヤンキーがちょっとでも良いことをするとメチャクチャ良い奴に見える理論」を使ってるという話ですね。

  1. 『魔法の公式』戦略研究
  2. | コメント:0

株デビューする前に知っておくべき「魔法の公式」の2版原書The Little Book That Still Beats the Marketのまとめ①

先日、「株デビューする前に知っておくべき「魔法の公式」」の2010年に出した2版である
The Little Book That Still Beats the Market の追記部分を読んだのでメモ用にここにまとめておきます。

この本です。
https://www.amazon.com/Little-Book-Still-Beats-Market/dp/0470624159/ref=la_B000APHNTQ_1_1/147-2007691-4409150?s=books&ie=UTF8&qid=1497730375&sr=1-1

読みたかったのはリーマン・ショック時の成績およびそれに関する作者の所感の部分です。
ぼくも英語は苦手ですが英語苦手な人はアマゾン・キンドルで英語の本をよむことをすすめます。
なぜなら画面長押しで単語の英和辞書につながる機能が便利だからです。

・2005年の初版(バックテストは1988年~2004年の17年間)から5年がたった。
その間に不動産バブルのリセッションがあったが魔法の公式戦略の傾向に変化は見られたか?
結論としては(喜ばしいことに)魔法の公式の原理に変化はなかった。

・ベンジャミン・グレアムは我々に、大きなセーフティマージンを持つことは投資の最重要項目であると指導した。
実際価値と支払った価格の価格差の大きさが我々に投資の成功をもたらすからだ。

・また、Mr.マーケットも2010年現在、いぜん働いている。
しばしばマーケットは短期間に必要以上に楽観したり悲観して、上下に動いている。
この数年(2005年~2010年)でまた十分に証明された。
グレアムがいうように、株価が短期間で上下するようには、ビジネスの長期的価値が変化するはずがない。
この感情的な株価の揺れが企業の内在的な価値とのあいだに大幅なディスカウントを産んでいる。
(そして賢明なる投資家に利用されている)
しかしこのバーゲン価格を利用する好機は感情的な投資家には訪れない。
いつも内在価値と実際販売価格の差分を計算する手段をもつ投資家のみに訪れる。

・魔法の公式は上記の深層価値に対するバーゲン価格を(平均的に)もつ企業群を見つけ出す。
すなわちセーフティマージンを見つけ出す。
購入価格に対していくらの利益をもたらすかで魔法の公式はセーフティマージンを確保している。
Mr.マーケットの感情が企業の平等な評価を妨げるからだ。

・そして魔法の公式のもう一つの要素は、グレアムの最も有名な生徒であるバフェットからインスパイアされたものだ。
彼がグレアムの公式に追加した、一見小さな変更は、彼を地球上で最も成功した投資家にまで押し上げた。
グッドビジネスをバーゲン価格で買う。
グッドビジネスでは価値は時間とともに育つが、バッドビジネスでは価値の縮小がセーフティマージンを喰らい尽くす。

・グッドビジネスとは return on capital(投入した資本に対する利益率)が高いことであり、そしてその得た利益でまた高い利益率の投資を行えること、それを継続できることである。
これはセーフティマージンを増やし続ける。(チューインガムショップの話)
魔法の公式は、企業のディスカウント価格、グッドビジネスの数値化、このコンビネーションを極限までシンプルに表したもので、そのコンセプトは初版のときから全く変わっていない。

・インデックス指数が平均的な利益を稼ぐ能力をもった会社を、平均的な価格で買うのに対して、公式は平均より高い利益を稼ぐ能力をもった会社を、平均より低い価格で買う。


  1. 『魔法の公式』戦略研究
  2. | コメント:0

2017年6月 目標ポートフォリオの決め方について④

最後は、株式内の詳細バランスの決め方を少し説明します。



 3.jpg



前述の通り、自社株は前に買ったものをもっているだけで、調整できない部分です。
それを取り除いて、残りを米国に半分、それ以外の国(これから米国を抜く可能性も高い中国インド周辺)に半分ずつ、ベットしています。
ヨーロッパおよび日本は勢いがなく感じるので、切り捨てています。
しかし思いの他、ヨーロッパや日本が今後最高のリターンを出すかもしれません。
日本やヨーロッパのPERがありえないほど低く、それなりのROAであった場合は、VGKやVPLを使って、新興国のかわりに積み立てると思います。


米国個別株ですが、現在7銘柄しかありませんが、来月末までに、10銘柄まで増やす予定です。
10銘柄というのは、(どうにもならない自社株は無視して)株式クラス内で、1銘柄に託すリスク比率にして5%程度と認識しているからです。
これは、ジョエル・グリーンブラッドの「魔法の公式」戦略における銘柄数を20~30(つまり1銘柄あたり3.3~5%持つ)にするように、というアドバイスの影響もあります。
彼の考え方だとこうです。
単純な指標買いをして企業の内情をまったくシカトするバリュー投資の場合ボラティリティを打ち消すために20~30銘柄買う必要がある(例:シーゲルの本を読んだところ、低PERはリターンがよくなるので知らない低PERの会社を内容を無視して20銘柄買った)
企業分析を十分に行い、絶対に自身のあるバリュー銘柄を買い集める場合は5~8銘柄もあれば十分だろう(例:非常に多くの研究を重ねて絶対の自信のあるアップル、ウェルズ・ファーゴ、コカコーラ…といった5社だけを買ってホールドしている)
自分の場合は前者の例なので、1銘柄あたりの保有量を自分で5%と決めているわけです。
ちなみに初心者にかんたんなのは前者です。

次に米国以外の地域のETFですが、最初はバリュエーションが良いなと思った地域に、とくに新興国を中心にヴァンガードのETF(VWOとVGKとVPL)をひたすら買い集めて売却せずにホールドする作戦を考えていました。
こうすれば、悪くとも米国以外の世界平均リターン前後の数字が手に入り、手数料もタダ同然だからです。
しかしどうしてもギャンブルバリュー投資家の遊びも組み入れたくなり、ETF全体を80%のコアと20%のサテライト(遊び)に分けることにしました。
リターンのほとんどはコアで決まるが、20%の遊び部分で(買っても負けても影響が小さい範疇で)個別国ETFのような手数料が高くリスクも高いものを売ったり買ったりできるという寸法です。
さて、コア部分ですが、現状ずっとVWOを積み立てています。もしVPLやVGKが極端に安い時期があったら、そっちを買う可能性もありますが、一度買ったらもう売らないという方針をたてています。
サテライト部分ですが、全額をロシア株ETFに投入しています。
ロシア株ETFの保有ルールですが、完全に米国個別株を買っている「魔法の公式」ルールを採用しています。
つまり低PER高ROAと判断したから数字で購入したものであり、年に1度チェックをしてそうではないと数字から判断したら売ります。
ロシア株ETFに株式全体の10%(ETFの20%)を投入するのは、米国個別株1銘柄に株式全体の5%を投入するルールから、感覚的に決めました。
倒産リスクがなく20銘柄程度で分散の聞いている(しかし非常に不安定な)1国のETFにかける割当は株式全体の10%程度が妥当だろうと思ったのですが、少なくとも5~20%のあいだが妥当だと思います。

自分のポートフォリオに決め方の紹介は以上でおわりです。
ロシア株ETFはかなり好きなオモチャなので、そのうちつっこんで書きます。







  1. ポートフォリオ
  2. | コメント:0

2017年6月 目標ポートフォリオの決め方について③

さて、次に株式クラスについてです。
引き続き前回のグラフをみます。

2.jpg

自社株は実は売却できなくて仕方なく持っています。
なので調整余地がありません。
しかし皮肉なことにここ数年間の自社株のリターンは厳密には知りませんが年率20%以上、もしかしたら30%あります。
偶然暴落したときに買って急騰した状況です。
まあ、興味はありません。

自社株以外の資産を、米国とその他の国の株式で、半分ずつになるようにしています。
米国株式は個別株を買っています。
その他の国の株式はETFです。
なぜならマネックスの米国株口座でのラインナップがそうなっているからです。
株式に関して、米国株にだけかける人、全世界に分散する人、日本だけにかける人。
いろいろなタイプがあります。
自分がベットしているのは、米国に半分、その他有力な新興国(中国および周辺国とインド)に半分です。
よほどPERがありえないほど低く、それなりのROAがあればヨーロッパや日本に積み立てる可能性もありますが、基本的には、自分の生きているあいだは、米国経済が一番強いままか、数十年後に中国およびインドが米国以上の影響力をもつか、どちらかだと思っています。
これは実際にインドや中国、アジアの会社やエンジニアと仕事をしたり街に住んで肌で実感したことです。
株式投資では実績の数字と(PERやEPSやROAや配当率や・・・)、自分で見たもの(街にあるもの、仕事で触れたもの)を信じています。
逆に信じないのは、予想の数字(予想PERとか5年後のEPSとか)、見たこともない経済新聞の記事(ロシアがあーだこーだ、アメリカがあーだこーだ)です。

次は最後に株式クラスの詳細を書いて締めます。
  1. ポートフォリオ
  2. | コメント:0

バフェット太郎さんの話題の記事について思うこと

バフェット太郎さんがリタイアについて書いた記事が一部投資家を刺激して話題になったそうです。
それを聞いたときに内心おもったことを、ほとんど『複利のチカラで億り人』さんが代弁してくれました。

個人投資家は皆仲間!本当の敵は働かなければならない状況にアリ
http://hiromethod.com/individual-investors-do-not-want-to-fight

まずあれを見て、「見ている人がいやな気分になる記事を書くなんてひどい!」という人はちょっと素直すぎます。
機関投資家やWSJの先導記事を文面通りに受け取らないよう、投資の面で注意してもらいたいところです。
ぼくがバフェット太郎さんついて思っていることはこうです。

・煽り記事はおもしろい。誰も漫画ブリーチの煽りセリフや闇金ウシジマくんを読んで「なんて性格の悪い作者なんだ」とは思わない。エンターテイメントやタメになる情報をタダで発信してくれて感謝。
・彼の投資スタイルや投資に関する主張はほとんどの時に合理的でありむしろ誠実で正解の1つに近い。しかし低コストのダウ連動インデックスファンドに毎月積み立てても同じ効果が得られるだろう。
・独特の書き方は全てブログ収入のためであるのに(どうしたら話題になってブログ収入をよく稼げるかよく考えられた文章だと感じる)そんな一目瞭然のことを真面目に気にする人がいたら、ぼくはその人がメディアや機関投資家のポジショントークに騙されないか心配してしまう。
・彼がほとんどの時に合理的といったのは、一部そうではないときがあるからだ。わざわざおすすめのところによくわからないなんとか証券とかなんとかレンディングとか自分では興味もない商品を紹介しているときは彼にいくらの手数料が入るか疑った目でみたほうがいいだろう。
・セミリタイアの件は煽ってはいるがむしろやさしい。わざわざセミリタイア後に不況が来ると低賃金でこき使われる危険性があることを指摘してくれるのは、あなたの母親とバフェット太郎さんだけである。世間はもっと冷たい。

投資家たるものモノの表面しか見られないようだとカモにされるだけですよ。

グッドラック。
  1. 投資雑談
  2. | コメント:2

2017年6月 目標ポートフォリオの決め方について②

 『株式:債券等』、の比率を決めたら、次に具体的に投資するクラスを選定します。

2.jpg



まず、『債券等』について説明させてください。


金ETFに全資産の10%、残りの枠に、日本円現金と、米国総合債券ETFを半分ずつ投資しています。
金ETFは非常にいいと思います。
金はそれ自体が利益を生む性質ではないので否定的な考えの人も多いですが、とくに債券が低金利の状況であるとよいと思います。
なぜなら現在の金ETFの幾何平均名目リターンの期待値は長期で3%程度と、米国や日本の債券を上回るからです。
債券があがりすぎたということです。
歴史的に超長期で見れば金は債券よりリターンが低く、ちょうどインフレを追従するのですが、今は債券が上がりすぎたためにそうではなくなってしまっています。
米国や日本が十分に利上げを行い、最低でも3%、4%という国債金利を確保した時に「金はリターンを産まないので不要」という意見は再び妥当になります。

次に米国総合債券です。
現在利回り2%程度と、日本や欧州にくらべて、マシ、です。
日本や欧州の利回りは、現金でもっていたほうがマシ、という水準まで落ちています。
ところで購買力平価説ですが、僕はまったく信じていません。
物心がついたころから米国と日本の為替の関係は1ドル100円を前後して変化しませんが、常に米国のほうが債券金利が高く優秀なためです。
米国債券の株式相関関数ですが円で見ると0.5程度あります。
意外と高いです。
具体的にはリーマンショック時に円で見ると15%程度下落しています。
しかし実はドルで見ると10%近く上昇しているのです。
つまり、日本円という通貨が25%上昇したということです。
株式暴落時に日本円通貨は高騰します。
日本国債ではありません、特殊なのは日本円という通貨だと思います。
ドルの立場から見れば米国国債は十分優秀な株に対する逆相関資産です。
天動説と地動説みたいに、そもそも座標軸をどこにおいているのかというだけの話です。
実は僕のものとほぼおなじの、株式:債券等=65:35のポートフォリオは、日本円換算だとリーマンショック時に44%も暴落するのですが、ドルの立場から見ると、たったの24%しか下がっていないことに気づきました。
ここで重要なのは、ドルまたはそれに準ずる通貨で生活しているか、円で生活しているかです。
なぜなら株式暴落時に為替に合わせて、日本のカップ麺が2/3円になったり米国の車が1.5倍ドルになったりしないからです。
ちなみにぼくは現状でも日本円で払っているのはせいぜい年金と保険くらいなので実はそんなに円の視点からものを見なくて良い立場にいると思います。
老後もおそらく海外に移住すると思います。
日本円というのは、インフレにたいして常に負けるが異常に株式と逆相関する特殊な資産と見たほうがいいですね。

最後に日本円について。
上で日本円について思うところはほとんど書いてしまいましたが・・・
「わたしのインデックス」さんの、リーマン・ショック時に自分のポートフォリオバランスでどこまで落ちるか、というのをいつも非常に重要視しています。(過去20年リターンは無視します、見るのはリーマンショックでいくら落ちたか、です)
それを見て、日本円、米国債券、金ETFにバランスよく分散するのが、自分の感覚と考えに合っていると思いました。
もちろん今後、欧州や日本の債券金利があがれば、そちらに資金を移します。
日本国債は10年金利が現在0.05程度だそうで、とくに現金からかえる意味合いもないので現金でもっています。
日本円自体が株式と力強く逆相関するクラスなので、リターンは毀損しますが、一定数いれるという考えも一理ある特性だと思います。
もちろん、日本の長期国債金利が2~4%以上と、まともな数値になって、日本国債に投資するほうが、はるかに理想の姿ですが・・・



次回は株式クラスについて書きます。






  1. ポートフォリオ
  2. | コメント:0

2017年6月 目標ポートフォリオの決め方について①

今回は現時点での目標ポートフォリオについて語りたいと思います。
目標といっても、実際のポートフォリオもほとんどこれと同じようなものになっていますが、リファレンス用の数字を決めておくことで、どういう思考回路でこのポートフォリオを作ったのか書いてみたいです。

まず最初に決めるのは、広義での『株式:債券』比率です。
広義というのは、債券のかわりに、現金、ゴールド、現物不動産、その他、投資規模が大きい人ほどいろいろな資産が・・・対象として入ってくるかと思うからです。
しかし大枠では、株式→大きなリスクを取りリターンを目指す資産と、債券→インフレから資金を守り小さなリスクで株式との低相関を目指す資産、この2つに大別することができるかと思います。
ちなみにカナダの年金を運用するCPPIBは、株と債券以外の資産を、そのリスクから『株式と債券何%ずつに相当する』と分解するそうです。
面白い考え方です。
これにより、あらかじめ決められた『株式:債券』比率のリファレンスポートフォリオに、さまざまな資産をアジャストするわけです。
ぼくの場合は、債券と同レベルに株式との相関関数が低い資産を、全て債券側にカウントする、という方法を自分で考えて勝手にとっています。
なぜなら、僕にとって大事なのは大暴落のときにその資産がどう動くか、だからです。
普段10%あがろうが20%下がろうがわりとどうでもよく、肝心の株式大暴落のときにいかに株式の動きを無視してくれるか、を債券クラスに求めています。

1.jpg

さて、この32%なのですが、基本的に年齢くらいで考えています。
オールドスクールですね。
ただ、これは投資をはじめた2013年はじめからずっとそうしており、体感的にとてもバランスが良いので自分に合っていると感じます。
現在考えているのは、35歳程度までいったら、債券側の比率を35%で、上限にしようかな、ということです。
現在カルパース等、攻撃的な運用をする年金機構の債券等比率が35%というのに影響を受けています。
守備的な年金機構は日本など、債券等の比率を50%程度にしています。
各年金機構の株式比率は年々高まっています。
なぜなら債券の金利が低く押さえつけられているために、非常に魅力の薄い資産になってしまっているからです。

なにはともあれ、自分はポートフォリオを決める場合、この大枠『株式:債券等』を決め、次に細かいものを決めていきます。
債券等、は株式と相関関数が非常に低い資産を指し、先進国債券、日本債券、日本円現金、ゴールド、ヘッジ付き債券、現物不動産のようなものです。
逆に、自分が債券等資産に含めないのは、新興国債券、各国REITなどで、これは株式との相関関数が非常に高いためです。
  1. ポートフォリオ
  2. | コメント:0

2017年6月 短期投資方針

最近売買が頻繁になったと感じるので今一度ルールを確認してなるべく売買を減らす持続可能で安全な投資方針を整理します。

以下の短期投資方針は独身であり生活状況が変わらないかぎり有効とする


①『株式:その他資産』比率について
『株式:その他資産』比率は現状で68:32程度とする。
この比率は各国年金運用機関のポートフォリオ(GIC、GPIF、CalPERS、CPPIB、GPF-Gなど)を定期的にチェックして再考する。
現状では各国の年金運用機関の『株式:その他資産』比率は安全を確保する機関で50:50、ある程度積極的な機関で65:35程度が一般的である。
『その他資産』とは各国債券、現金、ゴールド、現物不動産などであるが、債券が中心である場合が多い。

※『その他資産』について、かならずJPモルガン・アセット・マネジメントのレポートを参照し各株式と相関関数の低いものを選ぶこと。
機関投資家の選ぶ『現物不動産』クラスは株式と相関関数が非常に低く『REIT』とは違う資産である。
また新興国債券も株式と非常に値動きが近いため候補にならない。
具体的な『その他資産』とはゴールドETF、米国債券、日本円現金などである。



②『その他資産』内比率について
現状ではゴールドETFを全資産の10%程度を上限にもち、残りを日本円キャッシュと米国総合債券に半分ずつ置く。
日本債券ではなく日本円キャッシュを選定したのは利回りが低すぎて債券を持つ意味合いがないからである。
クラス選定では株式との相関関数の低さを最優先事項とする。(ボラティリティより優先すること)
またJPモルガン・アセット・マネジメントのレポートを参照し、将来リターンを考慮する。
(とくに債券は現在の利回りが将来リターンと密接に関係する)
為替ヘッジについては理解していないので、理解できたときに投資対象として検討する。


③『株式』内比率について
自社株持株会を除いて、米国個別株の比率を50%、その他地域株式インデックスへのETF投資の比率を50%とする。
一国に賭けるリスクとして50%は十分に大きい。


④米国個別株戦略について
ジョエル・グリーンブラット『魔法の公式』戦略をフォローする。
20銘柄への分散が理想だが売買手数料を考慮して10銘柄に分散とする。
(1銘柄あたりの運用額が9000ドルを超えたときに再度銘柄数を増やすかどうか検討する)
米国個別株の保有数10銘柄は、ETFへの投資を株式投資の50%にすることで、個別株特有のリスクは20銘柄への分散投資と同等以下になると想定できる。
売買回数を極限まで減らすこと。
ROAおよび実績PERの双方が平均より良い数値であるあいだは、毎年銘柄入れ替えする必要がない。
ROAが全米平均5以上かつ実績PERがS&P500の平均程度を満たす銘柄は魔法の公式ランキングで全銘柄の上位11%に位置している。
また、五年間程度戦略を継続してから米国株式インデックスに劣る場合は、資産を米国ETF(VTIなど)に入れ替える。


⑤米国以外の地域株式インデックスへETF投資
このセクターではコア・サテライト戦略を採用する。
コア部分はETF全体の80%以上、サテライト部分はETF全体の20%以下である。
コア部分の対象ETFはVWOとVPL、VGKおよびそれと同等手数料の地域ETFである。
コア部分のETFは積立時はROAおよびPERを選定のメインに、人口増加率と将来性(特に中国とインドは良いとされる)も考慮して決める。

コア部分のETFは一度購入したら生涯ホールド対象であり売却してはいけない。
個別株と違い倒産リスクもないことから、世界平均リターンを長期で取れれば十分と考える。


サテライト部分のETFは国別ETFのような多少手数料の高い商品も対象である。
ここでは『魔法の公式』戦略を利用して果敢にハイリスク・ハイリターンETFを割り振るが、売買タイミングのルールは米国個別株の場合と同様である。


特筆すべき禁止事項

ポートフォリオの各資産バランスを守って過度なリスクを避ける(感情に流されないこと)
米国個別株およびETFサテライト部分の売買ルールを守って(銘柄入れ替え検討は購入1年後から年1回とし、平均以下のPER、平均以上のROAを満たさない場合に入れ替えする)、基準を下回るまでは売却しない(感情に流されないこと)
ETFコア部分の売却は禁止して新規積立でのみ地域を選定し、バイアンドホールドを厳守する(感情に流されないこと)
  1. 投資指針
  2. | コメント:0

PER、ROE、配当性向がリターンに与える影響の最も根本にある式

バリュー投資アイデアマニュアル 第2章より

もっとも重要な考え方のひとつかと思いますのでメモ。

ある企業が毎年
予想PER5.0
ROE10

税引前リターンの理論値

配当性向0の場合
税引前リターン=ROE=10

配当性向100の場合
税引前リターン=PERの逆数=20

配当性向50の場合
税引き前リターン=0.5 x ROE + 0.5 x 1/PER = 15


非常に頭がすっきりした。
またこの事実を考えるとグリーンブラッドの低PERと高ROA(実質高ROEと同義)で企業をランク付けして投資する戦略は
配当性向に影響されずに高リターンをあげる考えであり全く合理的。
  1. 大事なメモ記事
  2. | コメント:0

バフェットはウェルズ・ファーゴ、コカコーラ、アメリカン・エクスプレス、アップルなどは大して良い投資先ではないと知っている

『バリュー投資アイデアマニュアル』第1章より

「規模がパフォーマンスの妨げにならないというのは嘘です。
私が最も高いリターンを上げたのは1950年代です。
運用額が巨額でないことは大きなメリットです。
100万ドルの資金なら50%で運用できると思います。
いえ、できることはわかっています。保証します。」

そのうち記事を整理すると思いますが、この記事のように非常に大きなヒントがあり将来自分がまた読んで確認したい記事は消しません。
  1. 大事なメモ記事
  2. | コメント:0

S&P500が倒せない

S&P500が倒せない


気がついたら FANG ばかり売買
そしていつも急落で死ぬ
あきらめずにバリュー銘柄に挑戦するけど 
グロースに乗り遅れるよ

高配当銘柄があれば
らくにアウトパフォームできると信じたいけど

何回やっても 何回やっても S&P500が倒せないよ

米国市場 200年間上昇ハンパない
どんなスクリーニング編み出しても
いずれはアノマリー消える
ダウの犬も ためしてみたけど 手数料と税金で意味がない

だから次はぜったい勝つために 
ぼくは『株式投資の未来』だけは最後まで読んでおく


気がついたら 頻繁に銘柄売買
そしていつも手数料と税金はらう
あきらめずにIBM買うけど
オマハのジジイに裏切られるよ
配当貴族があれば 市場に勝てると信じたいけど

何回やっても 何回やっても S&P500が倒せないよ

あのインデックス 落ちるナイフは 何回掴んでも復活
ショートして距離をとったら ソロスだろうと殺される
BRK.Bも試してみたけどもうすぐご老体達にお迎え

だから次はぜったい勝つために 
ぼくは『賢明な投資家』は本棚に飾っておく


新興国経済を信じれば 
らくに米国を打ち負かすと思いたいけど

何回やっても 何回やっても S&P500が倒せないよ

あのインデックス何回暴落しても真っ先に反発
新興国経済が伸びまくってもいずれは軍事力で脅される
ITやバイオも試してみたけど 米国がいつも最後は独占

だから次は絶対勝つために 僕はS&P500を 毎月買っておく
  1. 投資雑談
  2. | コメント:0

''たけぼうの誰でも出来る米国株投資''さんは自分と投資戦略も近く大変おもしろいブログ

今までノーチェックだったのですが
『たけぼうの誰でも出来る米国株投資』さん
http://takeboww.hatenablog.com/
は自分と近い戦略が多く読んでいて大変勉強になっていいブログです。
できればまとめて全部よんで大事なところをメモとりたいんですが、最近仕事で地獄をみてるので時間があるときに・・・
地域別のETF戦略の記事なども大変好きです。
新興国ETFならEEMよりも韓国がほしいならIEMG、韓国不要ならVWOが経費の観点からいいと思います。
それからTSMについても・・・他の投資ブログさんでもそうですが、似た戦略をとる投資家の方は欲しがる銘柄がやはりかぶりますね。
僕の場合はとくに『複利の雪だるま(長期分散投資実践記)』さんとは、めちゃくちゃかぶります。
同じバリュー株戦略でも一般的なシーゲル好き、バフェット好きのブロガーさんと好む銘柄が大きく違うので・・・


それからTSMなんですが、自分も昨年末にどうしても投資したくてしつこくしつこくマネックスさんにお願いしましたが・・・いまだ取扱せずです。
すでに昨年末29ドルだった株価は36ドルになってしまいました。
基本的に株に関して「あのとき買っておけば~」はまったく考えない人間なのですが、証券会社に取扱がなく自分の購入基準からビンゴだったにもかかわらず買えなかったTSMだけは後悔というか残念だった銘柄です。
それでも割安から適正価格になった程度に見えます。
TSMは指標的にはどのスクリーニング方法で見ても常に優良企業に見えます。
昨年末~今年の頭で新興国銘柄でとくにいいなと思ったのはINFYとTSMでしたがTSMはマネックスが取扱なかったので仕方なくINFYだけ買いました。
INFYも適正価格以下で取引されているかぎりは長期ホールドしたい超優良銘柄と思っています。
  1. 大事なメモ記事
  2. | コメント:2

某国出張中に投資に関するデータをすべて保存していたPCを紛失し地獄

おひさしぶりです。

じつは某国出張中に貴重品一式盗まれました。
仕事や生活ではそれによる様々な地獄に直面している状態ですが、まあそれはおいておいて。

投資に関しては、いままで数年間、投資に関して記録してきたものや資料など
個人用ラップトップに保管していたデータもすべて消えてしまいました。
なんという・・・
投資は一番熱心な趣味ですからこれだけだと発狂しかねないんですが
最近ブログをはじめて、そこに重要なデータ(入金損益管理表、ポートフォリオ、各年の損益)など貼り付けていたので
エクセルはまた記入しなくてはいけないですが、そこは助かりました。
あとは国別の配当税率とか地味に数時間かけて調べたようなのをブログにコピペしといてよかった・・・

しかしわざわざつくった国別20年間リターンと人口増加の相関表とか、グリーンブラットの魔法の公式の2版の翻訳とか、いつか記事にするか、記事にしなくても自分の参照用にとっておきたかったベータがみんな消えてしまったのは本当に悲しいです。
しかし終わったことは仕方なし、また盗難品は100%戻ってこない国なので、心新たにまたデータなり作っていきます。
投資してたお金が証券会社から盗まれたわけじゃないし、考え方によっては些細な問題です。
  1. 投資雑談
  2. | コメント:2