靴磨きおじさんの米国株・インデックス投資

靴磨きおじさん、米国株を始めて4か月間フルインベストメントを散々検討調整し、最終的に30%を安全資産に割り振る元のポートフォリオに戻ったのはなぜか④

そして、2013年頭のポートフォリオに戻ってきた


2013年1月ポートフォリオ 2017年4月ポートフォリオ
資金260万円 資金2430万円
自社株持株会 10 10 自社株持株会
新興国株式 18 30 新興国株式
米国株 18 30 米国株
その他先進国株 9 0 その他先進国株
先進国リート 9 0 先進国リート
ゴールド 0 10 ゴールド
キャッシュ+日本国債 18 10 キャッシュ
先進国債券 18 10 米国債券

そして、投資をはじめた2013年の1月、そのころウォール街のランダムウォーカーを読んで最初に組んだポートフォリオに非常に近いものに、最終的に戻ってきたのです。
資産は当時の10倍近くになりましたが考え方は結局最終的に変わらないということを学んだのです。

当時とかわった点。
まず安全資産は、日本国債はほぼ期待リターンが0になっているということで、利便性を考えキャッシュにしました。
先進国債券は、その中でも利回りが良く手数料も安い米国総合債券のみになりました。
また株式と逆相関できる数少ないクラスであるゴールドを選好するようになりました。
ゴールド・米国債・現金(または日本国債)、これらに分散投資すると株式の値動きにほぼ無関係に、インフレと同程度の期待リターン(現在なら2%弱程度)を確保できることを学びました。
2013年当初の安全資産は、まだ株式への相関が少し高く、株式暴落時に取り崩せる資産という面での利便性が低くなっていました。

次に非安全資産。
先進国リートは期待リターンやバリュエーション判断のやりかたがわからないので全て株式にしました。
また当時は先進国は一緒くたにしか投資できなかったですが、現在はある程度わけて投資できるようになったので、人口増加地域で、これからどちらかが世界の覇権をとるだろうと思われる、中国インドを中心とした新興国と、米国に半分ずつ分散して投資できるようになりました。
(ぼくは、いろいろな国で働いた実感と、人口増加の観点から、これから30年間で派遣をとるのはヨーロッパや日本ではなく、米国、または中国インドおよびその周辺国連合、そのどちらかと思っています)
また米国株に関しては、インデックス投資ではなく、バリュー株投資をはじめました。

しかしポートフォリオ全体の基本バランスや基本の考えは、4年以上前と今で、一周して戻ってきた感じでほとんど一緒です。

・債券・現金・ゴールドといった資産で株式暴落時の安全資産を一定数もつ(年齢および就労環境で30%~50%くらいまで増やしていく)
・株式は将来性が高いと考える米国と新興国を中心に分散投資する

この考え方が、不安も感じずにある程度自分のアクティブな思想も取り入れたちょうどいいところなんだとよくわかりました。
グレアムは、賢明なる投資家になるために、常に債券を25~75%、資産に組み込みなさいと言っています。
グレアムはあの1930年を生き抜きました。
大切なのは死ぬまで市場に居続けることです。
どんなに株が暴落しても、60%おちようが、80%おちようが、市場に資金を投入し続けるためのポートフォリオが必要です。
連日ダウが最高値を更新し続けるような時期こそ、逆に、そういったことを考えるべきかと思います。

靴磨きおじさんは、自分が後追いで米国株比率を高めた愚かな投資家と認め、軌道修正しました。
あなたはどうですか?
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靴磨きおじさん、米国株を始めて4か月間フルインベストメントを散々検討調整し、最終的に30%を安全資産に割り振る元のポートフォリオに戻ったのはなぜか③

フルインベストメントをやめる理由④
胸をうった尊敬するレイ・ダリオのアドバイス

世界最大のヘッジファンドが個人投資家に助言する
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/6093#more-6093

バフェットとは正反対に、さまざまな資産への分散をとくレイ・ダリオの個人投資家に向けたアドバイスです。
引用だらけになってしまいますが、このように言っています。

・投資家は分散されたバランスのよいポートフォリオを構成するべきだ。
そして自分の投資判断で頻繁に売り買いを繰り返すべきではない。
~中略~
個人投資家に勧めるのは、バランスの取れたポートフォリオを構成する方法を学び、そのポートフォリオをただホールドすることだ。

・期待リターンが重要だ。ある資産を検討するときには、他の投資対象と比べて期待リターンがどうなのかを検討することになる。

・株式市場は債券市場より少なくとも二倍リスクが高いということを学ぶ必要がある。

・そしてゴールドを少しポートフォリオに加えるべきだろう。多くの人はゴールドを加えるということをしない。しかしゴールドはポートフォリオに有用な多様性を与えてくれる。

・また、手数料に着目することも必要だ。資産を乗り換える時には、売買手数料を考慮しても尚乗り換える価値があるのかを計算する必要がある。

・個人投資家は日々のニュースを気を配るべきではない。
~中略~
個人投資家が犯す最悪の間違いは、ニュースに振り回されることだ。

・最悪の考え方とは、「この資産はこれまで良いパフォーマンスを上げているから、この資産はこれからも良い投資なのだ」と考えることだ。価格がこれまで上がったというのは多分、より割高になったということだ。ある資産が途方もなく割高になり、それを理由にあなたがこれは素晴らしい投資対象だと考えるとすればどうだろう。過去に反応し、未来を考えないこと、それが個人投資家の最大の問題だ。例えば、株が大きく上がったとしよう。あなたは「株式市場は素晴らしい投資対象だ」と考える。しかし価格が上昇し割高になるということは、将来のリターンが減少したということを意味する。逆に大きく下がった資産があったとすれば、価値が上がったことを意味するかもしれない。リターンを計算する方法を学ばなければならないということだ。




これほどすばらしいアドバイスがあるでしょうか。
ぼくはある意味バフェットよりこの人は真摯だと思います。
変な話、バフェットは米国株フルインベストメント投資家なので、「米国株は絶対大丈夫。ずっと値上がりする、S&P500にかけ続けろ」というポジショントークがそのまま彼のリターンに反映するからです。
しかしレイダリオはより個人投資家に歩み寄っています。

また、彼のアドバイスは、すべて身に覚えがあることだらけです。
値上がりしすぎた株式市場への集中投資は安全か?
加熱する株式市場での逆相関するゴールドの価値を説く。
(ちなみに彼がリーマンショック直前にとった行動は、米国債券、ゴールド、日本円に資金を逃がしたことだったそうです)
トレードの手数料計算をしたうえで資産乗り換えをする(ダウの犬やジョエルグリーンブラット戦略は手数料とキャピタルゲイン課税の検討なしでは有用性の実証はありえない)
銘柄ではなく、ポートフォリオを学ぶ。
ポートフォリオの各クラスの期待リターン、リスク、相関関係を学ぶ。

本当に重要なインタビューだと思います。
これを読んだときに確信しました。
少なくとも、12月後半に債券を全部売って、米国株に厚く資産投入したのは間違えだったと。
それまで4年間キープしていたポートフォリオバランスが自分にとって正解だったと気づきました。
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靴磨きおじさん、米国株を始めて4か月間フルインベストメントを散々検討調整し、最終的に30%を安全資産に割り振る元のポートフォリオに戻ったのはなぜか②

フルインベストメントをやめる理由③
実はフルインベストメント時と30%の安全資産確保時で期待リターンが似たり寄ったりだったから。
JPモルガンの今後15年間のリターンを予想したレポートは目を通した人も多いと思います。
https://www.jpmorganasset.co.jp/jpec/ja/topics/2017/pdf/pressrelease_20170220.pdf
現在バリュエーションなどから今後15年の投資リターンが予測されていますが、これを電卓でたたいてびっくりしました。
僕がフルインベストメントを実行しているときのポートフォリオを
15% キャッシュ 期待リターン0
42.5% 米国小型株(個別株投資) 期待リターン6.0
42.5% 新興国株式 期待リターン8.25
期待リターン6.05
このように計算できます。
そして、昨年まで実行していた、リーマンショックのような暴落時に、資産の30%がほとんど(数%しか下がらず)守れるポートフォリオのリターンがこうです。
10% キャッシュ 期待リターン0
10% ゴールド 期待リターン3.0%
10% 米国総合債券 期待リターン2.0%
35% 米国小型株(個別株投資) 期待リターン6.0 2.1
35% 新興国株式 期待リターン8.25 2.89
期待リターン5.49%
リターンが0.5%だけしか違わないなら、30%の資産が暴落時に無傷で残るようなポートフォリオのほうが自分には向いているのです。
株式資産へフルインベストメントして60%、70%下落して資産が吹っ飛ぶかもしれないという代償に対するリターンとして年間0.5%は小さすぎる。

さらに驚いたのはこれです。
90% 米国大型株 期待リターン 5.25
10% キャッシュ 期待リターン 0
期待リターン4.73%
実はJPモルガンの予想では、いつ来るかわからない60%下落の暴落の恐怖にも打ち勝ち、一生懸命米国有名大型株をホールドしている人のリターン(典型的な米国株ブログの投資家のポートフォリオです)が、30%の安全資産を確保して新興国株と米国株に分散投資している靴磨きおじさんの以前のポートフォリオに今後15年間のリターンで負けるというのです。
これではなんのためのフルインベストメントの恐怖に打ち勝つ試練かわかりません。

このJPモルガンのリターン予想にはとくに大きく心を動かされました。
こんな多大なリスクを負っているにも関わらず、逃げの分散投資に期待リターンで負けていると。

まだ続きます。
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靴磨きおじさん、米国株を始めて4か月間フルインベストメントを散々検討調整し、最終的に30%を安全資産に割り振る元のポートフォリオに戻ったのはなぜか①

昨年12月後半に米国個別株をはじめました。
とくにシーゲル教授やエリス、バフェット氏の発言や本の影響も大きく、その際に安全資産をある程度確保する考え方から、フルインベストメント(少しの生活資金だけ残して残りを株式投資に全投入するスタイル)にシフトしてきました。
ここでは株式に全資金を投入するスタイルをフルインベストメントと表記します

歴史を紐解くと、株式に資産を全投入することは最も効率がいいのです。
他の資産とは比べ物になりません。
現金はインフレで毀損します。
ゴールドはインフレと上昇率が一緒です。
債券は歴史的にゴールドよりわずかに良く、インフレ+0~2%程度のリターンといったところでしょうか。
ところが株式は200年間の間、インフレ+6%のリターンを維持してきました。

それはあらゆる本で触れられているし、フルインベストメント派閥の最も重要な投資根拠です。
億万長者や極端な成功者はほとんどフルインベストメントを実行した人ばかりです。

フルインベストメントは理論の上では絶対に正しいです。
ただ、人間の心理的強度は考慮されていない考え方です。
また、途中での不慮の資金の使用や、人生の思いもよらない出費も考えません。
あくまでも数十年、株価の動きを全く無視して、余裕資金を全て投入し続ければ、どの投資行動よりも効率が良い。
それがフルインベストメントです。


フルインベストメントをやめる理由①
米国株が流行りすぎているから。
米国株ブログが日々増え続けています。
掲示板を見れば、だれもが米国個別株のおすすめの銘柄の話をしています。
みんなシーゲルかバフェットが大好きで、同じような銘柄を買います。
それもそのはず、10年間で米国の株価は3倍になったのです!
だれもが高くなった株価はこれからもそうなるはずだと殺到しているのです!
日本人もそうなんだから、きっとアメリカ本国でもみんながバフェットやシーゲルの本を片手にS&P500やマクドナルドの株を買いあさっているに違いありません。
これは胡散臭い。
とても胡散臭いです。
わたしのゴーストは米国株への全力投資を中断して資金を他の人気のない資産に逃がしなさいと毎晩寝る前に囁きまくって、いや、むしろここまでくると、わたしに怒鳴ってきます。

フルインベストメントをやめる理由②
株価もPERもCAPEも有名投資家のインタビューも気になって気になってしかたない
もともと僕は30%を低リスク資産へ(現金、日本国債、先進国国債)に割り振り
残り70%で株式投資を行うスタイルでした。
ある日、ウォール街のランダムウォーカーを読んでから、4年間その基礎は崩さずきました。
しかし4年間のあいだで色々な本を読み、いろいろ勉強し、株式は10年15年スパンで見ると他の資産のリターンなど目じゃないと勉強もして、ある日(昨年12月)、債券をすべて売っぱらって全力株式投資をしようと思い立ったのです。
もともとシーゲルの本などは読んでいましたが、そこから、株式全力スタイルを決意して実行するまで年数がかかりました。
しかしいよいよ実行してこの4か月間、株価が、PERが、CAPEが、シーゲルのインタビューが、レイダリオの、ガンドラックの、バフェットのインタビューが、気になって気になってしかたない。
生活に悪影響を与えるレベルで気になる。
今の米国PERは普通なのか、割高なのか、暴落するのか、しないのか、金利をあげたらどうなるこうなる、米国が高いなら資金をアジアに逃がせ、欧州に逃がせと、どいつもこいつも好き勝手いいやがって毎日気になってしかたないのです。
今年には米国株が暴落して半分以下になるかも、そしたら為替も円高になって80円になっちゃうかも、そしたら自分はどうするんだろう、新興国は一緒に落ちるのかな、落ちないのかな、株価暴落と為替を合わせると最大下落率は60%かな、70%かな、気になってしかたない。
30%の安全資産を持ってたころはそんなこと全く考えませんでした。
ほとんどのとき、株価の上がり下がりを無視していました。
PERも面倒だから知りたくもありませんでした。
高いかもしれないし安いかもしれないけど、分散してるから暴落してもべつに生活に困るわけじゃないしいいや、としか思いませんでした。
つまり僕には余裕資金を全部株式に投入するほどの精神的なリスク耐性がなかったのです。
以前のように、30%程度の資金を債券や現金で守ったうえで、残りの70%で全力でリスクを取りにいくくらいがちょうどよかったのです。

フルインベストメントをやめる理由③
自分自身の行動がまるっきり典型的な「上がった資産を買っている」投資家だと気づいたから
12月20日頃に米国個別株をはじめましたが、それはトランプラリーである程度の上昇が起こったあとです。
また数年間のあいだ、米国株が上がり続けて、評判があがったあとです。
もちろん僕には「この数年間でシーゲルなど本で学んで、米国株を中心に全資産を株式に投入したほうが、15年単位で見たら間違いなくリターンは良くなるんだ」などと自分を納得させる理論武装もしていました。
これがごく普通の相場のときならこのまま続けたかもしれませんね。
しかし、なぜわざわざ?この株価が底から3倍にまで登った時に米国株の比率を増やしフルインベストメントを?
トランプラリーで十分株価があがった12月後半に何故、値上がりしない債券を全部売り払った?
もしかして僕はレミングの群れなのか???
自分で自分が信用できません。


まだまだ続きます
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新興国バリュエーションについての検討

投資信託からETFおよび米国株へのリレー時にさらに新興国比率を高めます。
新興国はリーマンショック後の株価回復による2011年4月の高値(VWO50ドル)から、チャイナショックの2016年1月の安値(VWO30ドル)の間でVWOで平均40ドル程度のボックス相場を2010年頭~現在までで7年間つづけており、現在のVWO40ドルもボックス相場の平均値であることから依然お買い得であると思っています。
新興国相場についていくつかのデータを示したいと思います。(自分の買い増しのための資料の意味合いもあります)

4月25日時点での各地域ETFのバリュエーションと各地域人口増加率

※参考資料
世界・人口増加率ランキング(国連版2008年)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%BA%BA%E5%8F%A3%E5%A2%97%E5%8A%A0%E7%8E%87%E9%A0%86%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88
バリュエーション(ヤフーファイナンス)
https://finance.yahoo.com/quote/VWO/holdings?p=VWO
バリュエーションおよび国比率(バンガード社)
https://advisors.vanguard.com/VGApp/iip/site/advisor/investments/portfoliodetails?fundId=0964   

  株価 人口増加率(CIA2014年)   PER(V社) PBR(V社) 配当(V社) ROE(V社) PER(Y社) PBR(Y社) 配当(Y社)
                     
VTI(米国) 122.94 0.96   25.4 3 1.91 16.4 19.7 2.63 1.88
                     
VPL(環太平洋先進国) 63.81 0.33   16.6 1.4 2.41 10.6 14.23 1.34 2.46
                     
VGK(欧州先進国) 53.8 0.44   23 1.9 3.22 14.9 15.67 1.73 3.29
                     
VEA(米国以外の先進国) 40.3 0.44   20.2 1.6 2.87 13 15.16 1.55 2.82
                     
VWO(新興国) 40.47 0.77   18.3 1.7 2.54 16.3 13.05 1.55 2.31
                     
IEMG(新興国) 48.2 0.68   13.73(B社) 1.54(B社) 2.03(B社) - 12.01 1.43 2.03
                     


ついでに人口増加率も載せました。
やはりアメリカは良い国です。
新興国(VWO)よりも人口増加率が高い点に注目です。
反面、欧州と環太平洋の先進国は人口増加の点で言えば投資に不利な環境ですね。
ぼくは人口増加率が投資成績に直結するのは、人口が増える国では純粋に投資家の頭数が増え続けるので、買い圧力がかかるのかもしれないな、と思っています。
バリュエーションですが、やはり新興国がお買い得ですね。
新興国はROEも高い点がよいですね。


株価純資産倍率(PBR)が示す、新興国株式の投資機会
https://www.pictet.co.jp/archives/65379/2
この記事の中でもっとも注目しているのは現在PBRが新興国株式のその後5年間リターンにあたえる影響で、完全に逆相関しています。
現在の水準(1.4~1.7)だと、今後5年間リターンがとてもすばらしくなる可能性が高いです。

ガンドラック:超短期は米国株、その後外国資産
http://www.financialpointer.com/jp/%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%EF%BC%9A%E8%B6%85%E7%9F%AD%E6%9C%9F%E3%81%AF%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E6%A0%AA%E3%80%81%E3%81%9D%E3%81%AE%E5%BE%8C%E5%A4%96%E5%9B%BD%E8%B3%87%E7%94%A3/#more-6441
ガンドラックは先月、米国株式がアウトパフォームしているうちに一部を売却して、指標が割安な外国株式に投資するようアドバイスしています。

ガンドラック:インド市場、欧州市場、EEMにチャンス
http://www.financialpointer.com/jp/%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%EF%BC%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E5%B8%82%E5%A0%B4%E3%80%81%E6%AC%A7%E5%B7%9E%E5%B8%82%E5%A0%B4%E3%80%81eem%E3%81%AB%E3%83%81%E3%83%A3/

またEEMについて先月同じガンドラックがこのように語っています。

http://www.cnbc.com/2017/03/15/cnbc-exclusive-excerpts-doubleline-capital-founder-ceo-jeffrey-gundlach-speaks-with-scott-wapner-on-fast-money-halftime-report-today.html

My favorite stock market India that I've been touting now for years, is doing great this year, emerging markets broadly are doing great this year, European stock markets are doing fine this year emerging markets the EEM is doing really really well this year. I love it when something has underperformed for a very long time like EEM and then starts to quietly start outperforming. It's really a great time because you're not catching a falling knife you've got a very cheap valuation and its already sort of working with a tailwind.
何年間もインド株式を薦めてきたが、今年はすばらしい。
新興国全体が勢いを増していて、欧州株式はわるくないが、EEMは今年は本当に本当に良い。
EEMのように、長期アンダーパフォームにおちいり、そのあと静かにオーバーパフォームをはじめることを愛している。
今は買うのに非常に良い時期だ。
落ちるナイフをつかむ必要がなく、非常に安く、すでに追い風にのっている。

※ちなみに3月15日記載のインタビューで、3月14日のEEMは38.3ドル(現在EEMは39.9ドル)、3月14日のVWOは38.9ドル(現在VWOは40.1ドル)です。

次にビリオネア指数のレイ・ダリオの大量にオーバーウエイトしたVWOとEEMの取得単価です。
https://monex.ibillionaire.me/funds/29/ray-dalio/bridgewater-associates
VWO 38.7ドル
EEM 38.5ドル
この価格で大量に取得しています。(ポートフォリオの半分以上です)
この取得単価はレイ・ダリオがお買い得と判断した値段なので参考になります。

最後に面白い掲示板の書き込みを。
Emerging Market PE Ratios?
https://www.bogleheads.org/forum/viewtopic.php?t=8444

by alvinsch » Thu Nov 15, 2007 10:18 pm

Given the format and footnotes it just looks like it came from finance.yahoo.com. Here's the data from 10/31/07

VWO (emerging) P/E (ttm)²: 14.63
VTI (US TSM) P/E (ttm)²: 15.61

VWOの2007年10月31日は53.6ドルでリーマンショック直前の最高値付近です。
しかしPEはわずか14.6だったようです。
しかしこの後2009年前半には20.9ドルまで暴落しています。
この事実も忘れないほうがいいかとおもいます。
  1. 大事なメモ記事
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インデックスファンド投資信託から、米国個別株およびETFへのリレー投資を失敗したので、どのくらい損失が出るかチェックしたい

資金約1000万円分を、インデックスファンド投資信託から米国個別株およびETFへリレー投資することを思い立ちました。
そこで、200万円ずつ程度で5回にわけてリレーをすればよかったのですが、思い立ったが吉日ですぐに全部売却注文をしてしまいました。
あとから、少しずつリレーすればよかったと思ったものの、注文が確定してキャンセルできず後の祭りです。
投資信託の解約はかなり時間がかかるようで、為替のタイムラグと合わせれば、ポジションを持たない期間が1週間~10日間になると思います。
そこで今回の経験を生かすため、どのくらいこの期間で損益に差がでるのか、機会損失が大きかったのか小さかったのか、おおよそで調べてみることにします。
どちらにせよ、これからは資金を少しずつリレーして現金で投資資産を長く腐らせることがないようにと思いました。


パターン①新興国 4月26日約定 5月2日受渡 パターン
・約定時VWO株価: 40.35ドル(4月26日)
・約定時為替ドル→円: 111.1円(4月26日)
・米国株口座為替振替時為替 円→ドル(5月○日)
・VWO購入時株価(5月○日)

パターン②先進国(米国株で算出) 4月27日約定 5月2日受渡 パターン
・約定時VTI株価: 123.12ドル(4月27日)
・約定時為替 ドル→円: 111.0円(4月27日)
・米国株口座為替振替時為替 円→ドル(5月○日)
・米国個別株購入時のVTI株価(5月○日)



また5月2日以降に新興国ETFおよび米国株を買ってから更新します。
  1. 大事なメモ記事
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やっぱり気分が変わった。10月と言っていたけど、今すぐに日本製インデックス投資信託を全部売却して新興国ETFと米国個別株にリレーしてしまおう。

前回記事で10月頃に今の日本製インデックス投資信託を全部米国株口座のほうに乗り換えようと書いたのですが、やっぱり気分が変わったので今すぐに全部乗り換えちゃうことにしました。

で、それはいいんですが、ためしにインデックスファンドの投資信託全部売却手続きしたら、なんとキャッシュの支払いが5月2日!!
遅すぎて本当にビックリ。
これもまたETFと比べた時のインデックスファンドのデメリットですよね。

現在、現物買い付け余力としては資金を使えるけど、米国株口座への入金はできない。
そんな状態です。
1週間も待たされますが、そのあいだどういう状態で保管されるのか。
インデックスを持ってる状態で刻々と変わる評価額に影響される状態なのか、1週間キャッシュを温存している状態なのか、わかりません。
もし後者だとしたら、ぜったい新興国ETFは1週間値上がりぢてほしくないですね。
VWOさん、40ドル近辺に停滞しててください。お願いします。
新興国インデックス指数の商品を1週間も持ってない状態って嫌です。
すっごい値上がりしちゃったらどうしよう。
まあ7年間も株価停滞したから1週間くらい大丈夫か(笑)
VWOとIEMGどっち買うか迷いますね〜

投資信託の売却の約定が出てから、1000万円分を200万円ずつ5回にわけてETFに移動していけば、移動期間中の値上がりの取りこぼしほとんどないじゃん!と気づいたのですが、すでに約定しておりキャンセル不可に(泣)
失敗したな~5月2日に入金があるまで新興国が上がらないのを祈ってじっと待つのみです・・・
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今年の10月頃に日本製インデックスファンドに投入している資金を全てETFと米国個別株にシフトする予定です

現在僕の株式資産は大雑把にですが
1050万円 日本製インデックスファンドに分散投資(MSCIコクサイとMSCIエマージング)
230万円 自社株持株会
220万円 新興国ETF
500万円 米国個別株(ADR含む)
みたいな感じになっています。
これを今年の10月に日本製インデックスファンドの部分を、全て売却して
先進国ETF(VGK、VPL)と新興国ETF(VWO)と、米国個別株に投入しようと思ってます。
理由はいくつかあります。

①新興国インデックスの維持費がぼったくりすぎてリターンを毀損するから
実質年間維持費がどれも0.8%程度かと思います。
VWOの維持費は0.14%です。

②先進国を細かく地域で分けてETFによる低PER地域のオーバーウエイト戦略を実施したいから。
MSCIコクサイだと先進国ひとくくりですが、ETFだとVTI(米国)、VPL(環太平洋先進国)、VGK(欧州先進国)の3地域にわけて自分の好きなバランスで保有できます。

③米国株式投入分はすべてバリュー投資戦略を実施したいから。
ジョエルグリーンブラットの低PER高ROA戦略をもっと大きな比率で試したいので米国インデックスファンドを保有しているのが邪魔です。

ではデメリットはなにかというと圧倒的大きなものが一つあります。
キャピタルゲイン税です。
現在1050万円の評価額のうち150万円は利益なので、30万円程度売却時に税金を払います。
30万円は大きすぎるので、どこかの大きい調整局面で損益が0前後になるようにだんだん米国株口座に移行していこうかなと思っていたのですが、いつまでたっても値下がりする気配もないし、このままいくと5~6年間以内には、余分に払った維持手数料と、バリュー株投資を試せなかった機会損失の損が上回ってしまうと考えたので、とっとと10月に資産移動をすることにしました。
なぜ10月なのかというと、一回目の銘柄選定が4月であったため、新たに下落して低PERになった個別株を拾うために期間を開ける必要があるからです。

10月のポートフォリオ調整後は下記のようなバランスに落ち着くと想定しています。
40% VWO(新興国ETF)ただし割安感がなくなった場合1年に1回の判断で比率を下げる
10% 自社株持株会
10% VPLおよびVGK(先進国ETF)ただし割安感が出た場合1年に1回の判断で比率を上げる
40% 米国個別株戦略(低PER高ROAで選定して1年に1回銘柄入れ替え)
  1. 投資雑談
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結婚できない(しない)場合のアーリーリタイア目標は2030年3月末に45歳で 総資産額は現在紙幣価値で8000万円~1億円を想定

離婚して以来、このまま一人で静かにアーリーリタイアして外国でもぶらつくのが幸せなのか
60前後までは仕事は仕事と割り切って愛する妻子のために仕事に生きるのが幸せなのか
自分の中で答えが出ていません。
これが仕事が大好きで得意な人ならまったく違う感覚かと思いますが。

いずれにせよ、再婚したいなら35歳くらいまでには決めなくてはいけませんね。
それを過ぎるとそもそも女性側からも需要はないでしょうから、そうするとこの1~2年の間にそもそも生き方を決めなくては。
ところでそもそも結婚しないのではなく、できないという未来の可能性もあるのですが。
いずれにせよ独身を貫いた場合のアーリーリタイアプランを今からはっきりさせておいたほうが
まだ日々を生きる活力になるというものです。
そこで、具体的に決めてしまうことにしました。


独身のままの場合リタイアは2030年3月末(45歳)
総資産額は現在紙幣価値で8000万円~1億円
毎年の積立額は2017年度が500万円、2018年度~2029年度が300万円



これが具体的かつ無理がなく現実的に見えるプランです。
具体的には、働いている期間は常にキャッシュポジションを10~20%に保ちフルインベストメント状態を保ちます。
株式部分のリターンはインフレ差し引き後の世界平均リターン(税金手数料含まない)が5.5%とします。
米国個別株の低PER高ROA戦略と、他地域については低PERオーバーウェイト戦略を用いて
株式部分のリターンでインフレ差し引き後(税金手数料含まない)が6.5%程度を目指します。
配当税によるリターン毀損を年間0.8%程度、維持費手数料平均0.3%程度、キャッシュのインフレ調整後リターンを年-2%とします。
0.8 x (6.5%-0.8%-0.3%) + 0.2 x (-2%) = 4.28%

よって資産総額からのインフレ調整後リターンが4.28%
2017年度4月頭の資産額2270万円
2017年度(2017年4月~2018年3月)積立500万円
2018年度~2029年度積立(2018年4月~2030年3月)積立毎年300万円

ファンドの海 様複利計算ページより
http://guide.fund-no-umi.com/tools/comp.html

2018年3月の資産額2878万円
2030年3月の資産額9445万円

2018年度以降は転勤でどの部署になるのかわからないので、一番手取りの減る部署を想定し
給与総額を29.5x12+29.5x6+0.2x20x12=579万円と仮定。
手取りを460万円と仮定。
月間生活費が一人暮らしサラリーマン平均で10.3万円+家賃となっていることから
家賃を会社補助から2万円と仮定し、年間生活費12万円x12+余裕額16万円=160万円とし
年間貯蓄最低額を300万円としました。

また、リタイア後の生活費については
6:4=株式:国内外債券およびゴールドとします。
株式のインフレ調整後の手数料および配当税含むリターンを5.4%(キャピタル税を含まない)
債券およびゴールドを同0%とし
総資産額を現在紙幣価値で8000万円であると仮定すると
8000万円 x 0.6 x 5.4% = 259万円
ここからさらに引落時にキャピタルゲイン税で引落額の10%を持っていかれると仮定して手取り233万円程度
月19万円で生活費および最低限の税・保険を支払うため
快適な生活を送るためには物価の安い国でのリタイア生活が前提になります。
もし引退時資産が現在紙幣価値で9000万円~1億円であった場合には、もう少し余裕のある資金繰りになるでしょう。
  1. アーリーリタイア
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2014年4月の世界各地域のバリュエーション判断

靴磨きおじさんは世界分散投資の際、米国個別株のみ銘柄選定しますが、他の地域はインデックスファンドのETFで一括購入します。
その際、とくべつな考えがない場合は、バンガードの小型株も含むVTI、VPL、VGK、VWOの地域別ETFで買います。
割安の地域を優先して買うスタイルです。
4月後半のバリュエーションはどうなっているでしょうか。

Yahoo financeのHoldingsのページのバリュエーションが以下になります。

 
  PE ratio PB ratio
VTI(米国) 19.70 2.63
VPL(環太平洋先進国) 14.23 1.34
VGK(欧州先進国) 15.67 1.73
VWO(新興国) 13.05 1.55


米国:割高です。好んでインデックスを買う水準ではありません。
靴磨きおじさんの場合は米国株は割安個別株を買いあさっていますが、インデックス投資オンリー派は、米国株の積立比率を下げるのも手だと思います。

環太平洋先進国:歴史的水準と比べてもPER15を割っておりわずかに安いです。
日本と韓国が安い影響かと思います。
買いでしょう。
日本株は30年間近く上がっていませんが、それは高PERを調整したためだと思います。
人口減少国だろうが株式投資は性質上、適正なPER(15程度)なら年数%リターンが出る仕組みになっています。
ちなみにVPL+VGK=VEAですが、VEAのみカナダを含みます。

欧州先進国:いつのまにか下がって歴史的な標準の水準です。
ごく普通に積立できます。

新興国:極端に安い中国が足を引っ張りいまだ安値水準です。
昨年はもっと安かったですが、まだまだお買い得です。
ちなみに2010年頃から株価が停滞しており、今積み立てるならまだ逆張りの期間は終わっていません。
IEMGは韓国を含むのでさらに安くPER12を切っています。
バンガードの場合は韓国はVPL側に含みますのでVPLのPERを下げることに貢献しています。



ちなみにこれはJPモルガンが今年だした今後15年間のリターン予想です。
日本株式 4.75
米国株式 5.25
ユーロ株式 6.25
先進国株式除く日本 5.50
新興国株式 8.25

JPモルガンの予想ではほぼほぼ現在バリュエーションと今後15年リターンがかみ合っていることがわかります。
ちなみに靴磨きおじさんは現在のバリュエーションが続くなら
米国:先進国:新興国=35:23:42くらいに向けて調整していこうかなと思います。
割高な米国に意外と多めに投資しているのは個別株のバリュー投資戦略を実験中だからです。
レイ・ダリオのように新興国株式に60~70%投資するほどの肝はありません。
オーバーウェイトといってもせいぜい40%を超える程度です。
  1. 個別株の銘柄選定方法
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靴磨きおじさんの2013年1月~2016年12月までの投資成績は年間平均リターン11.4% 2015年1月~2017年4月まではリターン0%のクソダサい投資家に

まえから調べてみたかった自分の投資成績をエクセルでまとめてみました。
※(現在損益総額-前年度損益総額)/(現在リスク資産合計+今年度元本増加量/2)
  投資資産+現金 投資資産合計 現金合計 元本 元本投資資産合計 元本現金合計 トータル損益 元本増加量(前年比) 年間投資利回り※
2012/12/31 2,570,326 2,570,326 0 2,570,326 2,570,326 0 0 2,570,326 -
2013/12/31 7,128,588 6,128,588 1,000,000 6,216,422 5,216,422 1,000,000 912,166 3,646,096 20.76%
2014/12/31 12,914,000 11,914,000 1,000,000 9,959,000 8,959,000 1,000,000 2,955,000 3,742,578 25.54%
2015/11/7 16,699,621 14,417,561 2,282,060 13,712,914 11,430,854 2,282,060 2,986,707 3,753,914 0.23%
2016/12/25 21,286,707 18,248,078 3,038,629 18,455,019 15,416,390 3,038,629 2,831,688 4,742,105 -0.92%
株式年間平均リターン(算術平均) 11.40%


投資スタートは2013年1月です。
特徴的なのがリターンの算出方法で、毎年総資産額にくらべてハイペースで元本を積み上げているため
リターンを出す際の分母を、分母=前年度投資資産総評価額+今年度元本積上額/2にしました。
分子は(2013年度~今年度のトータルリターン)-(2013年度~昨年度のトータルリターン)です。

分母についてですが、ご覧の通り、これでは正確な投資リターンが出ません。
あくまでも、この程度、という参考値になります。

※例
たとえば2010年度のリターンを出す方法として
2009年末の投資資産総評価額100万円
2010年の1年間の元本増加量300万円
~2009年末のトータルリターン30万円
~2010年末のトータルリターン40万円
とします。
まず分母が100万円+300/2=250万円です(分母を100万円でも、400万円でも不適切だと考えたため)
次に分子が40万円-30万円=10万円
よって2010年リターンを10/250=4.0%
このように算出しています。

結果ですが
2013年度20.76%
2014年度25.54%
これはすばらしいですね。
このころはクソカッコいい投資家です。
そして
2015年度0.23%
2016年度-0.92%
これはいったいどうしたことでしょうか。
クソダサい投資家と言って差支えがなさそうです。
さらに2017年度は4月までの時点でトータルリターンが270万円程度。
まったく増えてないしむしろちょっと減りました。
というか、2014年度末にすでに290万円以上のトータルリターンが出ていますから
そこから2年と4か月かけて全く増えてないというか、わずかにリターンが減っています。

そのあいだに自分がしたことを考えてみましが、とくになにもしていません。
投資についての本はいろいろ読んで知識は増えましたが、2013年頭~2016年12月まで、ほぼ全機関において
株式:債券=7:3で積立て続ける脳死型インデックス投資家だったので、きっと市場平均がこれに近いものだったのでしょう。
株式内のバランスは一貫して新興国:先進国=40%:60%程度というものだったので
2014年1月~2016年末までのそれぞれのMSCIのインデックスを見てみました。

先進国
https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/239668/ishares-msci-kokusai-etf

新興国
https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/239637/ishares-msci-emerging-markets-etf

円ではなくドルでのチャートになってしまいすみません。
うーん。
新興国は2015年頭~2017年末の2年間で数%落ちています。
先進国は2年間で数%上がっています。
ということは順当か・・・
気になるのは2017年1月から現在にかけて、両インデックスとも上がっており、新興国で10%、先進国で6%くらいは上がってるのに、靴磨きおじさんのリターンは微減です。
どうしたのでしょうか。
12月末に米国株をはじめてクソダサい売買を繰り返した結果、クソダサい選定もしくはクソダサい手数料負けをしてしまったのでしょうか。
そこで米国株および新興国ETF(VWO)を買った12月20日あたりのドル円の為替を見てみると117円でした。
そしてこの損益270万円というポートフォリオ集計を出した日の為替を見ると109円でした。

つまり円が高くなったので、ドルで見た資産は順当に値上がりしているが為替で下げた分と相殺したということです。
為替の両替タイミングがクソださ投資家でしたが、靴磨きおじさんは、為替については自分には先読みする実力がない、としてタイミングを計らず、欲しいときに買っているので、これはポリシーに反していませんね。

次に先進国と新興国のポートフォリオ内バランスについてはクソださな行動をしていないでしょうか?
昨年12月20日あたりから、本の影響を受けて各国の債券を売り払い、その資金で米国株およびADR、VWO等の投資をはじめていましたが、その頃はちょうどトランプラリーで米国株がそれなりに上がり終えた後でした。
さらに、このあと、2017年頭から新興国の上昇がはじまっています。
つまり2017年の11月のポートフォリオと、2017年4月のポートフォリオを見比べて、米国株(先進国株)の比率をあげていたら、わざわざ値上がりを終えた後の株価を見て買った、後追い順張りクソださ投資家ということになります。
靴磨きおじさんの理想は逆張り安値買い投資家なので理想に反する行為となります。

2016年11月リスク資産ポートフォリオ
32% 先進国株
13% 自社株会(先進国株)
26% 新興国株
16% 先進国債券(12月20日に株式に全て売却し乗り換え)
12% 新興国債券(12月20日に株式に全て売却し乗り換え)

よって株式資産内バランスを簡略化すると
64% 先進国株式
36% 新興国株式

2017年4月ポートフォリオ
38% 米国株式
22% その他先進国株式
40% 新興国株式

2016年12月~2017年4月にかけて、トランプラリー終了後に米国個別株をはじめるという大きな変化がありましたが
むしろ靴磨きおじさんは株式資産内における新興国株式の比率をその期間で増やしており
十分に逆張りの低PER選好型の戦略を実施しており、自分のポリシーに反した行動はとっていなかったことが自分でもわかりました。
よってこの2015年1月からの成績が悪いのは戦略によるものではなく、たんに市場平均がそうだっただけということになると思います。
大事なのはどの戦略をとるにしろ、自分で正しいと思った戦略を曲げずに一貫性を持つことかと思います。
そこで靴磨きおじさんは、これからも低PER地域へのオーバーウェイトはやめず、また米国個別株に関しては手数料負けに気を付けてルールを守った投資をしたいものです。
  1. ポートフォリオ
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2017年4月ポートフォリオ

暇な月はポートフォリオを整理してブログに載せます。
投資歴は2013年1月にはじめたので4年と3か月です。

総資産額 22,714,447円
キャッシュ 3,425,982円
リスク資産評価額 19,288,465円

リスク資産元本 16,511,998円
損益通算(2013年1月~) +2,776,467円(リスク資産元本に対して+16.8%)
ただしこの通算損益は証券口座の入金額と現在評価額から割り出しており
各種支払い済み税金、支払済手数料、キャッシュバックキャンペーンなど全て盛り込んだ通算損益です


損益通算は前月の+20%から16%に減、1か月で約-80万円の損失が出ました。
頻繁に売買しており見事に手数料負けしている面もあります。
やったぜ!(やってない)

実はエクセルをいろいろと整理して、簡略化しました。
今までは年ごとに売買損益やら税金やらいろいろ足してたのですが、これからは銀行からマネックスへの総入金額を記録して、現在評価額の合計との差分から損益を出すという簡単な方法にします。
なので手数料や税金、キャッシュバックキャンペーンなど、全てが盛り込まれた損益です。
わかりやすくなりました。

個別株の銘柄の総入れ替えがありました。
数万円手数料がかかったはずですが、4月後半までマネックスのスマホでの米国株手数料キャッシュバックキャンペーンがやっていますので、間違ってPCで売買注文をかけてしまった分以外はすべてあとから入金するはずです。

現在株式資産内の新興国の比率が37%まで下がっているので、月曜日に40%にするべくVWOに90万円程度入金指定しました。
現在VWOは39ドル、PEがYahoo financeで13程度と依然ここ7年間のボックス圏内にありお買い得です。(PEはVTIが19、VEAが15です)
新興国比率を40~50%のどのくらいまで買い増し保有するか今迷っています。
現在のPEの水準が続くならさらに買い増しするのも手ですが、分散投資の観点からすると特定地域に集中しすぎるのはハイリスクですね・・・

損益管理表
  現在 原価 利益
マネックス日本口座 インデックスファンド 10,678,785 0 10,678,785
マネックス日本口座 現金 円 591,114 9578979 -8,987,865
マネックス外国株式 預り金 円 0 0 0
マネックス米国株式 預り金 米ドル 995,867 7400000 -6,404,133
マネックス米国株式資産評価額(銘柄) 6,248,338 0 6,248,338
持株会 2,361,342 1120000 1,241,342
みずほ銀行(円) 1,489,297 1489297 0
みずほ銀行(ドル) 86,293 86293 0
BBVA(ペソ) 263,411 263411 0
 
 
 
total 22,714,447 19,937,980 2,776,467


ポートフォリオ管理表
銘柄 評価額 米国株 先進国株 新興国株 キャッシュ
ニッセイ外国株式インデックス 297,215 193,190 104,025.3  
たわらノーロード先進国株式 2,214,626 1,439,507 775,119.1  
たわらノーロード新興国株式 1,551,559 1,551,559  
SMT新興国株式インデックス 2,355,178 2,355,178  
SMTG株式インデックス 3,297,433 2,143,331 1,154,101.6  
野村インデックスF新興国株式 962,774 962,774  
マネックス日本口座現金(円) 591,114 591,114
マネックス外国株取引・出金可能額(円) 0 0
マネックス米国株式資産評価額(キャッシュ)(ドル) 995,867 995,867
GILD 998028 998,028  
INFY 946,655 946,655  
IRMD 1,017,620 1,017,620  
KORS 1,002,665 1,002,665.0  
RGR 1,000,094 1,000,094  
VWO 1,283,276 1,283,276  
株A   0  
株B 0 0.0  
株C 0 0  
持株会 2,361,342 2,361,342.1  
みずほ銀行(円) 1,489,297 1,489,297
みずほ銀行(ドル) 86,293 86,293
BBVA(ペソ) 263,411 263,411
   
   
合計 22,714,447 7,794,435 4,394,588 7,099,442 3,425,982
パーセンテージ(キャッシュは10~20%もつこと) 100% 34% 19% 31% 15%
リスク資産内%(目標20~50:20~50:20~50) 40% 23% 37%  
一つの銘柄を持つ推奨金額(株式全体の5%) 964,423        

円グラフ


  1. ポートフォリオ
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2017年4月 短期投資方針

最近自分の中で言っていることがコロコロかわるので、受け幅の広い投資指針にまとめて頭を整理したいと思います。


以下の短期投資方針は独身であり生活状況が変わらないかぎり有効とする

①投資の資産配分は現金と株式で持つ
②現金比率は10~20%とする(生活費2年分の480万円以上が目標目安)
③株式内の地域バランスは 米国20~50%:先進国20~50%:新興国20~50%
④株式資産の50%以上をインデックスファンドで持つ
⑤個別株は1銘柄あたり株式総額の5%を目安にもつ(1銘柄あたりの評価額が100万円以上なら3.3%まで下げても良い)
⑥個別株式銘柄選定はジョエルグリーンブラットの低PER高ROA戦略の考え方をフォローする
⑦個別株式の最低保有期間は1年間
⑧個別株式は1銘柄を1度に売り・買いして、分割売買しないこと
  1. 投資指針
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あなたは『外債不要論』『購買力平価』を信じるか?無リスク資産を日本円で持つ危険性

日本のインデックス投資愛好家の中には『外積不要論』という面白い考え方があります。

簡単にいうと『購買力平価』という理論に基づいており、それはたとえば同じマクドナルドのハンバーガーは2国間で同じ値段で売れないといけないので、2国間でインフレに差がある場合、債券金利はその帳消しをするほうに調整されるはずだという話です。
たとえば日本とアメリカでマクドナルドのハンバーガーがそれぞれ200円と2ドル、現在為替を1ドル=100円としましょう。
米国は毎年すこしずつインフレしていますね。仮に毎年平均2パーセントインフレしているとします。よってハンバーガーも毎年2パーセントずつ高くなります。
そして日本のインフレは止まってますから、ハンバーガーはずっと200円のままです。
すると、為替が調整して、毎年2パーセントずつ円高になっていく。
これが購買力平価です。

債券金利というのはほぼインフレに連動するように調整されます。(インフレ7パーセントの国で債券金利を1パーセントにしてもだれも債券を買わなくなってしまうので、そもそも商品としてインフレに負けない金利に調整する必要があります)
そしてこれが成り立つなら、インフレの高い国=債券金利の高い国は対日本円で為替がずっと円高になり続けるはず。
まして為替というのは安定せずあがったりさがったり動きが激しい。
そこで、どうせどの国の債券を買っても金利差は為替差で調整されて同率リターンになるので、外債は買わないで良い。
安全資産の債券は日本国債だけでいい。

これが外債不要論です。
日本のインデックス投資ブログを読むとかなり多くの人がこの考えを採用して、安全資産を日本円の現金と日本国債で持っています。

参考サイト

『購買力平価説と為替の関係について』
The Goal 様
http://matsunosuke.jp/purchasing-power-parity/

『第116回 外国債券の期待リターン』
山崎元「ホンネの投資教室」様
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/opinion/yamazaki/yamazaki_20091218.html

『購買力平価説は無意味である!』
海外投資データバンク 様
http://www.world401.com/kawase/koubairyokuheika_muimi.html

『購買力平価は大正初期から成り立っていた』
梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー様
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-1402.html




そしてぼくはこの考え方に反対の立場です。
もっというと、安全資産を日本円現金と日本国債だけで保管すると将来危険なんじゃないかなと思っています。
なぜかと言いますと、さきほどのマクドナルドのハンバーガーの例です。
1992年あたりからの、この25年間、円とドルは105~110円くらいを真ん中にして、円安になったり、円高になったりしています。
つまり円とドルはボックス相場ですよね。
将来円高になるか円安になるかわかりませんが、ぼくが物心ついてからの、この25年間でいえばどっちにも動いていません。

為替

でも、アメリカって毎年インフレしてますよね?
人々の給料も毎年増えていて、うらやましいなーと思うことも多いです。
でも日本ってインフレ止まってますよね?
為替がボックスに入った1992年~2017年でみても、アメリカはインフレ、日本は停滞と感じます。
実際のところをグラフで見てみると・・・

インフレ

なんてこったいですね。
アメリカのインフレ率はつねに日本を上回ります。
日本の物価があがったりさがったりで結局25年間かわってないのに、アメリカの物価は上がり続けています。
つまり、為替が変わってないので、対アメリカで日本は貧乏になり続けています。
道理で経済紙に「シリコンバレーのITエンジニアの給料は2000万円~1000万円」とか書かれて、こっちは、なんじゃこりゃ?と思うわけです。
25年前、30年前は、NECのITエンジニアだってアメリカのITエンジニアと同じくらいもらっていたってことです。(今となっては・・・ですが)

ところでインフレと国債の利率が連動すると書きましたが、アメリカと日本の長期国債の金利差はどうなっているでしょう。

金利

やっぱりなという話です。
常にアメリカのほうが金利が高いです。為替は変わってないのに。

これが意味するところはあなたが日本国債を安全資産として長期間もっていると、アメリカ国債を持っている人に対して、少しずつ貧乏になっていきます。
為替が変わらないのに、金利およびインフレで常に負けているからです。
日本国内の様々な商品はインフレがこの25年間でなるべく抑えられていて、給料も据え置かれているので、日本人はだんだん自分が貧乏になっていることに気づきません。
しかしだんだん、「アメリカ製のものって高くない?」「中国・ベトナムの衣料・食品がだんだん高くなってない?」と、コンロにかけた鍋のなかで泳ぐカエルのように、だんだん、だんだん、他の国と相対的に見て貧乏になります。

それを防ぐにはどうしたらいいでしょうか。
もちろん世界に分散した株式は最強の防衛手段です。
なぜかというとそもそも株式というのは、モノの値段と一緒で、事業の値段ですので、世界中の物価が2倍になれば、その事業も2倍+利益を求められるので、長い目ではインフレとか関係ないからです。

しかし、ここで話題になるのは、安全資産です。
ある程度株式の暴落と違う動きをした低リスク資産、株式が暴落したときに切り崩す資産。
そういったものの話です。

ぼくの一案としてあるのは、ゴールド・日本債券・米国債券と3等分にして持つ案です。
①ゴールドETFは物価とほぼ連動します。(ゴールドはモノの値段なので100年前から今まで価値がたいしてかわらないのです。インフレが3倍進めば通常ゴールドも3倍です)
ETFなら年間維持費もわずかです。
日本債券と同じく、株の値動きをまったく無視する特性があります。
②日本債券はもっとも値動きが穏やかですが、対米国インフレで、ゆっくりゆっくり、その価値が減っていくクラスです。
今はかぎりなく利回りが0に近いので、このクラスは日本円現金でもいいでしょう。
株の値動きを無視するか、やや逆相関する傾向があります。
③米国債券は今で対ドルで年間2パーセント以上のリターンが期待できる金利です。
米国のインフレととんとんか、歴史的にみたらやや勝ります。
ETFなら維持費もただ同然です。
しかし株の下落時、通常円高を伴ってある程度値下がりしますので1/3だけ保有します。

1

2

3

ためしにわたしのインデックスで結果を見てみましょう。
米国債を先進国債券で代用していますが、実際の運用では、おすすめは世界の覇者通貨、米国債券です。

もちろん平均リターン4.6%になどなるはずがありません。
ゴールドがほぼ米国インフレをフォロー、米国債は歴史的に見て、米国インフレをわずかに上回るかもしれません、日本国債は米国のインフレに負けます。
結局トータルではほぼ米国インフレに連動する程度のリターン(年2パーセント程度か)になるかと思います。
そして、リーマンショックのもっとも下げた時期でも6.2%の下げです。
きちんと安全資産として役割を果たしています。
僕はまだ株式全力投資ですが、リタイアが見えてきたら安全資産はこういう考え方でつくります。


結局どうしてちゃんと購買力平価が働かないかと考えたのですが、米国が世界最強の国だからじゃないでしょうか?
経済力も、軍事力も、政治的発言権も世界を圧倒するジャイアン国家です。
その国のトランプが、バフェットが、ビルゲイツが、マティス国防長官が、政財界が、軍が、国民が、自国民が貧乏になる方向性に世界の為替と金利を調整するでしょうか?
ぼくがジャイアンなら絶対しません。
ぼくがジャイアンなら、自分がお金持ちになるように、世界の為替と金利をいつも調整すると思います。
それが答えかもしれません。
  1. 株式投資に関する疑問
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たぱぞうさんの記事『新興国ETFをポートフォリオに組み入れない3つの理由』の妥当性を検討する

米国株投資ではとても人気のあるブログ
『たぱぞうの米国株投資』はぼくも好きでいつも読んでいますが
そこに面白い記事がありました。

『たぱぞうの米国株投資』様
新興国ETFをポートフォリオに組み入れない3つの理由
http://www.americakabu.com/entry/%E6%96%B0%E8%88%88%E5%9B%BDETF

これは妥当なのでしょうか?
というのも、新興国インデックスに投資する人間の中には、「人口増加して経済成長する新興国のほうが将来株価がのびそう」という理由で投資する人が多いからです。
記事を一個一個みていきます。

1.人口減少国を含むETFが殆ど

これは事実です。
新興国インデックスファンドの中で一番大きい25~30%を占める中国は人口増加国ではありません。
そして、僕は独自に過去20年の株式リターンと人口増加率の相関性を調べたことがあるのですが
(まとめるのが面倒で放置していますがそのうち表をブログにも出したいです)
人口増加率と株式リターンは正の相関がみられます
新興国ではメキシコ、インド、南アフリカといった人口増加国のリターンが特に高く
先進国でもオーストラリア、イスラエルといった人口増加国のリターンは世界トップクラスです。
(どちらも米国を上回るリターン実績です)
新興国だろうが先進国だろうが、人口減少国はリターンが低くなる傾向があります。
それを調べて以来、僕は、新興国だから~先進国だから~と考えるのをやめました。
人口増加国か減少国か、また現在PERが割安放置されているか、この2つが投資国を決める際の優先事項です。
そして現在の新興国PERは中国を中心に、世界と相対的に見て非常に安い。
それがオーバーウェイトの理由です。
新興国を安いと考えて買いあさっている著名投資家はレイ・ダリオ氏やガンドラック氏です。

参照 ETFを活用するヘッジファンドの帝王レイ・ダリオの運用スタイル

https://hbol.jp/133793

参照 ガンドラック:インド市場、欧州市場、EEMにチャンス

http://www.financialpointer.com/jp/%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%EF%BC%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E5%B8%82%E5%A0%B4%E3%80%81%E6%AC%A7%E5%B7%9E%E5%B8%82%E5%A0%B4%E3%80%81eem%E3%81%AB%E3%83%81%E3%83%A3/

僕は現在インデックスファンドやETFを中心に全株式の40%を新興国に投資しています。

2.新興国は法整備が不十分

これはよくいわれていることですが、靴磨きおじさんにはわかりません。
というのも靴磨きおじさんは、数字、グラフ、表で投資を判断するのが好きでデータ主義です。
こうだからこうなのではないか?という論説を投資根拠にすることがないためです。
法整備が不十分なので投資に不利かもしれないし、そうではないかもしれませんが、靴磨きおじさんの場合は検討事項に入りません。(結果、過去リターンがよかったのか?人口増加率とリターンの相関性は?現在PERは?といった数字で目に見えるものが自分の検討対象です)

3.信託報酬が高い

これはすでにあてはまりません。
VWOもIEMGもすでに年間信託報酬が0.14と非常に低く、先進国投資とのリターン差は経費によっては出ない水準です。
他の高い信託報酬のETFやインデックスファンドに投資する合理的理由もないでしょう。

ただ信託報酬に関して一つだけ不満があるのは、人口増加国のETFの信託報酬が高いことです。
たぱぞう氏も指摘している通り、人口増加国で過去20年リターンで米国より優れているのは新興国では
インド、南アフリカ、メキシコといった国です。(世界のPERというサイトで個人でも確認できます)
つまりこれらの国にPERが割安になった時に資金投入するのはとても効率がいいですが
現在国別ETFの経費は0.6~0.8%もあり、これが非常に大きくリターンを毀損する。
なので靴磨きおじさんも投資判断が悩ましいところです。
もし近いうちに国別ETFの経費率が0.2~0.3%水準まで落ちたら、まよわず飛びつくと思いますが
現状の低い中国のPERとVWOの経費率0.14を考えると、自分も新興国国別ETFへ資金投入をまだしていないのが現状です。


今回はまとめたいと思います


・新興国インデックスの大きな割合を占める中国が人口増加国ではないのは事実
・人口増加と株式リターンの正相関は事実
・現在の新興国インデックス(VWOおよびIEMG)は他地域と相対的にみると非常に割安で大きくオーバーウエイトしている著名投資家もいる
・新興国全体に投資する場合は信託報酬はすでに安い(VWOおよびIEMG)
・人口増加新興国は将来高いリターンを出す可能性があるが現在の国別ETFの手数料は高額すぎてその超過リターンを打ち消してしまう可能性がある



  1. 投資の記事を考察
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イスラエルのマイナー企業 Taro Pharmaceutical Industries Ltd(TARO) なんとマネックス証券で取り扱いあり

イスラエルのそんなに大きくない製薬企業(時価総額50億ドルくらい)のTAROはマネックス証券で取り扱いがないかと思っていたら、取り扱ってますよと先方から返信いただきました。
いや~意外な会社が取り扱っているものですね…
ADRのリストには載っていないけど、会社概要に多国籍企業と書かれているのでもしかしたら会社の籍を米国に置いているのだろうか?
よくわかりません。

銘柄 時価総額(MUSD) セクター 検討日 購入日 購入時株価 購入時 or 検討時PER(Morning) 購入時 or 検討時ROA 5年平均ROA 5年平均ROAから出した現在PER 10年平均ROA 10年平均ROAから出した現在PER   EPSの上昇
TARO(取扱あり) 4900 製薬(イスラエル) 2017/4/17     10 22.62 27.32 8.279648609 21.06 10.74074074  


そのTAROですが、低PER高ROAのスクリーニングで指標評価すると超優良企業です。
PERが10、ROAは過去10か月平均で22.6ですが、2006年度にROAでマイナスを吐き出して以来、ずっと良い数字を保っており、しかも上昇志向です。

参考 Morning star
http://financials.morningstar.com/ratios/r.html?t=TARO

僕の表の「5年平均ROAから出した現在PER」は
現在PERを過去5年間ROA平均の利益を使った場合でだし直すとどうなるか、で独自算出なのですが
5年平均でPER8.2、10年平均でPER10.7と十分低いです。
つまりTAROは毎年継続して高い利益(ROA)を出す実力がありPERは例年利益と比べても安値放置されています
というのが僕の判断です。
また、Morning starのEarnings Per Shareをみてください。
10年間上がり続けています。
投資先として優良企業といえるでしょう。

製薬ではGILDをホールドし、ヘルスケアセクターとしてIRMDもホールドしているのですが
米国外へ分散投資できるという意味でも、INFYと同じくとても魅力的な企業です。
今後グリーンブラット戦術での購入銘柄が増えていきますが、現在の割安感を維持するなら間違いなくTAROも購入候補の最上位層になりそうです。

ぜひブログ読者の方が現在もっている優良企業の現在PERと10年間平均ROAをTAROと見比べてみてください。
PER10、10年平均ROA21というのがどれくらい優れた投資先か、わかってもらえるかと思います。
  1. 個別株の銘柄選定方法
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レイ・ダリオの新興国ETF取得単価

自分のメモ用です。

現在レイダリオは保有株式の54%をEEMおよびVWOでホールドしており、新興国が割安と考えています。
レイダリオの取得単価は
VWO 38.71(現在価格39.72)
EEM 38.50(現在価格39.31)
であり、新興国ETFはレイ・ダリオの判断によると、VWOの39.7ドルは、まだ購入に値する安値の水準にあるということです。
もちろん個人投資家には手数料の高いEEMを買うメリットはありません。
VWOかIEMGを買うべきです。
靴磨きおじさんも株式ポートフォリオ内で新興国が40%になるように、あいかわらずVWOを定期的に買い増しています。


レイ・ダリオ 2016年12月のポートフォリオ
https://monex.ibillionaire.me/funds/29/ray-dalio/bridgewater-associates


レイダリオ
  1. 大事なメモ記事
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超優良銘柄のBTI、TEVA、SSL、LMT、JNJ、BRK.Bを全て売却し、GILDとINFYのみホールド、新たに買ったのはGILD、KORS、RGR、IRMDという怪しい企業群…

昨年12月後半に米国個別株をはじめて、気に入った銘柄をホールドしていました。
当時から購入したのは以下の銘柄です。

BTI
TEVA
SSL
INFY
LMT
JNJ
BRK.B
GILD

いずれも超長期ホールド対象の鉄板銘柄ばかりと言っていいでしょう。
TEVA、SSL、INFY、GILDは多少クセがありますが
ことさらBTI、LMT、JNJ、BRK.Bなどは「永久ホールド銘柄」レベルの超優良企業で、基本的にはバリュー投資家は買ったらもう売らない、というレベルの世界最高峰企業群です。
安く買えた、高く買ってしまった、という多少の差はあれども、一度買ったら、一生持っておいて配当を受け取り続けるのが正統派の攻め方です。

ところがこの数日にかけて、この保有銘柄の中からBTI、TEVA、SSL、LMT、JNJ、BRK.Bを全て売却。
INFYとGILDのみ残しました。
売ったキャッシュで何をしたかというと、GILDを買い増し、KORS、RGR、IRMDという、他の米国投資家ブログで話題にならない銘柄ばかりを一括で買い集めました。
なぜそんなことをしたのでしょうか?

まず最近、ジョエル・グリーンブラットの『株デビューする前に知っておくべき「魔法の公式」』という本に出会い、大きな衝撃を受けたことです。
グリーンブラットの銘柄選定に関してはまた何度も書くと思います。
グリーンブラットの選定法は、低PER高ROA銘柄に20~30銘柄分散投資して、1年間保有した後、銘柄入れ替え(もしくは低PER高ROAを銘柄がキープしている場合はそれをキープ)というのを繰り返すものです。
最も特徴的なのはグリーンブラットが、他のバリュー投資家のように銘柄の細かい条件を様々な観点から評価することなく(たとえば、この商品はどのくらい市場を独占しているのか、とか・・・)ただ完全に機械的に、前年度の低PER高ROAのみを参考に銘柄選定して、17年間で市場平均を+10~+20%アウトパフォームしたことを証明した点です。
そしてその理由というのが、本を読むとおどろくほど合理的で理にかなっていたため、どうしても試してみたくなったのです。

LMT、BRK.B、JNJ、BTIといった銘柄群は、企業が巨大で技術もブランドも圧倒的なものをもち、しっかり配当を出し、半永久的に今の立場を崩されない可能性が高いと思います。
一回買ったら、老後までずっと持っているというのなら、間違いのない企業群です。
しかし上記の通り、グリーンブラッドをフォローするなら、選定するのはこれらの銘柄ではありません。
これら巨大有名企業の購入時バリエーションもPER15~20程度、ROA5~10程度と、並みの大企業と比べたらはるかに優れた数字でした。
平凡な企業と比べたら、十分そこそこ安いPERと、高い利益率のROAと言えました。

しかしグリーンブラットの方法をフォローしたGILD、KORS、RGR、IRMD、(それからホールドしたINFY)といった企業群は、驚くほど安く、驚くほど利益が高いのです。
具体的にはPER6~13、ROA20~30という、「非常に割安なのに、異常に利益を出している会社」を選びました。
非常に割安なのに、異常に利益を出している会社というのはおかしくないですか?
異常に利益を出すから株価は割高になるし、非常に割安なのは利益がぜんぜん出せないダメ会社だからじゃないでしょうか?
絶対に、非常に低いPERで異常に高いROAの会社には理由があります。

余談ですが僕の前妻は、非常に若く、アイドル並の美貌と小顔とスタイルをもっていたのに、靴磨きおじさんのような恋愛弱者のしょうもないおっさんと恋愛結婚しました。
いうなれば超高ROAの高配当株なのになぜかPER9で手に入りました。
なにか理由があると思いませんか?
実は前妻は人間のフリをしたオランウータンだった、実は女装した男だった、食事を1日20回とった、一緒にベッドに入るとハードSMでしか興奮しない人間だった、一日100回おならをしないと気が済まない、など、なにかしら理由がないとおかしいですよね。
まあ、理由はあったんですが(そしてそれはここで言うべきではないので言いませんが)、このように、もしものすごい優れたバリエーションの何かが、ありえないほど割安な条件で手に入ってしまった場合、株でも女性でもその他のことでも何か理由があるのが世の中ということです。

さて、話を株に戻したいのですが、グリーンブラットの面白い指摘は、「様々な理由によって非常に優れた企業(高ROA)が割安(低PER)に放置されている場合、それを20~30社に分散して1年間ホールドすると市場を非常に大幅にアウトパフォームした」という研究結果です。
つまり彼のいうところによると、いかなるひどい理由があろうと高ROA企業が低PERで放置されていたら、それを銘柄分散して買えば基本的に儲かる、というのです。
そんな馬鹿な、と思ったのですが、彼のバックテストではそうなのだそうです。
ちなみに、本の中で1980年代~2000年代のバックテストで、この方法で年平均リターンが小型株を含めると30%になってしまったのです(同期間のS&P500がリターン12%だった時期です)
ぼくはとんでも投資本の類はまったく信じません。
ここまで簡単に市場平均をアウトパフォームするのかと思いましたが、彼の説明はあまりにも合理的なため、どうしても試してみたくなりました。

運よくマネックスで、4月後半まで米国株のスマホ用売買アプリを使うと手数料全額キャッシュバックのキャンペーンをやっていました。
また、昨年末からはじめた米国個別株ですが、ドルだと8%程度の値上がりがあったのですが、なんとその間に115円から108円まで、ドルが7%も値下がりしてしまったので、円での損益がほぼ帳消しになって、±0くらいまで個別株の成績が戻ってきてしまいました。
それなら手数料も税金も、ほぼタダに近いお金で銘柄の入れ替えができるという状況になったので、この数日で取り急ぎ、従来の方法で選定した銘柄から、グリーンブラットの選定法に沿った銘柄に乗り換えたという経緯です。

ちなみにグリーンブラットは、前年度のROAと現在PERのみで選定して良いと言っていますが、「まぐれ利益」を排除するために、5年(なるべく10年)、安定した高ROAを出している企業を選定しました。
「まぐれ利益」とはこうです。
ある企業は普段ROAで10%、PERで20になる程度の利益率です。
しかし、昨年末だけ、いつもよりまぐれで2倍の利益が出ました。
それにともなう株価の上昇はありませんでした。
すると年度末ROAは20%、PERは10になってしまいます。(今年だけ)
これがまぐれ利益です。
それを防ぐためにこうしました。
たとえばここに、現在PER10、昨年度末ROA20、過去5年平均ROA15の会社があります。
5年平均ROAは単に自分で各年のROAから電卓たたいて5年分の平均を出します。
次に、現在PER10 x 昨年度末ROA ÷ 5年平均ROA15 = 5年平均ROAで見た現在PER13.3相当、と出ます。
これはつまり PER = 株価/利益で、ROA利益/総資産なので
式は (現在株価/昨年度利益) x (昨年度利益/総資産)x (総資産/5年平均利益)=通分すると現在株価/5年平均利益
となり、5年間のROAの平均に対して、今の株価はどのくらいのPERにあるか、を見られると思ったからです。
グリーンブラットはそんなことせずともアウトパフォームするという結論を出していましたが、これを考慮すれば「まぐれの1年だけの高利益ではなく、慢性的な高ROA体質の会社が割安放置されている」という状況を見られると思い、取り入れました。

ちなみに各会社がなにをやっているかというと以下になります。

GILD→ギャンブルでひとやまあてたバイオ製薬
INFY→インドのIT企業
KORS→コーチのライバルになっている新興衣料ブランド
RGR→ピストル製造
IRMD→MRI(病院で写真とる人が入っていく筒の機械)の関連機器製造

ばらばらの会社群ですが、共通しているのは全て長期的に高ROAの会社なのに現在様々なマイナスファクターから低PERに放置されている点です。
僕が5社しか銘柄を持っていないのは全投資額の中で個別株にあてているのが25%しかないからです。
自社の持株会が12%、インデックス投資が63%を占めますが、ひとつは個別株とインデックス投資を分散したい点、もう一つは持株会とインデックス投資で利益がかなり大きく出ているため売れない、それからこの方法は米国株で実施していますが、地域も分散しているのであてられる資金は一部だけ、ということで25%しかこの投資法は実施できていません。
実質、サテライト戦略部分になっています。

もっと買えたら欲しかった会社は
USNA→マルチ商法(笑)の健康食品企業
TROW→ディスカウントショップ
などなど、いっぱいありました。
また、ADRで取り扱いさえあれば以下の企業もそれなりに指標が優秀です。
TARO→イスラエルの製薬
NVO→製薬
TSM→台湾の半導体
残念ながらマネックスで取り扱いがないので要望を出しておきました。

それから今回の売買で下げすぎてしまったキャッシュポジションを20%くらいまで引き上げました。
  1. 個別株の銘柄選定方法
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残業時間規制反対!!

遅れた話題ですが、日本は電通の自殺問題などもあり、着々と残業規制が進んでいるようです。
普通の人と反対の意見なのですが、自分は残業時間規制反対!の立場です。

うちの会社は残業時間が80時間に満たないように指導されます。
ところが実態はかならず80時間を超えます。
なぜなら平日残業に加えて、そもそも土日祝日の出勤が一般企業に比べて異様に多いので、80時間ではとても収まらないのです。
この80時間は、会社が行政に怒られないギリギリのラインのようです。

ところで、この行政指導が入る前、うちの会社は残業申請青天井だったそうです。
よって業務実態通り、みんな平気で100時間以上の残業を申請していました。
ところがこの80時間ルール以降、実態だけ変わらず、申請できる残業時間だけ(すなわち賃金)が80時間に抑えられたのです。
これはうちの会社の社員にはデメリットしかもたらしませんでした。

世の中には何十時間、100時間を超えるような残業をしないと現状まわっていない職種業種、会社というものがあります。
電通のような広告業界だけじゃないです。
医者も、官僚も、外資コンサルなんかもすごいでしょう。
土日出勤、泊まり込みあたりまえの業界も世の中にはあります。

長期的にはすべての会社が残業時間50時間、60時間以下になってくれれば幸せな世界です。
みんなそれを望んでます。
しかし現状、組織がまわらないのに残業規制だけを厳しくされると、ぼくの会社のようなところは、残業申請時間だけを減らされます。
すなわち相変わらず業務のきつさは同じで、給料だけが減ります。
行政が労働者を守るつもりが、行政にさらに首をしめられます。

なので、残業規制を徹底するなら、同時に会社の実態労働時間の管理も徹底してもらいたいものです。
その片方だけを書類で管理しようなんてやめてください。
残業時間規制をするなら、担当職員が1社に張り付いて毎週全社員にプライベートインタビューをして実働勤務時間を調査し、行政指導するくらいじゃないとだめです。
それなしでは我々激務企業の労働者はつらい悲しいおもいをするだけだというのを、行政の人達にはわかってもらいたいです。
  1. 投資雑談
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シーゲルは連続増配株を推奨してないし米国集中投資も推奨してないよ

シーゲル派の人には、連続増配株が好きな人が多い。
連続増配株=シーゲル銘柄と考える人もいるようである。

またシーゲル派の人は、米国株こそ至高であるとし、ポートフォリオが100%米国個別株である人も多い。

しかしこの二つとも、シーゲル本人は別に推奨していない。

まず配当についてシーゲルが著書で指摘しているのは、平均より高い配当率の企業群は市場をアウトパフォームするという事実だけである。
べつに増配がどうとか一言も言っていない。

また国の分散に関してはむしろ逆で、米国の時価総額はもう世界の半分にも満たないのだから、主にETFなどを使って十分に世界に分散投資しなさいと言っており、むしろ米国集中投資はシーゲルの考え方とは逆である。

本当かなあと思う人は、いますぐ「株式投資」と「株式投資の未来」を買って読んでください。

別にそういうことを書くブログが悪いとかそういう話では全くないです。
大事なのは自分で本を読んで、自分でデータを見て、自分で決めること。
だれだかわからないネットの向こう側の人のいうことを鵜呑みにしないことかと思う(このブログも含めてね)
  1. 株式投資に関する疑問
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『邪悪な世界のもがき方』アジア買春クソ野郎じいさんが書いた全うなバリュー投資指南書

『邪悪な世界のもがき方』という鈴木傾城という人が書いた本を読みました。
先に書いておくと、わざわざお金はらってまで投資家が買うほどの本じゃないと思います。
なぜなら書いてあることはバフェットやシーゲルが言っていることと同じなので、とくに新しい発見はないであろうからです。
しかしキンドルアンリミテッドに含まれているのでタダで読める人は読んでも損もしないでしょう。
少し面白いのは、海外(主にアジア)で長年買春生活をフラフラしてきたじいさんなので、その視点が投資に生きている点です。

鈴木傾城という人は投資とはぜんぜん関係ありません。
アジア買春を中心にアングラライターを前からしているので、海外系アングラライターを知っている人には知られた名前です。
ぼくは(別にこの人みたいに買春トラベラーではないですが)もともと途上国のアングラカルチャーや書籍が好きで、自分も各国に行ったり住んだりの経験があるのでこの鈴木氏も知っています。
この人のそっち方面の本を読むと、面白い反面、あまりのエグさにドン引きするのですが、(酷いバージョンの深夜特急みたいなものです)めずらしくこの鈴木氏が株式投資本を出してるのをキンドルアンリミテッドで見つけたので読んでみました。
つい先日発行されたようです。

書いてある内容は全て非常にまっとうなバリュー投資についてでした

・ピケティのいうように資本収益率r>経済成長率gは長期にわたって成り立ち格差社会で搾取側にまわるには資本側(rつまり株式)を保有するしかない
・働いたら負けとおもっている、と言ったニートはある意味ただしく、この世はいかにgでためた資金をr側に移して、働かないで収入を得る仕組みを作るかのゲームで成り立っている
・あたりまえだが不動産は需要が減り続ける日本では価値が減り続け、それを持つことは投資でもなんでもない
・世界で最も裕福な8人は世界の富の大きなウエイトを独占しているが、彼らがやったのは、6人が自分の創業した会社を大きくしてその保有株式の価値が増大した(ゲイツなど6人)、もしくは優良な会社の株式を長期保有して株式の値上がりにより資産増大した(バフェットなど2人)であり、世界トップの金持ちは全員、優良企業の株式を長期保有して金持ちになっている。それ以外の方法などない。
・金持ちはキャピタルゲインの短期の鞘取りなどしない。買って、死ぬまでその株式を持つ。それだけだ。
・頻繁な売り買いでAIや機関投資家のエリート集団やインサイダー情報を持った連中にどう勝つのか。しかし優良企業を保有だけして二度と売らなければ、そもそもそういったゲームに参加する必要がない。
・市場が総悲観の暴落時は数年に1度かならず来るので、その時に買えばよい。そんなときは新聞が資本主義や国の終わりと言い出して、ソロスもバフェットも株をこぞって買い始めるので一目瞭然。
・相場観の将来予想はずべて外れるので無視してよい。
・安いときに(低PER)、利益率のよい会社(高ROE)を買ってずっと保有するのを死ぬまで繰り返す。
・多国籍企業をいうドラゴン(化け物)は政治も戦争もすべてをコントロールするが、なぜか一般庶民は簡単にこのドラゴンの背中に乗ることができる。その多国籍企業の株を買うだけである。
・変わらないものに投資するのは強い。変わらないものとは人間の動物活動の部分にかかわる企業で、すなわち飲む食うをつかさどるグローバル企業は強い。(コカ・コーラなど)
・合法ドラッグの企業は強い。合法ドラッグとはビール会社とタバコ会社で、この二つが弱くなることはどんな世界でもありえない。




以上のようなことが書いてあり、全面的に同意です。
このじいさんは20過ぎでアジアをフラフラしはじめてから、ほぼ働かないで数十年間ふらついており、その資金調達のノウハウとしていきついたのが、このど真ん中直球正統派のバリュー投資だったのでしょう。
とくに合法ドラッグ企業がぜったいに強く、なくなるはずがなく、世に嫌われ続けるのでいつでも低PER放置される可能性が高く、結果高リターンになる可能性が高い点については大いに同意します。
僕の場合これに加えて、軍事産業の巨大企業群もまた、人のさがとして逃れられない高収益体質になると考えています。
セックス産業もまた同じポテンシャルをもっていると思いますが、今までそれを独占するほどのグローバル巨大企業がないので、投資対象がありませんね(笑)

唯一、書いてある中で自分は意見が違うと思ったのは、数年おきの暴落時にまとめて投資してから長期保有しろという意見です。
暴落時は一目でわかります。
資金尽きるまでインデックスでも暴落した優良企業でも、ナンピンするのはいいでしょう。
ただ問題は、相場があがっているときです。(たとえば今です)
問題は相場が上がっているときに、どこのタイミングで暴落がはじまるかわからないことです。
たとえば2年後に今からさらに株価平均が1.5倍になった後かもしれませんし、明日かもしれません。
これについてはだれも予想できないとされています。
そしてチャールズ・エリスやシーゲルは「相場の暴落タイミングがわからなく、それまでにどこまであがるかもわからないため、いつもホールドのポジションが正しい」
と指摘しています。
自分も同様に考えており、たとえ今が割高でも、なるべく割安の地域への配分を大きくしたり、割安個別銘柄に分散したりして
キャッシュポジションへ資金を退避するようなことはしないようにしています。
(これで債券にまともな利回りがあればまだ、グレアムが推奨するように資金の何割かを債券に退避ということもできますが、債券利回りが史上最低水準なのでどこにも資金を逃せないというのもありますね)
  1. 読書感想文
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