靴磨きおじさんの米国株・インデックス投資

住宅なんて買うくらいなら同じお金を株式投資にまわして賃貸に住んで、その配当金と分配金から毎月の家賃を払えばいいのに

日本の平均的な一戸建ておよびマンションの購入価格が4000万円だそうです。
もし4000万円などという現金があれば、それを世界分散された株式インデックス投資に回せばリターンはインフレ差し引き後5%台です。(たとえば永続的に世界平均のインフレ率が毎年平均2パーセントくらいだったら、金額上のリターンは7%台になります)
インフレ差し引き後の平均リターンが5.2~5.4%とし、さらに配当の税金や、毎年マンションの支払いのために引き落としたお金にかかっているキャピタルゲイン税のトータルがリターンの20%とすると、税金・経費・インフレを全て差し引いた実質リターンは4~4.5%になります。

さて、4000万円のお金から毎年得る家賃予算用リターンが160万円~180万円になり、これは容易に良い物件に住める金額でしょう。
しかもインフレ差し引き後リターンでの計算なので、30年後に世界の物価が2倍になっていたら、そのころは自動的に4000万円は8000万円になり、リターンは320万円~360万円となります。

日本は人口が減るので単純に土地の価値はインフレ負けして下がり続けます。
そもそもそれ以前に、若者の人数が多くサービスの供給レベル・供給者が毎年あがり続ける海外諸国は毎年どんどん住みやすくなります。
物価も日本より安いです。
英語が話せる人間なら日本にこだわって住み続けるデメリットの大きさは甚大な状況です。
さらに、日本の住宅を買うと毎年の維持費もある、近所はこれから老人だらけになってなにも活気がなく、雰囲気に滅入りそうです。
生活しやすいリゾート地にいくと白人はみんなリタイアしてのんびり楽しんでいますが、たまに話すと彼らは本当に日本で4000万円の住宅を買って暗い老人社会に閉じ込められている人々に比べて、天国のような生活をしています。

それだけではありません。
家賃用の4000万円を株式投資で運用すれば、インフレ差し引き後リターン>南国の高級コンドミニアムの家賃、が成り立ちますから、むしろお金は増え続けることになります。
英語を喋れる人間にとっては仕事の拘束がなくなった後までわざわざ高齢化する日本に残って、老人社会で憂鬱な老後を過ごす義理などみじんもないのです。
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2017年3月 短期投資方針変更

最近自分の中で言っていることがコロコロかわるので、超えちゃいけないラインだけ作って受け幅の広い投資指針にまとめて頭を整理したいと思います。


以下の短期投資方針は独身であり生活状況が変わらないかぎり有効とする

①投資の資産配分は現金と株式で持つ
②現金比率は10~20%とする(生活費2年分の480万円以上が目安)
③株式内の地域バランスは 米国20~40%:先進国20~40%:新興国20~40%
④株式資産の50%以上をインデックスファンドで持つ
⑤個別株は1銘柄あたり株式総額の5%を目安にもつ(手数料負け対策)
⑥個別株式銘柄選定はジョエルグリーンブラットの低PER高ROA戦略の考え方をフォローする
⑦個別株式の最低保有期間は1年間(手数料負けおよび税金負け対策)
⑧個別株式は1銘柄を1度に売り・買いして、分割売買しないこと(手数料負け対策)
  1. 投資指針
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「投資の面白さが分からない」けど「投資の効果を理解している」人は最強

『夢見る父さんのコツコツ投資日記』様
投資の面白さが分からない
http://yumemirutosan.blog.fc2.com/blog-entry-1673.html#more

夢見る父さん様の、投資の面白さがわからない、というエントリーを読みました。

ぼく個人の意見としては、投資の面白さはわからない、ただしある程度投資と株式の知識に精通していて、効果を理解している、これが最強の投資家だと思います。
具体的には、たとえばFTFのVTや、S&P500の低コストETF、あるいは日本の世界株式に分散したこうな低コストインデックスファンドに積み立てて放置する人です。
しかも残高は配当再投資とリバランスを目的に1年に1回見るだけ(ただし毎月余分なお金は投資に積み立てます)
投資に関するブログや本も一度知識を身につけたらもう興味がないので見ない、これが最強でしょう。
この人は投資にはいっさい時間を使わず、あまった時間は家族と過ごしたり、収入アップのためにスキルを磨いたり、趣味に精を出したり、色々します。
そして60をすぎてはじめてまともに自分の残高を見ます。
よけいな手数料や税金を払わず毎年配当再投資を繰り返した結果、資産は何倍にもなっていることでしょう。

これが最強の投資家であり、プロの一流投資家(バフェットやエリス)が推奨する究極の投資スタイルです。
しかし…しかし人は、投資に興味をもってしまった人はそれだけでは満足できません。
知識を身につければつけるほど、いろいろな本を読み、実践し、情報交換し、投資の時期を読んで時間を浪費し、手数料を無駄にして売買を繰り返し、無駄な税金を払います。

世の中に大枠で4種類人間がいるとします。

①時間を一切使わずある程度投資の構造をわかっており、毎月インデックスファンドに積み立ててあとは興味なしの人
②投資の構造がよくわからず興味もない人
③投資の構造を熟知して投資に興味津々でたくさんの時間を使い投資を実践する人
④投資に興味津々でたくさんの時間を使い色々な手法をためし手数料負けして市場にアンダーパフォームする人

①が最強です。
成績もほぼ最高峰です。しかも投資などに時間は使いません。
②の人は投資をせずに人生を終えるのがほとんどです。
日本人の大半です。
③の人は①と同等以上の成績を残せるかなりの才能ある人です。
みんなが知っているように人が投資に並々ならぬ熱意を持った場合、絶対数は④>③だということが判明しています。
④一番やっちゃいけないのですが悲しいことにインデックスファンドではない投資をする場合、ほとんどの人がこうなります。
もちろん僕もこの枠ですので心配しないでください


ぼくははじめて3年間くらいは①でした。
積み立てたお金はめったに残高確認すらしませんでした。
〇〇ショックで為替がどうした、株価がどうしたって、そもそもそれすら興味なくて知りませんでしたね。
仕事と恋愛でとても忙しかったので投資とかインデックスファンドに世界分散投資してホールドして放置してればほとんどの投資家に勝てるだろうくらい舐めてましたがその時期は勝手に利益が100万円、200万円、300万円・・・と増えていきましたね。
あれを続けてればいうことなしでしたね。
それが今じゃあどうしてこうなった、という感じなのですが…
時すでにおそし。
これからは毎年市場にアンダーパフォームする(ただし楽しい)週末投資家として生きていくことになりそうです。

個別株投資は、趣味としての面白さが尋常じゃないです。
前にだれかが言っていましたが、ポケモンやドラクエモンスターズといったゲームの面白さに非常に近い種類のゲーム性があります。
バリュー株投資でもメチャクチャにおもしろいです。
しかも攻略本は星の数ほどあってそれぞれ書いてあることが違います。
モンスターも数えきれないほどいます。
ですので、インデックス投資家の人に、どんなにインデックス投資のほうが優れていると言われても、ゲーム中毒やパチンコ中毒がやめられないように、趣味としてやめられないというのも本音です。
こういう嵌り方をしたら抜け出すのは難しいですよね…

まだこのドツボにはまっていない人に一言いうとしたら
投資の本は、ウォール街のランダムウォーカー、敗者のゲーム、株式投資、あたりで読むのをやめることでしょうか。
けして同じシーゲルでも、株式投資の未来、まで読まなければ沼に引きずりこまれることはないようなあるような・・・
バフェットの銘柄選択術、株デビューする前に知っておくべき「魔法の公式」、賢明なる投資家、といった有名バリュー投資家の本は読まないほうがいいと思います。
なまじ事実と実績がある彼らの本は厄介な誘惑を持っています。
  1. 投資雑談
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読書感想文『株デビューする前に知っておくべき「魔法の公式」』~①今まで読んだ中でベストのバリュー投資本といえる

『株デビューする前に知っておくべき「魔法の公式」』という本を読みました。
著者はジョエル・グリーンブラットという20年間で年間平均40%といわれる異常なリターンを出し続けた実績を持つファンドマネージャーです。
題名といい、実績といい、うまいはなしすぎてうさん臭かったのですが、投資手法はバフェット、グレアム、シーゲル、カツェネルソンといったど真ん中バリュー投資家の基礎を踏襲した超正統派です。
本を読んではっきりわかったのですが合理的であたりまえのことしか言っていません。
また、バフェットが哲学的な言い回しで抽象的に言っていることや、シーゲルが理由はとくに述べずに事実としてデータを示していることを、なぜそうなるか最も簡単に述べた本です。
今まで読んだ個別株投資の本の中でベストでした。
同じことを書いた本はたくさんあると思うのですが、最もわかりやすいのはこれだと思います。


この本の要点
・小学生は言い過ぎだが中学、高校生でも理解できるバリュー投資の本
・抽象的なことは一つもなく、具体的な投資方法まで示されており、その方法はダウの犬戦略とほぼ互角くらいに再現性が高く容易
・作者の主張は一つ『高ROAの上場企業銘柄ランキングを作りそれを低PERのものだけに絞り込み30社に分散しろ』
・株価=EPS x PER なので、PERが普通(15程度)より十分低く、EPS(1株あたり利益)が毎年あがる銘柄は結果的にかならず株価が上がる。ではなぜROAが高いと毎年EPSが上がるのかということを、駄菓子屋の経営を例にして中高生でもわかるレベルで説明。僕ははじめてバリュー投資の仕組みの基本骨組みを理解できました。
・ほとんどの個人投資家は銘柄選定するスキルがない、来年の業績を予想するレベルではないので高PER低ROAだけ追い求めなさいとアドバイス。
・毎年、インターネットのスクリーナーを使って(著者指定ページでもYahoo financeでもなんでもいい)30銘柄の高ROA低PERの銘柄をホールドする。1年後に入れ替え検討をして高ROA低PERじゃなくなってしまったものは、条件を満たすものに入れ替える。
全米3500社から高ROA低PER企業をランク付して成績上位30社に投資した場合の17年間の年間平均リターンが30.8%(同時期P&P500年間平均リターン12.4%)、全米時価総額上位1000社から高ROA低PER企業をランク付して成績上位30社に投資した場合の17年間の年間平均リターンが22.9%(同時期P&P500年間平均リターン12.4%)という冗談のような、異常なバックテストの結果が示されている。
著者は「銘柄検討も他のデータも一切素人には不要。高ROA低PERに分散投資だけしてればよい」と断じている。
・うさんくさい題名や異常に良すぎる投資成績でトンデモ本に見えるにもかかわらず、グレアムやバフェットが言っているのと同じ当たり前の事実をひたすらやさしく書いている。
・ものすごく儲かっている企業(高ROA)が、すごく安く売っていたら(低PER)、それを買えば儲かる、そんな簡単に株式投資で勝てるのか?はい勝てますよ、という事実をデータ付ですごく簡単に言っている本。
・しかもページも少なくすぐ読み終わる。
・著者はグレアムが好きだが、グレアムの指標が現代では厳しすぎて該当する銘柄がないと言っている。
・翻訳はひどい、けど意味はわかる。

この本は好きすぎるので、また細かく読書感想文を書きたいと思います。

1985年の設立以来年率40%のリターンを挙げてきたゴッサム・キャピタルの創業者であるジョエル・グリーンブラット氏の現在の米国株式市場の相場観とは?
http://www.everythingislearning.com/usa/joel-greenblatt-on-markets/

ここでもグリーンブラットは大型株ではアップルやHPが気に入っていると言っており、本当に単純に、自分でも、低PERの高ROA株を買う、を実践している投資家のようです。

この本に書いてあることが事実なら、この優しく書かれた200ページ足らずの本に書いてある2個の指標(PERとROA)だけを使ったスクリーニングで毎年銘柄選定しているだけで、市場平均を10~20%もアウトパフォームするなら、いったい世の中に膨大に出回っている本や知識や沢山の専門家はなんなんだという話になるのが、一番おそろしいことでしょう。
これについて著者は、数年間(2~3年)くらい連続して市場平均に負けるときもあるので、機関投資家は顧客確保や自分の職を守ることを考えたらこの戦略をキープできない、個人投資家もまた、数年間も市場平均に負けるような戦略をフォローするほど忍耐力はない、結果このアノマリーはこれからも有効性を失わないのではないか、としています。
また、具体的にROA〇〇以上、PER〇〇以下ではなく、市場の中で順位付して銘柄選定するのでどんな状況でも汎用性があると言っています。
またぼく個人の考えでは、低PER(株価が安い)高ROA(企業が儲けている)の銘柄選定というのは、アノマリーや、バレたら有効性をなくす類の戦術ではないのではないかと思います。
というのも、もしみんながこの戦略を実践した場合、ある低PER高ROAの銘柄はPERが押し上げられて適正な価格まで株価が上がってしまうのですが、その場合、その銘柄の次に魅力的な別の低PER高ROA銘柄を選定することになるからです。

自分の持っている銘柄だと、インフォシス(INFY)なんかはものすごく魅力的であり、また僕の大好きな台湾セミコンダクター(TSM)なんかも新興国では非常に強力な銘柄ということになります。
米国市場の大企業では、ギリアド(GILD)、マイケルコース(KORS)といった企業がPERやROAといった数値でとびぬけていますが、そうなるのには色々な理由があるでしょう。
しかしこのグリーンブラットは
①その色々な予測を盛り込んだ結果を検証するほどの実力はほとんどの投資家にはない
②結局低PER高ROAを機械的に買うだけで市場を大幅にアウトパフォームしてきたバックテストの実績がある
この2点を根拠に機械的に数字でふるい落としなさいと言っています。


そして最後には
・この方法を実践した場合、あなたは大変な資産を持つことになるであろう。しかし株式投資というのは資金を企業に提供しているだけでなにか自分自身で生産しているわけではない。将来資産をもったらそのお金の一部で、本当に自分が有意義だと思うことを為すべきだ。(財産を増やして家族や自分の生活を守るため、だけではなく、なにか得た資産で成し遂げることを薦めます)
・大きな利益を得たときには作者に感謝の手紙を送ること。

この2つをアドバイスとして残しています。
バリュー投資の本としては、本当に今まで読んだ中で自分のベストです。



※追記
それからもう一つ、作者はインデックスファンドへの投資がベターな方法のひとつであり、なぜアクティブファンドが負けるかも十分理解しています。
また低PBR、低PER、高配当戦略といったものの有用性も理解しています。
このあたりを理解していない人間が書いた本だと、ぼくは一気に読む気が失せてしまうのですが、上記のことをわかったうえで、どのように市場をアウトパフォームするか理論的にしっかりしている投資家が好きです。
この戦略が市場をアウトパフォームする原因として作者は以下のように分析しています。

①長期的には株価は実力に対して正しく付く(効率的市場仮説はおおむね正しい)
②しかし1年間の短期で株価が大きくあがったりさがったりするのを見ればわかるように、1年間程度だと俗にいうミスターマーケットが好き勝手暴れるせいで滅茶苦茶な株価がつく(高ROA企業が滅茶苦茶に割安なPERになることが頻発する)
実際の企業の価値が1年間程度でそんなに大きく上がったり下がったりするわけがない。
③それを買うだけで大きく儲けることは容易であり(作者の運用成績は20年間で年平均40%という冗談のような実績)、多くの投資家がいつまでもランダムウォーク理論を信じて疑わないことを願っている。

つまり長期的な効率的市場仮説はただしいが短期では成り立っていないので、それを利用して市場をアウトパフォームするという考え方のようです。
  1. 『魔法の公式』戦略研究
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世界の市場平均に勝つような再現性が高く簡単な投資方法はあるのか

前回、『インデックス投資は個別株投資の平均値なのだから個別株によるアクティブ投資がインデックス投資に負けるはずがない(両者の平均は同じに収束するはず)』という自分なりの意見を書いたのですが、この超過疎ブログに珍しくコメントをいただいたり、ブログで取り上げていただき、大変うれしかったです。
ありがとうございました。
このテーマは面白いので、今後も本など読んでよく勉強したいと思います。
このテーマに関してはかなり以前から興味をもっており、ぼくのポイントは以下の点です。


・インデックス投資の平均リターンは個別株の平均リターンの集合体であることは自明
・しかし最近米国の研究で、インデックスの成績中央値の銘柄リターンは、インデックス平均リターンに勝てない
なぜなら上位のごく少数の銘柄がリターンを押し上げているからだということが発表されていた
・であればある市場では インデックス平均リターン>成績中央値の銘柄のリターン が常に成り立ち
その2つの差は、個別株投資の場合、銘柄数を分散するほどインデックス平均リターンに近づいていくはず
・であれば何社程度に分散すればほぼ市場平均と連動するようなリターンになるのか?
・大きなヒントはVTIとS&P500とダウ30がほぼ互角のリターンになる点
30程度の大型銘柄に分散すればその市場のインデックスの値動きとほぼ同等のリターンになるのではないか?
・しかしもう一つ大きな疑問があって、ダウ30は随時銘柄を入れ替えることでリターンが底上げされている。
銘柄入れ替えをしない30銘柄分散投資が長期ではVTIに負けるとすれば、どのタイミングでどのように銘柄入れ替えすればダウ30のように市場と同等リターンになるのか。


ぼくが個別株をはじめて以来、いろいろと本を読み今、分散とリターンについてポイントだと思っているのはこのあたりです。
これからも勉強を続けたいと思います。(趣味ですので)


さて、題名の『世界の市場平均に勝つような再現性が高く簡単な投資方法はあるのか』についてですが、1つアイディアを持っています。
まず前提になる研究ですが、ジェレミー・シーゲル氏およびビタリー・カツェネルソン氏の書籍上で
米国の大型銘柄市場(おそらくS&P500やそれに準ずる市場)において、PERの数値順に銘柄を数グループにわけ、そのリターンを調査したところ、低PERグループは市場平均にアウトパフォームし、リターン成績はPERと逆相関する。
という内容が出てきます。
内容的に不思議でもないしおそらくその通りだろうとは思うのですが、たとえばS&P500を5グループに分けても、低PERグループに投資するには100銘柄必要になるわけで、個別株投資で再現するのは難しいと言えます。(たわら男爵さんのブログに返信しているときにふと思いました)

しかし同様の理論が機械的に応用出来て、再現性の高い方法があります。
世界分散投資するスタイルの人に合った方法です。

まず世界の地域別の標準分散比率を決めます。
ここでは靴磨きおじさんが好きなバンガード社のETFを使って、4地域にわけます。

新興国:VWO
米国:VTI
ヨーロッパ先進国:VGK
パシフィック先進国:VPL

残念ながらこれをやると主要国の中ではカナダが漏れてしまいますが、ドンマイです。
ある人の標準的な時の好みのバランスを決めます。
VWO:20%
VTI:40%
VGK:20%
VPL:20%
とします。
これを基準に、その時々のPERの割高割安で各地域を上下させて積み立てます。
たとえば、先進国PER15、新興国PER13を割高割安の標準値とします。
VWOがPER10
VTIがPER14
VGKがPER24
VPLがPER19
という時期があるとしたら
標準バランスに対して
VWOがPER10→割安なので20→30%までアップ
VTIがPER14→やや割安なので40→45%までアップ
VGKがPER24→割高なので20→10%にダウン
VPLがPER19→すこしだけ割高なので20→15%にダウン
このようなバランスに近づくように積み立てます。
各地域の比率バランスの見直しは定期的に(たとえば年1回とか)します。

低PERの銘柄集合群が市場平均をアウトパフォームしたという研究結果を利用しています。
こうすることで単純にフィックスした世界分散投資にアウトパフォームする可能性が高いのではないでしょうか?

この方法のメリットは

・十分に(数千銘柄に)分散投資されており、10~30銘柄の分散投資のような『市場平均リターンの大部分を形成する大幅暴騰銘柄』を取りこぼす可能性は全くない
・小型株も含めたインデックス指数を取り込むので、数十銘柄での投資のように、『ダウ30がやったように旬の銘柄を取り入れてリターンを押し上げられるか』という心配をする必要がなく、ずっと4銘柄もっていればいいだけ
・例にだしたETFの場合、4銘柄で再現できる
・PERを基準に4銘柄の積立比率を上げたり下げたりするだけで再現性が高く簡単(ダウの犬なみ)
・米国内での研究ではあるが、低PER銘柄群が市場平均をアウトパフォームするという過去の研究によるバックボーンもしっかりある

といったところで、安心してできる方法かと思います。
  1. 株式投資に関する疑問
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パッシブなインデックス投資はアクティブな個別株投資の平均リターンに勝てない。勘違いしている人が多い気がする。

ネットの書き込みで、有名な本を読んでミスリードしているのか「アクティブ投資、個別銘柄投資はインデックス投資に負ける」ということを言う人がいますが絶対にそんなことはありえません。
それどころか信託報酬分を考慮すると個別株の期待リターンのほうがおそらく上でしょう。

インデックス投資がアクティブな個別株投資に勝つと思っている人はこういう人間を思い浮かべてください。
ある乗客が飛行機の上で、他の乗客に向かって「わたしの進む速さはあなたたちより上でしょうね。」なんて言ってたら、他の乗客は彼の正気を疑うでしょう。
つまりそういうことです。

すべての個別株投資家のリターン平均がインデックス投資の平均です。
なので個別株投資にインデックス投資が勝つなんてありえないのです。
むしろインデックス投資の場合、継続して信託報酬を払っているので、個別株を半永久的にバイアンドホールドするタイプの投資家と比べたら、信託報酬および手数料を含めた期待リターンは個別株長期投資に負けていると考えるほうが妥当です。

ではなぜ、インデックス投資が勝つというミスリードが生まれるのでしょうか。

一つめは、アクティブファンドは期待リターンがインデックスファンドを信託報酬の差額分、下回るという当たり前の事実がありますが(再び言いますが、インデックスファンドとアクティブファンドは同じ飛行機の乗客なのでどちらかの平均スピードが上なんてこと起こり得ないのですから、手数料が安い分、インデックスファンドが勝つという単純な話です)それを勘違いして個別株に投資するアクティブ投資家がインデックスファンドに平均リターンで負けると勘違いしているのかもしれません。
個別株は購入時に僅かな購入手数料をはらえば、あとは維持費0円なのでインデックスファンドに負ける理由がありません。

二つ目は中央値と平均値の問題です。ある銘柄が100円の場合、大暴落や倒産で株価は0円に近づきますが、暴騰の場合は200円ではききません。10倍にも100倍にもなります。
つまり期待幾何平均リターン年間6%といった場合は、10ある銘柄のうちの5位、6位の銘柄の成績は6%ではなくもっと低いということです。
1位の銘柄が大きなリターンで平均をひきあげるからです。
日本の平均年収と中央値年収の議論と同じです。
中央値が平均値より小さい構造になります。
ですので10人中、5位、6位の人の成績はインデックスファンドの成績に負けるでしょうが、これは平均値ではなく中央値です。

それでは個別株投資家はもし特別な(市場を出し抜く)銘柄選定眼を持っていないと仮定すると、どうすればインデックスファンドに負けないのでしょうか。
それは多くの銘柄に分散投資することです。
多くの銘柄に分散投資すると、自然とインデックスを引き上げた戦犯である、大暴騰銘柄が組み込まれます。
この銘柄が投資家を少なくとも市場平均までは引き上げるということです。

市場平均に勝ちたいのなら、たとえば、シーゲル氏や、他にも多くの研究者が出している結論ですが、高配当、低PERの銘柄の平均リターンは、低配当、高PERの銘柄の平均リターンに勝ちます。
ですのであるインデックスがあるときに、その配当率の上位半分かつPERの下位半分の銘柄だけピックアップして投資すればおそらくこのインデックスにリターンで勝つでしょう。ダウの犬等も原理は同じです。
  1. 株式投資に関する疑問
  2. | コメント:4

リタイアに必要な資産と目標リタイア年齢

以前アーリーリタイアについて少し書きましたが、計算方法等を少し変えて、スケジュールし直したいと思います。
今回は結婚をあきらめてはやめにリタイアするプランについて考えます。

①必要資産
必要資産を現在紙幣価値で計算します。
プランA 伝統的な分散方法 株式:債券=6:4で分散投資し、毎年全資産の3%を切り崩すことで生きる。
プランB すべての資産を高配当株式に投資して配当のみで生活する。

まず必要生活費ですが、住民税所得税、年金、保険料の全て込で、現在紙幣価値で年間240万円で生きていくとします。
(実際は東南アジアなどに移住して月15万円以下の出費で生活しますが)

プランAの場合、キャピタルゲインの税金、配当税、取引手数料など込々で引落額の20%程度だと思いますので
毎年300万円を引き落として手取りが240万円です。
そこで現在紙幣価値で換算して、株式6000万円、債券4000万円が必要です。
このリターン3%というのはインフレ差し引き後リターンを想定していますので、永遠に減りません。
実際、インフレ差し引き後の株式のリターンを5%、債券のリターンを0.5%程度で想定すると
5 x 0.6 + 0.5 x 0.4 = 3.2%となり、まあこんなものかなと思います。
(実質60%もっている株式部分が5%リターンで、債券部分がほぼインフレと同等の値動きなら総リターンは3%です)
また、債券クラスは、国債を中心には据えますが、ゴールドETFやヘッジ付の先進国債にも分散して資産を守ることになると思います。(大事なのは分散しつつ株式と逆相関させることです)

プランBの場合、シンプルに配当の税金を30%として、年間生活費を240万円で見てみます。
高配当株を中心に持ち、配当平均を3%にします。
必要株式評価額240万円 = X x 0.03 x 0.7 より X = 1億1430万円必要です。
しかし株式の評価額の上がり方はインフレ率より高いので、こちらだとインフレ差し引き後でも資産額が上がり続けるという強みがありますね。

②積立期間
・プランAおよび高めの積立額(年間408万円)を今後維持した場合
現在の資産が株式2100万円、現金200万円です。
現在紙幣価値で換算して毎年400万円を積み立てて、世界に分散投資した株式の幾何平均トータルリターンがインフレ差し引き後、かつ配当税金支払い後、年間4%程度です。
ファンドの海様 積立と複利計算
http://guide.fund-no-umi.com/tools/comp.html
ここで計算すると、現在資産2100万円、年間リターン4%、積立毎月34万円として
13年間で1億400万円です。
13年後、45歳の時に現在紙幣価値で1億円分の金融資産を得てリタイアします。

・プランAおよび低めの積立額(年間300万円)を今後維持した場合
現在はとても特殊な部署にいるので、今後数年間はおそらく高い収入を維持しますが今後、現在の会社でもっとも低い収入の部署にうつった場合を想定します。
本社の内勤で、ほぼ残業もない部署にうつった場合、おそらく現在の基本給を元に換算して年収550万円~580万円、(手取り430万円~460万円)ではないかと思います。詳しくは知らないのですが・・・
家賃はほとんど全額に近い額が支給されるはずです。
また毎年少しずつそこから昇給すると思われます。
そういう部署になったら節約にはげみ、せめて年間300万円を積み立てると想定します。
株式資産2100万円+現金200万円でスタートして、月25万円の株式への積立をし、インフレ差し引き後の株式リターンを年4%とします。
現在紙幣価値で1億円ためるまでに15年かかります。リタイアは47歳です。

・プランBおよび高めの積立額(年間408万円)を今後維持した場合
配当のみで生きていく場合は現在紙幣価値で1億1430万円必要です。
株式資産2100万円+現金200万円でスタートして、月34万円の株式への積立をし、インフレ差し引き後の株式リターンを年4%とします。
14年間で現在紙幣価値換算の1億1430万円以上がたまりリタイアできます。
46歳です。

・プランBおよび低めの積立額(年間300万円)を今後維持した場合
配当のみで生きていく場合は現在紙幣価値で1億1430万円必要です。
株式資産2100万円+現金200万円でスタートして、月25万円の株式への積立をし、インフレ差し引き後の株式リターンを年4%とします。
17年間で現在紙幣価値換算の1億1430万円以上がたまりリタイアできます。
49歳です。

・プランAかつかなりの高収入を維持した場合
前述しましたが、すでに数年間、社内でも特殊な部署にいて収入が良い状態です。
もし十分に節制すれば年間600万円積立ということも可能かと思いますが、ストレスも多く自分の性格上そこまではストイックになれないので、年間100万円程度は散在する予算を確保しても、今の部署なら年間500万円程度を積立にまわせます。
もし偶然が続いて、今後ずっとこの部署に残り続けた場合の、プランAの1億円でのリタイアを考えてみます。
株式資産2100万円+現金200万円でスタートして、月42万円の株式への積立をし、インフレ差し引き後の株式リターンを年4%とします。
11年間で現在紙幣価値換算の1億以上がたまりリタイアできます。
43歳です。

もし独身が続いてしまった場合はこのあたりのプランを目標にしていけば、日々の仕事のきつさもある程度はまぎれるかもしれませんね。
  1. アーリーリタイア
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2017年3月ポートフォリオ

暇なら毎月ポートフォリオを整理して載せていこうと思います。
投資歴は2013年1月にはじめたので4年と2か月です。


総資産額 23,250,740円
キャッシュ 2,388,486円
リスク資産評価額 20,862,253円

リスク資産元本 17,295,912円
損益通算(2013年1月~) +3,566,341円(リスク資産元本に対して+20.6%)
※ただし損益通算は確定済の損益も支払済の税金を差し引いた上で含んでいます


損益管理表

  現在 原価 利益
マネックス日本口座 インデックスファンド 10,904,739 9126702 1,778,037
マネックス日本口座 現金 円 591,114 591114 0
マネックス外国株式 預り金 円 0 0 0
マネックス米国株式 預り金 米ドル 70,103 7400000 -7,329,897
マネックス米国株式資産評価額(銘柄) 7,388,131 0 7,388,131
持株会 2,569,383 1120000 1,449,383
みずほ銀行(円) 1,633,972 1633972 0
みずほ銀行(ドル) 5,103 5103 0
BBVA(ペソ) 88,194 88194 0
金融資産利確済分(~2015年12月) 0 -346768 346,768
金融資産利確済分(2016年1月~12月) 0 80552 -80,552
State bank 利確(2016年9月) 0 -14471 14,471
total 23,250,740 19,684,399 3,566,341



ポートフォリオ管理表

銘柄 評価額 米国株 先進国株 新興国株 キャッシュ
ニッセイ外国株式インデックス 301,564 196,017 105,547.4  
たわらノーロード先進国株式 2,246,996 1,460,547 786,448.6  
たわらノーロード新興国株式 1,596,410 1,596,410  
SMT新興国株式インデックス 2,422,828 2,422,828  
SMTG株式インデックス 3,346,480 2,175,212 1,171,268.0  
野村インデックスF新興国株式 990,461 990,461  
マネックス日本口座現金(円) 591,114 591,114
マネックス外国株取引・出金可能額(円) 0 0
マネックス米国株式資産評価額(キャッシュ) 70,103 70,103
BRK.B 884,841 884,841  
BTI 976,747 976,747.0  
GILD 112878 112,878  
INFY 1,042,037 1,042,037  
JNJ 932,989 932,989  
LMT 896,496 896,496  
SSL 1,027,746 1,027,746  
TEVA 191,529 191,529.0  
VWO 1,322,868 1,322,868  
持株会 2,569,383 2,569,383.2  
みずほ銀行(円) 1,633,972 1,633,972
みずほ銀行(ドル) 5,103 5,103
BBVA(ペソ) 88,194 88,194
   
   
合計 23,250,740 6,658,980 5,800,923 8,402,350 2,388,486
パーセンテージ(キャッシュは10~20%もつこと) 100% 29% 25% 36% 10%
リスク資産内%(目標35:25:40) 32% 28% 40%  
一つの銘柄を持つ推奨金額(株式全体の5%) 1,043,113        



糞エクセルなので恥ずかしいのですが・・・一応こういう感じでブログはじめる前から、自分でポートフォリオバランスと損益通算がわかるようになるべく1か月に1回(すくなくとも3か月に1回)はアップデートするようにしています。


無題


各地域の株式のバランスについては満足です。
米以外の先進国を、ヨーロッパと環太平洋の2つに分けて管理しようかどうか考え中です。
分けると地域管理が今の3地域から4地域になります。

キャッシュがもしもの時を考えると足りていないので、20%まで引き上げ予定ですので、6~10か月くらい投資積立を中断予定です。
  1. ポートフォリオ
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円高になる数日前に余裕資金が尽きるまで115円/ドルで目一杯をドル転!

靴磨きおじさんは数日前に投資に追加できる余裕資金をありったけドルに替えました。
1ドル115円でした。
すると数日してドルはぐっと下がり110円台に落ちてきました。
おどろいたことに投資ブログの方々はこのタイミングで一斉にドルに両替。

自分にとっては、いつものことです。
あらためて自分に為替やチャートを予測するセンスや能力は0と実感しました。

これからも株式チャートの動きはまるっきり無視してPER等バリエーションのみを参考に投資。
為替もチャートや動きを無視して投資したいときに投資したい量だけドル転。
そんな投資を続けます。
  1. 投資雑談
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『ContrarianJapan』様 最も勉強になる米国株式情報の翻訳サイト~大切なのは年平均6%のリターンなど得られないと自覚することだ~

『ContrarianJapan』様は米国の株式に関する投稿掲示板?の翻訳サイトなのですが、そこで非常にハイレベルで勉強になる記事が多数アップされてます。
最も勉強になる個人サイトの一つと感じます。

最近の記事で素晴らしかったのはこれです。

『ContrarianJapan』様
CAPE シラー指数:これは単なるデタラメ(BullShit)だろうか?ーーPart 1
http://zerohedgejapan.blog.jp/archives/1065031503.html

このランス・ロバート氏が有名な人なのかどうかはわからないのですが、内容がすごくいいです。
もっとも重要な点として

・CAPEレシオ(インフレ調整済の10年平均利益率を使ったPER)は割高割安判断として最もマシな指標
・しかしCAPEレシオが高いからといってバイアンドホールドをやめて株を売れという意味ではない
CAPEレシオが割高のまま株価が上昇し続けることは歴史で頻発している
・CAPEレシオの値が高いと、その後10年のリターンは単調に減少する
・現在の米国CAPEレシオ26から見ると歴史的には米国のインフレ調整後年間リターンは今後10年間、平均3%程度になる確率が最も高い
・2000年以降PERは高いが(20以上あるかと思います)PER適正値は15から変わったわけではなく原点回帰でまた15周辺に戻っていくだろう
・予想収益(予想PER)は信じるな。アナリストは常に利益率を事実より楽観しすぎて高く見積もり続けた。
実績PERで見るべきであり、今後10年後の収益予想に関してはCAPEレシオが最も信頼に足る。
・再三いうが株式をキャッシュに戻せという主張ではない。
米国の期待リターンが今後10年はインフレ調整後3%の期待値だという事実を資産運用計画に盛り込むこと。
下落・調整局面のリスクが高まっていることに留意する、資産配分に気をつけろということ。







大変勉強になるサイトなので自分用メモという意味もありまとめました。
どういった対策が考えられるでしょうか?
①伝統的な『かまごを一つの籠に盛るな作戦』たとえば資産の40%を日本国債やゴールドなどに分散して調整局面に備える
②米国株の中でも低PER配当株を選好する
③投資先を地域別インデックスで分散し低PER地域にオーバーウェイトする

現在ぼくが実施しているのは②と③です。
②については、米国にかぎらず個別株では高くても19以下(なるべく15以下)のPERの個別株を買っていますので高PER株を買ったことはありません。
ビタリー・カツェネルソンの研究ではレンジ相場(非強気相場)では一貫して低PER株がS&P500をアウトパフォームすることが判明しています。
③については僕の場合は、世界を4等分(新興国、米国、ヨーロッパ先進国、環太平洋先進国)に分割して、バンガードETFにより、低PER地域へオーバーウェイトするようにしています。(今なら新興国と環太平洋先進国オーバーウェイト)

①については僕は実践していません。
また前述のビタリー・カツェネルソンはレンジ相場(非強気相場)でも債券のリターンは株式と同じ程度であるとデータで示しています。
ただ現在ぼくは独身ですが、もし家族がいる場合はライフプランへの影響や家族の不安を取り除く目的でぼくも①を実施すると思います。
  1. 大事なメモ記事
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債券・金・現金をポートフォリオに組み込む最も重要な理由

インフレ調整後の200年間の米国インデックスを研究した結果、17年間以上ホールドすると配当再投資でかならずリターンがプラスになったという驚異の事実がすでに明らかにされています。
おそらく他国もについても誰かが調査すれば、これに近い結果が出ると思われます。
これは特に日本のインデックス投資家、米国バリュー株投資家の界隈でバイアンドホールドをする重要な根拠の一つとして扱われています。
つまり20年前後ホールドできるような資産なら、インフレ負けする可能性をもち期待リターンも低い金や債券、現金は出る幕がないというのは、読書家の投資家なら知っている事実です。

しかし債券、金、現金には意味があると思います。
その理由はGPIFがリターンを最大にするために株式100%のポートフォリオを組まないのと同じです。
2つあります。

①じつは20年も持たないで使う機会が発生する
②周囲の理解を得る

①については、GPIFは毎年国民のためにいろいろと出費もあります。
いつもそこそこ使うので、増やしつつ、いつもそれなりに安定しつつということが求められます。
一般投資家も同じで、家族のために様々な出費を老後までホールドするつもりだった資金から捻出する機会がある可能性は高いです。
また、最初から、これは学費、これは自動車、マンション、と10年そこそこのうちに使う用途の決まった資金なら、債券や金、現金で保管したほうが安心感があります。

②最大の理由はこれだと思います。
たとえばある日、靴磨きおじさんがGPIFの最高責任者にくじ引きで選ばれたとしましょう。
そこで靴磨きおじさんは資金の最大化を目指して、GPIFの全資金を現金10%、新興国株式36%、先進国株式54%という素敵なポートフォリオに変えてしまいます。
この場合、大暴落が起きる前に靴磨きおじさんが暗殺されるか、GPIF資金60%下落くらいの大暴落が起こった時に暗殺されるかしりませんが、長くは生きられないでしょう。
家族も同じで、家にある現金の90%を株式投資などに投入し、そのうち40%を新興国になど投資して、大暴落で新興国株が70%下落したら、家族はけして許さないでしょう。
僕が投資のことを何もしらないでパートナーがこんなことをしたら、離婚しますと。

(余談ですがバツイチの靴磨きおじさんの離婚理由は投資絡みではないですよというブラックジョークをここで言っておきます。)

そういうわけで、家族の資金を運用する場合、GPIFが投資をしらない国民に納得してもらえるのと同じくらい慎重で、あまり激しく下落しないポートフォリオが要求されるわけです。(と、僕は思います)
たとえば伝統的な株式:債券=60:40のようなポートフォリオを組み、この投資によりリターンは年間4%程度になり18年後には2倍程度になると理論上予測されます、リーマンショック級で一時的に資金は35~40%の下落がありますが歴史的に見て5年~10年後には回復します。暴落中お金が必要な場合は、この債券や金というのは株式が暴落しても値下がりしませんので、こちらを崩せます、と奥さんの理解を十分に得られるよう、なんだったらパワポでプレゼンしてでも納得してもらうことがとても重要かと思います。
さもなければ株価が暴落したときに、怒った奥さんに全額投資を解約させられて今後一生投資ができなくなるか、悪ければ離婚にいたるかもしれません。

というわけで家族を持つ人にとっては十分にリスクを分散して、家族の理解を得られるポートフォリオを組む必要があるかと思います。
靴磨きおじさんもバツイチ独身の今だからこんなトンデモポートフォリオを組んで遊んでます。
正直あした投資資金の90%失っても自分が嫌な思いするだけで、人生なにもこまらないですから。
しかし家族が出来たら投資資金のうち40%くらいは国内外の債券と金に分散すると思います。
そしてそういった低リターン資産で子供の学費や自動車の購入費といったものを切り崩します。
  1. 投資雑談
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新興国株式インデックスを超オーバーウェイトしている世界的投資家とは

靴磨きおじさんは生活防衛費以外すべて株式に資産をおいている上に、その株式資産の中の40%は新興国株式という、良心的市民から見たらなかなか〇〇〇〇な人奇特な人です。
靴磨きおじさんの株式内の各地域バランスは、自分の感覚とハーバード大学の基金、シンガポール政府の基金、その時のPERによって決まっていますが、世界的な有名投資家で新興国株を超オーバーウェイトしている人はいるのでしょうか?
最近ネットサーフィンをしていて偶然そのような人を見つけました。

それは、世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエイツの創業者であるレイ・ダリオ氏です。
レイ・ダリオ氏の株式ポートフォリオは以下のようになっているそうです。

https://monex.ibillionaire.me/funds/29/ray-dalio/bridgewater-associates

なんと新興国全体への株式インデックスである3銘柄を以下の配分でもっています。
VWO 31.34%
EEM 23.17%
IEMG 2.30%
これだけで株式投資の56.81%になり正気の沙汰ではありません大変アグレッシブで素敵なポートフォリオを組んでいらっしゃいます。
ちなみに他にはS&P500に連動するSPYを21.44%もっており、あとは細かくいろいろな米国株をもっています。
しかし主力はVWO、EEM、SPYの3本であり、この3銘柄で全体の76%を占めることからも、レイ・ダリオ氏は個別株投資家ではなく、インデックス投資家といっていいと思います。
米国株へはこまかく個別株投資していますが、新興国へはEEMやVWOで分散したインデックス投資しかしていないという点は個人投資家の我々にも参考になる事実かと思います。
新興国株式インデックス超オーバーウェイトの理由が、単にこの何年間かバリエーションで安いからなのか、新興国重視型なのか、天才なので色々べつの考えがあるのかはわかりませんが、新興国超選好、ほぼインデックスファンドで投資ということで、バフェット氏とは対照的に見えます。
また、株式への投資が全資産のうち何パーセントか、このページからはよくわかりませんから、債券など他の資産を大きくとってそこでリスクを大幅低減しているのかもしれませんね。
  1. 投資の記事を考察
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靴磨きおじさんなぜかこの株高のタイミングでVWOとSSLを追加投資!総資産に占める株式の割合は未知の92%へ到達!

先日書いた通り、靴磨きおじさんは新興国投資が大好きで、いつもリスク資産の40%は持っていたいと思っています。
(よほど不自然なバリエーションなら減らしますが)
そして最近エクセルでポートフォリオ管理してたら新興国の比率が下がっていることが判明。
新興国を40%まで引き上げるには40万円の追加投資が必要なことがわかり、いてもたってもいれず、ついつい投資を実施。

その結果、キャッシュポジションは10%から未知の8%まで下落。
キャッシュポジションが少なすぎるので20%に上げるまで投資とめるって決めてたのに・・・
心では駄目とわかってるのですが、投資中毒の身体が勝手に株購入ボタンを押していました。
やばいです。
自分の想定する生活防衛資金(転職、失職、病気、婚活)考えると明らかに足りてません。
というわけでキャッシュポジション20%に回復するまで絶対投資しません!
がんばって現金積み立てるぞ!と心に決めました。

ところで買った銘柄ですが、SSLを20万円とVWOを20万円買いました。
購入日 2017/3/21 2017/3/21
購入額(ドル) 1,680.0 1,680.0
グレアム指標7項目 SSL VWO(ETF.com)
購入株価 28.2 40.1
S&P信用格付けB以上(長期自国通貨) BBB -
負債比率1.1倍未満 0.4 -
流動比率1.5倍以上 2.2 -
過去5年間EPSを伸ばしている(下が2016) 38.9 -
43.3 -
48.2 -
48.7 -
21.6 -
株価収益率(PER)9倍未満(5年平均) 15.3(10.8) 18.9(17.1)
株価純資産倍率(PBR) 1.2倍未満(5年平均) 1.2(1.9) 1.7(1.6)
配当金を出している(5年平均) 3.6(4.5) 2.52(2.11)
靴磨きおじさん指標3項目    
30年単位での株価の推移 -
世界的に独占力を持つグローバル企業 -
嫌われ者セクターorシーゲル推奨セクター -
     
グレアム指標得点 6.0  
靴磨きおじさん指標得点 3.0  
合計得点 9.0  

SSLは優秀ですね~
2016年だけEPSをがくんと落としているのがグレアム指標に沿わないんですが
ストライキ関係か、石油価格がどうのこうのという話なのか、よくわかりません。
情報収集のしかたもよくわかりません。
ただ1年だけなので、この年に何か特別損失的なものを出したのだろうきっとということで、PER、PBR、配当利回りと、全て優等生なので20万円追加しました。
これでSSLはリスク資産の5%に達したのでもう追加投資はなしです。
VWOは上がりすぎてもう旨味はなくなってきました。
PERはバンガードページ基準で18.9、ETF.comで17.1とすでにやや割高に。
それでも米国やヨーロッパよりは割安というところです。
今PER17で買うのと、2年後に同じ株をPER15で買うのはほぼ同義ですから許容範囲です。

というわけでしばらく株式投資の積立は休眠予定。
給与から考えるとキャッシュを資産の20%までかさ上げするのに、おそらく9か月くらいかかるかもしれません。
しかしその間に暴落がはじまってしまった場合はキャッシュポジション低いまま積立再開しますが…

ちなみに現在の各地域のPERは以下のようになります。

emarging total US total US大型 ユーロ先進国 total アジア環太平洋先進国 total
2017/3/21 2017/3/19 2017/3/19 2017/3/19
グレアム指標7項目 VWO(ETF.com) VTI VOO VGK VPL
株価 40.1 122.2 218.3 51.5 63.2
株価収益率(PER)9倍未満(5年平均) 18.9(17.1) 24.9(28.8) 23.5(25.0) 23.7(24.6) 16.8(17.3)
株価純資産倍率(PBR) 1.2倍未満(5年平均) 1.7(1.6) 3.0(3.0) 3.1(3.1) 1.8(1.8) 1.4(1.33)
配当金を出している(5年平均) 2.52(2.11) 1.9(1.4) 2.0(1.4) 3.3 2.4(2.24)


VWO(新興国)、VPL(パシフィック先進国)→すでに標準よりやや高いが、積立をやめるレベルではない
VTI(米国)、VGK(ヨーロッパ)→暴落が起きてもおかしくないレベルで高いので低PERの個別大型株を買うほうがいいかも・・・
という個人的感想です。
ただPERの面白いところは、不当に高い(たとえばPER25)でもそのあと長期(10年単位)にわたり上がり続けることも多々あるので
(そしてPER10前後まで一気に調整することも多々あるので)なんともいえません。
高すぎるときでもポジションを売るのが悪手である可能性が高いです。
するとどうするのがいいという回答はないのですが、持っているものはともかく、これから買う分は高PER相場の時期は、低PER個別株に資金投入することでパフォーマンスがS&P500よりよくなることが判明しているそうです。

しかし先日読書感想文で触れましたが、PERが25を超えたときの暴落による調整ではPER10前後まで落ち込むことが歴史上何度かあり、(なので平均するとPERというのは15前後になるんだとか)、今の状況でPER10になってあと円高にもなったらビビりますよね。
どうしますか自分のもってる株式の価値20~30%になったら。
僕はどうしましょう。
いや~信じられないけど、過去のPERチャートみてると何度も起こってることだからなんともかんとも・・・
  1. 個別株の銘柄選定方法
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読書感想文『バリュー株トレーディング ――レンジ相場で勝つ』後半 ビタリー・カツェネルソン やはり個別株の割安判断は難しいがPERは嘘をつかないという教訓

携帯からの投稿になるので長文は無理ですが、自分の忘却録の意味もあり重要な点のメモ

・企業の割安判断の評価式も紹介されたがやはり難しい
たとえば絶対PERモデルでは予測するEPS成長率x0.65
+8を適正PERとしてさらにビジネスリスク、財務リスク、収益見通しで係数をかけるよう言っているが週末サラリーマン投資家が決められるレベルではない。
・ただ1つ明らかなのはEPSが毎年伸びている会社でPERが15を切っていたら将来会社の潜在価値はほぼ確実にのびるのでバリュー投資家にとっては買いだ。
・グレアムのいう「安全域」の計算方法もあったが同じく難解。
・最重要の話。レンジ相場の1966年〜1982年で大手米国400社の名目リターンを1966年時点のPERから5グループにわけて調査したところPERとリターンはレンジ相場では完全に逆相関だった。
最もPERの高い80社(平均29.3)の年平均リターン8.6
最もPERの低い80社(平均11.8)の年平均リターン14.2
レンジ相場では完全に低PERの大企業が強い。
気をつけるのはEPSが上昇傾向の低PER企業を買うこと。
低PERでもGMのように常に日本車にシェアが奪われてEPSを落とし続けるような企業ではリターンを毀損する。
EPSが上昇傾向の低PER企業を買えという考えはグレアム氏と一致。
・質(堀)、成長(EPSの伸び)、評価(低PERで配当えを出している)この三拍子そろった会社を買え
・どんなに質(ブランド、堀)がある企業でも高値で買うな。
コカ・コーラやコルゲートのような歴史ある大企業でも過去高PERで買って大きく下落した人間が多い。
企業の妄信者にならないこと。
・国についても同じで高成長イコール高リターンではない。中国投資した人間が失敗したのは2000年の中国のPERが56だったから。日本のバブルも同じ。アメリカの2000年のITバブルも同じ。みんな異常な高PERで買って損をしているだけという話
→靴磨きおじさんの考えたこと。逆に今の中国株はPERがとても低いところまで調整されてとてもお買い得になっている。
・分散投資は15〜25銘柄で管理を推奨(バフェットのように集中投資して大儲けできると思っているならあなたは自分を過大評価している)
・売却プロセスについては自分は永久ホールド派なので略

このあたりが印象に残りました。
非常に勉強になりました。
低PERでEPSが成長している会社に投資するととくに相場が長期的にわるい時期に大きく市場をアウトパフォー厶するよというのが一番大事な主張でしょうか。

※大切な教訓を書き忘れていたので1つメモ
PERは単年度利益から割り出すと特別な利益や損失で数字が不正確になるので分子になる利益は3年か5年の平均値もとること
  1. 読書感想文
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人口増加国の株式インデックスのリターンが良くなる理由

数か月前に『わたしのインデックス』様を使って、独自に国別の株式インデックスの過去20年間リターンを表にしてみました。
そこでわかったこと。

・時価総額比の国別ランキングと株式リターンは関係ない
・GDPの国別ランキングと株式リターンは関係ない
・新興国か先進国かと株式リターンは関係ない
・人口増加率と株式リターンは正に相関している


で、ふと昨日そのことをぼんやり思い出してたら仮説が・・・

株式の値上がり、値下がりは買い圧力と売り圧力で決まる(買いたい人のほうが多ければ株価が上がっていく)
→人口が増えた場合、各々の人が一定額の株式を持っていれば必要な株の総額は増える→買い圧力→株価上昇
→人口が減る国は、各々が一定額の株式を持っているとすると、老人が亡くなるたびに必要な株式総額が減る→売り圧力→株価下落

上記のお金の流れがあり、みんななんだかんだ言って自国の株を中心に買うので(日本人なら結局日本の株式を買う人がほとんど)、人口の増加率で国の株価のリターンが決まっている。

だったりして、と・・・そんなことないですかね。
ふとした疑問でした。
  1. 株式投資に関する疑問
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読書感想文『バリュー株トレーディング ――レンジ相場で勝つ』前半 ビタリー・カツェネルソン 久しぶりにすごく好きな本

先日、面白がってギリアド(GILD)株を買った時に、参考にしたのがビタリー・カツェネルソン氏でした。
その評価方法が面白かったので、アマゾンでビタリー氏の本がないか探したら、キンドルアンリミテッドで1冊あったので読んでいるのですが、とても面白いです。
今まで疑問に思っていたことの回答がかなり書いてあります。
シーゲル教授やバフェット氏の理論が好きな人はこの本も気にいると思います。
現在ちょうど半分まで読みましたが、理解できるのは全体の50~60%でしょうか。
シーゲル教授よりは求められる知識がある程度上かと思います。
財務諸表の読み方がわかる人だったらほぼ全部わかるかと思います。
靴磨きおじさんくらいのレベル(PER、PBR、EPS、配当利回り、益回りあたりはある程度慣れてきた初級者)だと理解度50~60%かと思います。

半分まで読んだところの大変参考になったことを箇条書きにします。

・米国株は長期で見ると13~18年程度の強気相場(インフレ差し引きリターン10%以上)、そのあと同じくらい長いレンジ相場(インフレ差し引き後のリターン0%前後)を繰り返している
・じっさいEPSは強気相場期間もレンジ相場期間も変わりはない。変わるのはいつもPERのみである。
→株価=EPS x PERで、EPSはそんなに上下しないでなだらかに上昇している。相場を決めるのはPERである。
・PERの適正は15といわれるが15で停滞などしない。20を超えるほど人々の期待心理で押し上げられ、そのあと企業の利益率が低く人々はがっかりしてPERが10前後まで押し下げられる、米国はこれを30年程度のサイクルで繰り返しているだけであり、この平均がPER15という話
→相場を長期化するのは別に投資の神様の思し召しではなく、人々の強気・弱気の心理サイクルがこの長さのタームになっているだけ
・歴史的には強気相場のスタートはPER9~14、レンジ相場のスタートは平均PER26くらい
・企業はPERが下がっても配当を下げないのでレンジ相場ではリターンのほぼすべてが配当である、強気相場ではリターンのほぼすべてがキャピタルゲインである
・レンジ相場で米国債券が株式のかわりになるかというと、ならない。レンジ相場の債券のリターンはS&P500とほぼ一緒である。
・アセットアロケーションが全て、と格言にあるが、強気相場でリターンを決めるのはいかに債券とキャッシュを少なくして株式の比率を高めるか、レンジ相場では、じつは債券と株式のリターンはインフレ率と似たり寄ったりなのでアセットアロケーションは重要じゃない。
・強気相場では銘柄選択眼なんて関係ない。普通に適当な個別株を分散保有しても、インデックスをバイアンドホールドしてもかならず上がる。

前半の結論
銘柄選択が問題になるのは、15年前後続くレンジ相場の時で、このときインデックスファンドの買い持ち戦略や下手な銘柄選択をすると、インフレと同程度のリターンしか得られない。
ではどうやって良い銘柄を選ぶか。




このようなことが豊富な表とともに詳しく分析されている本です。
非常に論理的で誠実なバリュー投資の本だと思います。
PERを最重要指標と考えています。
後半は銘柄選択術かと思います。
レンジ相場での銘柄選択には賛否両論あるかと思います。(一般人では市場を出し抜けないだろうという話です)
しかし前半の相場サイクルとPER、EPS、配当、株価の仕組みは非常に参考になります。
今のところ自分が考えたのは以下のことです。

①株価暴落時、なにが動くかといえばPERだった。EPSは相場での株価を動かしていない
またPERは歴史的に嘘をついていない
②30年スパンで半分の15年ずつ程度、強気相場とレンジ相場を歴史が繰り返すことがわかった
ここで大切なのは、30年以上の投資なら期待リターン6%と考えてもいいが
15年程度の投資なら、インフレ調整後リターンが0前後に収束する可能性もとても高いことを投資家は肝に銘じなくては
「15年後なら年平均リターン6%で資産が今の2倍かな」という取らぬ狸の皮算用は非常に危険。
インフレ調整後0%程度のリターンになることを考慮して人生設計すべき。
そういえばシーゲル教授の本でも「17年株式を持ち続ければ確実にインフレ調整後のリターンがマイナスにならない」と研究結果が出ており、ビタリー氏のレンジ相場の長さと一致している。

このあたりの議論に興味があればおすすめの本です。


ちなみに他に僕の好きな本は
株式投資
株式投資の未来
日本人が知らない海外投資の儲け方
敗者のゲーム
私の財産告白
ですが、今年は何としてもグレアム先生の本を読みたいですね。
  1. 大事なメモ記事
  2. | コメント:0

マネックス証券さんからADRでのTSMの取り扱いに関して前向きな回答

以前、台湾セミコンダクター(TSM)が大好きなので、投資したくてマネックスさんにADRの銘柄追加希望すると書いたのですが回答がきました。

・ADRは普通の米国株と違って検討にとても時間がかかるし取扱も約束はできない
・しかし取り扱いについては重ねて上申してみるしベストを尽くしてみます

というような内容で、真摯に回答くださってとてもうれしかったです。
ぜひともTSMに(PERが高くなる前に)投資したいけど、もし今後取扱になってもならなくても、マネックスさんで続けて資産管理していこうと思いました。
  1. 投資雑談
  2. | コメント:0

勝手にアクティブ運用された上にパフォーマンスを下げられた世界経済インデックスファンドの所有者は怒ったほうがいいのではないでしょうか?

面白い記事を見つけました。

『一方通行投資で気楽に資産形成。』様
相場予想に基づいて、新興国の組入比率を引き下げた世界経済インデックスファンド。早速、フラグを回収。
https://onewayinv.com/balanced-fund/post-3413/

これが本当の話ならあまりにもお粗末な話なのですが、世界経済インデックスファンドの所有者の方々から怒りの声は上がっていないのでしょうか?
これは僕の感覚ですとわずかなインデックスに対する上下の乖離や0.0X%の信託報酬の差よりも全然大きなリターン毀損をしてしまう悪手なのですが・・・


この世界経済インデックスファンドの運用者のやらかしてしまったこと(と僕が思う)一覧

①GDP比率を参照にした新興国:先進国:日本の比率で運用すると約束していたパッシブなバランス型インデックスファンドなのになぜかある日、運用者が政治経済情勢や金融政策という全然関係ない要素で各国のバランスを変える(新興国
の比率を下げ先進国の比率を上げる)

②その直後に新興国が爆上がり(約20%)して、そのリターンを取りこぼす。(しかも比率組み換えした12月末時点で先進国PER・PBRの割高に対して新興国のそれはかなり割安放置されていた)


まず①が根本的に交付目論見書の原則を無視して比率かえたのが、ありなのか・・・?と。
ためしに見てみましたが交付目論見書の中にちゃんと比率の決め方も書いてあります。

基本組入比率は、地域別(日本、先進国、新興国)のGDP(国内総生産)総額の比率を参考に決定します。 ※世界経済に占める各地域のGDPシェアの変化に応じて、原則として年1回地域別構成比の見直しを行う場合が あります。
http://www.smtam.jp/fund/pdf/_id_140844_type_k.pdf

これ、勝手に破っていいんでしょうか。
ある日、VWOやたわら新興国株式が『これから中国の景気が悪くなりそうなのでベンチマークにしてるインデックスより中国の比率の比率引き下げることに運用者の独断で決めました』とかホームページで発表したら僕だったら資金引上げちゃうけど・・・

そしてもう一つ致命的なのが②のリターンの損失。
勝手に交付目論見書のルールを無視してその結果リターンを押し下げたというセンスのなさ。
PER・PBRが低いセクターを売って高いセクターを買うというポートフォリオの変更をしてしまいしかもリターンを下げるという・・・
靴磨きおじさんは12月頃といったら米国がすでに上がっていて、新興国は相対的に安いので新興国のほうを比率上げる調整してました。
きっと運用者は一流企業の難しい理論をいっぱい勉強しているすごく優秀な社員の方なのに・・・

いえ、センス悪いとか良いとかの良しあしじゃなくてですね、勝手なことして、こんなことになっちゃうくらいならちゃんと自分たちで出した目論見書まもればいいのに、と思ってしまいました。
でもこれは思われてしまっても仕方ないし、世界経済インデックスファンドの所有者の人達が、まあこんなことくらい良いや~と思ってるなら、ちょっと疑問ですね・・・
  1. 投資雑談
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3つの新興国に仕事で長期滞在した僕が選ぶ、現地のコンビニ・百貨店で強いグローバル企業・ブランド

今まで仕事で3つの新興国に長期滞在しました。
どこの国に行ってもコンビニやスーパー、百貨店、モールで異様に見かけるブランドや企業があります。
そういった会社やブランドを紹介します。


諸外国でよく見るグローバル企業・ブランド
テスコ
AT&T
ウォルマート
セブンイレブン
バーガーキング
HSBC
リーバイス
ジョニーウォーカー
ジャックダニエル
バカルディブリーザー
セブンアップ
スプライト
ペプシ
ダノン
ハインツ
ハーシー
味の素
日清カップヌードル
ダブ
オレオ
ハーゲンダッツ
ポケモン
ディズニー

どこの国に行っても消費を独占している超グローバル企業・ブランド
マクドナルド
KFC
サブウェイ
スターバックス
ナイキ
マルボロ
キャメル
コカコーラ
バドワイザー
キットカット
スニッカーズ
リステリン
ニベア
コルゲート
マグナムアイス
ジレット
ギャラクシー
アイフォン


みなさんのうち大半は日本にいながらインターネットで各会社のシェアを調べ、その支配力をみて企業に投資していると思います。
しかし僕のような人間の場合、色々な新興国にいって、どこにでもおいてある商品というのを目の当たりにしています。

だって新興国にきて、知らないメーカーの髭剃りが並んでる中で、ジレットが必ずおいてあるので安心するんです。あ、これなら痛い思いしないから、ここの国でもこれだけ買おうと。そうするとこの会社が儲からないわけないと思います。だってみんなにそう思われてるのですから…
  1. 投資雑談
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市場全体のPERが高まっているときはディフェンシブ銘柄に積み立て、PERが低ければ景気敏感銘柄に積み立てるのが理屈の上では正しい

Yahoo finance を見ていると、Betaという値があります。
これは1ですと市場が50%暴落する局面では同じように暴落する傾向があり、0.5など1未満だと、市場より暴落が少なくなります(市場全体の上下の流れをある程度無視というか、動きが緩和します)
逆にBetaが1より大きいと市場の平均より下落または上昇幅が大きくなる傾向のある銘柄ということです。

Betaが大きい例 アマゾン 1.4
https://finance.yahoo.com/quote/AMZN?p=AMZN

Betaが小さい例 JNJ 0.68
https://finance.yahoo.com/quote/JNJ?p=JNJ

さて、ここにBeta1.5とBeta0.5の2個の銘柄があり、どちらも過去数十年間でリターンは似たり寄ったり、PERも適正値が15としましょう。
すると市場平均PER、PBRが高い状態だと(つまり今の米国株)、低Betaに投資したほうがいいということになります。
なぜなら市場平均PER、PBRが上がっている状態ですが、低Betaは市場平均より景気に起因した上がり幅が小さいので、今後調整で市場平均が下落するとき他の銘柄より下落幅が小さいはずです。

逆に市場平均PER、PBRが歴史的な標準より低いとき、高Betaの銘柄に投資したほうがいいはずです。
なぜなら市場平均が適正なPER、PBRになるべく上昇したときに、平均より敏感に上昇するはずだからです。

また標準的な水準のPER、PBRの時はディフェンシブ銘柄、景気敏感銘柄のどちらを持っていてもいいということになります。

あくまでも理屈の上の話ですが、ぼくはそう思ってます。
間違っていたら教えてください。
(ちなみに自分個人はBetaは投資時に使ってません)
  1. 株式投資に関する疑問
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PERが適正値の15程度なら毎年EPSの上がる銘柄が将来株価の上がる銘柄(自分メモ用)

EPSについて勉強したので自分メモ用もかねてここに書いておきます。

PERとは
PER=時価総額/総純利益
すなわち
PER=株価/1株あたり純利益
です。
つまりとくに利益率が成長しない場合を仮定すると、1年の純利益の値段の何倍の値段で株を買うかという指標であり、過去100年単位の米国で見ると歴史的に15前後に収束しています。
つまり毎年安定して利益を出して、利益率がぜんぜん成長しない企業だとすると、15年間もっていると、利益率の合計=買った株価となり、まるまる資金を回収できます。
リスクプレミアム(株価がいつもあがったりさがったりするのでその分あがりさがりのない金融商品に比べてプラスでもらえる年間リターンのこと)が下がってPERの適正値があがっているのではないかという人もいますが、歴史的にこれだけ様々な技術が発達してもPERはずっと15前後を平均に推移してきた経緯があり、おそらく今も15前後というのが僕の考えです。
また面白いことにPERの逆数1/15=6.66を益回りといい、これは米国の超長期リターンがインフレ調整後に6程度に落ち着くのと一致しています。
現在S&P500はPER25程度であり、もしPER15が過去100年以上の米国の歴史と同じように適正値である場合、PER15まで株価が下がると、現在より40%暴落することになります。

EPSとは
EPS=総純利益/株式発行数
すなわち
EPS=1株あたり純利益/1株
です。
1株あたり年間純利益いくら稼ぐかです。
ですので
PER x EPS = 時価総額/総純利益 x 総純利益/株式発行数 = 時価総額/株式発行数
となり、PER x EPS = 株価となります。
そこでPERの適正値がいつも15に固定されている場合は、企業の株価は毎年EPSが伸びるかどうかで決まることになります。
すると、毎年純利益が上がると比例して株価が伸びるということになります。
なのでグレアム氏は5年間EPSが伸びている企業を買うべきだと言っているわけですね。
また、PERが異常に高い状態になる銘柄(例Amazon)というのは
PER x EPS = 株価ですので、今後のEPSが株価の伸びをはるかに上回る滅茶苦茶な伸び方をしすれば、PERが将来おしさげられるので株価(EPSほど伸びない)=EPS(毎年メチャクチャ伸びる) x PER(EPSのほうが株価より伸びるペースが速いのでこれが押し下げられる)
ということで適正値15を大きく超えるPERが妥当だと市場が判断しているということかと思います。
ベストなのはPERが15以下(適正なPER15まで将来押し上げられる)かつEPSが毎年伸びている銘柄で、これはPER(将来15になるまで上がる) x EPS(毎年上がっている)=株価、となりますので確実に将来上がるという考えが出来ます。

以上自分用の勉強でした。
  1. 株式投資に関する疑問
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株価が急落しててハーボニーのあとの成長ストーリーが見えなくてネットでたたかれまくってるGILDを購入

現在現金比率を10%から20%に引き上げるべく毎月の積立投資を以前より減らしています。
マネックス証券の手数料が安くなる最低値の1000ドルを毎月ドルに両替して積み立てていく予定です。
そんなわけで、今月の株を買いました。
その銘柄とは・・・まさかのギリアド(GILD)です。
GILDを買った理由は大きく2つです。


GILDを買った理由①グレアム指標で優れているから
GILD社の購入単価は67ドルでした。
GILDの各グレアム指標をみるとPBR以外すべての数字が優秀です。
勉強したばかりのグレアム指標を使ってみたくなったというのがあります。
また、今まで理解できる範疇の老舗企業ばかり投資していたのですが(そして結果に不満をもったこともなかったのですが)、自分の理解できない銘柄、ただし指標的には優れている銘柄を買ったらどうなるか、試しくなったためです。
また下記の記事にも大きく影響されました。

ビタリー・カツェネルソン『「奇跡の薬」を2つも擁する、ギリアド社の株価は…』
http://ch.nicovideo.jp/niconicoffee/blomaga/ar1116057

ギリアドに関する知識はネットサーフィンしたこの2日間ぶんくらいで全てです。
このビタリー氏いわく、ギリアドのC型肝炎治療薬以外の製品で出している利益は1株あたり年間3~3.5ドルだそうです。
平均取って3.25ドルとすると、PER15でのGILD社のC型肝炎治療薬以外の製品利益につく株価は3.25x15=49ドルです。
現在のS&P500の上がりまくってしまったPER26という数字を使った場合だと、C型肝炎治療薬以外の製品利益につく株価は3.25x26=85ドルと、もうすでにGILD社の株価を超えてしまっています。
これは面白いです。
ぼくは企業の適正PERはいつも15付近だろうと思っている人間ですが、それでもC型肝炎治療薬以外の製品に対して49ドルの株価がつき、C型肝炎治療薬についている株価は67ドルのうちわずか27パーセントにあたる18ドルというタダみたいな値段で買えます。
ですので割高な米国株の中にあってとても面白い株価でありその魔力に勝てずに買ってしまいました。



GILDを買った理由②悲観があふれかえる暴落株の魅力
ハーボニーが儲からなくなったあとのGILD社はもうおしまいなんじゃないかという話がネットにあふれてますが(実はハーボニー以外で現状でも株価49ドル分メシのタネがあるのではないかとビタリー氏の記事を紹介しましたが)、総悲観+株価暴落というのはすごく好きです。
しかも、現状利益を出しているけど人々が想像と予想で悲観して株価が暴落するのは一番好きなパターンです。
バイオ株なんてよくわからないのに欲しい衝動を抑えられませんでした。
実績PERがすでに7未満になってしまっていますが、10未満のうちはグレアム先生のアドバイス通り、買い続けると思います。(ほかにもっと面白そうな米国株が出てきたらそっちにいってしまうと思いますが)
もしGILD社が現在の40%でも毎年継続的に利益を出せる潜在能力を持っていたら、将来株価は今よりあがるでしょうし、そんな能力なかったら下がるのではないでしょうか。(短期ではバイオ株はめちゃくちゃな動きをしていそうですが、10年か20年たったら、しかるべきPERに収まると思います)

それに、以前はGILDというのは米国株投資で夢の勝ち組銘柄だったらしくそんな銘柄が暴落するところが素敵だし
株価が上がっても下がってもブログのネタにできて面白いという点でもGILDは最高の投資先です
  1. 個別株の銘柄選定方法
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バリエーションに優れたバイオ製薬企業に投資すべきか?GILD・AMGN・ABBV

先日AMGNって何する企業だろ?バイオって?
就職活動の時に「バイオ修士は3年間ピペットこねこねしてるだけだから就職やべえ」とか言われてた以外にバイオって何してるか全くわからなかったの少し調べてみました。

外国株投資で有名な広瀬隆雄氏が詳しく解説しているのでそれを引用します。
参照 わかりやすいグローバル投資レポート

第42回 バイオテクノロジー・セクターについて
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/opinion/stock/global_investing/0042.html

第58回 バイオテクロノジー株の近況
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/opinion/stock/global_investing/0058.html

『株式市場におけるバイオテクノロジー株の定義とは、遺伝子工学(genetic engineering)の切り取り・貼り付け(cut & paste)技術を駆使することで病原菌(microbes)を大量生産し、ピンポイントで病気の原因を突き止め、その原因に直接働きかける薬を創薬しようとする企業の株を指します。』

え・・・なにこれこわい・・・
あーがーまえばー(じゃじゃじゃじゃじゃじゃがちゃーん)くわしめーよいにけりっ!
未知のSF世界への恐怖に頭の中で往年の劇行版 Ghost in the Shell のオープニングが流れだしてしまいました。
https://www.youtube.com/watch?v=AsIQ_kA77b4
え?大丈夫ですか?遺伝子コピペとかしてて神様おこらないですか?
投資とは別のほうに心配が行きそうですが。

なにはともあれそういった会社の大手であるGILD、AMGN、ABBVは神も冒涜しつつ、新薬開発しつつ、ぼろ儲けしつつ、保険会社に反発されつつ、そんな近状だそうです。
そこでバイオ大手3社のグレアム指標を比較してみます。

グレアム指標7項目 AMGN GILD ABBV
S&P信用格付けB以上(長期自国通貨) A A A-
負債比率1.1倍未満 1.2 1.3 7.9
流動比率1.5倍以上 4.1 2.2 1.6
過去5年間EPSを伸ばしている(下が2016) 5.5 1.6 3.3
6.6 1.8 2.5
6.7 7.3 1.1
9.0 11.9 3.1
10.2 9.9 3.6
株価収益率(PER)9倍未満(5年平均) 17.7(18.3) 6.9(22.0) 18.1(25.4)
株価純資産倍率(PBR) 1.2倍未満(5年平均) 4.5(3.9) 4.7(8.3) 22.7(25.4)
配当金を出している(5年平均) 2.3(1.9) 2.7(-) 3.6(2.1)
靴磨きおじさん指標3項目      
30年単位での株価の推移
世界的に独占力を持つグローバル企業
嫌われ者セクターorシーゲル推奨セクター
       
グレアム指標得点 5.5 6.0 4.0
靴磨きおじさん指標得点 3.0 3.0 3.0
合計得点 8.5 9.0 7.0


グレアム指標でみると値上がりした他の米国株より割安に放置されています。
とくにAMGNとGILDは完全に優等生です。
GILDは今の水準で買い、AMGNも少し値下がりしたら買いであり今の水準でも他の米国株より相対的に安いです。
なぜこんなに安いのでしょうか。
人気ブロガーのバフェット太郎氏はバイオ株について批判的に、以下のように語っています。


【悲報】ギリアドサイエンシズの株価が悲惨すぎて草
http://blog.livedoor.jp/buffett_taro/archives/10375327.html

【諸行無常】ギリアド・サイエンシズ(GILD)に投資すれば億万長者になれるんじゃなかったの?
http://blog.livedoor.jp/buffett_taro/archives/15933783.html

【悲報】うわああああああ!!!俺のギリアドがあああああ!!!!!
http://blog.livedoor.jp/buffett_taro/archives/17637350.html

そこまで嫌いなのかというくらいたたきまくっています。

これらバイオ株のよさそうな点はシーゲル教授も推奨する大手製薬株であること、そしてバリエーションも優れていることです。
また、この遺伝子コピペ製法が製薬にとってより優れていて今までの製薬会社より容易にいわゆるブロックバスターを作り出せるなら、これからの製薬業界はこれらバイオ製薬企業の天下かもしれません。

心配な点はいくつかあります。
まず製薬業界の会社同士の優位性が素人にはわかりません。
わからないものに投資するのは危険なことです。
たとえば、ディズニーが、ナイキが、インテルがブランド力を持つか?市場を独占できているか?けっこう容易に日常の中で実感できます。
しかし製薬会社はまったくわかりません。
ヘルスケアで日常の中で強さを感じ取れるほどわかりやすいのはせいぜいJNJとかそれくらいです(だからぼくは買ったのですが・・・)
それからもう一つ心配な点は、これらの会社が日々、生き馬の目を抜く競争をしているように見える点です。
製薬会社の上位はグローバル巨大企業が山のようにあります。
日本の武田やアステラスの順位がこんなにしたのほうなのか?と僕はびっくりしました。
それほど大企業同士の激突する業界で、各社の情報を見ていると、〇〇社の稼ぎ頭の〇〇のライバル薬を〇〇が開発予定、〇〇社は〇〇の特許切れが控えておりすると各社がバイオシミラーを出して対抗するだろうとか、そんなのばかりです。
ぜんぜん上位1社2社がブランド力で独占して他社が割り込めないような、そんな業界ではありません。
たとえシーゲルセクターでなくとも、ナイキ、ディズニー、インテルのような会社のほうがはるかにわかりやすいようにぼくのような素人には映ります。
また各社とも若くて利益を出せるようになったもの最近、配当を出せるようになったのも最近でしょうから、それをどう見るかです。
ただ、バイオ大手をAmazon等の新興企業と同じ性質とはいえないかもしれません。
Amazonは将来への期待で異常なPERに押し上げられているのに対して、バイオ大手は将来同じ利益を確保できないとみられて低すぎるPERに押し下げられている点が根本で異なります。
  1. 個別株の銘柄選定方法
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米国株は個別株中心に、新興国株はインデックス中心に

米国株は個別株を中心に、新興国株はインデックスに投資するETFを中心に最近は積み立てています。
米国以外の先進国に関しては、個別株のときもあり、インデックスに投資するときもありと臨機応変にいきます。
理由は2つあります。


理由①新興国ADRにほぼ選択肢がないから
僕の使うマネックスのADR銘柄数(米国以外の国の銘柄数)は60強しかありません。
さらにその中から新興国の銘柄数となると本当に少ないです。
かといって他に証券会社の口座を作ると管理が煩雑になりますし・・・
現在インドネシア、マレーシアなども扱うSBI証券にも口座を作ろうか迷ってますが、あまり口座を2つ作るのは好きではありません。
ああ、マネックスさん、せめて台湾セミコンダクター社だけでも扱ってくださいよ・・・(メールにて要望済ですが、検討しますとだけ返事きました)


理由②新興国の個別株にバリュー投資をしたくなるほど安定した高配当企業は少ないから
仮にSBIで口座を作ったりして、新興国の個別株の選択肢が豊富になったとしても、新興国への投資は難しそうです。
なぜならぼくの投資基準は、独占力を持つ巨大グローバル企業、過去5年程度の安定した高配当、低PERバリュー株、という絞り方をするので、生き馬の目を抜くような新興国市場ではそういった会社自体が少ないからです。
これから勝負を仕掛けるような新進気鋭の高PER無配当企業ならたくさんあります。
米国や先進国の企業だと世界中に展開していてブランド力があり、毎年高配当でPERも上がりすぎず、古くからの歴史があり、投資分析研究も進んだ会社というのが山のようにありますが、同じことを新興国でやるのは難しいです。
というわけで現在新興国個別株でバリュー株として資金投入しているのはINFYとSSLくらいで、あとはマネックスさんがADRで取り扱ってくれたらTSMを買いたいくらいです。
残りは全部VWOやたわら新興国株のような分散型インデックスファンドに資金を投入しています。
新興国は1つ1つの国を見るとものすごい評価額の上がり下がりをするし、まして個別株なんてすさまじい額の動き方をします。
国別で見ると、株価の10倍、1/10あたりまえ、個別株でみるともっと、という話です。
ですのでVWOのような大量の国、銘柄で分散を利かせたETFで動きをマイルドにするくらいがちょうどよくなる感じです。
VWOのような新興国ファンドでしたらリーマンショック級で70%暴落とか、その程度で済みます(その程度と言っていいかどうかわかりませんが)
あとは、国別のインデックスETFでしたら、(たとえば南アフリカ、インド、マレーシアとか)分散させて投資も良いと思うのですが、残念ながらまだ年間経費が0.6%程度ととても高いので、VWOの経費0.14%との差分を埋められるほど自分の国選定に確証がありませんので控えています。
もし国別インデックスETFの経費が0.3%程度まで落ちてきたら資金投入すると思います。
(とくに現状のVWOは中国の比率が30%近くあり、国の分散が不十分だと感じますので)


そういうわけで選択肢が豊富にある米国は個別株投資中心、あまりない新興国はインデックスETF中心、他先進国にはADRの個別株とインデックスを半々に(状況次第で)という資金の投入をしているという話でした。
  1. 投資雑談
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たぱぞうさんの記事『米国株投資における暴落の予測』を見て震え上がる

『たぱぞうの米国株投資』様はすごく面白い米国株投資の人気ブログですが
今回の記事をみて自分のキャッシュポジションをあらためて考えさせられてしまいました。

参照 『たぱぞうの米国株投資』様
米国株投資における暴落の予測
http://www.americakabu.com/entry/%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E6%A0%AA%E6%8A%95%E8%B3%87%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E6%9A%B4%E8%90%BD%E3%81%AE%E4%BA%88%E6%B8%AC

暴落の最大値はおそらく50%くらいなのはみなさん共通認識だと思いますが、為替の影響分を掛け合わせるともっとすごいという話です。
今115ドルなので80ドルまで落ちてしまうと為替でも株価が円建てで30%下落します。
するとトータルでの下落は0.5 x 0.7 =0.35ということで65%下落して資産が35%しか残らないという話です。
嫌すぎですね。
自分は現在キャッシュが10%しかないので、いくらなんでもやりすぎだということで、キャッシュを20%まで引き上げる予定です。
ですのでしばらく株式への積立額を小さく(毎月1000ドル程度に)減らす予定です。
積立を止めないのは株式投資が趣味で、止めると暇すぎ+積立したすぎでつらいからです。
現金20%まで引き上げれば80%の株式が65%下落したところで
0.2+0.35*0.8=0.48ということで資産はせめて半分はのこります。
全資産の20%は今までに株式投資で出した含み益ですので、暴落後で元本の60%は確保できることになり、まあ、なんとかかんとか許容範囲かな・・・という感覚です。

たぱぞうさんは『私は、次に来る暴落が私自身の人生を変えるインパクトを残すと確信しています。』といっていますが、投資を開始したばかりの20代ならともかく、すでに1000万円以上株式に資金投入している30~40代の人々(僕もです)にとって、次の大暴落での立ち回りがほぼ生涯リターンを決めるコアになると思います。
下落したインデックスや個別銘柄に暴落開始から終了まで数年間かけてナンピンし続けた人は素晴らしいリターンでしょうし、せめて解約せずホールドしなかった人も回復後に後悔はしないでしょうが、売って退場した人は最悪の結末となります。
個人的に一番難しいのは家族、とくに奥さんの理解だと思いますので、世帯者は65%暴落したときにいかに奥さん家族を説得して毎月積み立てられるかが成績を決めると思います。
そのためにも、転職や一時的失職、自分や家族の病気、学費などを見込んで、絶対に投資した分を崩さないで住むだけのキャッシュを常に別にどけておき、暴落時も株式には手を付けず、奥さんに十分なキャッシュがあるから心配不要と説明する準備は大事かと思います。
ぼくも現在のキャッシュが250万円程度ですが、転職、一時的な失職、自分の病気、婚活、再婚した場合の初期の出費等みこんで、500万円程度は必要だろうと考え、現在、投資積立額を減らしてキャッシュポジション引上げ中です。(半年間~1年間かけてキャッシュを増やす予定です)
  1. 投資の記事を考察
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今月の米国株購入のためにグレアム指標確認 BRK-B JNJ LMT INTC AMGN MO TAP BF-B WMT XOM CVX NOC ABBV LLL

さて、前述のように、上昇相場真っ最中ですが、そんななかで3月も小額の買い増しをすることにしました。
米国株がアンダーウェイトなので米国株を買い増しです。
候補はざっとPERを確認して以下の企業です。
BRK-B
JNJ
LMT
INTC
AMGN
MO
TAP
BF-B
WMT
XOM
CVX
NOC
ABBV
LLL

これをグレアム指標7項目と、自分の独自項目3項目、合計10項目10点満点で点数付しました。
満たしている=1点(緑)、満たしていないが近い数値=0.5点(黄色)、完全に不足している=0点(赤)です。
なお基準とする数値はグレアムよりかなり甘目です。

結果は以下のようになりました。

2017/3/11
グレアム指標7項目 BRK-B JNJ LMT INTC AMGN MO TAP BF-B WMT XOM CVX NOC ABBV LLL
S&P信用格付けB以上(長期自国通貨) AA AAA BBB+ A+ A A- BBB- A- AA AA+ AA- BBB+ A- BBB-
負債比率1.1倍未満 0.4 0.4 8.8 0.4 1.2 1.1 1.0 1.8 0.6 0.2 0.3 1.3 7.9 0.7
流動比率1.5倍以上 2.9 2.4 1.2 1.8 4.1 1.0 0.7 2.1 0.9 0.9 0.9 1.2 1.6 1.7
過去5年間EPSを伸ばしている(下が2016) 5.9 3.9 8.3 2.1 5.5 2.0 2.4 1.1 4.5 9.7 13.0 7.8 3.3 8.0
7.9 4.8 9.1 1.9 6.6 2.2 3.0 1.3 5.0 7.3 11.0 8.3 2.5 8.2
8.0 5.7 11.2 2.3 6.7 2.5 2.7 1.5 4.8 7.6 10.1 9.7 1.1 7.5
9.7 5.5 11.4 2.3 9.0 2.6 1.9 1.6 5.0 3.8 2.4 10.3 3.1 -2.9
9.7 5.9 17.4 2.1 10.2 7.2 9.2 2.6 4.5 1.8 -0.2 12.1 3.6 9.0
株価収益率(PER)9倍未満(5年平均) 17.9(?) 21.3(?) 21.7(?) 16.9(13.4) 17.7 10.5(?) 10.5(?) 17.7(?) 15.2(15.0) 43.4(?) - (?) 20.0(13.9) 18.1(?) 20.7(?)
株価純資産倍率(PBR) 1.2倍未満(5年平均) 1.5(?) 4.9(?) 51.6(?) 2.6(2.5) 4.5 11.6(?) 1.8(?) 15(?) 2.8(3.1) 2.0 1.4(?) 8.1(3.5) 22.7(?) 2.9(?)
配当金を出している(5年平均) 0(0) 2.5(2.9) 2.6(3.2) 2.9(3.2) 2.3(1.9) 3.1(4.3) 1.7(2.1) 1.5(1.4) 2.9(2.6) 3.7(3.0) 3.9(3.7) 1.5(2.0) 3.6(?) 1.7(2.1)
靴磨きおじさん指標3項目                            
30年単位での株価の推移
世界的に独占力を持つグローバル企業
嫌われ者セクターorシーゲル推奨セクター ×
                             
グレアム指標得点 5.5 5.0 3.5 6.0 5.5 5.0 6.0 4.5 5.0 3.5 4.0 4.5 4.0 4.5
靴磨きおじさん指標得点 3.0 3.0 3.0 2.0 2.5 3.0 2.5 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 2.5
合計得点 8.5 8.0 6.5 8.0 8.0 8.0 8.5 7.5 8.0 6.5 7.0 7.5 7.0 7.0


・BRK-B 8.5点
メチャクチャ優秀なことがわかりました。
配当が0点ですがこれはバフェット氏の特別なこだわりによるもので、ある意味配当以上のリターンを得るためのテクニックです。
ですのでこれを1点とカウントすると9.5点/10点という、わずかにPERが適正より高い以外は理想的な銘柄ということになります。
すごい企業です。

・TAP 8.5点
モルソン・クアーズ・ブリューイングはビール『カナディアン』の製造元です。
世界最大手クラスではないですが、世界上位ビール会社です。
流動比率が低いこと、ブランドが少しだけ弱いこと以外は、全ての指標が好数値です。

・JNJ 8.0点
各数値は優秀ですが自分の最も重視するPERが高すぎるので今回買いません。

・INTC 8.0点
各数値はとても魅力的で購入候補です。

・AMGN 8.0点
各数値がとても魅力的ですが、一つ問題があって自分はAMGNのブランド力を知りません。
まったく生活の中で遭遇しないのでどのくらいのブランド企業か判断できないのが問題です。

・MO 8.0点
各数値はとても魅力的ですが瞬間的に利益率が今年はねあがっただけのようにも見えます。
つまり株価はごく普通の水準か割高ですが利益率が今年だけあがったのでPERとEPSが高く出ている気がします。

・WMT 8.0点
各数値は魅力的です。
新興国でもたくさん店舗を見ます。
ネット通販の攻勢で将来が悲観されているそうです。

そのほか
・LMT
負債比率が異常に高く、PBRも異常な数値になっています。
僕は以前すでに買ってしまったのですが下手こいたかもしれません。
どうやったらこういう数字になるかよくわかりませんが借金いっぱいあるんでしょうか。

・BF-B
ジャックダニエルの会社です。
新興国でもどこでも見ますので強力なブランド力です。

・LLL
巨大企業ですが、いまいち何に強みがあって独占している分野があるのか、勉強不足でわかりません。

・XOMとCVX
石油株が割安だそうですが、はやりPERが普通の数値にならない企業は割高割安が自分の実力だとぜんぜんわかりません。
手を出さないほうがよさそうです。

このあたりから今月は投資すると思います。
  1. 個別株の銘柄選定方法
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2017年3月の投資先候補インテル(INTC)のグレアム指標を確認

本当は相場が今は高いこともあり、現在11%程度まで落ちた現金比率を20%に上げるまで投資積立をお休み予定だったのですが
やはり買わないことによる禁断症状で、毎晩右腕がアシタカみたいに震えてしまい『しずまれ~しずまれ~』とやっているので小額で投資を毎月することにしました。
ゆっくり現金比率上げていければ・・・
投資額は毎月マネックスの手数料が安くなる1000ドル程度で、目標の地域別比率が米国:先進国:新興国=35:25:40に対して現在33:29:39なので、米国、続いて新興国に投資したいと思います。
いいなと思える株は株式ポートフォリオ全体の5%までを上限に買い増しして良いルールです。
さて、米国株なのですが、インテル(INTC)はどうでしょうか。


現在僕が参照する指数は以下になります。
参照指標は主にYahoo financeとMorning starを使います。
https://finance.yahoo.com/quote/INTC?p=INTC
https://finance.yahoo.com/quote/INTC/key-statistics?p=INTC
http://financials.morningstar.com/ratios/r.html?t=INTC®ion=USA&culture=en_US


INTC 2017年3月12日バリエーションチェック

グレアム指標7項目
・S&P信用格付けB以上:?→たぶんOK
・負債比率1.1倍未満Total Debt/Equity (mrq):0.38→OK
・流動比率1.5倍以上Current Ratio (mrq):1.75→OK
・過去5年間EPSを伸ばしている(Earnings Per Share):2012年から2.13 1.89 2.31 2.33 2.12→△あがりもさがりもしてないです
・株価収益率(PER)9倍未満:16.9(5年平均13.4)→OK 十分低いですが5年平均から考えると15以下がベスト
・株価純資産倍率(PBR) 1.2倍未満:2.6(5年平均2.5)→×ちょっと高い
・配当金を出している:2.9%(5年平均3.2)→OK すばらしい

プラスで自分の中での基準
・世界的に独占力を持つグローバル企業か?(オンリーワンまたはナンバーワンか?)
まちがいなく世界的なCPUシェア独占力がとても強い超グローバル企業
・過去20~30年間の株価が右肩あがりか?
OK 2000年のpバブル以外ではなだらかに上がり続けている
・嫌われ者セクター(軍事・酒・たばこ)やシーゲル推奨セクター(製薬・生活必需品・石油)であればなおよし
→× バリュー投資向け推奨セクターではない


というわけでぼくの緩めのグレアム指標7項目では5/7項目でOKだが過去5年間よりPERがけっこう割高なのが気になるところ。
独自の3項目では2項目がOK。
トータルで7/10項目で購入したいという水準であり、とても魅力的な会社です。
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スーパーマーケット銘柄のTGTを買うべきか?

ネットの書き込みを見ていたらスーパーマーケットのTGTが急落しているという書き込みがありました。

ためしにYahoo financeを見てみたら、3月11日時点で
株価:55.36
PER:9.85
配当利回り:4.35
というかなり割安な値段にまで急落していることがわかりました。
http://finance.yahoo.com/quote/TGT?ltr=1

そこでターゲットについて、以前『Savvyに生きる』様で学んだグレアム指標を使って購入水準かどうか、判断したいとおもったら、運よく数日前に『Savvyに生きる』様がTGTを分析していました。

参照 Savvyに生きる 様
米国株分析 – ターゲット( Target Corporation:TGT)
http://savvy-life-savvy-style.com/analysis-tgt/

そして昨日、ついに自分史上初の投資友達になっていただいた兼初相互リンクしていただいたキュウゾウ様もTGTを昨年チェックしていたのを知りました。
参照 米国株で夢の配当金生活 様
【TGT】世界11位の小売業ターゲット新規取得
http://kyuzoh.com/post-3133/

TGTの注目点は連続増配銘柄である点、シーゲルセクターである生活必需品である点です。
過去と照らし合わせると今投資することでリターンが良くなる可能性が非常に高いと言えます。
まず『Savvyに生きる』様で勉強したグレアム指標を一個一個、どうやって調べるか含めて、自分の勉強もかねてやってみたいと思います。



・S&P信用格付けB以上:A

調べ方わかりませんがAだそうです。
すみません。要ネットサーフィン。

・負債比率1.1倍未満:1.16

『Savvyに生きる』様では1.2とありますのでおそらくこれのことでしょう。
Total Debt/Equity (mrq) 116.40
http://finance.yahoo.com/quote/TGT/key-statistics?p=TGT
負債/自己資本の比率が116%(1.2)ということじゃないかと予想。
借金の量ってことかな、たぶん。

・流動比率1.5倍以上:0.94

Current Ratio (mrq) 0.94
http://finance.yahoo.com/quote/TGT/key-statistics?p=TGT
たぶんこれのことですのでこれは少し低すぎですね。
指標の意味は不明なので今後勉強します。

・過去5年間EPSを伸ばしている:

ここで話題休閑。
EPSを調べようとしていて、すごいページを見つけてしまいました。

Grow Rich Slowly シーゲル流米国株投資で億万長者になる! 様
[無料]モーニングスターで米国企業の過去10年分の財務データを閲覧する方法
http://growrichslowly.net/how-to-view-american-histrical-data/

まじかよ・・・という心境です。
というわけでさっそくモーニングスターに入ってみます。
http://financials.morningstar.com/ratios/r.html?t=TGT®ion=USA&culture=en_US
5年間EPS Earnings Per Share
2013 4.52
2014 3.07
2015 -2.56
2016 5.31
2017 4.70
モーニングスターがすごすぎることにまずびっくりしました。

・株価収益率(PER)9倍未満:9.85
http://finance.yahoo.com/quote/TGT?p=TGT

・株価純資産倍率(PBR) 1.2倍未満:2.82
http://finance.yahoo.com/quote/TGT/key-statistics?p=TGT

・配当金を出している:4.35(しかも49年連続増配らしい)
http://finance.yahoo.com/quote/TGT?p=TGT

というわけで、S&P格付けの確認方法だけいまだにわからないのですが、他の調べ方はわかりました。
まとめますと
・S&P信用格付けB以上:A →合格!
・負債比率1.1倍未満:1,16→自分的にはほぼ合格!
・流動比率1.5倍以上:0.94→ダメ
・過去5年間EPSを伸ばしている:→ダメ
・株価収益率(PER)9倍未満:9.85→自分的にはほぼ合格!
・株価純資産倍率(PBR) 1.2倍未満:2.82→ダメ
・配当金を出している:4.35(配当貴族)→合格!

『Savvyに生きる』様の基準ではもっと厳しかったですが、甘目の僕の基準ですと4/7合格ということで十分バリュー株に見えます。
他に自分が気にする点は
・30年単位での株価の推移→すばらしい右肩あがり
・5年間平均のPER→16程度ということで今は十分安い
https://ycharts.com/companies/TGT/pe_ratio
・グローバルな競争力を持った独占企業か→まったく満たしていない(WMTは新興国で頻繁にみましたがターゲットなんて見たことない)のでナンバーワンにもオンリーワンにも見えない

というわけで、買うのが面白そうな銘柄だと思いました。
なにより今回はグレアム指標の調べ方をほとんど確認できたのがよかった・・・
米国株でPER低めにでていて国際的な独占企業で強そうだ、と自分が感じるのは最近だとINTC、WMT、ABBVなんかですね・・・
あとTSMはマネックスさんにメールでぜひ取扱してほしいですと要望出したら検討しますと回答返ってきたけど、どのくらい可能性あるんだろう・・・
TSMめちゃくちゃ投資したいです。
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実は10年間で平均年間リターン25.5%の投資をしてバフェットに勝ったことがありますのでその時の話を・・・

実は僕は10年間で平均年間リターン25.5%の利益を出してバフェットの22%に勝ったことがあります。
しかも一つの投資対象で大勝したのではなくて、分散投資でそれを実現したことがあります。
その投資先とはカードゲームです。
10年間かけて30万円分買い集めたカードゲームが、売却するとき135万円になったのです。
10年間かけて30万円分の購入ですから、月2500円積立を10年、そして評価額135万円と計算したら幾何平均リターンが驚きの25.5%だったのです。
10年間での累計リターンは+350%という驚異の利益率です。
その理由をあとから考えてみると、驚くほど株式投資との共通点が浮かび上がりました。
金額も小さいしたかだかホビーです。
しかしたかが小さな額のホビーと侮るなかれ、子供のころバフェットがコーラの転売からビジネスをはじめたように、僕のカードゲーム趣味も株式投資のエッセンスがつまっていたのかもしれません。

卵を一つのカゴに盛るな
僕のもっていたカードは約1500枚、およそ400種類(各4枚ずつ)でした。
そしてその中から100円のカードが数千円に、数千円のカードが2万円に、というような勝ち組銘柄が大量に生まれました。
鳴かず飛ばずのカードもありましたが、超勝ち組銘柄を何個も持つことでトータルでは大きなリターンとなりました。

ミスターマーケットを無視して事業に投資しろ
カードを買うときは短期での値下がり、値上がりなど無視していました。
カードに書いてある能力が十分に強い(事業が強い)、永続的に大会で良い成績を出している(毎年利益率が高い)カードであれば、今数百円で売られていても将来数千円になることは目に見えていたのです。

我々の好きな保有期間は永久だ
一度能力を読んで強いと思って買ったカードは、そのあと値段があがろうがさがろうが、大会で流行ろうが廃れようがやめるまで10年間売りませんでした。
書いてある能力が強い(やっている事業が強い)ならそのカードには永久に価値があるからです。

規制や法律で強固な企業が一時的に値下がりしたらバーゲンセールだ
カードゲームのルール変更やメタゲーム(使われるカードの流行り廃り)で、書いてある能力が根本的に強いのにガクッと値段を落とすカードがあります。
そうなったときは買い時です。
根本的に強い能力を持ったカード(強い事業をもつ会社)はどうせまた第一線に戻ってくるのですから。





いかがでしたでしょうか?
カードゲームをやっている当時株式投資は知りませんでしたが、驚くほど売買のセオリーが似ている気がしませんか。
少しでも株式投資に当時の経験を生かせれば、もしかしたら自分自身の今後の成績の改善につながるかもしれないと思いました。

後日談
ぼくが135万円で売却したカードたちは、今でも評価額の上昇を止めていないそうです。
今頃いくらの価値があるのでしょうか。200万円?それとも300万円でしょうか?
当時、趣味のカードゲームを全部売り払ったらコンパクトカー1台分くらいの金額になったと話したら、親が目を丸くしたのが懐かしいですが、さらにホールドし続けていれば、そのうちベンツ1台分になっていたかもしれませんね。
でもあの時手に入れた135万円は、今でも僕の持つニッセイ外国株式インデックスファンドや、JNJやらBRK.Bやらの原資に姿を変えて、お金を稼ぎ続けているのです。
  1. 投資雑談
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台湾セミコンダクターとインテルに投資したいけど・・・

最近はセクターにこだわらなくなってきました。
セクターがシーゲル本の推奨のものじゃなくても、十分に国際的なブランドをもつ独占企業が割安ならいいと思うようになりました。(たとえばディズニーやマイクロソフトが十分安値なら、買うしかない!という価値観に変わってきました)

そんな中で今すごく気になるのが、インテル(INTC)と台湾セミコンダクター(TSM)です。
両方とも半導体分野で、もう世界の他の企業が追いつくのが難しいほどの独占力、ブランド力に感じます。
インテルはどのパソコンを見ても基本的にIntelって書いてあるくらいの強さなので実感があります。
とにかくCPUといえばインテルという生活の中での実感です。
またTSMも、世界の半導体チップの53%が当社製と思うと、(また主要顧客がアップルやクアルコムであることを考えても)他社が挽回できないレベルになっている感じがします。
なんちゃってグレアム指標でみると

TSM
・S&P信用格付けB以上:?
・負債比率1.1倍未満:?
・流動比率1.5倍以上:?
・過去5年間EPSを伸ばしている:?
・株価収益率(PER)9倍未満:14.8
・株価純資産倍率(PBR) 1.2倍未満:3.56
・配当金を出している:3.00(5年平均?)

PBR以外はすごく魅力的です。
株価も20年間右肩あがりです。
配当は毎年安定しているわけではなさそうです。


INTC
・S&P信用格付けB以上:?
・負債比率1.1倍未満:?
・流動比率1.5倍以上:?
・過去5年間EPSを伸ばしている:?
・株価収益率(PER)9倍未満:16.9
・株価純資産倍率(PBR) 1.2倍未満:2.56
・配当金を出している:2.91(5年平均3.23)

PBRもTSMよりはまだ低いし、PERも5年平均配当もすごくいいです。
今の状況ならS&P500より欲しくなる水準だし株価も30年間上がり続けています。

問題はTSMがマネックスのADRで取り扱っていないことです!!
これは悔しいです!!
今日さっそくマネックスさんに電話してみて取り扱っていただけないか聞いてみるつもりです。
TSMはVWOやMSCIエマージングマーケットインデックスにも3~4%盛り込まれており、自分は新興国に投資の40%を割いているので、おそらく株式資産全体の1%くらいは盛り込まれているはずです。
でも優良銘柄には投資全体の5%くらいはぜひとも投資したいので、ぜひマネックスで取り扱ってもらいたいです。
とくに新興国投資は、基本的に信用に足るレベルの巨大企業で、配当も株価の推移も規模も安定した独占企業というのはとても少ないので、基本的にほとんどインデックスに投資しているのが実情です。(これからも新興国は投資の基本はインデックスです)
INFYとSSLに続く第3の新興国個別株投資先としてなんとしても欲しいですね。
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