靴磨きおじさんの米国株・インデックス投資

FL(フットロッカー)ホルダーの負け組投資家として一言だけは言わせてください

すこしだけ米国株ブログの中でも話題になっていましたが、ぼくも保有するフットロッカーが一晩で暴落しました。
ひとにより買値はさまざまでしょうが、ぼくの場合は現在買値から-29%暴落してポートフォリオに打撃を与えています。
買った理由は、自分の取るバリュー投資の定量的なスクリーニング戦略で、フットロッカーがとても優れた銘柄だったからです。
個別株投資に手を出して9ヶ月間、最近の自分の個別銘柄戦略の成績の悪さと、それを観察する自分の心境についていろいろ思うところもあり、はやいうちに手を打とうとも考えているのですが、それはおいおい考えをまとめてここでも書くつもりです。






それはさておき、暴落銘柄を拾ってしまった、負け犬から、同じ株式投資というものを志す同士に一言だけは言いたいことがあります。
とにかくこの一言だけ言わせてください。
「フットロッカーホルダーの言うことなんか聞いたら成績落ちるわ!近づくんじゃねーやい!」という言葉もごもっともですが、まあまあ、一言だけ聞いていってください。



個別株をやる人間は十分に銘柄とセクターを分散し
その分散量は、ある特定の1銘柄が半値にも、0にもなりかねないと
想定した量であるべきだと思います


具体的には、少なくとも20銘柄程度には分散したほうがいいと思います。
5銘柄や10銘柄を推奨する本やブログも多いですが。。。
ある日、いきなりある会社の株価が0同然になってしまってもそれを受け入れられる量に分散すべきと、今回の一晩での急落を体験して強く思いました。
自分の株式の評価額は現在2300万円程度で、そのうちフットロッカーには9000ドル、100万円程度投入していました。
つまり株式全体の4%でした。
フットロッカーの暴落により29%株価が落ち、2600ドル、つまり29万円程度をフットロッカーだけで一晩で失いましたが、これは株式に投資しているお金の1%であり、(もちろんせっかく新興国ETFで稼ぎだした今年の利益のうち少なくない量を削り取られ気分は悪かったですが)、以前テレビでやっていた東電に集中投資して全財産をなくした老人のようにはならずに済みました。

とにかく今回の暴落をうけて、同じ株式投資をする仲間(とぼくは思っています)のみなさんには、十分な銘柄とセクターの分散を推奨したいと感じました。
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PE ratioやCAPEは暴落を言い当てない可能性も高いが、将来リターンを言い当てる

PE ratioと益回りには、長期債券利回りとの相対的な差(リスクプレミアム)で見る立場と
PE ratioそのものの絶対値で見る立場の2つがあります。

バフェットなどが主張しているのが前者で、このブログでは主に後者の見方で語ることが多いかと思います。
さて、PEやCAPEから暴落は見抜けるのでしょうか。

SP-500-PE-Ratio-history-tactical-investment-management-589x328.png

このS&P500のPE推移を見てください。
2005年~2008年までPEは16程度と非常に妥当な水準でした。
しかし株価は2007年~2009年で大暴落しています。
つまり予測できませんでした。
ではPEは暴落予測の役にたたなかったので用無しなのでしょうか。

SP500 price

もしもPEの判断に従って割安と判断し、2008年中盤~2009年頭にかけて、また2010年頭~2013年頭にかけて米国株を買い増ししていたらどうなっていたでしょうか。
非常に上手に底値で買い集めたことになります。
このことは多くの研究でも実証されており、低PE、低CAPEの時期の国の株式を買うと、将来長期間に渡っての実績リターンがとても良くなることがわかっているのです。

em-pe.png

次に新興国のグラフも見てみます。
赤のPEが低い、具体的には15を割るような時期に株式を買ったと想定してみましょう。
いずれもお買い得な時期に買えることになり、その後のリターンが良いことがわかります。
新興国はリーマンショック直前でPEが17~18まであがっており、たしかに平時よりは高いものの、やはりPEを暴落予知能力として使うには外すことが多いかもしれません。
しかし今後10年リターンを平均より改善するという意味では、割安なPEの時期を狙って株式を買い増せば、リターンが改善する可能性は高そうです。



ところでこのグラフを見ると新興国は1995年から2004年で10年間もぐずついていたのですね。
しかしそこで諦めると、2005年から2008年に起こったような信じられない上昇も逃すことになります。
つまり2010年位からの現在のボックス相場も2020年まで続いてもまったく不思議じゃないし
チャートが不安定だからといって離脱すると、突然の稲妻が落ちる日も逃すことになり
新興国投資では資金投下時期の分散と、市場に居続けることが上昇を捉えるコツかなと感じます。
  1. 株式投資に関する疑問
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持っている個別株のうち3つが、この2ヶ月くらいのうちに-13~-17%と急落しました

他のブログやインターネットの書き込みを見ていると、株価の小さな調整に大きく反応していることに驚きます。
春から夏にかけて、新興国インデックスファンド→新興国ETFへのリレーと、『魔法の公式』戦略への積立を進めてきました。
そんな中で現在、新興国ETFを2個、『魔法の公式』戦略による個別株に10個、購入しましたが、2ヶ月位のうちに、3つの個別株の株価が急落しました。
それも1日2日で、ガーっと下がるような値動きをしました。
具体的には

AOBC -17%
RGR -14%
TARO -17%

となりました。
ピストルメーカーが2つとも下げたのは、なにか業界にあったのでしょうか。
思い出してみるとRGRは下がる前は+15%くらいあった気がするのでたぶん30%落ちているのですが・・・
しかしこれで買ったことを後悔しているとか、売りたくて気になるとか、そういうことはまったくないです。
いえ、やせ我慢ではなく、本当にないのです。
どうしてそういう精神的な影響を受けないのか自己分析してみます。

・そもそも下落が小さいからで、株式全体が半値になったら大きく動揺するはず
・投資をシミュレーションのように感じているのであがってもさがってもゲームとして面白いという以外の感情はそんなにない
・銘柄と国を分散していて想定の範囲内だから
・積立時期を分散していて想定の範囲内だから
・バックデータをよく調べているので『this time is difference』を感じない
・株価に対して十分に利益を出していて総資産利益率が高ければその企業は長期的に金を産む鶏だと感じているから

このあたりでしょうか。
ですので、FAANGが3%さがった~もういやだ~売ろうかな~と騒ぐ人は考え方としては自分と対極に感じます。
また、ここでひとつポイントになるのが下落時のナンピン買いです。
それは、ナンピン買いという戦略に危険性を感じるからです。
個別の銘柄や国に落ち続けるときに資金を投入し続けて反発がないケースがあります。
ナンピン買いはリターン期待値は高いですが、蟻地獄のように足がつかずに下げ続けるのを心配しています。
ナンピン買いの最も安全な方法は、同時に急落した複数国のインデックスに分散投資することかと思います。
その複数国が長い目で総合的に上昇すればかならず良いバーゲンセールになります。
個別株の場合は、たとえば10社や20社を均等にホールドして、1年に1度リバランスする方法です。
これも期待リターンはグループの平均を取るので、たとえ1社がどんなに下落していっても、市場全体が上がっていれば安全と言っていいと思います。
いずれにせよ、1社や数社に集中投資して、かつ下落時に機械的な手法ではない判断でナンピン買いするのは非常に怖いと感じます。
逆張りやバーゲンハンティングが好きですが、これだけはしないように意識しています。

また、某大人気ブロガーB太郎氏が、『頻繁な売買を減らせ 含み損をかかえた銘柄から売れ』と言っていますが、この後半部分は自分の場合、完全に反対の考え方です。
もし企業の収益を作り出す能力が同じままでで急落したら、むしろ魅力的な会社になります。
買うことはあっても売ることはありません。
ただ、前述したように集中的なナンピン買いを危険と考えているので、たとえば10銘柄なら10銘柄の集合体と考えて、1年に1度きめたときに、リバランスすることで、自動的に下落株を買い増す、安全なナンピン買いを好みます。

その他の銘柄の戦績ですが
地域ETFについては

VWO +5%
ERUS +1%

残りの個別株は

FL +1%
GILD +7%
INFY +7%
IRMD +17%
KORS +23%
LYB +7%
USNA +5%

このような状況になっています。
(購入時期は春~夏にかけてマチマチです)
実際、株式の半分くらいはVWOで持っているので、今年(というか昨年以降)、VWOが非常に強いので、その分、米国株式インデックスには勝っている状況です。
というか春以降は利益のほとんどは新興国ETFです。
チャートをマジマジと見ていると、IRMDやKORSのような、ずっと下がり続けてきて非常に安くなったときに買った銘柄のほうが、ずっと上がり続けてきたTAROやRGRといった急速に上り続けてきた銘柄より、上がりやすく感じます。
しかしチャートの形は全く参照にしないようにしています。

個別株の売買ルールは完全に自動化しており、絶対に耐えられなく売った、買ったというのは起こりえません。
計算シートにランク付けした銘柄リストを入れて、年に1回、高ければ売り、安ければ買うもしくはホールドしてリバランスするだけです。
地域ETFのほうが、そこまでしっかりしたルールなしで、なんとなく安くて長期の新興国の成長にベットして買っているので良くないかもしれません。

自分の場合は、こういう考え方で、まったく狼狽して売ったり買ったりとは無縁です。
昨年12月にインデックスファンド投資から個別株の世界に踏み込みましたが、やっとこの数ヶ月で自分のやりたいスタイルが固まって、売買がピタッと止まった感じです。
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2050年の世界経済規模ランキング 中国 インド 米国 インドネシア ブラジル ロシア メキシコ 日本・・・

毎年のように発表しているイメージがありますが
PwCの2050年の世界の経済規模ランキングが今年も発表されたようです。

【論風】2050年の世界 アジアが経済の中心に (1/3ページ)

ランキングは毎年似たようなものだと思いますが
市場為替レートベースで1位から8位までこのようになります。

1 中国 
2 インド 
3 米国 
4 インドネシア 
5 ブラジル 
6 ロシア 
7 メキシコ 
8 日本

さて、これを見ると、今から米国+BRICS4カ国に投資しておけば、世界経済のほとんどをカバーできることに気付くかとおもいます。
上位6カ国が米国+BRICS+インドネシアですね。
2050年の経済大国に投資したいという考えの人間は現在の先進国にはとくに投資する必要はないということです。
ですのでVTI+VWOなり、米国+新興国株式インデックスという投資の仕方は、2050年の経済の大半をカバーできるよう投資したい場合はとても合理的だと思います。
33年後の経済上位国に重点的に資金を投入したい場合にはVWOは優れた商品です。(それにしても中国の割合を少しは落としてほしいですが・・・)

さらに上位8カ国中、人口動態にとくに問題があるロシアと日本を除く6カ国はとくに株価の上昇に有利といえるでしょう。
現在の米国が非常に株式市場や世界経済で強いのと同様、2050年の中国やインドも強くなると思います。
正しいかどうか、模範的かどうかなんて関係ありません。
金を持っている国は強く、市場を自分に有利なようにコントロールするというだけの話かと思います。
米国以外のETF、VWOとVGK、VPLのなかでバリュエーションを参照しつつも、靴磨きおじさんはVWOを非常に重視していますがこういう考えが根底にあります。

成長の罠という言葉を持ち出す人もいますが
そもそも1988年のmsci emerging markets indexのスタート以来、新興国の株式リターンは先進国にも、米国(S&P500)にもドルベースで完勝しています。
なぜかというとPERが低いからです。
成長の罠というのは利益に対して高い支払いをしすぎることです。
つまりバリューとグロースで言うグロース銘柄の性質です。
新興国市場は現状Amazonとは違います。

以上は自分の解釈なので、違う考え方をする人も多くいると思います。
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ひとつの区切りになると思う資産額は 3000万円 5000万円 8000万円 1億円 1億6000万円 

おおよそ、今後ひとつの区切りになると思う資産額は 3000万円 5000万円 8000万円 1億円 1億6000万円 
このあたりだと思っています。(いずれも現在紙幣価値です)
このあたりのボーダーを境に考えが変わるのではないかという印象があります。
いわゆるマイルストーンという認識です。

3000万円
金融機関が定める、「コア層」から「アッパーマス層」に変化するラインです。
日本の金融資産保有量上位20%の人間になります。
非常に気の早い人はこのラインでセミリタイアをして独身で食いつなぐことを考える人もいます。

5000万円 
金融機関の考える準富裕層が5000万円以上です。
日本の金融資産保有量上位7%の人間になります。
一般的な、資産運用してインフレに負けずに取り崩せる年間の手取り量が3%程度と言われていますが(3%は妥当と思います。4%は希望的観測と言えます)5000万円の3%は年間手取り150万円です。
セミリタイアの現実的なラインです。
また、超ドケチ生活なら年間手取り150万円でアーリーリタイア生活は可能でしょうが、やや一般的とは言い難いところかと思います。
また、5000万円程度の金融資産から、年間リターンが大きく、マインドが労働者から資本家側にややシフトすると指摘する人もいます。

7000万円~8000万円 
独身の場合、7000万円~8000万円での年間3%の手取り取り崩しを比較的安全とすると、手取り210万円~240万円となり
現実的な独身アーリーリタイアのボーダーラインになります。
政府調べの独身世帯の月額出費が17万円程度というところにも一致します。

1億円
金融機関の考える富裕層が1億円以上です。
日本の金融資産保有量上位1.5%の人間になります。
区切りがよく、米国でミリオネア、日本でも億り人とあだ名され、金持ちのボーダーラインの象徴です。
またリタイアの可能ラインの象徴でもあります。
たしかに7000~8000万円の資産がインフレを考慮した生活費と運用資産リターンのちょうど釣り合うバランスのポイントだとすると
そこから少しだけ余裕をもたせた1億円は、一番リタイアしやすいボーダーラインの象徴と考えても理にかなってます。
また、日本のサラリーマンの平均年収が400万円強ですので、その際の手取りを320万円とすると、1億円を運用して毎年300万円を取り崩しても資産が減らないこの層は、まさに平均的サラリーマンと収入が拮抗する資本家ですので、サラリーと同等の収入を投資で得る、資本家へなる象徴的ラインだといえます。

1億6000万円 
婚活する女性が男性に求める最低限の収入のラインが600万円と言われいます。
これは手取りでいうと480万円程度で、インフレに打ち勝ち、資本を減らさずに毎年取り崩す(資産額の3%)とすると、資産が1億6000万円のときに手取りが480万円になります。
つまりこのラインになると、働かずして最低限の妻および子供を養う生活も可能になり、独身ではなく家族を養う専業資本家の最低ラインが資産1億6000万円程度になるかと思います。




ぼくはまず、7000~8000万円のラインまで行って、39~45歳くらいで独身アーリーリタイアをするのを目標としています。
また、その後もITバブルやリーマンショックレベルの暴落が来るたびに数年間スポットで働いて(契約社員や期間工など)、その間は株式の枚数を増やして1億円に到達するようなプランを考えています。
逆に株価平常時に時給1000円のアルバイトみたいなのは、時間対効果が悪いのでやらないつもりです。
大きな株価の暴落時は労働をして金融資産を取り崩さず、逆に株式に年間100~200万円でも追加の労働収入を積立てることは時間対効果的にはとても大きいです。
最速セミリタイアを目指す人も多くいますが、自分の場合は人生トータルで見た場合の労働時間の最小化を優先事項にした考え方です。
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