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ETFを使った株式投資

FCAU下落につき、個別株のナンピンルールを決めようと思った

小塚崇史さんが、ナンピンについて15%の下落に対して買い増しをするとさらっと書いていました。
自分も個別株をやるのは久しぶりなので、ETFと違って値動きも大きく
取得単価を引き下げる目的で無理のない範疇でナンピンルールを決めようと思いました。

1度目の買付 18.8ドル
2度目の買付 17.4ドル(上限の株式内15%、430万円まで買い増し)
取得単価18.3ドル
現状株価17.0ドル程度
というのが今までの経緯です。
さて、ナンピン回数が多すぎると無職の自分は資金切れを起こしてしまうので
あまり頻繁な回数にせずに、考えられるワーストプランに向けて
そこそこに取得単価を下げるナンピン計画が要求されます。
いろいろ調整してみたら17..5ドルから3ドル下落のたびに430万円のポジションを持つべく
ナンピン買い増しするのがよさそうという結論になりました。
つまり、14.5ドル、11.5ドル、8.5ドルのときに、ポジションが430万円程度になるように買い増します。
ナンピンの費用は現金か、適当に上がっているETFから抜きます。
ちょっとドルと円で計算してるので変な数字ですが簡単な検討のための自分用メモなのでご勘弁を。

17.5ドルの時点で評価額430万円を保有する場合(その時点では平均取得単価18.3ドル)

株価14.5ドルで73万円ナンピン(平均取得単価17.7ドル)
株価11.5ドルで90万円ナンピン(平均取得単価16.4ドル)
株価8.5ドルで112万円ナンピン(平均取得単価14.3ドル)

このように株価8.5ドルまでナンピンすれば、トータルコスト270万円程度で、取得単価14.3ドルまで下げられます。
必要コスト、平均取得単価、頻度ともに、まずまずの結果だと思います。
また、株価8.5ドルは自分の考えるワーストの株価です。

ためしに、現在株価の17ドル、ワーストケースの8.5ドルに対してバリュエーションを考慮してみると

17.0ドルの時(現在)
実績PE(ttm) 5.9
簿価1.0
2022年企業予測EPS中央値7.7に対するPE 2.2

株価8.5ドルの時(ワーストケース)
実績PE(ttm) 2.9
簿価0.5
2022年企業予測EPS中央値7.7に対するPE 1.1

数年後の予測EPSに対してPER1という水準は
パブライがフィアットに投資して6~7倍のリターンを稼いだ時と同じで
著しくディープバリューの状況であり、簿価の50%という値段からも、これ以下にはならないと思われます。
FCAUは近年上り調子の成長企業であり
日産のような不祥事などで著しく市場の信頼を失った状態よりさらに、かなり安い値段がつく可能性は低いでしょう。
なので、株価8.5ドルは、あまり起こりえない、ワーストケースとして設定しました。

とにかく、ナンピンの買付ルールを決めたかったので、このくらいが破綻もせず
そこそこに取得単価を下げられそうなので、基準にしようかなと思っています。
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FCAUのポジションを大きく持った途端に2Q決算が悪く12%超えの急落

前回の記事後に大きくポジションを取ったFCAUがそれを待っていましたとばかりに急落しました。
最近、自分の逆神っぷりに磨きがかかっているような気がしますが・・・
現在の状況を整理したいと思います。

FCAU急落の原因は決算

フィアット・クライスラー:通期予想を下方修正、株価急落で取引停止

ここに詳しくかかれていますが
通期売上高見通し
1250億ユーロ→1150億-1180億
通期の調整後利払い・税引き前利益(EBIT)見通し
87億ユーロ→75億-80億ユーロ
とのことで、結局株価は利益に対して何倍で取引されているかで評価されますので
-14%~-8%の下落が妥当だと思います。
実際の株価は19.2ドル→16.8ドルと12%超の急落をしたようです。(現在)
これは決算に対し適正な値付けと思います。

自分のPFへの影響

さて、靴磨きおじさんですが、現在株式の15%程度と
許容できる最大のポジションをFCAUにしているため、資産下落しました。
購入は2回にわけて行い
・2/3 → 数日前VGKを売却したお金で18.8ドルにて購入
・残り1/3 → ポジションが大きくなりすぎていたVWOを少し売却して17.4ドルで購入

というわけで、18.3ドルの取得単価で39000ドル分(自分の持てるPFの最大割合)まで買いましたが
それが16.8ドルまで、8.3%下落しましたので、それなりにくらったな、という感じです。
昨晩のほかの保有銘柄の上昇をFCAU一つで全部相殺してしまうくらいでした。
どうせなら全部16.8ドルで買いたかったですが、こればかりは時の運

急落を受けての感想

前回のロシア株ETFの急落でも思いましたが
株式の15%くらい、というのは自分としてはハイリスク資産へのベットでちょうどいいと感じます。
ロシアのような問題のある新興国株への賭けや、個別株に賭けるとき
15%のポジションなら昨晩の急落でもPF全体で-1.9%
もし株価が暴落して半分になっても-7.5%と
個人的には丁度いいポジションに感じます。
リスクの高い、自信のある賭けをするときは10~15%のベットが良いと体感では感じます。

今後の展望

もしFCAUが2022年のEPSを変わらず5.9€~7.3€ = 6.9ドル~8.5ドルとしているなら
低めに、PER5と見積もっても、その時の株価は34.5ドル~42.5ドルと想定できます。
これは十分に高い年率リターンをもたらし、数年間のホールドを正当化するでしょう。
それに対し、今回の関税処置で、著しく企業利益が破壊され
2022年の目標EPSに届かないという想定になる場合はどうでしょう。
それはプロでもインサイダーでもない靴磨きおじさんにはわかりません。
ですので、引き続きパブライがもし売却しなければ一緒にホールドし続けます。
しかし、買い増し(ナンピン)については控えめに考えており
・リスクの最大限まですでにポジションを持っていること
・個別株で頻繁な回数のナンピンはハイリスクハイリターン(もし下落を延々と続けると延々と資金が溶けます)
・無職で入金がない
ということで、せいぜい年に1回頻度、リバランスでの買い増しをするかどうか、程度になると思います。
ナンピン、リバランスを少なくすることは、ローリスクローリターンの特性を持ちます。
久しぶりに個別株をもつと、やはりETFとは別格のスリルと値動きがあるな、と感じています。
やっと問題児の新興国株やロシア株が反発してきて落ち着いたと思ったら
PFに新しい暴れん坊を加えてしまったようです。
それも楽しさの一つということで。

フィアットのマルキオンネ前CEOが死去、劇的な業績回復を主導

先日退任したFCAのマルキオンネCEOが亡くなったとのことです。
最後の最後、退任する6月までFCAの長期業績見通しレポートを発表し、FCAに尽力していました。
フィアットに大改革・大成功をもたらしたCEOでヨーロッパではとても人気のある、尊敬される人だったようです。
R.I.P.
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FCAUについての勉強 2018年6月27日

Mohnish Pabrai's Advice for Value Investors

パブライやガイスピア、そしてその手法を取り入れるブロガーの小塚崇史さんの影響をうけ、FCAU(フィアット)に投資するつもりです。
久しぶりの個別株です。
基本的に売却タイミングは彼らが売った時と同じ、いわゆるぱくり投資をするつもりです。

今回は今年の6月27日に、FCAUや相場観についてパブライが多くを語ったインタビューがあるので
自分的なポイントをまとめておこうと思いました。

・バリュー投資のアプローチには大きく2要素しかないし普遍的だ。
ひとつは市場が悲観と楽観のどちらかにあるかで、悲観的なら多くの魚がいる。
もう一つは、世界のある地域が悲観的であったり、楽観的であるときだ。
米国でミスプライスが見つからない。
しかし日本や韓国のような市場がマイナス~横ばいが長いマーケットは、みんながタオルを投げ込んだ状況であり、投資家が踏み込むべきタイミングだ。
トップダウンアプローチをしたことはないが、現在PFの米国への投資が0だ。(パブライはボトムアップ型でマクロ分析をしない)
ファンドの歴史19年の中ではじめてだ。
米国で投資対象が見つからない。
インドのような市場ではボトムアップで間違った値付けが見つかる。

・パブライはバフェットの熱狂的なフォロワーであり、以前はキャッシュポジション替わりにバークシャー株をもっていた。
しかし今はもうそれをやめた。
バークシャー株もある程度市場と連動するため、市場の調整の時、ある程度一緒に下がってしまう。
すると、せっかくの買い場でよい投資チャンスを逃してしまうので、今は現金は現金のままもっている。

・ダンドーフレームワークの根本は
大きく勝ち、もし負けても小さく、勝ちが負けの予想幅を圧倒する時にかけること。
唯一かわったのは、以前はより定量的に分析をしたが、今では質的な分析をする。
とくに素晴らしい経営者がいるなら、平凡なビジネスからですら、信じられないリターンを出せる。

・PFの集中について。
パブライは自分のように集中するマネージャーはほとんどいないと考える。
上位2~3銘柄で50パーセント近くをしめ、上位6銘柄で75%になる。

・ポートフォリオに対して行動的であることは、良いことより悪いことのほうが多い。
最も最高のファンドとは、最も売買の少ないファンドだ。

・テクノロジー(オンラインサーチツール)によってパブライの投資手法はかわっていない。
SumZeroという投資家グループの誰かが自分の調べたい企業についてレポートを書いたか、検索するときだけ使う。
ほかのパブライの投資活動は企業の公開した投資情報から判断しており、テクノロジーツールは使わない。

・現在最大のポジションはFCAUで30%だ

※注:大まかにいうとファンド規模800万(8億)ドル
FCAU269万ドル
RACE47万ドル
もしかしたら残りは全部キャッシュ?(パブライのファンドは株式現物オンリーのタイプ)
Mohnish Pabrai - Pabrai Investments

6年間保有し、リターンは+600~700%だった。
よい結果になった。
フィアットの面白いところは、将来のキャッシュフローとEPSの予測を投資家に開示するところだ。
2014年、フィアットは2018年の予測EPSは5ドルだといった。
当時株価は5ドルだったので、4年後に対して、PER1で株価が根付いているという予測だった。
一般的に、PERが1の会社に投資すればうまくいくだろう。
効率的マーケットでは会社が数年後にAをするとガイダンスすると一般的にはその通りになる。
実際にFCAUの投資家はRACEのスピンオフで巨大な利益を得た。

フィアットはほんの数週間前に(インタビューは2018年6月27日でフィアットの株価は19~19.3ドル程度)
2022年の予測を公表しました。
そこから計算されるPERは2倍です。
パブライは2022年のFCAUのPERが2になるとは思わない、ということは株価は上がるということだ。
FCA Capital Markets Day 2018/6/1
2018 – 2022 Business Plan Financial Overview
2018 – 2022 Business Plan Financial OverviewのリンクにEPS予測推移あり。
2022年EP(5.9€~7.3€ = 6.9ドル~8.5ドル)

・フィアット以外で注目できる投資先について。
インド(パブライの故郷)にとてもフォーカスしていて、インドには好機が転がっている。
米国のように市場が発展していないので、非効率的なミスプライスが転がっている。
(パブライは、米国は高IQと巨大資本のたくさんの目玉によって、もう昔のようにミスプライスが起きないのではないかと考える)
Rain Industriestypeという会社にインドでは最大のポジションを持っている。
(上記サイトでは記載なし)
かつて2015年のフィアットと同じ状況であり、2019年利益にたいしてPER1で取引されている。
PER1の株を買えば、株価は6倍にも7倍にもなる。
目の前の滑走路に向かって走っている状態だ。
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