靴磨きおじさんの米国ETF投資

米国個別株でインデックスに負け散らかした成績詳細を公開します

 さて、前々から公表すると言っていた米国個別株で負け散らかした成績詳細を公表したいと思います。
インデックス投資家のみなさんには「やっぱり個別株怖い・・・」と再認識してもらったり
米国個別株投資家のみなさんには「こうはねるめえ・・・」と踏み台にしていただければなによりです。


まずは証券会社のホームページから売却損益明細をドン!

銘柄 税引前配当 譲渡損益 受渡日
LMT   -20,447 2016/12/27
JNJ 5,410   3月22日
TEVA 1,706   3月28日
LMT 5,422   3月31日
TEVA   -14,738 4月3日
SSL   -1,135 4月3日
SSL   -16,622 4月3日
SSL   -28,975 4月3日
BRK.B   -58,555 4月3日
SSL 8,992   4月11日
LMT   -40,241 4月24日
JNJ   -51,676 4月24日
BTI   71,771 4月24日
BTI 23,271   5月17日
RGR 7,743   6月7日
BND 4,458   6月14日
USNA   46,218 6月30日
TARO   -12,349 6月30日
RGR   61,206 6月30日
KORS   -5,790 6月30日
IRMD   92,078 6月30日
INFY   -1,961 6月30日
GILD   20,457 6月30日
GILD 7,243   7月6日
IAU   -85,173 7月7日
BND   -12,340 7月7日
INFY 15,365   7月10日
BND 4,839   7月18日
FL 5,681   8月4日
LYB   22,838 8月25日
IRMD   110,021 8月25日
GILD   34,390 8月25日
USNA   2,676 8月29日
TARO   -174,635 8月29日
RGR   -193,051 8月29日
KORS   102,626 8月29日
INFY   -37,674 8月29日
FL   -348,977 8月29日
AOBC   -262,048 8月29日
RGR 3,465   9月7日
合計 93,595 -802,106  
配当+譲渡損益 -708,511
900万円の原価に対する損益率
-0.0787

ちょっと補足させていただくとですね。
投資期間は昨年12月~今年8月でだいたい8ヶ月間です。
時期によってマチマチですがだいたい投資元本は900万円くらいと思います。
為替の影響があるから月曜日にドル転して金曜日に買う、とかよくやってたけど
その場合どうやって譲渡損益だしてんだよ?とか結構謎なんですよね。
たぶん為替の両替日は考慮しないで単純に米株を買った日、売った日のレートで為替計算して
それで譲渡損益計算してるんじゃないかな~?とぼくは思ってるのですが、詳しいことは知りません!


そしてこの表は配当税や売買手数料を含めない表です!!
なのでここからさらに配当税と売買手数料を含んだクソダサイ投資成績になるのでご注意ください。

というわけで損失額は(見難くてすみませんが)70.8万円ですね。
900万円の元本と仮定すると2016年12月~2017年8月で損失率は-7.9%でした

さて、調べなくてもお察しですがこれが米国株式インデックスにどれくらい劣後したのか調べてみましょう。

取引日 VOO 価格 IJR 価格 VOO50+IJR50 ドル円
2016/12/19 207.19 69.28   117.95
2017/8/29 224.73 67.89   109.73
上昇率 0.085 -0.020 0.032 -0.070
配当 0.0092 0.00635 0.008
上昇率+配当 0.094 -0.014 0.040
   
   
円での下落率 1.0174 0.9170 0.9672

またもやわけわかんない表はってすみませんが
12月19日にETFを買って、8月29日に売った場合の手数料税金を無視した損益を調べてみました。
12月19日の為替を117.95円、8月29日の為替を109.73円として計算しています。
そして配当は2回分(半年分)非課税で受け取るとします。

まずVOOの場合、成績は+1.74%でした。
微増ですね!
S&P500最強がここでも証明されました。 しねばいいのに・・・
次にIJR(小型株・マイクロ株ETF)の場合、これはちょっと意外なことに-8.3%でした。
そして靴磨きおじさんが現在実施しているVOO50+IJR50のポートフォリオの場合、-3.28%でした。
もっと糞味噌にインデックスに投資しなかった機会損失あったかと思ったら意外と米国インデックスもたいしたことねーな(カラ元気)


まとめ
2016年12月~2017年8月成績
VOO(大型株インデックス) +1.74%
IJR(小型株インデックス) -8.3%
小型株+大型株半分ずつ(現行投資先) -3.28%
靴磨きおじさん個別株戦略 -7.87%


というわけでインデックスにフルボッコに負けて元の鞘に戻って個別株投資はおしまいです。
しかし・・・
戦略自体が間違っていたとは思わないしとくによく分析された定量式のバリュー投資戦略は今でも有効であると信じて疑いません。
事実グレアムのネットネット株戦略なんかはネタバレして数十年間、ずっと有用性が消えないままなのです。
すごいことです。

ではなにがいけなかったか、敗因かというと、バリュー投資が数ヶ月、数年間とインデックスに劣後した場合の耐えるメンタル。
これが自分にはまったくなかったです。
「この方法はバックテストの偶然じゃないか?」
「市場にバレて有用性が消滅したんじゃないか?」
「何年も続けてインデックスに負け続けたあとも時間が戻らないぞ」
「こんなクズ株ばかりで本当にあがるのか?」
定量式のバリュー投資は何年間も市場に負けながらも平然とこれに耐えるメンタルがいります。

今、VOO(大型株インデックス)とIJR(小型株インデックス)に半分ずつふっていますがこうです。

小型株効果が消滅したかもしれない→「そう・・・(無関心)」
グロース株がIT企業に引っ張られてめちゃくちゃのびるかもしれない→「そう・・・(無関心)」
高配当株の成績が悪くなるかもしれない→「配当が死んでも変わりはいるもの(無関心)」
市場が下落→「米国は死なないわ、トランプが守るもの(無関心)」

こう考えると綾波のメンタルって最強ですよね
じゃなかった。インデックス投資のメンタルって最強ですよね。

太郎氏じゃないほうのBフェットとかいうじいさんいわくほとんどの才能ない投資家はインデックス積み立ててあとは寝てろ!しね!みたいな話でしたが、ぼくはほとんどの才能ない投資家だったわけですね。
ちっ・・・反省してまーす

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  1. なぜ個別銘柄投資を諦めたのか
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なぜ個別銘柄投資を諦めたのか言い訳記事① 全てのバリュエーションとアノマリーを無視したい

なぜ個別銘柄投資を諦めたのか言い訳記事を書こうと思います。
言い訳が10記事くらい続くかもしれないし1記事で飽きてやめるかもしれません。
あしからず。

まず第1回。
すべてのバリュエーションとアノマリーを無視したくなったからです。

ぼくはいまだにバリュー投資を信じています。
効果があると思います。
もしバリュー投資を続ける人がいたら、とてもおすすめのサイトがあります。

Value stock screener overview

このOld school valueというのはクリック一つで自動的に有名なバリュー投資法のスクリーニングをして各方法の銘柄20個が見れるというやばすぎるサイトなのですが、リンク先を見てください。
たとえばグレアムのネットネット株戦略(NNWC)は、このサイトに表示される銘柄を毎年キープするだけで1999年からの18年間で平均リターン14.46%です。
ぼくの好きなグリーンブラッドの魔法の公式も10.82%です。
その他有名な戦略を網羅しています。
ちなみにこの間、S&P500はリターン5.19%、ラッセル2Kで8.25%なので、有名なバリュー投資戦略はほとんどが市場平均に勝っています。
これに意味がないとは思えません。
バリュー投資うをする人はこのサイトをぜひご参照ください。

ではなぜやめたのか。
心配するのに疲れました。
バリュー投資をすると、ひとつひとつの銘柄が20%も30%も一晩であがったりさがったりするのを毎日眺めます。
疲れます。
そして、たとえばグレアムのネットネット株のリンク先リターンをみればわかりますが、数年間、市場があがってる最中に下がったり停滞して負け続け、いきなり数年に1回大爆発して大きなリターンを得るような値動きをするかもしれません。
ぼくははじめる前はそのようなことが平気だと思っていましたが、いざはじめると無理でした。
また、もしかしたらこの戦略はもう知れ渡って効果が消滅してしまったかもしれないと心配になります。
それは市場に負け続ける期間、だれも保証してくれません。
かなり鋼のメンタルが必要です。

インターネットでも本でも、さまざまのバリュー戦略について、効果がある、効果がない、効果があったけど消滅した、人々は延々と議論を続けます。(豊富な情報量の英語サイトを見るようになったのがかえって悲劇のはじまりです)
効果はあるのか、なくなってしまったのか、考えたり心配すること自体が嫌になりました。

高配当戦略
リターンが平均を超過すると言われます。
しかし最近成績が悪い。
また税金考慮すると劣後するかアドバンテージがあるかもわからない。
だったらもう高配当も無配当も全部持っていればいい。

バリュー小型銘柄
フレンチ・ファーマのモデルはノーベル賞レベルの信頼性ある研究だ。
歴史的にも証明されてる。
低PBRで時価総額の小さい銘柄を買えば平均に勝てるとノーベル賞学者が言っているのだ。
しかしもししばらく小型株より大型株のほうがよかったら?
高PBR株のリターンが良い時期が続いたら?
なぜバフェットやレイ・ダリオはVBRを買わずにS&P500を評価するのか?
考える事そのものに疲れた。
もし小型株IJRと大型株VOOを両方買っていれば、大型株が良かろうが、小型株が良かろうが、グロースがよかろうがバリューが良かろうが、その平均を手に入れる。
もう考える必要さえない。

セクター戦略
過去はそうだった。
でも未来は違うかもしれない。
2018年以降はIT銘柄が上がり続ける時代かもしれない、石油は使われなくなるかもしれないし使われ続けてリターンが爆発するかもしれない。
世界中で戦争の世紀になり軍事銘柄ばかりが信じられないリターンを出すかもしれない。
考えることに疲れた。

米国株式か世界分散か
もしかしたら米国がこのままずっと好調かもしれなし、新興国の株価が伸びるかもしれない。
証券会社や有名投資家の割安地域への助言を参考にオーバーウェイトしながら全部の国を買っておけば考える必要なし。

分散数と中央値
銘柄分散が不十分だとシステマチックリスクが消えないだけではない。
実は市場平均は一部の爆発した銘柄にリターンを押し上げられるので、中央値で真ん中の成績の銘柄のリターンは市場平均に負ける。
これはリターンの非対称性のせいだ。
リターンの一番悪いときは-100%だけど、爆発銘柄は何倍にもなる。
なので中央値は平均値に負ける。
ではいったいどれだけ分散すれば平均値を拾えるのか。
考えて心配するのに疲れた。

その他のさまざまなバリュー投資戦略
どれも優れていると思うけど、そのエッジが消滅するのか、しないのか
世間にバレてもう無効なのか、有効なのか、考える事すべて、心配する日々に疲れた。


つまり・・・
自分はバリュエーションとアノマリーを全て無視してその平均を取る。
(考えるのは国と国の間のバリュエーションのみ、それも自分で考えず多くの記事を読んで判断する)
ぜったいに潰れない銘柄(ETF)をただ買って持っている。
すべての地域の株式を買ってどこの国が上がっても下がっても受け入れる。
株式に余裕資金を突っ込むことで債券と比較してどうとか、その他の難しい検討をしなくていい。
ただただ、投資の心配と考えることから開放されたかったということです。
心の平穏のために個別銘柄によるバリュー投資戦略を捨てたのです。

『魔法の公式』戦略は珍しいので、それを面白がって見ていてくれた人、すまんな。
疲れました。
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