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ETFを使った株式投資

経済的危機の場合の株価のシナリオ

フェアバリュー~割安で買うということは、長期的には平均回帰を狙うということですから
大きな株価の下落を見た場合はこれを買い増します。
チャートの形が上に向かうから、下に向かうから、というのは個人的には参考にしていません。
バリュエーションがここまで落ちるとこの資産は〇年でここまで反発する傾向があるとか、そういうことを調査します。
ガイ・スピアはタイミング売買はできないと認めたうえで、リーマンショックで運用するPFが半値になったときこういいました。
(すぐれた米国のバリュー投資家もまた、上手に売り抜けたのではなく、リーマンショックで50%の下落を受けたのです)


「今株を売るくらいなら、掘っ立て小屋に住んだほうがマシだね」


①新興国株
サイトによってCAPE13~CAPE15の位置におり、リーマンショックでは10~12になったため
下落余地が20%~30%あります。
VWO30ドル弱
DGS30ドル強
ここまでの水準になります。

②ロシア株
リーマンショックではCAPE5.0の位置におり、現在の6.5から20%強下のバリュエーションにいます。
ERUS25ドル~27ドルの水準になります。

③CAI
現在PBR0.73ですが、簿価が30%下がり、PBRが0.5になった年と
簿価は変わらずPBR0.3未満になった年があります。
8ドル~10ドルの水準になります。

④FCAU
現在PBR1.2程度の水準ですが
チャイナショックでは簿価が下がらずPBR0.6程度まで
また他社の日産ではリーマンショックで簿価が10%下がりPBRが0.5未満まで落ちています。
5ドル~6ドルがあり得ます。

上記銘柄はどれもフェアバリューを下回っていると判断してもっています。
ただし経済危機になればここまで下がるということです。
そのようなときに理論的にナンピン計画を組めるよう
あらかじめリーマンショック・チャイナショックでバリュエーションがどこまで下振れするか
確認しておいたうえで買い足しタイミングを決めたほうが良いと思いました。
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CAIという簿価利用型ダンドー投資のBPS

CAIという素晴らしい投資のチャンスをブロガーの小塚崇史さんに、記事を通して教わりました。
本当に良い投資先と思います。
もし個別株のシケモク投資、CAIに興味があったら下の記事は必読です。

CAIインターナショナルの投資判断(1) シケモク・コンテナ

CAIインターナショナルの投資判断(2) ダメージ・コントロール

CAIインターナショナルの投資判断(3) 景気循環銘柄の本質的価値

先に書いておきますが、この3つの記事で、日本の個人投資家が留意できることはほとんど網羅しつくされてると思います。
知りたいことや心配事もほとんど記事で書かれています。
また、この記事のお供として、思考のプロセスを理解するためにこの本を推奨します。

ダンドー ──低リスク・高リターンのインド式テクニック

CAIの投資はこのダンドーに沿って行われているので、本を理解して読むと何が起こっているのかわかります。

さて、ダンドーの使い手、モニッシュ・パブライはおもに純利益、株価利益率を使ってストーリーを作り出しますが
小塚さんはまったく同じことを簿価(純資産側)を使って行っているのです。
この独自のアプローチからして、もうそのへんのブログとは違うと思います。
本当にすごいと思いました。
アイドルグループにいたら圧倒的推しメンです・・・

それではここから先は、ダンドーと、上の小塚さんの記事を熟読したものとして話を薦めていきますね。
まず簿価Bookというものについて考えてみます。
これは純資産のことで、存続が危うい企業、著しく将来性が疑わしい企業の場合は株価/純資産は1を割ります。
(たとえばロシア株式インデックスなんかがその国家に対する不信感からPBR1未満です)
また、2以上だと割高、と簡易的には言われます。
企業の利益や価値が、パソコンのソフトの中にはいっているような企業
ブランドそのものに特別な付加価値があるような企業なら、株価/純資産が2を大きく超えるのもわかる理屈です。
(たとえば、RACEやMSFTとか)

逆に考えましょう。
とくにブランド価値やソフトの無形の価値も持たず、真っ当でありきたりに地味な製造業や運搬業やレンタル業をやる場合
これはある程度簿価が参考になります。
PBRが1.0~2.0くらいになるのがリーズナブルだと思います。
もしPBRが1未満だと、市場にだんだん利益が減っていく心配をされていたり
2以上だと、なにか価値があるけど純資産のシート上に載らないものを持っている、と思われているということ。

CAIももちろん単なるコンテナレンタル業者なので、この範疇ではないでしょうか。
実際Morningstarで2007年7月から現在までの、月別PBRを書き出して平均をみたところ1.21でした。
この1.21という数字は妥当にみえます。

小塚さんの気づいたこの銘柄の特性として
・赤字にならない(リーマンの1年だけ)
・純資産がコンテナ買い足して増え続けている
・株価はその純資産に対し、上振れ下振れする

なので、そのブレを利用してダンドー投資ができないか、というものです。
ためしに2007年7月からの月別のPBR、株価と、そこからBPSを割り出してグラフにすると、驚くほどきれいでした。
※ここでBPSとは1株あたり簿価です

PBR1.jpg

青が株価、赤が1株あたり簿価(=もしくはPBRが仮に1の時の株価ともいう)になります。
このようにCAIの簿価はまったく変動しません。
ほぼ落ちずに、一定ペースで増加していくのです。
それはリーマンショックでも、貿易産業に大打撃を与えたチャイナショックでも同様です。

しかし株価はどうでしょうか。
一般的な企業の比ではなく、完全なるミスターマーケットの気まぐれがその動きを支配しています。
さて、今度は簿価ではなく、長期のPBR平均であるPBR1.21であった場合の株価ラインと、実際の株価ラインを見てみます。

PBR2.jpg

赤のラインがPBR1.21の時の株価、つまりこの企業の平均的な本質価値です。

(赤字を過去11年間で1年しか出さず、毎年コンテナ買い足しによって純資産を拡大する能力のある企業の
本質価値をPBR1未満とみるのは妥当ではないでしょう。1.21は実力からも妥当、もしくは低めと思います)

すると、企業の本質価値に対して株価が下振れした時期が一目瞭然に出現します。
リーマンショックのとき、チャイナショックの時ともに、長期平均のPBR1.21にむけて反発したのがわかります。
なおその長さはリーマンショックで14か月、チャイナショックで29か月程度です。

つまり、下振れした時に保有して1~2年待つと本質価値に回帰していったのです。
今のPBRは0.75であり、なかなかに安い水準です。
靴磨きおじさんは22.9ドル(PBR0.77程度の水準)で買いました。

もうひとつ良い点があります。
それは簿価の増加率です。
2007年7月に1株あたり6.96ドルだった簿価は、10年以上かけて現在29.66ドルになっています。
これは年13.7%ドルで純資産を増加させていることになります。
しかもとても安定しています。
小塚さんも書いていますが、もう一度大事な点なので繰り返しましょう。
過去のように3年以内にPBR1.21に回復するとします。
簿価は年13.7%増加します。
3年後の株価はいくらでしょうか。
単純な話です。
現在株価22.5ドル PBR0.75 簿価30ドルです
3年後に簿価44ドルになります。
これがPBR1.21で売られれば53ドルです。
現在の2.3倍になり、これはパブライの言う「PER1台銘柄」には届きませんが
「PBR3台銘柄」くらいの実力はあります。
これを狙った投資なのです。

リスクはなんでしょうか。
チャイナショックでは簿価が傷つきませんでしたが
リーマンショックでは簿価が30%さがっています。
そしてその簿価に対し、それぞれの危機ではPBR0.27~0.35をつけました。
つまり倒産する可能性が高いという値付けをされています。
今同じことがおこれば株価は7~8ドルになるということです。
もし継続的にこの会社に同じストーリーを繰り返すことができる実力がまだある場合
簿価0.27~0.35で買った株は大爆発する可能性が高いのですが。

この銘柄について語るとき、論点は売却基準です
ひとつわかりやすいのは上記をみた簿価による売却です。
もう一つはインサイダーの売却です。
IRからチェックします。
個人的にもう一つ使えるかもしれないと思っているのは
自分の所有するFCAUのぱくり元であるパブライやスピアのFCAU売却に合わせる案です。
自動車輸出と、輸入出に対するコンテナレンタル業ですから
景気サイクルの中で同じタイミングをもっている可能性が高いと思います。
なので自分の場合はFCAU売却のときに一緒に売ってしまうのも手です。


最後になりますが、これは素晴らしいアイディアですが
プロではない個人投資家の方が、善意でアイディアを公開したものです。
損も得も、100%自己責任です。
そこんとこよろしく。

  1. CAI勉強
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リーマンショックの時に自分のPFがどうなったのか打ち出して部屋の壁に貼っておく

リーマンショックの時に自分のPFがどうなるか、近いPFを組んで確認してみました。
とくにFCAUをFで代用していますが、いざというときは、まあ似たり寄ったりの動きと思います。
ドル建てでS&P500の最大48%、3地域等分株式PF52%に対して64%も暴落します。
3000万以上運用する今の状況でも、1000万くらいになりそうですね。

一つ目の対策として、普段からこれを壁に貼って見慣れておくのも手だと思いました。
64%落ちてもそれを普通、と判断し、売却しないで買い増すメンタルの用意です。
そうすればわずか数年でリターンは元の水準に戻ってきます。
もうひとつは、このくらいは残しておかないとメンタルも買い増しもつらい、というくらいの
キャッシュやそれに類するポジションを持っておくのもいいかもしれない。
たとえば20%はキャッシュにしておくとか。

いずれにしろ、基本的に、タイミング売買をはからない予定、暴落時期を予測するポジションの変更もしない予定なので
いまからどう動くか、イメージトレーニングをしておくことにします。


PF1.jpg

PF2.jpg
  1. 投資雑談
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マイポートフォリオのバリュエーション(PER・PBR)

 
  比率 PER PBR
VTI 13% 20.3 3.1
VEA 7% 14.0 1.6
ERUS 10% 7.1 0.9
DGS 20% 10.2 1.3
VWO 20% 14.2 1.8
CAI 10% 4.9 0.8
FCAU 20% 6.5 1.3
My PF 100% 11.0 1.6


昨晩ぶじ買付・整理が終わりました。
予定通りのバランスで買ったのですが、ちょうど買付前の損益が0付近だったので
うまく含み益銘柄(IJRとVOO)と含み損銘柄(VWO)を両方売却で損益相殺し
新しく買いなおせました。
こうすれば売買手数料の往復以外で無駄な税金を払わずに済みます。

Ychartsで自分のポートフォリオのバリュエーションをチェックしたところ
実績PER11.0 実績PBR1.6という満足できるものになりました。
米国マーケット(VTI)のバリュエーションが実績PER20.3 実績PBR3.1なので
米国マーケットの半分のバリュエーションのPFを組んでいます。

新興国比率は60%→50%に引き下げましたが、引き続き強気です。
DGSを混ぜてバリュエーションを落とし、小型株も組み入れできたのが良かったと思います。
10年後にはトータルで非常に良いリターンになると思っています。
FCAU、CAI、ERUSは最も強気で、数年単位の投資です。
VTIとVEAの合計20%はバランスのための保有で、リターンは期待していませんが長期ではプラスになるといいな、程度です。

1~2か月間くらいPFの微調整を繰り返していましたが、ちょうど気に入る形になったので
新しいバーゲンハントのチャンスがない限りこのバランスでいこうと思ってます。

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CAI購入と株価下落に伴って来週にPFを整理しようと思います/6年前とのPFの相違点について

CAI購入と株価下落に伴って来週にPFを整理しようと思います。

なぜ今なのかと言いますと、株価が下落してETFの含み益がほとんど消滅し0前後になっているからです。
+5000ドルの含み益のETFと-5000ドルの含み益のETFを同時期に売って買いなおせば
これは将来払う1000ドルの税金を節約できて、両方の銘柄が1往復40ドルの手数料なので、しめて80ドルの手数料で実施できます。
CAIを買うのにちょこちょこほかの銘柄を売ろうと思ったので、どうせなら今その含み損益相殺も実施しようと思った次第です。

さて、最近、銘柄というか方針がコロコロ変わるねと手痛い指摘を受けました。
これは長期投資では悪い癖なのですが、最近とくにひどいと自分でも自覚があります。
来週以降移行しようとしているPFはこのようになっています。

10% ERUS
20% VWO
20% DGS(VWOから分割)
20% FCAU(新規)
10% CAI(新規)
12% VTI(IJR+VOOを統合)
8% VEA(VGK+VPLを統合)


昨年夏のPFが残っているので確認してみます。
昨年夏のPF
10% ERUS
50% VWO
10% VOO
10% IJR
10% VGK
10% VPL


VWOを、DGS+VWOに分割します
理由はDGSの小型株+低PER・低PBRという特性が自分好みだったためです

VOO+IJRをVTIに1本化します
理由はウェイトが下がって管理が煩雑に感じたからです

VGK+VPLをVEAに1本化します
理由はウェイトが下がって管理が煩雑に感じたからです

個別株としてFCAUをすでに購入し、CAIを購入予定です
理由は趣味です


こう見ると大きく変更しています。
自重しなくては手数料貢献太郎からは抜け出せないですね。

ちなみに2013年初に200万円貯金を達成し投資をはじめたときのPFはこうでした。
10% 先進国REIT(たぶんSMT)
35% 先進国株式(たぶんSMT)
25% 新興国株式(たぶんSMT)
20% 先進国債券(たぶんSMT)
10% 日本債券(たぶんSMT)

今より頭よさそうです
新興国株式インデックス+先進国株式インデックスの2大資産をメインに据えて
その比率を考えながら投資するというPFの設計思想は6年たっても変わっていません
銘柄自体はSMT新興国株からVWOとDGSに、SMT先進国株からVEAとVTIに代わっていますが。
また債券やREITが抜け、6年間で毎年新興国株の比率が上がり続けています。

今回の変更で、先進国株式インデックスのPF内の比率がVTI+VEAで20%と、過去最低になります
それくらい先進国株式指数をアンダーウェイトしたいと感じているということです
ちなみに新興国株に10年投資した場合、米国の超短期債よりリターンが悪かったそうです
投資する人は覚悟したほうがいいかも
  1. ポートフォリオ
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